2005年06月10日
●ひさびさの現場
がーん…ギャラリーの柱と壁の間に「すき間」が出来ているのを発見。
柱が乾燥して反って、壁から離れたのか?(その瞬間、見たかった)
すぐにショーウンにレスキュー・メールを入れる。
ショーウンのおニューのインパクト(電ドリのいいやつ)で
裏側から70ミリのネジを打ち込むも、効かない。木の力はすごい。
向かい側の壁との間にピッチリとたる木を渡し(最初は斜めに)
げんのうで叩いて、柱と直角になるよう押し込むその力で
柱をまっすぐに押し戻す。
すき間が消えた!
裏側から再度、ネジで止める。
たる木を外すと……1センチ近くあったすき間が2ミリ程度に。
あとはパテで埋めるともとどおりになる、でしょう。
ショーウン曰く、木の乾燥ではなく(同じ材の他の柱は反っていない)
上からの重みがかかったのではないかとのこと。
先日の夕立でかみなりさまが落っこってきたとか?
それにしてもひさびさの電ドリの音、店に響いて心地よかったなあ。
(ちょうどいらっしゃったお客様はうるさくてすいませんでした)
2005年04月07日
●4月13日(水)12:00〜オープンします!
ブックギャラリーポポタム、開店の目処が立ちました。
とりあえず整った2列(6列のうち)の棚です。
場所・営業時間などの詳細は
店専用ブログ(近日開通)に追ってアップしていきます。
エリトモくんが職場の休み時間に自転車かっとばして
修理した椅子を運んできてくれました。
今日はかばこさんが助っ人に来てくれていて
三人でコーヒーを飲んで一服。
実はみな同じ保育所に子どもが通っている保護者なのです。
ふだんは送り迎えのときに顔を合わせるか合わせないかですが
今日は子どももいないし店でゆったり…不思議な感じでした。
おばあさんちにあった古い積み木、
商品にするには絵がはがれすぎてるけど捨てるのは惜しい…
そこでまたまたエリトモくんにお願いして溝をほってもらい
カード立てに生まれ変わりました。
あまりたくさんはありませんが
私が少しずつためていった古い小物を店に並べます。
2005年04月05日
●4月5日大林のお店日記
Tar-tanことエリトモ君が手作りの踏み台を持ってきてくれました。
かわいいけど頑丈、これで私でも本棚のてっぺんまで届きます。
そして代わりに壊れたイスを持ってって直してくれることに……大感謝!
午後には内装の基本デザインや照明、いろんなアドバイスをしてくれた
ゆずさんからアウトドアマットのプレゼントが届きました。
ポポタムのトレードマ−クのかばです。
さっそく近所の子どもたちが6、7人寄ってきて、注目を集めていました。
お隣の奥さんから3時のおやつに今川焼をいただきました。
そういえば朝からずっと座ってなかったなーと思い出して
自分で自分にコーヒーをいれました。
うれしい一日。作業は店のレイアウトとこまごました整理整頓で
あっという間に日が暮れて…
夕飯をつくる気力がなかったのでお弁当を買って
家族を公園に呼び出して夜桜のお花見をしました。
2005年04月04日
●4月4日大林の作業日報
今日は一日家でお仕事。
私は遅れに遅れた確定申告書の作成を。
ピイコと昨晩からいるララは本にはさむスリップづくり。
折り作業もスタンプ押しも丁寧で安心してまかせられる。
お昼は三人でさぬきうどん(揚げ玉子とネギのぶっかけ)、
おやつは各自好きなスゥイーツをコンビニで。
(ララ=ババロア、ピイコ=蒟蒻ゼリー、私=コーヒーゼリー)
今日で春休みもおしまい。
明日から若くて頼もしいスタッフがいなくなる。
さびしいけどがんばろう。
●4月1〜3日大林の作業日報
春休み、ピイコとお友だちがこまめに手伝いに来てくれました。
残っていた作業がとんとんとすすんで日ごとに店らしく…
狂っていた時計も少しずつねじを巻いて時が合うように。
作業ひと休み。
日曜日は仕上げのニス(水性・ツヤなし)。
悩んだ末、レジ台と外に置く台は菜種油はあきらめることに…
(材が悪いのでささくれがひどくトゲが心配。あとは雨。)
プースケがほんの一瞬手伝ってくれました。
もうここまでくれば誰がどう見ても本屋さんでしょう。
●くまのたいしょうになれるか?
やまのディスコ スズキコージ作 |
散歩中にこの店舗を見つけ、あれよあれよという間にここまで来てしまった。ちゃんと稼げるのかどうか、そういうことは実はあまり考えなかった。以前はそういうことにひっかかって二の足を踏んでいたのに、どうやらやっと、くまのたいしょうの楽天さに近づくことができたようだ。
お披露目会に来てくれた人たちが「ワクワクする場所だね」と言ってくれた。
工事を引き受けてくれた山本ショーウンが自分のブログで、この工事について総括をしている。ここにもワクワクする気分が満ちている。(ト)
2005年04月03日
●4月2日トールの作業日報
プラスチックの便座を木製の便座につけかえ。
便座を止めているナットのさいしょのひとまわしに力がいる。
作業完了。1つずつフタをあげると、こんなふう。
大林とピイコで残りの墨塗りもしました。
ギャラリーの柱がぴしっときまりました。
レジ台はピイコ一人で。塗りはほぼ一人前。
2005年03月31日
●3月29日三人娘が手伝いに来てくれました
プレオープンで活躍した「すすき」の三人娘が
残りの現場作業のお手伝いに来てくれました。
Kさんからいただいた古道具の棚。
前の持ち主が「キンカン」「ミミカキ」などとシールを貼っていたのを
きれいにはがして、拭いて、磨いてくれました。
チビ腰掛けと陳列棚のコーヒー&オイル塗りをやってくれました。
暗くなる前にY公園へ絵の野外展示を見に行きました。
三人娘はざっと絵を見たと思ったらすぐに木立の中へ……。
大きな丸太をテーブルに、そこいらの草花を食材にして
すっかりレストラン「すすき」が開業です。
お料理の中にはねっこがプリンと膨らんだのびるも混じっていました。
2005年03月30日
●3月27日お披露目会ピイコの目
きょうはおひろめパーティー。いろんな人がプレゼントを持って来てくれました。
レセプションの食事は「すすき」(ララ、あさみ、私で将来ひらくレストランの名前)が担当。
