1stアルバムの時からファンだったのに、行けないまま解散してしまい、何度後悔したことか。
再結成Fair Warning(フェア・ウォーニング)の6年ぶりとなるライブに行ってきたのだー! ああ神様ありがとう。場所は10月の頭にリニューアルしたばかりの渋谷公会堂。綺麗になってたよ。席は1階の真ん中辺りの列の、ステージに向かって左の一番端。チケットを見た時に「えっ、一番端かよ!」って思ったけれど、渋谷公会堂そのものが左右にコンパクトだったので、ステージからかなり近く感じられて○。
17時開演予定を少し過ぎてホールが暗転し、SEが流れた後、オープニングは「Angels of Heaven」だった。二曲目は「Save Me」。これで掴みはバッチリだろうと思うのだけれど、なんだろう、オーディエンスに元気がないというか、大人しいというか。ライブパフォーマンスはトミーの声の調子はともかくいいと思うのに、なぜ盛り上がらない?! オレはずっと拍手したり拳を突き上げたりライブを盛り上げようと頑張ったのだけれど、目の前の腕組んで壁にもたれてるヤツを見るたびに「腕組んで黙ってるんなら家でアルバム聞いてろや」と軽く殺意を覚えた。
それでもライブが進んで行くにつれて会場も暖まってきたかなあと思わなくもない。
それにしても、全部の曲を全て歌えるライブって言うのも記憶にないくらい久しぶりで「ああ、このままずっと聞いていたい、一緒に歌っていたい」と思えるくらい、曲も良し、ライブも良し、な時間だった。
しかし、誰かもmixiのコミュで書いていたけれど、セットリストがライブアルバム「Live and More」とそんなに代わり映えしないのがすごく気になった。せっかく再結成アルバムを出したのだから、そこからの曲が中心になると思っていたのに、「Brother's Keeper」からはたったの2曲だけ。最大公約数的なセットリストは無難かも知れないけれど、あんなにいいニューアルバムが出来たのだから、そこからの楽曲中心にしても良かったんじゃないか。
ライブが微妙な盛り上がりにかけたのも、もしかしたら古い曲を知らない人が多かったのに古い曲ばかりでライブを組んでしまったから、というのもあるかも知れない。でも1stアルバムのオープニング曲「Longing For Love」を生で聞けたのは良かった。泣きそうになった。
ま、色々書いたけれども、もうないと思っていた彼らのライブを生で見られて正直震えるほど興奮したし、全部知ってる曲なので最初から最後まで歌いっぱなしだし、手拍子拍手のしすぎで手のひら腫れてるしで、もー大変(;´Д`)=3 やっぱりいいよ、Fair Warining! これからもガンガン応援するぜえ。・・・と意気込んで会場を後にしながら、喉が渇いたので近くのモスに寄ってレジで注文したら、あまりにずっと歌っていたので全然声が出なくなっていたことに気が付いてビックリー。年甲斐もなくノリ過ぎたか・・・orz
さて、次は再結成WINGERだな。来日公演あるかなー。
サマーソニック 2006に参戦中。雨が降ってもアツいのだ。
追記----
あきもとと「SUMMER SONIC 06」に行ってきた。実は「行こう」と誘われたときに思わず「うん」と返事をしてしまったものの、知ってるアーティストがMetallicaしかおらず、微妙にテンションが上がらなかったのだ(笑) しかししかし、こういう音楽フェスというのに初めて参加したけれど、なかなか楽しいものだったのだ。
会場の幕張メッセとマリンスタジアム近辺に、正午過ぎに着いたときにはすでにたくさんの人が入っていた。それでも事前情報のように、ゲートをくぐるまで1時間待ちなどなくてスムーズに移動できてほっとする。取りあえず「Mountain Stage」で13時前から始まるm-floをあきもとが見たいというので、メッセ内に入ってみる。中はさながら巨大な縁日状態で(笑)、ずらりと店が並んでいていきなり迷子状態に。
m-floは知っていたけれど、特に興味もなく、3、4曲聴いて「Marine Stage」となっているマリンスタジアムに向かう。今回のフェスの直前にアルバム買ってみたら一番ぐっと来たバンド「Avenged Seven Fold」が14時前から始まる。スタジアムの外でビールを買い、長丁場ということでいきなりアリーナには降りず、スタンド席で見ることに。
いやー、なかなかアツかったよ、彼らも、目の前で拳を振り上げるファンの群れも。あそこに混じってくりゃ良かったかなあとちょっとだけ思った。当たり前のようにダイブしてる連中もいたし。ああいうのを見ると、かつてのロック魂を揺さぶられるよ(笑) やったことないけど、ダイブ(笑) Metallicaでアリーナに降りたときに思ったのだけれど、ちゃんとした音で聞くならやっぱりアリーナだと思った。スタンドだと音が反響して、特に低音がわんわん響いて他の音を消してしまうこともしばしば。それにしても、ジャーマンメタルを彷彿とさせるスピード感とメロディ、そして魅惑のツインリードギターが良かった。メンバーが入れ墨入れ過ぎなのはご愛嬌。
さて、その後はあきもとお気に入りの「ZEBRAHEAD」が始まるのだけれど、どんどん雲行きが怪しくなってきて、とうとう雷雨に。スタジアムの回りにかなりの頻度で雷が落ちて、稲妻が見えていたよ。海浜公園でやっていたステージはこの時中止になってた。オレらもさすがにこれはまずいと三階席に移動して雨をしのぐ。
ZEBRAHEADは曲はあきもとにもらったもので予習はしていたものの、よく覚えてなくて(笑)、でもライブはなかなか良かった。ライブ映えするバンドだなあと思った。アリーナの客も大盛り上がりで大雨の中空いたスペースで、足から頭からスライディングをかますゲッターたちが大勢いてものすごい面白かった。びしょぬれになってあの後寒かったろうなあぁ(笑)
その後のHOOBASTANKは、ロックなんだけれどもメロウな曲が多く正直ZEBRAHEADより盛り下がる。あとヴォーカルの声が細くて聞こえなかったのが一番痛いところか。
次のDEFTONESは休憩時間に。ずうっと見続けるのはさすがに辛いので、ヘっドライナーのMetallicaが始まるまで一時間ほど寝る。
Metallicaはやっぱりアリーナでしょう、ということで、マリンスタジアムの中に入る。雨も上がり、日も落ちて、19時になり、「大脱走」のワンシーンなのかなぁ、オープニングムービーが流れ・・・そして御大Metallicaの登場! いやね、ぶっちゃけカッコよかったですよ。あんまり知らないのにここまでシビレさせるなんてさすがというより他ない。数曲演奏の後、「Master of Puppets」リリース20周年ということで、一曲目から完全に再現するという。これ昔からのファンにはたまらないんだろうなあ。例えばオレにとってのRainbowの「Bent Out Of Shape」を一曲目からやるような? そんな粋なはからいがいい。
二度目のアンコールに応えて戻り、「One」、「」、「Enter Sandman」と続く辺りはもう盛り上がりもすごくて、しかもどれもいい曲なんだ。これだけでもここに来たかいがあったと心から思わせられた。
その後二曲演り、メンバー全員終始ご機嫌で演奏後もピックを投げたり、話をしたり、名残惜しそうにしていたのが印象的だった。こわいオッサンたちかと思いきや、すんごいフレンドリーじゃないか!(笑) Metallica株急上昇(笑)
帰る人波に飲まれる前にマリンスタジアムから出る。すると花火が上がって最後を締めくくる。長丁場だったけれど、フェスもいいもんだと思った一日だった。取りあえず、Metallicaもう少し聞き込んでみるか!
