2005年05月30日

海はいい

inage_no_umi.jpgこの世には二種類の人間がいると思う。「海の存在を必要としない人間」と「時折海の存在を必要とする人間」だ。

ここのところずっといい天気で「どこかに行きたいなあ」と思っていたのだけれど、なぜか「海、海、海」と心の声が先週あたりから大きくなって、今日はぷらぷらと千葉は稲毛の海へ。・・・なぜ稲毛の海なのか? それは、今日寝坊したから! 起きたら昼前だった!_| ̄|○

本当は房総の南の方に行って、漁港を歩いたり、綺麗な海を眺めたりしたかったのだけれど、まあ海見られるならいいかということで(笑) バイクでと一瞬思ったけれど、もう昼過ぎだったし道に迷って時間かかりそうだったので電車で行ってきた。

波の音と潮の匂いだけでしっかり充電。海は偉大だ。次はバイクで行こうと思う。

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2005年05月29日

アクセス解析とは? 第三夜

cola_kanban.jpg昨日の記事の中の、最初に触れている「リファラー」というのがもしかしたら一番重要かも知れない。「リファラー」とは、そのユーザーがそのページを訪れる前にどこのページいたか、を示すものなのだ。それは同じサイト内のページかも知れないし、検索サイトの検索結果のページかも知れない。あるいはブックマークから直接来たかも知れない。「リファラー」はそれを教えてくれるのだ。サイトのどこから入ってきて、どうページを移動しているのか、が分かると言える。つまり「導線」を考える手掛かりになる。

このサイトは、毎日100人以上(特定できる別々の人として)の人が訪れてくれているが、そのうちトップページから入ってきてくれる人は20〜30人くらい。つまり、ブックマークをして、「このサイトだから見る」と目的を持って来てくれる固定客はそれくらいいるということになる。ありがたいことだ。

それ以外の大多数の人たちは、検索サイトから色んなキーワードで、個別の記事のページに直接やってくる。「リファラー」は検索サイトの検索結果のURLが非常に多い。そのURLをクリックすると、実際にどんな検索ワードで来たのかが分かり、このサイトの記事のページが検索結果のどの位置にいるのかわかる。場合によっては、Googleなどで検索結果の一番最初に表示されることもある。

ここで重要なのは、「不特定多数の人たちが表玄関からサイトにやってくることは稀である」ということなのだ。サイトの表玄関は確かにトップページなのだろうけれど、検索サイトを使ったことのある人は、検索結果のURLが必ずしもサイトのトップページではないということを知っているはずだ。というか、そのサイトそのものが目的でない限り、何かの情報を見つけようとしたら表玄関から入ること自体が少ないはずだろう。

このサイトの例で言うならば、個別の記事に飛んできたユーザーは、トップページに来て他の記事を読むようなことがほとんどない。「ユーザーの導線」を考えるならばこれはよい傾向ではない。できれば固定客になってほしいと考えた時に、どうすればいいのかという問題提起になる。「記事自体が面白くないのか」とか「トップページへのリンクが分かりづらいのかも」とか「個別記事ページにはトップページにあるような右側のメニューがないからかも知れない」と、色々な可能性を考えることが出来る。つまりサイトをよりよくしていく手掛かりを得ることが出来る。よくみたらリンクが切れていた、ボタンが分かりづらい、などもあるかもしれない。

ちょっと長くなってしまった。「検索ワードで何が分かるか」はまた次回。

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2005年05月28日

アクセス解析とは? 第二夜

selrian_tower.jpg「アクセス解析」とは単純に言えば、ウェブサーバが蓄積する「アクセスログ」を解析することを指す。「アクセスログ」とは、いつ、誰が、どこから、どんな環境で、どのページにアクセスしてきたかを記録しているものだ。今ここも含めてあちこちで普通に見かける無料のアクセス解析サービスを提供しているのが「忍者ツールズ」なのだけれど、そこのアクセス解析は、「アクセス日時」「サイトに訪れた回数」「モニタ解像度」「Javascriptがオンか」「Cookieがオンか」「リファラー」「ユーザーエージェント」「言語環境」「リモートホスト」が分かるようになっている。

前回の最後に「アクセス解析はマーケティングに他ならない」と述べたけれど、いくつかの理由による。

サイトを訪れた人はいちいち「ここが見づらい」とか「うちのブラウザでは表示できない」とは言ってくれない場合がほとんどだ。サイトを制作する時には、もちろん訪れる人のことを考えて作るわけだけれど、例えば「アクセスログ」の「モニタ解像度」の傾向を見れば、「ああ、1024 × 768の人がほとんどだな」とか「未だに800 × 600の人がいる」と言うことが分かる。そこで「1024 × 768」をメインターゲットに据えて、「サイトの横幅は900ピクセルくらいで行こう」とか「大多数の人にストレス無く見て欲しいから750くらいで作るか」という方向性を決めることが出来る。