クッキーやお菓子をお皿に並べてテーブルに置きました。
午後買い物に行ってカナッペ用のパンやチーズを買いました。
人がたくさん来ると接客が忙しくなってきたからセルフサービスにした。
炭をおこしてさつま揚げとお豆腐の固いのを焼きました。
(左)ピイコがトンボの形に並べた。
(右)しょうゆと黒酢をつけて食べる。
オープニング企画展「現場」、現在もやってます。
ペンキ塗りに使ったカッパなどなど。ショーウンも展示品。
(左)「harappa」とポストカードを販売してるテーブル。
(右)本棚。前よりかは本が増えた。
(左)みんなに可愛いって言われてた引き出し。
(中)めちゃくちゃよく狂う時計。でも可愛い。
(右)いっけん買ったかと思うショーウン力作のイス。柿渋を塗ってあって時間がたつと色がかわる。
(左)うちにあった棚を持って来てコーヒーを入れる場所になった。(ほんとうはお家にあってほしかったんだ)
(中)棚の上にあるコーヒー豆をひく機械。かわいい。
(右)ピイコお気に入りスポット。チラシ置場。
(左)店長。
(右)社長。
夜になるとショーウン、タータン、ナ・ナくんの劇がはじまった。
子どもたちがお題を出して、すぐにそれを三人がお芝居にする。
「りす」「つき」「現場」の三つをやったけど、「つき」が一番おもしろかった。
台本どおりじゃなくてぶっつけでやると新鮮なかんじ。
いつもは子どもが劇をやるのを大人が笑ってみてるけど、
今日は大人がやったから、とくべつなものを見た気分になりました。
(by ピイコ・撮影も)
2005年03月29日
●3月27日プレオープンお披露目会をしました
一足先にお披露目会をひらきました。
記念すべきギャラリー初展示は企画展「現場」。
作業の道具と様子を展示しました。
前日準備。広島から仕事で来ていた友人が心強い助っ人に!
長身のMクン、本棚の高いとこまで届きます。
ショーウンのお友達が差し入れてくれたクッキーとパン(byゆいまーる)。
本日のオードブルは「すすき」の三人娘(小5・harappa05参照)が担当。お味見のほうが多かったけど。
作業中大活躍した道具たち、脚立、釘、ペンキなどをそれらしく展示しました。
ところが来た人だれもギャラリーに入ろうとしない?
「まだ作業の途中かと思った」とのこと。なかなか伝わらないものですね。
ギャラリーの壁にこれまで撮った作業の写真を
プロジェクターでスライドショーにして写しました。
でも古い機械なので昼間はあまりよく見えず…
(新しいの買わなきゃ。プロジェクターはたくさん遊べるから)
このブログのプリントアウトも壁ぐるりに貼りました。
やっぱりやらずにはおれんかった七輪。
厚揚げ、さつま揚げ、天然酵母パンなどをあぶるともっちり香ばしく…
厚揚げをMクンおすすめの中国黒酢でいただくのが流行ってました。
そろばんに夢中のプースケ。
この5つ玉そろばんは私(大林)のおばーちゃんが商売で使っていたもの。そんなに儲かってはいなかったけど、つぶれはしなかったので、縁起をかついでお店に置くことにしました。
一週間前から現場にポスターを貼っておいたので
レセプションにはご近所の方も来てくださいました。
店の前の道は下町の路地と化して子らがあふれかえっておりました。
夜が更けるにつれギャラリーは芝居小屋または演芸場と化し
オープン企画展だけでなく初イベントもやってしまったかんじです。
お花やお酒、プレゼントもたくさんいただきました。
気がまわらないことも多々あったと思いますがお許しください。
みなさん、どうもありがとうございました。
2005年03月25日
●3月25日大林の作業日報
カギが開いてショーウンがネットカフェから戻ってきて
じゃあ…ということで前からやってみたかったノコをやる。
まっすぐ曵くのが難しい。うすっぺらいノコがぐわんぐわん曲がる。切れん。
力任せにしてもだめで、切れるときは指二本だけで動かしても切れるという。
そういうのやってみたいな。
昨日私が塗って思いっきりはみ出した黒の上に白で直し塗りするショーウン。
塗りの道具の上に紙を置いてその上にペンキをのせ、
細い筆でていねいに、ていねいに塗っていく。
今日のいちばんの大仕事。電動ドリルを使ってトイレのコート吊りフック取付け。
なんべんもネジの頭をつぶしてしまう。
3度目の正直で、すうっとネジが入った。
道具がうまく使えたときは気持ちいい。
オマケ。駅から現場への近道にある家の屋根。
子どもたちと「おかしの家」と呼んでいる。
●3月25日大林のぐち
今日は災難発生。昼前に店に出向くとカギが……開かない。
よーく見ると木の枝がカギ穴に突っ込んであって中で折れている。
困っているとさっそくK君登場。「どうしたの?」
Sちゃんもやって来て、「さっき1年生くらいの子が何かしてたよ」
くそうー!さっそくイタズラされたあ。
K君とSちゃん、そしてそれぞれのお家の人が
針金やら小さなハサミやら布団針やらを持って来てくれて
お昼ご飯も返上して応援してくれました。
がんばること30分……木屑が押し込められドツボにはまっている様子。
下手にいじらないほうがいいと判断して、
昨日シャッターの鍵をつくりに来てくれたカギ屋さんを呼びました。
昨日の今日ということでサービスしてくれたけど5000円は痛い…
(おかげで代引きのコーヒーミルが受け取れなかった)
この現場はじまって以来のぜいたく、いや無駄遣いか。
K君もSちゃんもどんな子だったか憶えてないという。
「見つけたらとっちめてやる!」などとブツブツ悪態をついていたら
二人して気の毒がって「2500円ずつ払ってあげようか?」
ショーウンはどうして自分にやらせなかったかと悔しがっていた。
K君も「あの器用な人を呼べば?」とアドバイスしてくれてた。
でも今日ばかりは「時は金なり」と思ってしまった。
それでもカギ屋さんの道具はすごくって
(針のような細さの懐中電灯・ルーペ付きを使用)
カギが開かなくなったときのコツや、
カギ屋を呼ぶタイミングを教えてくれました。
店の電気工事をまかせた良心的な電気屋さんの隣で
たまたま知った小さなカギ屋さん。