発売は明日26日なのだけれど、おそらく店頭には今日並んでいるはず。しかも神様が早く上がらせてくれたので買いに行くしか!! 喜び勇んで上野のHMVまで行けば、やはりあったよ、再結成フェア・ウォーニング(Fair Warning)のおよそ6年ぶりのニューアルバム、「Brother's Keeper(ブラザーズ・キーパー)」。
・・・家まで待ちきれなくて、駅の中のカフェで開封してもってきたCDプレイヤーで聴く。もうね、4曲目まで怒濤のフェア・ウォーニング節炸裂なのだ。周りがお茶したり、おしゃべりしたり、本を読んでいる中で、一人鳥肌を立てていた。何度か通して聴いた印象は「本当に帰ってきたんだ」という実感とも感慨ともつかない興奮。
13曲も収録されているので、多少中間が中だるみするような印象も受けるけれど、それでも一気に聴かせるだけの楽曲群はさすがと言うべきだろう。彼らのアンセム中のアンセム「Burning Heart」と比肩しうる名曲と言える「Don't Keep Me Waiting」から始まるオープニングは、その緊張感を保ったままドラマチックな「Tell Me Lies」に続いていく。「In The Dark」、「Wasted Time」を聴く頃には、ファンなら何度も感動の溜息をついているはずだ。
シングルカットされた「Generation Jedi」ももちろんのこと、「The Way」、最後の「Rainbow Eyes」、「Push Me On」と、どれもこれも正真正銘のフェア・ウォーニングの曲で嬉しくなってくる。
10月には来日公演も決定したので今度こそは行くと決心して、@ぴあのプレリザーブも申し込んだし、これからさらに聞き込んで来るべき日に備えるのだ!
>> 「Brother's Keeper」が気になる方はこちらをどうぞ。
やっと手に入れた〜。上野のHMVでも最後の一枚だった。売れてるのか? それとも先行シングルだからあまり仕入れてないのか? いやいや、ゴールドアルバムを日本で何度も獲得しているバンドのこと、売れているに違いない!
Fair Warning(フェア・ウォーニング)の再結成アルバム「Brothers Keeper」からの先行シングル「Don't Keep Me Waiting」は、タイトルトラックの「Don't Keep Me Waiting」の他に「Generation Jedi」と「All of My Love」、「Don't Keep Me Waiting」のディファレント・ミックスの全4曲。
・・・久々に、曲を聴いてて鳥肌が立った。文句なく素晴らしい!! これまで再結成と聞いて喜んではアルバムを聴いて何度ガッカリしてきたことか。でも彼らは違った。たった3曲で、ファンが心から望んだ姿で帰ってきたことを納得させた。
「Don't Keep Me Waiting」は名曲「Burning Heart」と同系統のアップテンポの曲で、ライブで絶対に映えるアンセムとなるだろう。「Generation Jedi」はミドルテンポのグルーヴの効いた曲。こちらも甲乙付けがたいくらいいい。「All of My Love」は叙情的なバラード。
ウレ・リトゲンの書いた曲に、トミー・ハートの声、ヘルゲ・エンゲルケのスカイ・ギターが、どこから聴いても「これぞFair Warning!」と拳を握ってガッツポーズをしてしまうくらいのメロディを奏でている。
ああ・・・まだフルアルバム発売まで一ヶ月もある・・・待てるだろうか。そして今度は絶対にライブに行こうと心に誓った。
>> 「Don't Keep Me Waiting」が気になる方はこちらをどうぞ。
6年前に解散して、もう二度と再結成はない、と思っていたドイツのバンド「Fair Warning」が再結成するというビッグニュースを知ったのは去年の11月。以来ずうっとニューアルバムを心待ちにしていた。
7月の発売に先駆けて、先行シングルをリリースするという。そのシングルがつい三日前に発売されたので、今日帰りに一つ手前の川口駅で降りて大きめなCD屋へ行く。・・・が、本当にさ、以前から思っていたのだけれど、川口、西川口のCD屋はどこも使えない!! ハード・ロック関係の品揃えが全くなってない!!
今日も歩いて歩いて、離れている店から店を渡り歩き四軒も行ったのに、どこにも置いてないってどうなんだ! 洋楽のハードロックではかなりのセールスを記録してたバンドだぞ。今までにも欲しかったアルバムが置いてあった試しがないのを思い出して、川口から西川口まで歩く途中で段々腹が立ってくるくらい。
でも一軒だけ、小さいのにいつ行っても欲しいアルバムを置いてある店が川口にはあるのだ。旧ダイエー川口店のそばの「ナガセレコード」がそう。分かってる店というのはこういうのをいうのだ。難点は、川口駅から結構歩かなきゃ行けないこと。前に住んでた部屋からなら近いのだけれどねえ。なので今日は行かなかったのだ。しかし、歩いた距離を考えると最初にここに行くべきだったかも。写真はナガセレコード。良いお店なのだ。
それにしても、明日こそは手に入れないと!