また、「ユーザーエージェント」と言うのは、ユーザーが利用している環境を示しているもので、OSの種類とバージョン、ブラウザの種類とバージョンなどが表示される。MacかWindowsか、MacならOS 9以前なのか、OS Xなのか、Windowsなら98なのか、それともXPなのか。ブラウザは、Internet Explorerなのか、Netscape、Firefox、Safari、Operaなのか。バージョンは4なのか、最新のものなのか。

それらが分かると言うことは、サイトで使用する機能を選択する時に役に立つ。例えばWindowsのIEなら動作するが、MacのIEでは動作しないJavascriptがあったりするし、スタイルシートは古いバージョンのブラウザでは満足に表示されないこともある。サイトのレイアウトや機能を絞り込んだり、あるいは割り切ってある程度のバージョンまでは切り捨ててサイトを制作する、という時にも、ユーザーの環境が分かるのは大事なことなのだ。

以上は、ほんの一例だけれど、アクセスログに現れている傾向やユーザーの状況を見て、サイト作りに反映するというのは、今や当たり前と言える。どんな顧客が来ているか把握して潜在ニーズを満たす、つまりこれはマーケティングの一要素なのだ。

次回は「リンク元と検索ワード、ユーザーの導線」について。

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2005年05月27日

アクセス解析とは? 第一夜

gogatu_no_komorebi.jpg先日とある人から「よく言ってるアクセス解析って、IPアドレスの事? それってどこまで個人情報がわかるんだろ? メルアドとか電話番号とか。いやぁ、なんか勝手に会員登録されちゃってさ、金払えって事なのよ」というメールをもらった。良くある架空請求なので問題ない旨を伝えておいた。

そこではたと気が付いたのが、「『アクセス解析』って誤解されているのかも」ということ。そういえば以前にも何人かに「アクセス解析で何が分かるの? 誰がアクセスしたか分かるの?」と聞かれたことがあった。

・・・さて、「アクセス解析」は「個人情報をこっそり盗む」とか「覗き見している」とか「気持ち悪い」とか思っている人は、さっさとパソコンの電源を切って、本でも読むなりテレビでも見るなりした方がいい。悪いことは言わないから。そういう人たちはどこで「アクセス解析」をやっていると判断するのだろう。おそらく、ここのサイトのように「アクセス解析」サービスをやっているバナーなんかでそう判断するのだろう。でも、日頃使っているポータルサイトとか、ニュースサイトとか、ショッピングサイトとか、企業のサイトとか、およそしっかりした運営をしているところはどこでも「アクセス解析」しているから! 残念! ほら、もう怖くてネットなんかできないでしょ?(笑)

「気持ち悪い」という感情で見るなら、バナーを張って「アクセス解析しています」と宣言しているところと、上記のサイトのように素知らぬふりして解析しているところとでは、どちらがフェアで、どちらがフェアでないと言えるのだろう。そもそも「気持ち悪い」と思うことが誤解であると知った方が良い。そしてそう知ることで、冒頭の人のような、あたかも個人情報を抜き取られたかのような勘違いを起こして詐欺に遭いそうにならずに済むかも知れない。ま、それはこれから書くことの目的ではないけれど。

そんなわけで何回かに分けて「アクセス解析とは」を書いてみたいと思う。今目指している仕事のかなり重要な部分を担っていることでもあるので、自分の知識の復習と整理も兼ねて、お送りします。

まずは「アクセス解析とは」の結論から。それは「マーケティング」に他ならない。

以下次号!

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2005年05月26日

蕎麦屋で一杯

inokoku_no_soba.jpgそばがうまい店はつまみもうまいところが多い。つまり酒を飲む場所として実に最適だったりするのだ。

西川口駅東口から徒歩5分ほどのところにある「亥ノ刻」は、江戸の町屋を再現したなかなか趣ある素敵な店内で、もちろんそばがうまい。そしてつまみがどれもうまい。最近の楽しみの一つにここで「一人酒」をする、というのがあって、つまみを選ぶのが毎回楽しくて悩ましい。

鴨をあぶったモノもうまいし、漬け物の盛り合わせもうまいし、卵焼きがふわふわでこれまたうまい。そばがきもうまいのだけれど、これは締めにそばを食べるので最近はやめている。ボリュームがあるので一人でこれを食べるとうっかり満腹になってしまう。