若夫婦が営んでおり、店頭は赤ん坊の泣き声が聞こえてきます。
今度お世話になるときはスペアキーをつくるときくらいにしたい…
おしまい。
●3月24日大林の作業日報
日曜日の一足先のお披露目会の案内をご近所に配ったら
向かいの奥さんから花の飾りをいただいた。
「黄色が似合うかなと思って。これから改めてよろしくね」
掘建て小屋が店に変わるようすを定点観測して見守ってくれていた。
こちらこそよろしくお願いします。
大工道具一式を別宅に運んで残ったショーウンの身の回りのもの一式。
次の仕事までの数日間、ここで寝泊まりして余韻を楽しむらしい。
午前はネットカフェで原稿書き、午後は寄席に行くそうな。
私は保健所の検査に備えて台所まわりの仕上げ。
数種類の飲み物を出すだけなので難なくパスしました。
そして本をちょっと並べてみた。本屋さんらしくなってきた。
一人で作業していると現場がすごく広く感じる。
もう春休みのK君が「お手伝い」に来てくれた。会話が楽しい。
先に並べてあったバカボンに反応して話題はこち亀、そして落語へ…
K「ねえ落語では何が好き?」
私「うーん、頭山かな」
K「ぼくは笑点!」
■ ■ ■
K「スポーツだと何が好き?」
私「ぜんぶきらーい」
K「ぼくは野球だな」
私「サッカーじゃないの?」
K「サッカーは走り回るからきらい。
野球は待ち時間のとき休めるから好き」
私「いいねーその理由」
K「ぼくはじっとしてるのきらいだけど、ずっと動いてるのはいやなんだよね」
すると終業式から戻って来た近所のSちゃんも登場。
S「このお店の名前何ていうか知ってる?」
私「え?わたし?ポポタム、かな」
S「あたりー!」
■ ■ ■
K「このマーク、ぶたでしょ」
S「違うよ、いのししじゃないの」
私(かばだよー!)
●3月23日大林の作業日報
ショーウンの作業が終了。
工具や木材を片付けて「要塞」を解体、
うちの本と入れ替わりに現場を撤退する。
本のダンボールはとりあえず要塞改めヤードへ。
絵本はまとまると重いからなるべく小分けにしてつめた。
(ペットボトル飲料水の箱がちょうどよかった)
ショーウンも私も腰痛持ち……ゆっくり焦らず積み下ろし。
本が終わったらショーウンの荷物の積み込み。とはいえ、ほとんどない。
解体したベッドと大工道具くらいか。
ショーウンの置き土産、ウイスキーが入っていた陶器製のびん。
(びんと缶好きなんです)
2005年03月24日
●3月20-22日ショーウンの作業日報
作業台、ごくろうさまでした。→レジ台、千客万来商売繁盛。
20日、巾木取付け。釘の利かない所はボンドで付ける。
台所入口にウェスタン扉取付け。
21日、余ったフローリング材で看板立てと縁台(商品置き)を作る。
22日、床の養生シート、ダンボールを片付け掃除。
これにて一件落着。
2005年03月22日
2005年03月16日
2005年03月15日
2005年03月14日
●3月14日大林のお手伝い日記
今日は作業はおやすみの日。ショーウンは寄席だそうで。
私はプースケ連れで養生テープをはがしに行く。
と、店の前で近所のK君に遭遇。
今日は学校が休みとのことで、手伝ってくれることに。
昨日トールとタータンで仕上げ塗りをして
つるんとゆでたまごのようになった部屋。
プースケははがしたテープを集めてゴミ袋に入れる役。
テープを丸めてボールにして、
K君とキャッチボールして遊んでもらった。
K君、テープはがしにはまる。
「ここ来るといつも楽しい。ぼくの別荘だ」
そ、そうだったのか…
K君のおかげで作業がはかどった。ありがとう。
以下、会話…
■
「国語と算数どっちが好き?」(K君)
ーーだんぜん国語。(大林)
「ぼくも!意見言うのが好き」
ーー私もー。漢字おぼえるのは嫌い。
「ぼくもー」
■
「トールの店番はいつなの」
ーーたぶん土曜か日曜だと思う。
「定休日とか決まった?」
ーーたぶん月と火だと思う。
「月かあ。スイミングがあるな。ぼくの事情だけどね」
■
ーーこないだあげた木っ端で何かつくった?
「ううん、カナヅチないから。こんど貸して」
ーーえー、家にカナヅチないの?
「ない家のほうが、たぶん多いと思うよ」
■
「ねえ、大工なの?」
ーーううん、お手伝いしてるだけ。
「仕事好き?」
ーーうん、好きだねー。
「サラリーマン?」
ーーううん、自営業。
「じえいぎょうって何するの?」
ーー自分で仕事つくって働いてんの。
「へー」
■
「ねえ、けっこんしてる?」
ーーいちおうね。
「いちおうか」
■
「ぼくバイトやってるよ」
ーーなんのバイト?
「風呂そうじしたら100円もらえる」
ーーけっこうもらってるなあ。今日はバイト代出ないけど?
「いーよ、好きでやってるから」
2005年03月13日
●3月13日トールの作業日報
ショーウンおやすみで、エリ君と二人、ペンキ塗り。
ギャラリーの仕上げ塗りだけの予定だったけど、
時間が余ったので外のステンドグラスの窓枠を塗り直した。
エリ君は仕事が速い。歩くのも速い。ラーメン食べるのも速かった。
ぼくがトイレ前の狭いスペースを塗っている間に、ギャラリーの壁を全部仕上げてしまった。
さすがショーウンご指名のペンキ塗りのエース。
作業後に、うがいする後ろ姿もりりしい。このエリ君、じつはシンガーでもある。
卒業式シーズンにおすすめの「旅立ちの歌」は、娘が保育所を旅立つときに作って保育所のみんなで歌ったもの。
このジャケット写真は、雑誌harappaの表紙でも活躍の平山哲雄さんです。
ペンキを塗りながら、「開店あいさつ」を考えなきゃ…と思っていたのだけど、「とうとうできてしまいました」とか「ついにこの日を迎えることになり」とか、始まりというよりは終わりのような言葉ばかり浮かんできてしまう。
「もうすぐ開店だね!」と声をかけられても、元気よく「うん」と答えられないのは、現場が終わってしまうのが残念でならないのだ。
どっかに、新しい現場はないかな。
2005年03月12日
●3月12日ピイコのお手伝い日報
今日はいっぱいお手伝いをしました。(長いよ、写真もいっぱい)
いまから天井裏にいってきます!