先月銀座の「わしたショップ」で衝動買いした「沖縄島唄の神様」嘉手苅林昌のベスト版。三線と歌の絶妙な心地よさというか、生理的な琴線に触れる部分がとても多いのが気に入っているのだ。
はっきり言って、言葉の意味はさっぱり分からない。けれど、三線の音だけでも心地よいし、さらに艶のある声、時に軽快で時にゆったりとしたリズムが、休日に日の光の入る部屋でのんびりしている時に聞くのにとても向いているような気がするのだ。
今年こそ三線を習いたいなあ。
「Fair Warning再結成」のニュースに喜んだのはつい先日のこと。ツインギターの一翼、アンディ・マレツェクが復帰しないのが残念で仕方ないのだけれど、やっとのことで手に入れた(川口近辺のCD屋を4軒もハシゴした。結局旧ダイエー川口店のそばのナガセレコードで入手)、アンディのプロジェクト・バンド「Last Autumn's Dream」の三枚目のアルバム「Winter in Paradise」。
・・・すげえいい!! 久々にキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! って感じだ! Fair Warning以後の三つのバンド「Soul Doctor」、「Dreamtide」、そしてこの「Last Autumn's Dream」、この三つのバンドがリリースしてきたアルバムを比べた時に、この三枚目のアルバムが一番傑出している。それくらいどの曲の粒もそろっていて、捨て曲がない。二枚目はプロダクションが悪くて、どこのローカルスタジオで録ったのかと思う音だったけれど、今回はそれもなし。
メロディに溢れた佳い曲がこれでもかと続いていて、例えば、Bon Joviや、MR.BIG、もちろんFair Warningのファンでも、ロックにメロディを求める人なら、買って絶対損はないはずだ。ミカエル・アーランドソンの少しかすれた歌声も聴かせるし、アンディのギターも伸び伸び弾いている。気になるのは、リズム隊が「Talisman」のマルセル・ヤコブとジェイミー・ボーガーなんだけれど、彼らはニューアルバムを作っているのだろうか・・・。Talismanも好きなので、いい加減アルバムを出してほしいところなんだがなあ。
ライナーノーツにも書かれているけれど、ライブを是非ともやって欲しい! プロジェクト・バンドとして終わらせるには実に惜しい。そう思わせるだけの力がこのアルバムからは感じられる。
>> 「ラスト・オータムズ・ドリーム/Winter in Paradise(ウインター・イン・パラダイス)」が気になる方はこちらをどうぞ。
新しい職場で何が困るかと言えば、近くに本屋やCD屋がないこと。銀座で働いてた頃は昼休みに毎日のように行っていたのだけれど、今は週末に行けるのみ。おかげで月刊誌一つ買いそびれた(T_T) 日々の情報の、高い割合を占めてる本屋に行けなくなったことで一ヶ月後に知ることもある。
そんな遅れて知ったことで、最近一番嬉しかったことは、学生の頃から愛して止まないドイツのメロディック・ハードロックのバンド「Fair Warinig」が再結成するというニュース!
もうね、本屋で叫びそうになったよ。完全に再結成はないと思っていたからなおさら嬉しい! 解散後はそれぞれのメンバーは新しく三つのバンドを結成して活動していたけれど、ああ、この曲をヴォーカルのトミー・ハートが歌えばなあ、とか、これをメンバー全員でやれば凄いのに、とかずっと思ってた。
その思いが通じる日が来るなんて! 残念なのは、二人いたギターの一人、アンディ・マレツェクが復帰しないこと。まあ、戻ってもまたリードとかソロを全然やらせてもらえないのなら、その選択も頷ける。今は「Last Autumn's Dream」があるから、そちらに注力するのだろう。
いやあ、それにしても、年明けに再結成ニューアルバムが出るとか出ないとか。うれしいなあ。個人的には2ndの「Rainmaker」が大好きなんだけれど、4枚あるアルバムはどれも甲乙付けがたい。Bon Joviが好きな人なら買って損はないと思う。年明けが今から楽しみだわぁ。
土曜はしーしゃんと、しーしゃんの仕事の同僚の方にくっついて、葉山は一色海岸の海の家「Blue Moon」に行ってきたのだ。目的は八重山の唄者、大島保克のライブ。
逗子駅からバスに揺られて20分。一色海岸にたどり着くと竹で組んだ特徴的なピラミッド型の海の家「Blue Moon」が見えてきた。ここまでですでに旅気分。中に入ると、しーしゃんの同僚で「お母さん」というようなやさしい感じの武川さんが席を取っていてくれて、ステージの真ん前に座ることが出来た。まあ、後で移動することになるのだけれど、リハーサルを間近で見られてもうすでに満足(笑)
実はこの武川さん、旦那さんがムーンライダーズのメンバーで、今回のライブにも参加されているそう。確かに大島さんのアルバムにも武川さんの名前がある。すごいっ。世間は狭い。
「Blue Moon」の中は砂地に木製の丸いテーブル、プラスチックの椅子が並んでいて、まだ夕方ということもあり、普通の海水浴客が思い思いの格好でくつろいでいる。店の向かって右側にはカウンターがあり、ドリンクとフードメニューを注文することが出来る。ステージではすでに武川さんのほか、ギターやパーカッションの人がリハーサル中。
まだライブが始まる午後7時には大分時間があるなあと思っていたら、大島さん本人が登場し、もう本番?と勘違いするくらいちゃんとしたフルコーラスの曲を二曲ほど歌う。もうね、シビれました。目の前なんだもの。本番の期待もいやが上にも高まる。
リハーサルの後は取りあえずビール、ということでエビスの生飲んだり、腹ごしらえと言うことでタコライス食べたり、コロナ飲んだり、マサラティー飲んだりして、午後7時。ステージに現れた店のオーナーさんの話によると、「Blue Moon」は今年で9周年。毎年色んな人がライブをするけれど、9年間毎年ライブをやっているのは大島さんただ一人、だけらしい。ほほう、すごい。
ライブは二部に分かれていて、最初の一時間は沖縄本島や石垣、宮古、与那国の古典的な民謡を中心に。その後の一時間は大島さんのオリジナルの曲を。日もいい具合に沈んできて、橙色の灯りの中、艶やかな唄声と三線、それを盛り上げるパーカッションとバイオリンやマンドリン、ギター。背後からの海風と波の音。見上げると竹で組んだ屋根の間から星。