焼酎を頼むと錫(すず)の器に入れてきてくれるのだけれど、これがいつまでも冷たくて本当によいのだ。そしてずっしり重い。日本酒を頼むと同じ錫の徳利と猪口で持ってきてくれる。焼酎をちびちびやってつまみをつまんでぼーっとしたり考え事をまとめたり。そして最後にそばをいただく。なんて贅沢。近所にうまい蕎麦屋がある人は、夜に飲みに行ってみると新しい発見があるかも。

そうそう、ここはそばの後にもちろんそば湯をくれるのだけれど、ある日長谷川さんと一緒に行った時、オレが「そばとろ」(そばつゆの中にあらかじめとろろが入っている)を頼んで食べていたら、「これ、そば湯の時にどうぞ」とそばつゆだけが入った器を別にくれた。こういう気配りができる店というのもなかなかない。そんなわけで秘かに贔屓にしているのだ。

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2005年05月24日

就活徒然

zanshouno_umi.jpg先週一社、今日も一社、内定が出た。でも先週のはすでに内定を辞退しているし、今日のところも一両日中に辞退を伝えるつもり。やっぱり求人情報だけでは分からないことだらけで、実際に面接に行ってみて分かることが本当に多い。先週のは仕事内容と福利厚生の部分でどうにも妥協できない部分があったので、お断りした。デザイナーじゃなくてオペレーターみたいな仕事だった。社保も不完全。バイトや派遣で探した方が条件のいいところがたくさんありそうだって正直思ってしまった。

今日内定もらったところは、面接に行って色々質問をしても、その会社の中のことがよく分からなかった。うーん、あまり書くとグチみたいになるからやめておくけれど、色々気になることがあって、自分の直感が久しぶりに全力で「やめとけ!」と言ってる。一月くらいからずっと同じ求人を出し続けているらしいし、昨日は今使っている求人サイトの新着求人メールが来て見てみたら、その会社の、以前と全く同じ求人が載ってる。それで今日内定もらっても、素直にそうですかとは言えない。

まあ、どんな形でも結果は出始めているので方向性は間違っていないのだと思う。面接で話すほどに色々自分の中のことが分かってくるし、やりたい仕事内容が煮詰まってくる。「どこかに潜り込んで」というのはある意味真実なのだろうけれど、どうせ潜り込むならちょっとくらい厳しくてもしっかり腰を据えてスキルを伸ばせるところにしたい。とかいって、この後ずるずるとどこにも決まらなかったりして(笑)

ま、断るのも選択なら、納得できる仕事を求めて活動を続けるのもまた選択。間違った選択なんてないと思う。それに色んな職場を覗くのも楽しくなってきた。明日はWebに特化した広告代理店の面接。どうやら社長御自ら面接をしてくださる模様。がんがります。

あ、写真は小笠原のウェザーから撮ったもの。なんてことない写真。素材として使うんならいいかなと。

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2005年05月23日

精神安定チョコ?

gaba_choco.jpg今密かにマイブームなのが、グリコから発売されている「メンタルバランスチョコレート【ギャバ】」なのだ。

「GABA(ギャバ)」というのは、人の脳内に存在する神経伝達物質で、リラックスを促すアミノ酸の一種だそうだ。以前ファンケルの「発芽米」にたくさん含まれているとかで、すぐイライラするのを何とかしたいと思い食べていた時期があった。・・・効果は、あったような気がするかなあ。うん。

でも米だと一度切らすとなかなか買いに行かない。かたやチョコだと帰りにコンビニにちょっと寄って買っていくことが出来る。ま、気休めと言えばそうかも知れないけれどね。カルシウム摂った方がいいかもしれないと言えばそうかも知れないしね。

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2005年05月22日

演劇と居酒屋の週末

un_titled.jpgみさきちから「友達が出てる演劇のチケット取ったんだけど、急用が出来て二人分の引き取り手を探してます」とメールがあったのは先週の中頃。金欠と、就職活動でいささかナーバスになっていたのとで、一度はお断りしたのだけれど、「はまげんが行くって言うからどうかな〜?」と言われて、そこまでいうなら、と駒場東大前の「こまばアゴラ劇場」に行ってきたのだった。

見に行ったのは「bird's-eye view」という劇団の「un_titled」という演目。演劇見るなんて何年ぶりだろう。

内容は、ううーん、「様々な人たちのちょっとおかしな日常(非日常?)の様子をオムニバス形式で」みたいな感じと言えばいいのかな。相手の問いに必ず「いや、○○では、ない」と否定で答える家族のお話とか、友達の家に行ったら明らかにそこに他人がいるのに「一人暮らしだから!」と言い張る人のお話とか、色々。