うんしょうんしょと登ろうとしてるんだけど、
なかなか上までいけない。
ショーウンに「もっと修行しろ」って言われたから
近くの公園にけんすいをしに行きました。
フローリングの墨塗りアイテム。
同じ杉でも白っぽいのがすぐに吸収するからむずかしい。
墨が乾く間におつかい。サラダ油と三人のおやつを買いに行きました。
よりみちして大家さんちの椿を撮った。にしきごいみたいな椿。
フローリングのオイル塗りアイテム。
ヤードの前のところは全部ピイコが塗った。
明日は父ちゃんとタータンのペンキ塗りがあるから
「ようじょう」をしました。
トイレのスイッチと扉のまわりはピイコがやりました。高いところはショーウンがやった。
最後にそうじをして、ダンボールとブルーシートで覆いました。
ピイコのお手伝いはほうきとちりとりで木くずをとることと、
ダンボールをとめるガムテープが1こしかなかったから、
お母ちゃんとショーウンの間で欲しいほうに転がすこと。
でも下手だったから二人に「ボーリングに連れて行かなきゃ」と言われました。
おまけ。
(左)お母ちゃんの現場用ぐつ。
(右)本棚のそうじをするお母ちゃん。上に乗っても壊れないじょうぶな本棚。
ピイコのおすすめ本棚。まだ少ししか本は入っていない。
現場の予定のカレンダー。あと少しでオープンだね。
現場は楽しい。お店のときよりもたぶん、楽しいと思う。
今日は近所の子と「妄想かくれんぼ」(ピイコの中だけ)をしたり
けんすいしながらゴリエの踊りの練習をするおばさんたちを見たり、楽しかった。(撮影:ピイコ)
2005年03月11日
●3月11日大林の作業日報
雨の中電気工事完了。月みたいな屋外灯がついた。
今日は半端な木材を接ぎ木して子ども用のこしかけ兼踏み台づくり。
ショーウンに「やってみる?」と言われて機械に挑戦。恐怖の電ノコも……
整体師でセミプロ大工のH氏から借りた溝彫りマシン。
ショーウンのお手本にならってやってみると、意外と難しくない。
短い振動がブブブブブブ……と力強く伝わって、長時間続けたら腕からシビレそう。
電気かんな。安物の削りぶしみたいな木屑がいっぱい出る。
(ちなみにホンモノのかんなで削ると高級かつおぶしになる)
最後の最後が難しくって削りすぎてしまう。でも「記念記念」と気にしない。
そして恐怖の電ノコ。歯がむき出しになっているので気を抜けない。
伝わってくる力も強く、ガキーィン!と音も怖い。
でも最後に木材がパッキリと割れて落ちる瞬間は気持ちいい。
ホントのノコギリは楽器にもなるのに、電ノコは武器に近い。
これからはホラー小説がよりリアルに読めると思う。
溝を掘った木材に、電ノコで切ったベニヤの細い板をはさみ
木工用ボンドでくっつけるとこうなる。
げんのうでカンカン叩いて継ぎ合わせる。
「力一杯叩いていいよ」と言われるけど
木を割りそうで、自分の手を叩きそうで、いまいちキマらない。
今朝食事をつくっていて、木べらで炒め物をしたら右手の中指の第二間接が痛い。
みるとうっすら赤くなって、「マメ」ができそうな気配。
たぶん、昨日床はりでげんのうを力一杯握ったからだ。
明日はどこが痛くなるかなあ。
2005年03月10日
●3月10日大林の作業日報
今日ほど私が活躍した日はないんじゃなかろうか?
キッチンの壁を塗った(コテで!)、フローリングを張った(クギしめも使った!)、木材をいっぱいもらってきた。
以前「クギひとつ打てない私」と書いたけど撤回、やればできるじゃん。できないと言ってたのはやるのが面倒だから言ってたのかも。にんげん、試行錯誤や失敗をしてもいいなら、だいたいのことができるようになるんじゃないかと思った。
「塗りはあんまり拘泥しないほうがいいよ」とショーウンのお手本。チマチマやるより、サッサッと勢いよくやるほうがびしっと決まる。ぺろん、ぱたん、とやる「コテ返し」がおもしろい。
陳列台をつくるのにあともうちょっと板が欲しいんだよなあ……と思って歩いていたら、近所の建築現場に廃材発見。休憩時間にお邪魔して角材2、3本を分けてもらうつもりが、立派な木材を出してきてくれた。3往復して店に運んだ。大工さんたちにお礼にミカンを届けた。
2005年03月09日
●3月9日大林の作業日報
今日はショーウン休息日。朝現場に行くと「電気ウクレレ」をつくっていた。のんきでチープな音がする。
私は床に墨&オイル塗り。だいぶんうまくなってきたナーと思ったらもう終わりなんて。
杉板に墨。うちのキジトラ猫が雨に降られて家に帰ってきたときの色つやみたいで気に入っている。
2005年03月08日
●3月8日大林のお手伝い日記
ショップの隅っこまで床が張れた!ギャラリーのはじっこまで墨が塗れた!