間違いなくこの二時間は幸せな空間だった。最初はいい感じで酔っていて、さらに時に高くなり低くなり伸びてはすうっと引く唄声に、気持ちよく眠りの淵に吸い込まれそうになったけれど、後半は知ってる曲が多かったこともあり、盛り上がった。「カラ岳」や「山原路」、「流星」といった「島時間」収録の曲や、「東ぬ渡(あーりぬとぅ)」、「赤ゆら」といった知らないけれど印象的な曲。もうこれはアルバムを全部聴くしかない。どれも本当に素敵な曲で、ライブだからこその臨場感に溢れている。ファンになって日も浅いのにこうして「生」の音に触れる機会を持てたことは幸せ以外の何者でもない。
サンダル履きの足に砂が始終付いて、風が感じられる。何より唄者の息づかいまで感じられるアットホームなライブは本当に良かった。また、来年も来たい。この唄者の存在を教えてくれたしーしゃんに感謝〜。
その後はお留守番だったはまげんも交えて横浜で飲んで、やっぱり帰れなくなったので、はまげん邸に泊めてもらって、次の日帰ってきた。もういつもお世話になってます。
先日ツタヤで沖縄音楽のオムニバスアルバムを借りてきて、ちょくちょく聞いている。オムニバスだけあって多彩ではあるのだけれど、やっぱり自分が聞きたいのは沖縄的ポップスではなくて、沖縄民謡そのものなんだというところに行き着いた。
そんな時にしーしゃんからメールが来て、彼女がとても好きだという沖縄の唄者大島保克のライブのお知らせをもらった。どんな感じなのかと店で一曲試聴してみたらすごく良かったので、さらにオススメの一枚を教えてもらって買ってきたのが四枚目のアルバム「島時間 〜Island Time〜」。
自ら弾く三線と、魅力的で良く伸びる節回しも絶妙の声が穏やかに流れ、心に染み入る数々の唄を紡ぎ出す。曲によってはストリングスやパーカッション、ピアノが入ったりするけれど、それもとても効果的に、彼の声を邪魔することなく引き立てていていい。
なんと言っても「いいなあ」としみじみしてしまうのが、この「声」だ。こんなしょぼいスピーカーではなくて、目の前で生で聞いてみたい、そう思わせる艶やかで時には官能的でさえあるこの声。沖縄の唄の底力を垣間見る気がする声だ。
今のところのお気に入りは一曲目の「カラ岳」。切々と歌い上げるところが、まだ見ぬ石垣の情景さえ脳裏に呼び起こしそうだ。他の曲も聴けば聴くほどに味が出るに違いない。
・・・と、言うわけで、とっても気に入りました。今週末のライブには行く気満々ですので、よろしく(笑)
大島保克のアルバムが気になる方はこちらをどうぞ。
>> 「島時間~Island Time~」
iTunes Music Storeをあちこちのぞいているうちに、トップ画面にいつも出ているBon JoviのiTMS限定の曲「Have a Nice Day」をどうにも無視できなくなって、30秒の試聴をしたらいてもたってもいられなくなって、「曲を購入」ボタンをぽちっとなして、ほくそ笑んでフルコーラス聴いて、おかしな具合にテンション上がって、寝られなくなって、途方に暮れて、取りあえずblogの更新でも意味もなくしてみるか、なんていう午前四時半です。朝起きてこのサイトをまず見てしまったあなた、おはようございます。取りあえず横になるだけなります。おやすみなさい。
・・・いやあ、これいい曲だわぁ。iTMS-J、万歳。
近所のコンビニでも最近は当たり前のようにオリオンビールが置いてあって、これまた当たり前のように指名買いをする日々を送っている。なんだろうね、後味に独特の甘みがあるので気に入っているのだ。
さて、ツタヤでまた沖縄のベストソングコレクションのアルバムをまとめて4枚借りてきて、せっせとリッピング中。あの三線と独特の声の節回しが聞けば聞くほど心地よい。音楽はその人の生理的な好みの部分にとても近いところと関わっているものだと思うのだけれど、そう考えるとなぜこれほどこのリズムや音に惹かれるのか。歳を重ねてきて趣向が変わってきているのか。面白いなあ。
就職という目標を果たしたら、今度は三線を習いたいなあ。
最後にライブに行ったのはいつだっただろう? もしかしたら10年ぶりくらいかも。最後は「Blue Murder」だったかなあ。前から5列目という奇跡的な席を友達のツテで手に入れた。ハードロックはずっと聴き続けて来たけれど、ライブからは遠ざかっていた。
・・・で、ひっさしぶりにロックのライブに行ってきた! ポール・ギルバートのジャパン・ツアー最終日! 渋谷クラブクアトロ! オールスタンディングは初めて! イヤッホウ、ロック万歳!
いやぁ〜、やっぱりいいわぁ。メロディ溢れる曲に、なんだかアットホームなステージ。かと思えば内蔵まで響くメタルサウンド。久しぶりに腹から、頭から、着てる服までびりびり言う音圧を感じることができた。
曲は最新アルバムからはもちろん、過去の名曲、ビートルズやマドンナ(しかもヘヴィメタル風味)のカバー、自身のメタルバンド「Racer X」からのインスト曲まで幅広い。実を言うと、最初の数曲の後、インスト曲やカバー曲が続いたりしたのでちょっとダレた感じになっているなあと思ってはいたけれど、そこはそれ、さすがポール御大といったところか。終盤の畳みかけるようなスピードチューンの連続で盛り上がりまくり。オレ声枯れまくり。
「Down to Mexico」を生で聞けたのはうれしかったなあ。ああそうそう、MR.BIGの不朽の名曲「Green-Tinted Sixties Mind」をアンコールでやってくれたのには涙が出そうになった。ポールはMR.BIGの曲はやらないと思っていたから。しかし最新アルバム収録の「Wash My Car」をやってくれなかったのは悲しかったなあ。それでもセットリスト自体はバラエティに富んでいて「これぞポール・ギルバート」という感じで良かった。
ポールは日本語を勉強していて、曲の合間にノートに書いた日本語でMCを入れるんだけれど、それがまた微笑ましい。変にスター気取りでないところが彼の魅力の一つなんだろうなあ。
いや〜、スピーカーのそばにいたから今はまだ頭の中がこわんこわん言ってる。頭振り過ぎて首痛いし、飛び跳ねすぎたからふくらはぎが痛い。やっぱりロックはいいよ。うん。
・・・さ、十分はしゃいだので、来週の面接の準備でも進めますかね〜。
素敵な世界のあいさんから「Musical Baton」が回ってきた。いつも巡回してる絵日記サイトなんかで回ってるのを見てたけど、まさかうちに来るとは(笑) これは、音楽に関する質問に答えて、次の五人を選びバトンを渡す、というもの。海外のblogサイトから始まった?らしい。ここに回ってくる間にもとの英語の質問がなくなってしまったようなので、また付け直しておきます。余計なお世話かも知れないけど(笑)