いやぁ、ぶっちゃけ最初は置いていかれてる・・・と思ったけど、だんだん笑いが止まらなくなって、最後は笑いすぎて汗かいてた。こんなに笑ったのは久しぶりかも。面白かった〜。

お気に入りは、家庭教師とその教え子のお話。一生懸命教え子が何か話しているんだけれど、その声は部屋の隅に座っている女の人の声に吹き替えられてしまって、意思疎通が全然出来ない、というオモシロ話。あまりに面白かったので劇場出てしばらく「お母さん・・・おか・・おかぁさん・・・」ごっこをしてしまった。

役者さんに一人、のぶとはまげんを足して二で割らない、って感じの人がいて、酔って友達の家に押しかけてご機嫌で侍口調で話す場面が、酔った時のはまげんとかぶっちゃってもう可笑しくて、横のはまげんを見ながら「あ、はまげんもこれで笑ってる・・・」と二度可笑しくなった。・・・それはそうと、笑いだけではなくて、多分もっと深いテーマがあるのは確かなんだろうけれど、笑いすぎて難しく考えるのはナシにした。

いやあ、よかったです。みさきちありがとう。ちなみに、役者さんの中の一番背の低い女の子がかなり好みでした(だから?)。いつもこういうコミカルタッチな演目なのかしら。次回作も気になるねえ。

その後は渋谷に出てじゃあ二も合流して3人で飲んだ。そこの居酒屋の土佐弁を話す女の子の雰囲気が可愛くて恋が始まった(一方的に)。ま、ともかく、気分転換も出来て、バイカーズの次の日程も決まって、よい休日だった。感謝感謝。

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2005年05月21日

DUOSNAP

duo_snap.jpgまだW21CA買ってない。金欠なので。モンキーに乗ろうと思ったら、自賠責今月で終わってる! _| ̄|○

・・・それはさておき、W21CAを買ってしまおうかという気にさせるサイトが出来たのでご紹介。auのユーザー向けポータルサイト「DUOGATE(デュオゲート)」の中のコンテンツに、「DUOSNAP」というのがあって、これが実に楽しいのだ。

auの「EZナビウォーク」はGPSを元にした歩くカーナビのようなサービスを提供しているが、そのGPS搭載端末で撮影した写真をメールに添付して「DUOSNAP」に送ると、付加されたGPSの位置情報を元に、日本全国を網羅した衛星写真上の、その位置に掲載される仕組みになっている。

衛星写真はFlashで構築されていて、スムーズに見て回ることが出来る。自分の近所の写真が掲載されていればどこだろうと気になったり、北は北海道の宗谷岬で撮られた写真を見たり、沖縄のビーチの写真に思いを馳せたり。衛星写真があるので、その場所が客観的に分かるのが面白い。写真にコメントを付けることも出来る。

一番面白いのはやっぱり自分の端末から写真を送ることだろう。今は送って、見て、コメントを付けて楽しむくらいだろうけれど、ここから何か新しいサービスが出来てきそうだなあと思う。

ところで、この衛星写真、なんと小笠原諸島、しかも硫黄島まで載っているのだけれど、au父島では使えないし・・・硫黄島なんて論外。でも衛星写真で見る小笠原の島々はやっぱり美しかった。

ああ、W21CA、機種変しに行くか。

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2005年05月20日

深夜のファミレス

menset_mae.jpgしっかり紙に向かって考えをまとめなければいけない時は、自分の部屋はあまりにも誘惑が多すぎる。

深夜のファミレスはお客が少なくて実に落ち着く。沸騰中の頭も頑張って働こうという気になるらしい。ペンの滑りもちょっとマシになる。

すみません、コメントへのレスはまた明日にでも。今は一杯一杯ですねん。

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2005年05月16日

業務連絡

minatomirai_kanransha.jpgおかげさまでこちらのサイトも「ヤプース! メールでフォト日記」のサービスを利用して始まってから3年以上を数えました。近日中に表のサイトからのリンクをはずして、独立したサイトとして再出発します。・・・ま、基本的なスタンスはほとんど変わらないんですけどね。それにたぶんデザイン変えてるヒマとかない。とほほ。

継続はなんとやらと言うけれど、こんな「掃き溜め」でもまあ割と大きくなってきたので、ここらでもっと外に広げて行ければいいなあというほのかな野望のようなものがあります。