あともう一息。すごい…ちゃんとしたお店みたい。やればできるんだなあ。
今日は作業はそこそこに、レジまわりの机や子どもイスなどの設計の打ち合わせ。
もう材料を買わずに「ここにあるものだけでつくる」ことを決めた。
●3月7日トールの作業日報
今日は一気に床はり。もう終わりが見えてきたような…
フローリング材のさねの角に釘を打って下地に固定していく。
左手の軍手は釘を持つために親指と人差し指を切ってある。
ショーウンが、ぼくの軍手も同じように切ってくれたけど、ぼくは釘を親指と中指で持つクセがあったみたい。
釘は300ミリ間隔で打つ。げんのうの柄に印をつけておいてそれで測るといいよ、とショーウンに教わった。
げんのうで叩いてしまった人差し指。爪が少し紫色。
2005年03月07日
●3月7日大林の作業観察日報
「私も床張りやってみようかな」と言ったら、トールが「じゃあまず釘打つ練習からはじめて」と見せられたのがこれ。
日曜日、どうしてもお手伝いしたいプースケが釘修行のためつくった木の車。フロント部分に釘が何本も打ち付けてある。
たしかになかなかの手つきのトール。昨日はげんのうで左手指を打ちつけたそうだが……
みるみる間に床が張られ、行き場を失ったロッカー(道具入れ、何十キロもある)を二人で抱えて右往左往。
ヤードとトイレのすき間にぴったりと押し込むも、ショーウンが壁の間にはまって出られなくなった!よじ登ろうにも笑ってしまって腹筋に力が入らない。これ出すときどうすんの?「入ったもんは出る」とショーウン。
●3月6日トールの作業日報
床はりです。単純作業の繰り返しだけど、これがおもしろい。熱中しています。
釘は、すこしでも気が散ると曲がってしまう。
かといって集中しすぎても、無駄な力が入ってやっぱり曲がる。
順調そうに見えるけど、トラブル発覚の場面です。
タテ方向にフローリングをのばして行くには、この先のギャラリーの部屋にも先に下地を作っておかなければならなかったのだけど、そこには材料が山積み。
しかたないので、とりあえず長さを段階的に短くして段々に作業をすすめることに。
もともとの床の高さをそろえるために、貼ってあるベニヤに直接サンダーをかけるべく、釘を抜くショーウン。
かなり強引な手段。
プースケもいっちょまえにお手伝い。
女の子組は、床に墨汁塗り。
そして油引き。
2005年03月06日
●3月5日ピイコのお手伝い日報
今日はプースケとお手伝いに来ました。ピイコはショーウンが屋根裏に行っている間、道具を取ったり運んだりしました。屋根裏は埃がすごくて汚かった。プーは見てただけ。(撮影:ピイコ)
板にコーヒーを塗るお母ちゃん。収納棚がついて台所らしくなったなーと思った。
床をつくってる。難しそうだけど、ちょっとやってみたい。
雪遊びをしてプーの手袋がぐちょぐちょになった。郵便受けにはさんで干した。
近所の子が古本を持ってきてくれた。おかあちゃんがさっそく本棚に並べた。
作業が終わってショーウンとごはんを食べに行きました。7時までは料理半額の言葉につられて入った店。ゆずシャーベットが気に入った。
●3月4日ショーウンの作業日報
鏡の枠作り。この鏡は現場に置いてあったもの。
集成材の残りを利用。
ウェスタンとびら組み立て。
台所before & after。残ったベニヤと集成材を利用して食器棚をつくる。
2005年03月03日
●3月3日大林の作業観察&お手伝い日報
やっと、やっと照明がつきました!入口正面にはスズキナオコさん作の、ぷかりと浮かぶ雲の明かりを。(写真はサンプル)
レジ上には自宅で愛用していた(といっても前の住人が置いてったもの)金魚ランプ。
ギャラリースペースのスポットライト。ジャジャーン!というかんじ。これまでクリップライト1つで過ごしていたせいか、まばゆい…こんなに明るくていいんだろうか。ショーウンは作業中でも電気をつけない。
電気屋さんがテキパキと作業をすすめるなか、ショーウンは本棚から壁にかけての棚をちょちょいとつくった。膝上くらいの高さで、ここにはチラシやフリーのミニコミか、雑貨なんかを置こうと思っている。
●3月2日大林のお手伝い日報
フローリング書き込みリベンジの小学生Tくんを連れて現場へ。チビ弟たちに邪魔されないよう平日の放課後を選んだ。
今日はショーウン休息日で電ノコの音もラジオの音楽もない、しーんとした部屋で、彼は転がったり、逆立ちしたりしながら、1時間半かけてモンスターたちを床材1本分描ききった。
書き込みスペースは本棚の足元。
本棚に本を並べるとこんなかんじ。
2005年03月01日
●3月1日大林の作業観察&お手伝い日報
フローリング基金の書き込み床に墨を塗りました。茶色のクレヨンで描いたのはくっきリ、黒いのはうっすら、かくれん棒のはこっそり絵や文字が浮き出して楽しそうです。
ショーウンは引き続き本棚づくり。最後の棚板をはめこんで、屋根裏に上り縦板を固定するために天井を補強。
本棚こんなかんじ。絵本がおさまりやすいよう1ブロックがゆったりめにつくってあります。
●2月28日・大林の作業観察日報
今日はいいお天気。先日蛙月庵さんが連れてきたおたまじゃくしも気持ちよさそう。
ショーウンは棚をつくっていました。カンカンカン!と棚板を差し込む音が壮快です。前の通りをすぎる人や猫が、ちらちら中をのぞいていきます。
2005年02月28日
●2月27日ショーウンとトールの作業日報
本棚組み立て。予想以上にいいかんじ。
外から見ても、本屋さんとわかるようになったと思う。
でも、天ぷらくさいんだ。天ぷら油使ったから。
側板も棚板も、微妙に反っている。中にはねじれているのもある。
本来なら鉋をかけて、そういう反りをまっすぐにして材料とするのだけど、今回はそれを省略しているから、組み立てがたいへん。だいたい壁も天井も床も歪んでいるから、この側板も1枚1枚長さを少しずつ変えて調節しているし、垂直に立てているのに壁との間に三角のスキ間ができている。
という諸々を織り込んだとしても、ショーウンとしては思ったように組み立てが進まないらしい。
「だから、ピッタリに、つくるんじゃ、ねえ、って、言って、るだろうがっ」
と自分で自分に毒づきながら、棚板を打ち込んでいる。棚板をはめる溝に1ミリくらい余裕があってもよかったんだけどね、ということ。でもおかげでピッタリ、キッチリしたいいかんじの本棚が出来てきた。白い壁に映えている。
●2月26日大林とトールの作業日報
今日はショーウンはバンドの練習だとかでおやすみ。
明日ショーウンが組み立てる予定の本棚の材料をインスタントコーヒー液で塗って、サラダ油で仕上げる。
板を立てて並べているのを、案の定プースケが倒してしまう。
「あっ、ダリヤ倒しみたい」うーん、惜しかったね。それはドミノと言うんだ。
2005年02月25日
●2月25日大林のお手伝い日報
縦板に溝を掘るショーウン。
お店の顔、本棚づくり3日目です。昨夜の雪の寒さが残るなか、私も今日は一日お手伝い。現場でいると、すごーくおなかがすく、ということがわかりました。手塩たっぷりのおむすびがおいしい!