それにしても、あいさん、なんでうちかなー(笑) いやうれしいんですけどね。でもほら、多分というか全くさっぱり自分の音楽趣味についてこられる人がいないなー・・・なんて思ったりして。
いやいや、気を取り直して。
【Total volume of music files on my computer】
(今コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
・18.15 GB。
いやー結構入ってるなー。2692曲。全部聞くのに9日かかるって。九割五分洋楽のハードロック/ヘヴィメタル。残りを沖縄民謡、J-POP、アニソン、映画のサントラなどが占めてる。なんだこの節操のなさは。
CDは写真のように押入の収納ボックスにぶち込んであります。
Mac & iPod様々。
【Song playing right now:(今聞いている曲)】
・GOTTHARD「Lift U Up」
GOTTHARD(ゴットハード)はスイスの国民的英雄なバンドで、例えばそうだなーアメリカでのBon Joviより人気があると言えば分かってもらえるかしら? 良質でメロディに溢れたよいハードロックサウンドを聴かせてくれます。
【The last CD I bought(最後に買ったCD)】
・Paul Gibert「Alligator Farm」
ポール・ギルバートは月末にライブに行くので今さら過去のアルバムを買い漁ってます。ま、ポールのギタープレイはMR.BIG時代から聞いているから10年以上になるけれど、ソロをこうして一気に聞いてみるとやっぱりいい。
【Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me】
(よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
うわ、これめちゃめちゃ難しい。
・Stryper「Always There For You」
多分生まれて初めて買った洋楽ハードロックのアルバム「In God We Trust」の二曲目。クリスチャンバンドとして異彩を放ちつつも、佳曲と良く伸びるハイトーンヴォーカル、分厚いコーラスが印象的な曲。
・Paul Gilbert「Down To Mexico」
2ndアルバム「Flying Dog」に入ってるスリリングなリフから始まるアップテンポの曲。一発でシビれました。
・Fair Warning「Burning Heart」
ドイツ発のメロディアスロックの雄。もう解散しちゃったけど(T_T) そのバンドを代表するアンセム的曲。ガッツが出る曲ですなあ。
・Mr.Children「終わりなき旅」
曲聞いて泣きそうになった初めての曲。歌詞に心を動かされたのは初めて。素直にいい曲です。
・BEGIN「竹富島で会いましょう」
BEGINの「オモトタケオ」に収録されてるBIGIN流島唄。のんびり〜な感じが◎。先日見た「ニライカナイからの手紙」もあって、竹富島熱が・・・。
・・・しかし、5曲くらいじゃ語れねえええええ!! こっそりこのあたりで15曲くらいに増やして次に回してみるか・・・うそ(笑)
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と、まあこんな感じですが。ちょっとごちゃごちゃ書きすぎたかな。
さて、この「Musical Baton」次に5人の人に回すのだけれど、これって不幸の手ゲフンゲフン・・・いや、楽しい企画なので張り切って回しますよ〜☆
んじゃ、次はこの5人!・・・と思ったけど、回そうと思った人が結構すでに回ってきてたので4人で! スルーもありだそうで、気張らずにできそうなら、ということで。よろしくです。
「でいり〜にの」のにの先生。
「leiwai日記」のleiwaiさん。
「HAMAARUKI」のwestさん。
「gardens*」のかおるさん。
今日は一言言わせていただきます。
・・・ヘヴィメタルを、ヘビメタと呼ぶなああああああああ!!!
・・・ふぅ。いや、テレビ東京で一月ほど前から放映されているヘヴィメタル情報番組(?)、その名も「ヘビメタさん」。今日始めて観てみたのだけれど、いきなりゲストがYOUですよ、奥さん。サイトで確認したところ、先週のゲストはローリーだったのである意味妥当だと思ったけれど、いきなりYOUかよ! どうメタルと絡めるんだよ!
で、ゲスト、というか、レギュラーだろ、みたいな扱いの「元メガデス」マーティ・フリードマン。日本好きで日本びいきなのは知っていたけれど、いつの間にか新宿在住とかなってる・・・。いや、駒込と巣鴨にポール・ギルバートが長期間住んでいたいたことを考えるともうちょっとやそっとでは驚かない。まぁ、「いいジャン!」とか「一長一短ダネ!」とかフツーに日本語しゃべってたのに正直驚きましたが。
番組はヘヴィメタルやハードロックの過去の名曲の紹介や、エアギターという誰もが一度はやったことのあるギターの弾きマネ(本物のギターを持ってないからエアギター)勝負、マーティ・フリードマンによる日本の演歌の中にはメタルの魂が入ってる!とかいうコーナーで構成されている。
なんだろうかね、ヘヴィメタルやハードロックは「ネタ」にしないと番組として成り立たないんだろうかね。面白くてつい笑っちゃったけれど、正直見てて痛かった。もっと真面目な番組作ってくれないとこのジャンルのファンの裾野は広がらない気がするのだけれど。
ただ、演歌大好きなマーティ・フリードマンによる、小林幸子の「おもいで酒」のコード進行がジューダス・プリーストの「エレクトリック・アイ」と全く同じで、「エレクトリック・アイ」のリフに、「おもいで酒」の歌詞が乗ってしまう、という解説は素で面白かったなあ。演奏マーティ、歌YOUの夢の(?)コラボも見られたしなあ。
・・・番組にはもうちょっと頑張ってほしい。ちっとも音楽そのものの魅力を伝えてないのが残念。
それはさておき、先日ポール・ギルバートの来日公演のチケットを買ってしまった。ライブのチケット取るなんて10年ぶりくらいかも。今は簡単にネットで公演情報知らせてくれて、電話にかじりついたりせずにネットから予約が出来て、ファミリーマートで発券まで出来てしまう世の中になっていた。すごいなあ。
「公衆電話からの方が繋がりやすい」というので必死に電話かけて、繋がったのはよかったのだけれど、喜びのあまり公衆電話に10円しか入れてなかったのを忘れて、すぐに切れてしまい、その後ベソかきながらまた電話したけれど全然繋がらなかったという苦い思い出も、今は昔だ。