そんなわけで、よろしければトップページをブックマークしていただければと思います。これからもどうぞよろしく。

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2005年05月14日

W21CA

w21ca.jpgそろそろ携帯を変えたいなあと思っているのだけれど、実機を触ってやはり「なんかチガウ・・・」と思ったW31S。PENCKでいいかと思ったのだけれど、ここにきてカシオの「W21CA」が気になっているのだ。ジョグダイヤルやデザインで選ばないんだったら、いっそWIN機で高スペックのにしたらどうかというのは、ちょっとしたオタク魂。

2.6インチ液晶、200万画素のカメラ、BREWアプリ、EZナビウォーク、そして一番のウリが「PCサイトビューア」、つまり「Opera」を搭載した「フルブラウザ機能」。普通のPCのブラウザで見るサイトが携帯で見られるのだけれど、今までは、はまげんやまかべさんが持っているウィルコムの「京ポン」と違って、パケット定額プランには対応してなかったのだ。それが一番のネックだった。

それがこの5月からauが大々的に展開してるWIN機の「ダブル定額」に対応したというではないか。おお! と鼻息も荒く調べてみたら・・・通常4410円が上限なのだけれど、PCサイトビューアを使う場合は、上限5985円になるとか・・・。1500円の上乗せか・・・_| ̄|○

ネットが携帯から見られたら、ヒマな時とか絶対使うなあ。パケ代だけで月6000円はどうだろうか。うーん。

それにしても、今の携帯を25ヶ月以上使用しているので、「W21CA」の機種変料金が13000円ちょっとになっていた。それに先月ポイントが3000貯まったのでさらに6000円引きになる。ってことは、7000円ちょっとで新機種に出来るのだ。うーん、悩みどころだなあ。

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2005年05月13日

オキナワなんでも事典

okinawa_jiten.jpg池澤夏樹の小説を読もうかなあと本屋の棚を眺めていたら、この本を見つけた。要は、沖縄に関する色々な事柄を紹介・説明している「事典」であるのだけれど、淡々と事柄を説明していく味気のないものではなくて、各項目に様々な人がコラム形式で説明を加えている、というのがこの事典の大きな特徴になっているのだ。

執筆陣も結構錚々たる面々である。知らない方が圧倒的に多い(きっと沖縄では有名なのだろう)のだけれど、編者の池澤夏樹に始まって、作家(?)の椎名誠、キャスターの筑紫哲也、漫画家の水木しげる、作家の陳舜臣、元沖縄県知事の大田昌秀なんていう名前もある。もちろんこれらの方は多彩な執筆陣のほんの一握りで、総勢102人が沖縄への思いを、沖縄の色々なモノを説明するという形でもって語っている。

項目によってはとても大まじめで、学術的でさえあるけれど、その一方で、可笑しくて吹き出してしまうような物語と共に項目を語るものある。椎名誠の書いた「泡盛」の項目の一部はこうだ。「・・・島にいる間、村のオババに泡盛の牛乳割りというのをおしえてもらった。氷を入れ、五対五で割って飲むとうん、なかなか説得力がある。スタッフにこの飲み方をすすめ、みんなして深夜までコップを重ねていた。しかしこの牛乳割りの酒というのは、遠くから見ていると、いい歳したおとっつぁんが深夜みんなして車座になり牛乳を激しく飲んでいるようで少々気持ちが悪いだろうなーと思う。・・・」

食、言葉、建築、宗教、祭り、生活、動植物、人物、織物、音楽、などなど、書かれている分野は多岐にわたる。それでもおそらくこんな本一冊では分かることなんてたかが知れているだろう。だけれど、沖縄の文化の大まかな側面を楽しく知るにはうってつけの一冊ではないだろうか。同じ南の島なら小笠原に行ったことがあるが、沖縄は日本とは違う文化を今も持っているという部分に今は強く惹かれるようになった。

行ったことが無くても、ちょっとした沖縄通気取りにさせてくれて、それを実際に確認しに行きたくなるような好著だ。

この本が気になる方はこちらをどうぞ。
>> オキナワなんでも事典

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2005年05月10日

もすかう

moskau.gifりかーちんからタレコミがあって、「pya!」で気が付けば殿堂入りを果たしているこの・・・いや、もうとにかく見てよ。見て感想を聞かせてくれ。取りあえずオレはしばらくゼーハー言った。マイヤヒー以上だ・・・。

元ネタの歌は例の「ジン・ジン・ジンギスカ〜ン♪」を歌ってる人たちみたい。しかもこの曲自体は結構古いんだって? しかし・・・すげえ空耳っぷりで脱帽。もすか〜もすか〜、おっさんですか、シャアですか、わははははっ、へい!