ガガガガッという音とともにアッという間に溝が。「機械は麻薬じゃのう」(ショーウン)
大林は本棚の「塗り」をお手伝い。「ゴミ(燃えないもの、燃やすと毒ガスが出るもの)を残さない」という初心にそって、一般的なオイルステインは使わずインスタントコーヒー液で茶色を出す。
夕方MOE編集部のKさんが、あこがれの猫缶クッキー持参で遊びに来てくれました。近所のギャラリー情報や絵本の古本状況など充実したお話も。ありがとうございました!
2005年02月24日
●2月24日ショーウンの作業日報+大林のお手伝い日記
本棚づくり。床から天井までの高さが微妙に違うので、1本1本現場あわせで、縦板を加工す。(ショーウン)
壁にポコポコ、ブツブツ開いた穴をパテでちまちま埋めていく。力がなくても根気があればできる作業。嫌いじゃないスポーツは遠泳と長距離走だけという私にぴったりのお手伝い。(大林)
●2月23日ショーウンの作業日報
本棚の縦板の幅は232mm。それが4枚分足らぬ。138mmの板に昨日「三枚におろした」95mm幅の板を接ぎはぐ。
H氏から貸してもらった「溝切りカッター(日立工機・ブレーキ付小穴カッタPG21BA 最大幅21mm)」を試してみた。電動工具は便利じゃのう。畦引きノコとノミでやったら何日かかるじゃろう?またひとつ手仕事の根性失せにけり。
さて、接いだはいいが、ボンドが乾くまで締め付けておく「ハタガネ」が無い。ってんでぇ、床に固定!まるでガリバー旅行記小人の国か?
2005年02月22日
●2月22日大林の作業観察日記
週末書き込み大会に来れなかった子たちを連れて現場へ。今日はショーウンの誕生日、お花とケーキ持参で。
ケーキを目の前にそわそわ。
Nさんからプレゼントのお花とメッセージ入りの軍手。
ケーキの上の板チョコを均等に分けるためにナイフを温めたい。そこらへんに落ちてた木っ端にドリルで穴をあけ、即席の燭台をつくり8本のローソクを半分ずつまとめて火をつける。が、ナイフが煤だらけになって断念。しかもチョコはいとも簡単に切り分けられた。「現場は何でもつくれていいなあ」引率してくれたかばこさん、ありがとう!
2005年02月21日
●2月20日フローリング書き込み大会、無事終了
4列分の杉板が書き込みでぎっしり埋まりました。お土産にお菓子お酒、ケロちゃん人形もいただきました。
カバのロゴをデザインしてくださったナカザワさんの書き込み。
上から墨を塗って仕上げます。こんなかんじ。
2005年02月20日
●2月19日フローリング書き込み大会
「フローリング募金」にご参加下さった方に来ていただいて、みんなでフローリング材にメッセージの書き込みをしました。
子どもたちも真剣。
書き込み中のべんこういちさん。「harappa」執筆陣からは、山田美津子さんも参加くださいました。
読書中のえんぴ子(上)。パンポラさんからのメッセージ(下)。
七輪でおもちやソーセージを焼いて、みんなで食べました。
工事が終わってしまったら、こういう面白いことができなくなってしまうのかな…なんてことも思いました。
●2月18日ショーウンの作業日報
ヤード前の換気扇の下に、余った5.5mmのベニヤをはる。
ショップ床はり/コンパネを並べる。新たに購入した構造材のコンパネは、反りがヒドいものもあり、古いコンパネも使う。
杉板フローリングをはる。
2005年02月15日
●2月15日大林のお手伝い日記
ドリルの刃が折れたのでハンズまでお使いに。めったに行かない場所。何年ぶり?
うわー、ハンズ、何でもある。すごい。本棚の塗料、トイレの床材など物色しているうちにあっという間に1時間。ハンズにいると、不器用な自分でも何でもつくれそうな(しかもそこそこの出来映えのが)気がしてくる。あれもこれも買って帰りたい。
と興奮気味にショーウンに言ったら「高級な100円ショップだと思って、あまりお金をおとさないように」と忠告された。
2005年02月12日
●2月11日ショーウンの作業日報
昼食、七輪でサバの味噌漬けを焼いて食す。
床はりの準備、水準を出した後、コンパネ、杉板を並べてみる。元の床自体最大15mmの誤差があり、構造用コンパネの反りもある。これらを修正するかどうかしばし迷ったが、コンパネを要所要所ボンドで止めるくらいで良しと結論。(床の歪みをモルタル等で修正しても、見た目や歩いた感じにどれほどの違いがあるのか?効果薄しと判断)
杉材の梱包を開いて、積み重ねる。かなり湿気を含んでいた。
2005年02月11日
●2月10日・大林の作業観察日報
今日は電気屋さんが配線工事に来てくれた。ショーウンは水回り。
打ち合わせをした担当の方はいない。説明がうまくできるだろうか…
案の定、ヌケが2つ3つあった。でも、とまれ電気はつく。
テキパキと仕事をする電気屋の若い衆二人組が新鮮だった。
一日現場にいて私がやったのは、トイレの換気扇と玄関の掃除だけ。
ちんたらやっとるよなあーまったく。
2005年02月10日
●2月8日ショーウンの作業日報
昨日のスリムスレッドは見た目が悪いので、上下の隠れる所のみに使い、他は白のカラーケージングの斜め打ちで留めることに工法修正する。
電気工事が10,11日の予定なので、コンセント設置部分の壁は貼っておきたいと思い、つい連日残業モード。
現場で夕食かっこんでコインランドリーにあるシャワールームに入りて即寝。
江戸時代の職人のように? 明るいうちに仕事終わってノンビリウクレレ弾いていたいとぞ思う腰痛者。
2005年02月08日
●2月8日・大林の作業観察日報
今日は内装担当のゆずさんも来てくれた。
そして出来上がった壁を見て「う〜ん…」と難しい顔。
ビス止めにした跡がささくれて、きたなっちいのだ。
カンカンガクガクの話し合いの末、細い釘でやり直すことに決定。
ふつうなら、大工さん怒って帰っちゃうよね。
私は映画「みんなのいえ」を思い出していた。
大工、設計士、施主、それぞれの立場で意見を主張して、
ちっともまとまらない、でも工事はすすむ。
ポポタムの店は、工期が決まっていないこと、
施主の二人の間でいつも意見が決まっていないこと、
棟梁が几帳面なのに遊び心を動力としていること、
設計士が個々の性格をよくわかってること、
いろんな人がモノや力を貸してくれていること、
などなどから、
今のところ誰もキレずにやっていれるのか、な…?