・・・しかし、勢いで取ったはいいけれど、行けるのか、オレ。
結局MR.BIGに何を求めていたかと言えば、それはポップさ、だったのである。そのMR.BIGも解散して何年にもなり、各メンバーもそれぞれの道を歩んでいる。
ポール・ギルバートのソロアルバムを聴いて、エリック・マーティンのソロアルバムを聴かない理由、それはポップかどうか、の違いであると気が付いたのはつい最近のことだ。もちろんエリックの歌声は彼の持つ唯一無二のものだったし、彼の声あってのMR.BIGだったのだけれど、それはポールが紡ぎ出すポップでキャッチーな曲に乗ることでより一層魅力を増していた、というのはMR.BIGファンなら理解して貰えるだろう。
ポール・ギルバートの通算五枚目のソロアルバム「Space Ship One(スペース・シップ・ワン)」が発売された。HMVで一曲目を試聴して即レジに持って行った。今作もメロディに溢れているのがそれだけで分かったからだ。一曲目の「Space Ship One」もよかったし、続く曲のどれもがよい。三曲目「On The Way To Hell」も、「SVT」もスピード感があるし、メロディもあるし、ギターソロもカッコイイ。
ポール・ギルバートを語る時によく「速弾きの・・・」と聞くが、それだけで彼の才能を評価してしまうのはどうかと思う。彼の真骨頂は確かな技術に裏打ちされたメロディセンスにある、と考えているからだ。速弾きならイングヴェイ・マルムスティーン御大や、クリス・インペリテリがいるけれど、彼らは彼らの得意な極狭い領域で頑張っているに過ぎない。いや、好きだけどね、イングヴェイもインペリテリも。ただ速弾き部分に関しては、最近手クセで弾いているんじゃないかと思うようなつまらないフレーズが多いような気がして仕方がない。
話しがそれた。ポール・ギルバートは自身のソロの他に、超絶速弾きヘヴィメタルバンド「Raser X」も復活させて、叔父さんとのブルーズバンドもやったりと相変わらずのマルチぶり。この新しいソロアルバムも佳い曲が多くて実にいい。まあ正直突然日本語が飛び出すその名も「僕の頭」はどーかと思うけれど・・・(笑)
一番のお気に入りは12曲目「Wash My Car」。軽快で疾走感溢れるいい曲だ。「車を洗えば気分爽快!」「ぴかぴかに磨いてハリウッドへゴー」とかもう脳天気でシビれる。でも本当にシビれるのはギターソロ部分。なんだかスタジオでジャムったのをそのまま使っているようなライブ感があるソロで聴いていて自然と体が動く。それでいて計算されたかのようなスリリングさがあって面白い。
メロディ満載のロックが好きなら買って損はないと思う佳作だと思う。
ポール・ギルバート「Space Ship One」が気になる方はこちらをどうぞ。
>> ポール・ギルバート 「Space Ship One(スペース・シップ・ワン)」
毎週水曜はTUTAYAのレンタルCDが、旧盤に限り100円なのだ。以前から聞こうかなあと思っていたものを棚を巡りながら手に取っていく。あれもこれも、いややっぱりこれはいいや後回し、ちょっと選びすぎたか戻しておくか、なんて小一時間うろうろ。
レジに持って行ったのは4枚。エアロスミスの「O, Yeah! Ultimate Aerosmith Hits」、ボン・ジョヴィの「Keep The Faith」、平井堅の「Stare At」、コンピレーションアルバム「沖縄ソングス~ハイサイ! 琉球ぬちぐすい~」 ・・・我ながらなんて脈絡のないチョイスなんだろう。あはは。
レジのお兄さんは、一枚一枚手にとって中身が入っているかジャケットと照らし合わせて確認していく。エアロスミス、ボン・ジョヴィ、平井堅、と見てきて、沖縄ソングスのところで一度見て、また見返したのはどうしてだ? まあ、ハードロック、平井堅ときて、沖縄の歌が出たものだから間違ってるのかとでも思ったのか。ハードロック聞く人間が沖縄民謡聞いて何が悪い。いや、そんなこと言われてないけれど。
で、「沖縄ソングス~ハイサイ! 琉球ぬちぐすい~」である。なかなかいいのだ。しっとりした民謡が聴きたいならちょっと違うかも知れないけれど、元気な曲も穏やかな曲もバランス良く並んでいてすごくいい。THE BOOMやら坂本龍一も参加していて、ちょっとオドロキ。一番のお気に入りは、喜納昌吉 & チャンプルーズの「ハイサイおじさん」に決まり! こういう踊り出してしまいそうなアップテンポの民謡は、聞いていて明るい気分になるので大好きなのだ。エレキギターのリフも体に心地よい音なのだけれど、三線の、時に陽気で時にもの悲しい音色にどうにも惹きつけられてやまないのだ。三線、ちょっと習ってみたいなあ。
それにしても、「そういえばCD持ってなかった」と数年ぶりに聞くボン・ジョヴィの「Keep The Faith」はやっぱり名盤だった。今度レビュー書くとするかね。「Dry County」は今聞いても名曲だ! ・・・やっぱりCD買いに行こう。
沖縄の民謡が気になる方はこちらをどうぞ。
>>「沖縄ソングス ~ハイサイ! 琉球ぬちぐすい~」
そういえば昨日の飲みで、こだわりの道具についての話しになった。はまげんやサメの多くの人がこだわりのモノを持っていてそれを愛している、自分にはそんなものがあるのだろうか、という話しをしていた。まあよくよく考えれば、それは「所有する」という部分ではちょっとニュアンスが違うのかも知れないけれど、自分にとっての「写真」であったり、「ハードロック」であったりするのではと、ふと思い当たった。
結局音楽は他のジャンルのものにあまり興味が湧かない。こだわりのモノと言うより自分の中の深い生理的な部分に直結していそうな「モノ」、それがハードロック、ヘヴィメタルなんだろうと。それならこの際どんどん掘り下げていったらどうだろう。嫌がる人にPalmの話し・・・じゃなかったハードロックの話しでウンチク垂れられるくらいになったら面白いだろうなあ。
・・・というわけで、毎週水曜に旧盤を100円レンタルしているツタヤで今さらながら古典中の古典「Led Zeppelin」のベストを借りてきてみた。いや、カッコいいんですが。たぶんこの年齢になったから分かる良さというのがロックにはある。おおこりゃ面白いなあ。レンタル屋は旧盤には事欠かないから来週も古典を攻めてみるとするかな。・・・最近うっかり大塚愛とかいいかもと思っていた自分はたぶん別人です。きっと。
梅雨はどこに行ったんだ? 最高気温35度って一体何? 去年のツケが今年にどどっと来ているのか?