「もすかう」が気になる方はこちらをどうぞ。
>> 「ジンギスカン・ノン・ストップ・ベスト・アルバム」もすかうの曲「めざせモスクワ」も収録されてます。

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2005年05月09日

「ナルニア国物語/ライオンと魔女」

narnia.jpg「ロード・オブ・ザ・リング」三部作も完全に完結してしまい(PJが蔵出し映像を持ち出さない限り)、これから先、何を楽しみに生きてゆけば良いのか!と嘆き悲しむ今日この頃。大袈裟ですか。そうですか。

LOTRが終盤を向かえる頃だったろうか、「ナルニア国物語」の映画化を聞いたのは。先日すでに第一作目「ナルニア国物語/ライオンと魔女」がクランクアップし、全米では今年の12月、日本では来年3月に封切られることがすでに決まっているらしいということを聞いた。おっと、こりゃいけない。調べてみなければ。

「ナルニア国物語」の原作者C.J.ルイスは、オックスフォード大学の研究員時代にLOTRのトールキンと出会っている。そこで「インクリングズ」という文学討論会を持ち、各自の研究・創作を披露することになる。「指輪物語」が世に出る前に初めて読まれたのも、この集まりなのだ。

その「ナルニア国物語」がLOTRを凌ぐスケールで映画化、しかも全七巻ある原作を全て映画化するという。・・・大丈夫かなあ。LOTRシリーズの成功は、三部作全てを一度に撮影することで、ラストに向かうにつれてテンションが上がるという、当たり前のようでいて今までの三部作モノではなしえなかった快挙を達成することが出来た。今回は一作ずつ撮っていくようだ。

検索してみたら、日本のヤフーが独占で予告を流しているではないか。海外のオフィシャルサイトでもまだやってなかった。

見た感じでは、LOTRの血なまぐさいリアリティのあるファンタジーではなく、ある意味「ファンタジー」と言った時に思い描く様子そのままの感じを受ける。「ネバーエンディングストーリー」のような印象でもある。そして、なかなか面白そう。一番の期待は、LOTRの全てのビジュアル・VFXを手掛けたWETAが、この作品でもビジュアル以下、ほとんどの部分を担当しているというのこと。アメリカのアップルのサイトでは、その様子をムービーで見ることが出来る。WETAがからんでいるなら、ビジュアルで外すことはそうないはず! ううん、これはまた指折り数えて待つ映画ができた。

さて、「指輪物語」はもちろん何度も読んだけれども、実は「ナルニア国物語」は一度も読んだことがない。今から原作を読もうかと思ったけれど、ちょっと待て。LOTRの時は「原作愛読者」が陥るあらゆる悲喜劇を体験したではないか! 今度は映画を先に体験して、普通に感動してみようじゃないか。・・・なんて言っていて、我慢できずに読んでしまう可能性大、なのだけれど。

以下に文中の主なリンクを挙げておいたので、ぜひ。本家公式サイトの気合いの入り様を見ていると、安心して封切りを向かえて良さそうだ。

>> 本家公式サイト (Flashでかなり凝っている)
>> Yahoo!独占の予告
>> WETAの仕事ぶり (WETAのリチャード・テイラーがまた頑張ってる)
>> 監督について

・・・ちなみに、日本の公式サイトはしょぼくてリンクする気にもならなかったことを付け加えたい。ま、公開近くなったら↑の公式サイトをローカライズして持ってくるんだろうけれど。

投稿者 いづやん : 23:55 | コメント (5)

2005年05月07日

スノーピークのストーブ

snowpeak_stove.jpg何をしているのかって? スノーピークのストーブを買ったので、コーヒーを淹れるのに(うれしかったので、つい、無駄に、たくさん)お湯を沸かしているのだ。

一瞬、はまげんの持っているZIPPOのストーブでもいいかなと思ったんだけれど、スノーピークは分解せずにコンパクトになるので、こちらにしてみた。自動点火の機能がないものならかなり安いというのもあったし。ランタンも一緒に買っておくかと思ったけれど、同じスノーピークの「天」の一番小さいヤツが行ったショップになかったので、また後日ということで、ストーブのみ。

いやしかし、間違ってもアウトドアフリークを自認するつもりはないけれど、アウトドア用品の、必要にして極限までコンパクトさを追求したアイテムの数々を眺めるのは、それだけで楽しいねえ。物としての美しさがあるのがいい。

投稿者 いづやん : 19:04 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月06日

コンスタンティン

constantine.jpg下書きを書いてアップするのをすっかり忘れていた。見てから二週間以上経っているけれど、今さら上げてみる。

予告を見て「面白そう!」と思ったので素直に行くことにしたのが、キアヌ・リーブス最新作「コンスタンティン」だ。やっぱりというかどうしてもというか、「マトリックス」と比べてしまうのは致し方ない。「結局味付けの違う救世主話なんじゃないか」という不安もなかったわけではない。