出来上がったらほんと「みんなの店」だなあ。
商売、がんばらにゃー
2005年02月07日
●フローリング募金を募集します
「開店したら、お花を贈るよ」と言ってくれた方がいたのですが、花より団子……でも団子をもらってもナンですので、床材を買っていただけるとうれしいです。
お店の床に敷くフローリング材に対して募金することで、このお店づくりに参加していただくというプロジェクトです。
ご興味のある方は、是非ご参加ください。
フローリング募金
◎1口3,000円 フローリング材 幅85×長さ300ミリ程度
◎フローリング材の表面に御前、絵、メッセージなどを書くことができます。
◎杉無垢材に彫刻刀または黒のクレパスでメッセージを書き、その上に墨汁を塗りオイルで仕上げます。
【申し込み方法】
◎メール、お電話、ファックスなどで申し込んでください。
◎2月19日に現場にて「書き込み大会」を行います。集合時間、集合場所などの詳細は、申し込みされた方にお知らせします。
◎当日ご参加いただけない方は、ご指定のメッセージをこちらで書き込みます。
(詳細はお申し込み時にご相談させてください)
【募金の方法】
◎2月19日にご参加の方は、その場でお支払い下さい。
◎ご参加いただけない方は2月15日までにご連絡ください。
◎遠方の方は郵便振替でお支払いいただき、振替用紙の通信欄に、メッセージをお書き下さい。
郵便振替は確認に1週間ほどかかります。2月10日までにお振込いただけると助かります。
(間に合わない方はご連絡ください)
【ご注意】
◎床なのでお客様の土足で踏まれることになります。
半永久的にメッセージが残る保証はできないことをご了承ください。
◎メッセージの内容によっては変更をご相談させていただく場合もあります。
【その他】
特典…というほどでもないのですが、参加された方には開店後に使えるコーヒー(のみもの)チケットを贈らせていただきます。またオープニング・パーティー(余裕があればひらこうと思っています)にご招待させてください。どうぞよろしくお願いします。
家内制小出版◎ポポタム
popotame@kiwi.ne.jp
郵便振替 00110-0-36007 加入者名 ポポタム
●天井張り大会
エリ君に参加してもらって、ギャラリー部分の天井を張りました。
シンクロナイズド・大工。
シンクロナイズド・大工 その2。
ショーウンは、廃材等を壁裏にいけこんでいます。
いくらか断熱・防音効果が期待できるのでは、と。
天井の仕上がり具合を見るエリ君。
2005年02月05日
●2月5日ショーウンとトールの作業日報
きょうはプースケを連れて、ショーウンの手伝いに行きました。
作業台に上って、道具の受け渡し。
天井をビシッと張るために、垂木を増やします。
ほぼ1メートル間隔だったものを、30センチ間隔になるようにする。
これでどうだ!
2枚張ってみました。うーん、なかなか。
●2月4日ショーウンの休日
休日の午後、池三商店街を歩く
コインランドリー。ギョギョ!100円!?
タイムスリップした気分。庶民の大船! 池三商店街!
100円ですが100円玉は入りません。
50円玉2個用意すべし。
2005年02月03日
●2月2日ショーウンの作業日報
1、天井にベニヤを張る準備、2×4を半分に切る。
2、3、壁天井の直線を出すために水糸を張る。
今日から現場に泊まることに成り申した。
家賃プレッシャーから開放されて、自由全開気分でござる。
街を歩けば、吹く風も新鮮でござる。
ウシャ!ウシャ、ウシャ!ウシャシャシャシャシャシャ!
2005年02月02日
●ソフト準備・その1(大林)
クギ一本打てぬ私はお店のソフト面をコツコツ作っています。
昨日は本屋の片隅でコーヒーをいれるため、保健所に行って「営業許可申請」をしてきました。
申請だけで9600円!うそでしょー。60円足りなくて目の前のATMまで…とほほ。
豆は女装の似合う演技派男優N氏に交渉中デス。
●2月1日ショーウンの作業日報
ショーウンのダンボールハウス、簡易テーブル作成。
ベットを改造したこの住空間は、足元には「金魚運動のスウィング機械」(腰痛対策用)、「温風機」がセットされており、温湿度計、コンセント、座椅子、スポットライトもある。今日作ったテーブルは、もらってきた本棚を解体したものから作成。取り外せる。
寒波来襲、ペンキの臭いが消えたら、いよいよ泊まり込むでござる。
シンク取り替え。
古いシンクは、設置された後に壁が取り付けられたと見え、解体しなくては取り出せなかった。新しいシンクもトイレの塞いだドアを取り外し、ようやく入った。手間、てま、テマドル。
2005年01月31日
●ペンキ塗り仕上げ
今日も今日とてペンキ塗り。
今日は選りすぐりの精鋭メンバ−で仕上げ塗りです。
塗り姿のいちばんカッコ良かったエリ君、ありがとう!
いつになく無口で「現場モード」だったナ・ナくん、ありがとう!
エビちゃんは、バケツとローラーをきれいに洗ってくれました。
冷たかったのに、ありがとう!
ショーウンは運び込んだベッドに柱をたてて、そこに段ボールで屋根・壁を作る作業。
部屋というより、これは部屋の中に家がある状態ですな。
ぼくはというと、うろうろしたり、おやつを買いに行ったり、コーヒーをいれたりしてただけでした。
下手に手をだせないほど、プロな雰囲気の日でした。
●ペンキ塗り大会
「ペンキ塗りしてみる?」と誘ってみたら、こんなにたくさん集まってくれました。
4才から小学5年生まで、子どもたちも大はりきり。
ギャラリー部分の天井・壁になるベニヤが積み上がっています。
これを真っ白にしたい。
今日はスズキさんがひとりでずっと塗ってくれました。耳当て&マスクが素敵。
みんなおつかれさまでした。楽しかったね!