オレは日中は冷房の効き過ぎた地下で働いているからいいけれど、この時期外で働いている人には本当に頭が下がる思いがする。実家も塗装屋で、夏場は見ているのもつらいような疲労困憊ぶりだったのを思い出す。
こんな日が続くと、暑苦しいハードロックを聴く気になれず、近所のレンタル屋が100円セールをやっていたこともあったので、BIGINを借りて聴いてみる。うーん、和む。借りて来たのは「ビギンの島唄 ~オモトタケオ~」というBIGINのメンバーが小さい時から聴いてきた沖縄の島唄を彼らなりのアレンジで演奏しているアルバム(あ、また沖縄ネタだ・・・)。
引き続き指輪ネタ。11月の終わり頃には「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」のサントラが店頭に出回っていたが、お利口さんなオレは、限定版の出ることを知っているので、じっとガマンの子、だった。12月も9日になってようやく「王の帰還」限定版(それも輸入版)発売されたので、すかさずゲット! まだあんまり聞き込んでいないけれど、3曲目の「Minas Tirith」がなかなか。限定版にはこの映画の曲を担当している作曲家ハワード・ショアの、製作過程などを収録したDVDも付いていたりする。
さて、指環関連と言えばもう一つ。「指輪物語」、「シルマリルの物語」、「ホビットの冒険」などの間を埋める話に満ちあふれた「Unfinished Tales(通称UT)」の日本語訳、「終わらざりし物語」が、河出書房新社から12月下旬に上下巻で発売! 待ってましたよ〜。「シルマリルの物語」 はとても面白かったんだけれど、話の一つ一つはさらっと触れられている程度のディテールで描かれているので、もっと詳しい部分が知りたかった。このUT は、第一紀から第三紀までの物語について、トールキンが遺した手記などを元に、三男のクリストファーが編集、執筆したもの。第一紀の英雄トゥオルやトゥ ーリンの物語、ヌメノールの歴史、ヌメノールの初代王エルロスについて、ガラドリエルとケレボルンの物語、イシルドゥアの詳細な最期の物語、ゴンドール の執政キリオンとローハンの初代の王エオルの交流と歴史、「ホビットの冒険」の裏話、黒の乗り手の指輪追跡の詳細、イスタリについて、パランティアにつ いてなどなど、シルマリルと指輪の追補編が好きな人にはたまらない内容らしい。もちろん映画版の製作に当たっては監督ほか脚本家もかなり目を通したよう なので、これを読むことでまた違った見方ができるかもしれない。ああ、いい時代になったものだ。これで後は凄まじい量の「History of Middle-Earth(通称HoMe)だけだな。きっと無理だろうけど。
さらにうれしいニュース。「指環物語」のハードカバー以上の本には、「追補編」なる一冊があるのだが、その「追補編」の文庫版が、これまた12月に出る と、評論社のサイトに載っていた。あの旧版についている読者泣かせの極小文字の追補編ではなく、普通のサイズで読めるのが何よりうれしい。そして、旧版 のものは、「追補編」全体の2/3ほどしか載っていなかった。全ての部分が読みたければ、ハードカバーを手に入れるしかなかったのである。今回の文庫版 を手にして初めて読む部分もあるというのが楽しみなのだ。
ああ、しかし、金がいくらあっても足りねーや。
久々の暑い日差し。こんな日は部屋の中で休憩時間なんか過ごせるもんか。抹茶フラペと、買ったばかりのポール・ギルバートのベスト盤から流れるクレイジーなギターサウンド。銀座の真ん中で歌って躍り出したくなるようなワケの分からない高揚感。
「読んでるよー」とか「うまくなってる」と言われてうれしくないはずがなくて、つらつらと過去に書いたものを読み返してみると、「オレって鬱っぽい?」と気が付いてしまい本当に鬱な気分になる。占いなどは全く信じたりはしないけれども、バイオリズムは確かにあると思う。読んでプッと笑える文章とか、ハジけた内容を書くのは自分にはできないと思っているので、必然思ったことを淡々と書いていくスタイルに落ち着いてきた。毎度淡泊な内容だけど、確かにそこには感情の浮き沈みが交互にやってきているようだ。でも、思ったことを何かしらしゃべったり、書き留めて置いたりするのは、心にたまったものの良い発散法になっていると信じてやまない。
気分が塞いだときの薬は、人を捕まえてしゃべり倒すか、バイクか、音楽。一昨日買ったドイツのバンド「HELLOWEEN」のアルバムは、好きだった7、8年くらい前の彼らの音楽性に回帰していて、聞いていて久しぶりに頭が勝手にヘッドバンキングをしてしまった。ああ、久しぶりにライブに行きたくなってきた。そんなスピードと、ヘヴィネスと、メロディに溢れた一枚だった。それに、「Rabbit Don't Come Easy」というアルバムタイトルがいいと言ったらない。
マジシャンは、技術や知識、経験をフルに活用してトリックを成功させようとするが、どんなに熟練し、手順を知り尽くしたことでも、例えば一匹のウサギがなかなか帽子から出ようとはしなくてハプニングになることもある。つまり人生は「Rabbit Don't Come Easy」みたいなものだと。バンドのメンバーを襲った数々のアクシデントも終わってみれば、良い方向に向かっていき、素晴らしいアルバムが生まれた。「ウサギが簡単に出てこないこともあるさ」と思ってみれば、ちょっとは気分も軽くなるというものかもしれない。
・・・んん? 微妙にまた、鬱っぽい?(笑)
ああもう、誰にかは分からないが、とにかく謝りたい。なぜ今まで、正統派ブリティッシュ・ロックの旗手「THUNDER」を聞いてこなかったのかと。ごめんなさいごめんなさい。
・・・一昨年、「今のシーンに俺達のいる場所はない」と解散して以来、「MONSTERSOF ROCK」の出演に合わせた期間限定再結成、そしてアルバムレコーディングらしい。先日、その再結成アルバム「SHOOTING AT THE SUN」をレコード屋で試聴して驚いた。渋くてカッコよい。巧いヴォーカルと、ツボを知っているギター。最近のバンドじゃなかなかお目にかかれないキーボードソロ。派手さはないが、要所をしめるベース&ドラムのリズム隊。
一曲目の「LOOSER」を聞いてもう買う気になっていた。地味と言えばとても地味な曲ばかりかもしれない。でもロックはかくあれかし、とでも言うような佳曲が並ぶ。・・・今まで聞いてこなかったと言うより、聞いても良さが分からなかったと言った方が正しいかもしれない。ちょっとは「酸いも甘いも噛み分けた大人」に近づいたということか?(笑)