ストーリーは、悪魔祓い師(エクソシスト)ジョン・コンスタンティンは重度のチェーンスモーカーで、末期の肺ガンを患い余命一年と宣告されている。だが、そんな体を押してハーフ・ブリードと呼ばれる悪魔の使い達を退け続けるのには訳があった。彼は以前、見えないモノが見える自分の力に絶望して自殺を謀るが、死んで二分間だけ見た行き先は地獄だった。キリスト教にとって自殺は何物にも代え難い重罪だ。自分の未来を知ってしまったコンスタンティンは、天国へ行く権利を得るために悪魔のハーフ・ブリードを地獄へ送り返す仕事を続ける。ある日妹の不可解な死の原因を探る女刑事のアンジェラが彼の事務所を訪れる。そこから様々な陰謀と戦いに巻き込まれていく・・・といった感じだ。

さて、以下はネタバレなのでご注意を。

のっけから「どーん!!」というでかい効果音で飛び上がるくらい驚かされる。ホントに2センチくらい飛び上がった。ちょっとやりすぎ、という箇所がいくつかあったなあ。でかい音で脅かすのはせこいぞ。

コンスタンティンは、基本的にエゴの固まりでイヤなヤツという描かれ方をされている。「マトリックス」のネオよりも、こっちの方がずっといい。何を為すべきか分かっている救世主よりも、どうにもならない運命を知りつつも、自分のエゴを剥き出しにしながらもがき苦しんで戦うほうが、より感情移入できる。ただ残念だなあと思ったのは、後半ちょっとイイ人、になってしまったところかなあ。口だけは最後まで悪かった。その辺りが中途半端な印象を与える。

劇中、至る所で使われるアイテムがいい。「悪魔の棲む家にいた虫」、「ヨルダン川の聖水を込めたアンプル」、「聖書」、「運命の槍」、百人以上を処刑した「処刑用椅子」、触れた水を全て聖水に換える「二つの十字架」などなど、悪魔払い用のアイテムがあちこちに出てきて、面白い。

中でも一番のツボだったのは、バルサザールと言う悪魔のハーフ・ブリードを対決する時、首を締め上げられてピンチの時に上着の中から何やらアイテムを出そうとするコンスタンティンに期待して見ていたら、出てきたのが十字架の刻印のある金ぴかの「メリケンサック」! なんて原始的な!(笑) しかもかなり効果的!

冒頭部分の鏡を使った悪魔祓いも結構面白かった。ほほう、そういう方法もありか。一緒に見に行ったじゃあ二も言っていたけれど、悪魔や、悪魔のハーフ・ブリードの造形が割と単純で残念と言えば残念。

ストーリーについていえば、早い段階で黒幕がなんとなく分かってしまうのと、「悪魔そのもの」は人間界に直接干渉できないはずなのに、ラストのあのやりとりはどうなのか、というのが見終わった後に引っかかった。ご都合と言えばご都合かもしれない。まあ、そういったことを常に考えてしまうとこの手の映画はどれも見られなくなってしまうので、敢えて目をつぶることにしよう(笑)

個人的にはラスト近くのスプリンクラーの雨の中での戦いが格好良くて好きだなあ。それと! 今回一番感心したのが、最後の最後まで、安易にヒロインとチューしないところ! 普通こういったハリウッド映画は気が付けばヒロインとキスしてしまうところだけれど、それがない。いいぞ、それでこそのやさぐれコンスタンティンだ。

最後に一つ。映画はスタッフロールまで鑑賞してこそだと思うのだ。席を立つ連中は呪われてあれ! ・・・と思っていたら、スタッフロールの後に、ちょっとした後日談が出た。なるほどね。

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2005年05月05日

サイバーシティアキバ

hama_kaikeikikai.jpgはまげんとは夕方から飲むつもりで約束して、丁度良かったから「スコープドッグ」を水道橋まで一緒に見に行った。帰ることを考えたら水道橋よりも秋葉原の方が都合がいいだろうということになり、アキバに出た。

アキバに来たのはよかったが、飲み屋に入るまでに、中古PC屋やら、ジャンク屋やら、はまげん御用達のモバイルプラザなどを練り歩いて、結局なんだかんだとオレもiPod用の充電ケーブルをそこで買ってしまったり、あわよくば以前から入ってみたいと思っていたメイドカフェにはまげんを引っ張り込もうと思っていたら店の前に行列ができていてあきらめたりと、色々道草を食って、居酒屋に入ったのは8時過ぎだった。

中央通りの「はなの舞」という居酒屋だったのだけれど、テーブルに一つずつ、液晶モニターがある。きっとガストにおいてあるような占いが出来たりちょっとした番組が流れたりするようなものなんだろうなあと思っていたら! タッチパネル式になっていて、メニューを全部ここから注文できるのである。注文できるだけではなくて、今までに何をどれくらい注文したかがすぐわかって、しかも現在の会計と、頭数で割った一人あたりの会計額まで丸わかり! すげえ、さすがサイバーシティ(?)アキバ!