2005年01月28日
●1月28日ショーウンの作業日報
明日のペンキ塗り大会に備えてマスキングをしに行ったので、サワダがレポートします。
バックヤードの天井を張るショーウン。
バックヤードにドアを取り付け、ドア側の壁もつくる
内側から見たところ
バックヤード完成
ベッドを搬入。1月いっぱいでアパートを引き払ってショーウンはここで寝ることになりました。
マスキングする大林
こんなぐあいにマスキング完了。明日は子どもたちも参加してペンキ塗り大会です。天気がよくなりますように。
●ギャラリー運営についてのレポート
松本シンイルさんから、ギャラリー運営についてのレポートが届きました。
松本さんは、雑誌harappaでコラムを書いてくださっている常連ですが、現代美術の作家なのです。
銀座の画廊で年に1回は個展をされます。
作家としてギャラリーを利用する際に感じること、最低限これだけはやっておけ、というようなことをA4判6ページにもわたって書いて送ってくださいました。ありがとうございます。
今現在は、ハードウェアとしての場所を作る段階で、工事関係のアドバイスをいろんな人からいただいています。
「手伝おうか」「材料安く分けてあげるよ」というありがたい申し出もいただいて、(実際の工事を担当しているショーウンは、日々新しい問題に直面しているようですが)おかげさまで入れ物はなんとかなりそうです。
ここからは、ソフトウェアとしての場所づくり。面白くもあるのですが、しっかりやらなければいけませんね。
2005年01月26日
●1月26日ショーウンの作業日報
1〜3、バックヤード壁つくり
4、裏から見ると
5〜6、バックヤード天井つくり
「直角がでねぇ!」
「しょうがねぇ、現場合わせで、、、どうも、まいったね。」
「まっ、ギャラリーの練習と思って、、、」
「ひろうこんぱい」
2005年01月25日
●工程表ができました
現場から帰ってきたショーウンたちと、夕食をとりながらうちあわせ。
材料の見当もついてきたので、工程表を確定。どうやら2月いっぱいの工期になりそう。
先週の打ち合わせのときには、早々に酔っぱらってしまい、ショーウンとトールは
「話が終わるまで飲んじゃダメ」とゆずさんに叱られたのでした。
で、今夜は我慢していたのですが、
我慢していると、みるみるショーウンの人相がわるくなっていくのです。
解禁がかかると、さっそくショーウンは、じつにおいしそうな黒糖焼酎を鞄からだしたのでした。
●1月22日ショーウンの作業日報
子どもたち参加。ガラス戸に塗られていた白いペンキ(?)をはがす。三人ともやりたいけど道具は一つ。順番に、小競り合いしながら。(大林)
ギャラリー天井のベニヤはがし。
何十年分のホコリをかぶる。久々の解体屋気分。
2005年01月20日
●1月20日ショーウンの作業日報
1 トイレのドアを付け替えるため、内側のボードをカッターで切ってはずす。
2 旧ドア部分、貰ってきたドアでふさぐ。
3 ドアの枠を作り、墨で塗る。ドア取り付け。
4 天井裏の断熱材を片付け寄せる。レンズもほこりだらけですな。
5 天井のベニヤをはずし始める。
2005年01月19日
●1月19日ショーウンの作業日報
01〜03 パンドラの匣を開ける!ギャラリーの壁(ベニヤ)はがす。
04〜05 腐食部分。柱はなんとかOK。トタンは無くなってる部分もあり。
06 トイレのドア付け替えのため貰ってきた戸を電ノコで斬る!
07〜08 ドアを付ける部分の解体。
12 ドア取り付けのためにはずしたボード始末に困る。気休めとは言え臭いものにはフタ。トタンに穴の開いていたところに。
●1月18日ショーウンの作業日報
1 天井、雨漏りで傷んだ部分を切り取る
2 たれ下がった垂木をもう一度、吊りなおし
3&4 12mmのベニヤに、再利用の化粧紙をボンドで貼り付けて天井にビス留め
5 化粧紙を合わせてカット
6 張り合わせて完了
7 もう一つの穴を埋めるパーツ
(化粧紙を張ってから後日ビス留め。一応開口部としても使えるようにする)
●1月17日ショーウンの作業日報
1、ショップ壁紙はがし
2、換気扇はずし&板でふさぐ
3、こて板つくり
4、穴埋め(聚落)
5、ラフな石鹸箱つくり
6、入口天井直し(つっかえ棒で押し上げて、天井裏新規垂木を渡し吊り上げる)
(しかし、ボードぼろぼろでビス留めできず)
2005年01月16日
●パンドラの匣か、臭いものにフタか
このお店計画の設計は、うさぎゆずさんにお願いしています。ボロボロの天井、壁をカバーしてどのようにまっすぐな壁面を作るか。それが大きな課題です。考えれば考えるほど、当初考えていたよりも大変なことのようです。今夜の会議では、いまある壁をいったん剥がすことを主張するショーウンに対して、ゆずさんは「それはパンドラの匣を開けることになるよ」との意見。「でもそこを見ないようにして内側に新しい壁を作るのは、臭いものにフタをするようなことだ」とショーウン。ぼくと大林はそのワキで「うまいこと言うなあ」と感心しているのでした。
今夜の酒は泡盛「松藤」。おいしかったです。
●ドリルドライバ購入
雨の中、ショーウンといっしょにホームセンターへ行きました。こまごまとした買い物のほかに、ドリルドライバーを買いました。何万円もするかと思ったのですが、思ったよりも安い。
ところで、石膏ボードの壁にあいた100×200ミリくらいの穴をどうやってふさぐか、お店の人に相談すると、壁補修パテを勧められたのですが、いまひとつしっくりきません。パテって溝とか隙間を埋めるものでしょう? 穴を埋められるものなのか。というところで、壁土材を買って来たのでした。これでいいのでしょうか?
2005年01月13日
●棚を撤去
このお店計画の大工仕事は、山本ショーウンがひきうけてくれました。ほとんど一人で現場に入ってもらうことになるのですが、初日の今日は、ずぶの素人ながら、サワダも手伝いです。店舗内に残されていた棚をバラしました。ネジで組み立てられていたのを、ドリルドライバ−でバラしていきます。ネジは人類最大の発明のひとつと言いますが、確かに。ドリルドライバーの扱いもなかなか慣れませんが、ネジを抜く時にでも、やや押さえ気味にするのがコツかも。押していてもくるくるっと上に上がって来る、そのネジの動きが不思議で奥深いものを感じさせます。
●工事開始です!
今日から、お店の内装工事が始まりました。部屋の四隅に盛り塩をして、お酒をちょいちょい、と。そのあとスタッフ一同でお酒のお味見。駅からお店に来る途中の酒屋さんに勧められたこのお酒、とてもおいしかったです。