そして、最近の朝晩の通勤中に必ず思うのは「密閉型のヘッドフォンが欲しい!」ということ。それだけ細部に色んな息吹が感じられる一枚だ。
今日発売のHM/HR雑誌「BURRN!!」に再結成WHITESNAKEツアーのメンバー全員のインタビューが載っていた。知ってはいたが何がどうなっているのか、いまいち把握できてなかったので、取り敢えず立ち読みで内容をざっと確認してみた。Vo.はディヴィッド・カヴァーデール。これは当たり前。G.は・・・・ダグ・アルドリッヂとレブ・ビーチ。な、なぬ?! B.はマルコ・メンドーザ、Dr.がトミー・アルドリッヂときた。
あれ? エイドリアン・ヴァンデンバーグは? ジョン・サイクスは? スティーブ・ヴァイは? ・・・いや、スティーブ・ヴァイはいいや(笑) 全然再結成じゃないんですけど。ダグ・アルドリッヂは、LION、BAD MOON RISINGの一枚目以降大したソングライティングをしてこなかったような感じがするんだけど、ギター自体はうまいからいいんだろうなあ。
それよりもかなり「どうして?」と思ったのは、レブ・ビーチがツアーに参加してることだ。ええっと、去年買ったレブのソロアルバム「MASQUERADE」、かなり聞きまくってて、「こりゃ再結成するっていうWINGERが楽しみだな、おい! またこのギターに乗せて、キップ・ウインガーの歌が聴けるなんて!」って思ってたのに、WHITESNAKEですかい! そりゃ80年代のWHITESNAKEは、AEROSMITHもかくやと言うビッグなバンドだったから、その歴史に名を刻みたいのはよく分かる。・・・まあ、インタビューを斜め読みした限りでは、WINGER用に曲も結構書いてるみたいだし、ツアーが終わったらやるようなことを言ってるので、まだ期待はもてるけど。
それにしても、再結成なんだったら、当時のメンバーを集めるべきだと思うんだけど、どうでしょう? まあ、DEEP PURPLEやRAINBOWなみに人の出入りの激しいバンドだったから、「じゃあ誰にするよ」と言われるととても困る。オレが好きなのはアメリカで成功した後のWHITESNAKEだから(あ、エセファンって言われるな)。
・・・と、ここまで書いて思った。こんな話し、誰がついてくるんだ???(笑)
CD屋に行くとよく見かける試聴機。
新作なら聞くことができるけど、他のは基本的にダメ。
だけど、最近は気が利いてるというか、ウマイというか。
銀座の山野楽器には、国内盤ならかなりの範囲を
カバーしてるという試聴機があって、
その辺の棚に並んでるCDを手に取って、
機械から出てるレーザー光にジャケット裏側のバーコードを読みとらせると、
全ての曲を頭の45秒だけ試聴することが出来るのだ。
早速ずっと気になってたアルバムを試聴してみた。
結論。
いやー、45秒ってすっごいビミョーなんですよ!
洋楽のハードロックって、結構前奏が長いので、
ヴォーカルが入る前に試聴が終わっちゃう!
結局気になる度合いが強くなってしまって買っちゃった。
商売上手だ・・・あの機械。
こんな深夜には誰も文句を聞いてくれる人はいないので、ここに書くしかあるまい。
おい、レコード会社!!( ゜Д゜)ゴルァ!!
輸入盤と何かしら差を付けたいと思うのはわかるけど、毎回毎回、しょーもない、カスのようなボーナストラックを付けさせるな! オレ的には90点をあげたいBon Joviの「Bounce」だが、今回もアルバムの最後に二曲も入ってるボーナストラックが、全然良くないぞ!
おまけに本来のアルバムの最後の曲が終わってから、15分も空白を置いて始まるから、CDプレーヤーが壊れたかと思うし、間延びしてしょうがない。前作の「Crush」もそうだったなあ。あれも最後の「One wild night」で終われば非常に美しいのに、その後にヘンなのがこれまた二曲も入ってて台無しだった。
ものすごく稀に、ボーナストラックが入ることでアルバムが完成するっていうのもあるけど、大抵はアルバム全体の完成度を貶めていることが多い。
「一曲でも多く聞きたい!」っていうのもファン心理かも知れないけど、同じファンにはより良いアルバムを聴きたい! というのもいることを忘れて欲しく無いなあ。
後、いいかげん、西森マリーに歌詞の対訳やらせるの、ヤメにしません? 映画字幕の戸田奈津子と同じくらい、始末に負えない。曲聞いて訳してないよ、絶対。
・・ここまで書いて、だったら日本盤なくて輸入盤買えばいいじゃん、って思った。でも、ライナーノーツは読みたいんだよね。あと、英語の歌詞すらない場合があるのよ、輸入盤。安くていいんだけどね。
予約、しちゃいました。「ロード・オブ・ザ・リング」のDVD!
しかも、2枚組のヤツと4枚組のヤツ、両方。ああ、待ち遠しい。
それはそうと、明日発売のはずのBon joviの
ニューアルバム「Bounce」が早々と店に並んでた。
前作「Crush」から二年ぶりだけど、いつになくリリースが早い!
しかも(・∀・)イイ!! ハードなチューン有り、聞かせるバラード有り。
早くも名作の風格を漂わしている。聞くべし聞くべし。
高校の時から洋楽のハードロック/ヘヴィメタル
('ヘビメタ'と呼ぶのは侮辱だと今でも固く思っている)
を聞くようになったけど、流行りのポップスと絶対的に違うのは、
高校の時に買ったアルバムでもやはりいいものは今聞いてもいいということ。
今かかってるアルバムも7年前の。でも全く古くさくない。
日本のポップスでは、歌ばかりが前面に出てて、聞いててすぐに飽きる。
オレ的には、ポップスは歌メロを覚えたらあとは飽きるばかり。
やっぱりヴォーカル・ギター・ベース・ドラム・キーボードなどが
同じ土俵で戦てる緊張感がロックにはある。
買ってから何年経っても、
「お、ここのギターリフが」とか「このベースのリズムが」
とかっていう何かしら「新しい発見」という楽しみがずっと続くわけですよ。
いちおうロックバンドと銘打ってる、
日本のヒットチャートを賑わしてるバンドを聞いてる連中の誰が
「ここのギターソロが!」とかって言って聞いてる??
ありゃオレに言わせればポップスだ。
・・・おお、いけねぇ、別に日本の音楽シーンをあげつらうわけじゃないです。
ただ、やっぱりハードロックは、いいねぇ、ってことですよ。