業務が合理化されているからか、液晶から注文したら、物が運ばれてくるのが早かった。すごいなあ。途中からまかべさんが合流して店を変えたのだけれど、そこでも同じ液晶パネルが置いてあってまたビックリ。これ、面白いから用のないのに色々注文してしまいそうだ。

あ、まかべさんがやらかした例の「うっかり」の正解は「ジェンマ」だそうで。はまげんが喉元まで名前が出かかっているのに、思いつきでオレが答えてしまってちょっとくやしそうだった(笑) さ〜て、どうするのかなあ、このバイク(笑) いっそイベントにしたらどうかと本気で思うのだけれど。

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2005年05月04日

ボトムズ見てきた!

mokey_farm.jpg局所的に話題沸騰中の「なんでも作るよ。」で公開中の「スコープドッグブルーティッシュカスタム」を水道橋の特設会場に行って見てきた!

会場は激混みかと思ったけれど、それほどでもなく、少し並んだらしっかり見られた。順路がスコープドッグの後ろから見ることになるのだけれど、視界に入って誰しもがまず「すげぇええ!」とつぶやいてしまう。実際オレの前に見たカップルも「すげえ!」「すごーい!」と連発していた。とにかく、文章では伝えきれないのがもどかしいくらい、とにかくすごいのだ。

鉄。もうそれに尽きる。圧倒的に鉄、のかたまり。それが全高4メートルの人型になって立ちはだかっているのだ。そのリアルさ、造形の妥協のなさ、重量感、錆びた風貌などなど、こんなところで文を費やしても全く凄さを伝えきれない。目の前に立って眺めていてもただ「すげえ・・・」と呟いて、どうしていいかわからないニヤニヤ笑いを浮かべるのが関の山なのだ。写真撮影がNGなのが悔やまれるねえ。

展覧会は5/12までやっているそうなので、ぜひとも足を運んでその偉業を目の当たりにして欲しい。

ちなみに、このスコープドッグの制作日記をblogで公開しているのだけれど、それが本になっている。会場ではあっというまに売り切れたそう。アマゾンでも予約受付中になっている。気になる方はこちらをどうぞ。
>>タタキツクルコト 1/1スコープドッグ制作日誌

投稿者 いづやん : 23:55 | コメント (15) | トラックバック

2005年05月03日

ケヤキ並木

hatonosu_turibashi.jpgGW頭にして、2005年最初のバイカーズは、天気に、友人に、ネタに、バイクの調子に、恵まれて本当に良かった。たっぷりのお日様に、風を受けて走っても半袖で十分なほどの陽気。バイクで出かけない理由が見つからないほどのお休みだった。

さて、バイクで走っていると渋滞に巻き込まれたり、排ガスたっぷり吸わされたり、幅寄せされて肝を冷やしたりすることはしょっちゅうだけれど、そんなマイナスを補ってあまりある光景に出くわすこともある。

今回、うちから青梅に行くのに、環八から川越街道に入り、野火止という交差点で志木街道に入った。この志木街道が実によい道だった。くわしいことはこちらのサイトに書かれているが、清瀬市に入った辺りからしばらく続くケヤキ並木が本当に素晴らしかった。新緑の背の高いトンネルの中を、ほとんど車の来ない中のんびりと通り過ぎる。日差しも丁度良くて道に綺麗な木漏れ日の陰を作っていて、走っているだけでうれしくなってしまった。

この志木街道のケヤキ並木は「新東京百景」の第78番目にも選ばれているところのようだ(ちなみに100番は我らが小笠原の南島)。たとえ近場であっても旅というのは、こういう思いがけない風景との出会いの機会に恵まれるものなんだなあとしみじみ思った。

あ、写真は特に関係なし。今回のバイカーズの時に撮った写真。吊り橋に腰掛けた人がいるんだけど、分かるかな。結構好きな写真になった。

投稿者 いづやん : 03:34 | コメント (2) | トラックバック