誰も読んでなさそうな気がしなくもない今日この頃。極私的ランキングの第二夜。それでもどんどん更新していきます。今夜は「ベスト戦闘シーン」と「お気に入りシーン」の二つ! 書き始めるとつい余計なことを書いてしまいがちで、気が付けば今日も読む人を選ぶかのような長文で。エオウィンいいよなー。
1位は、なんだかんだいって名場面。トドメがあっさり過ぎるとかいう意見も聞かれるけれど、エオウィンのちょっと出来過ぎな強さと魔王の存在感が、数ある戦闘シーンの中でもお気に入りシーンに。魔王のメイスが痛そうでなお良し。
2位は、何度見てもシビレるカザド=ドゥムの橋の戦いから、あのツカミはばっちりなTTTのオープニングの落下しながらの対決、さらにジラク=ジギル山頂の決着まで、実にカッコいい。映像化が難しかったろうバルログのビジュアルが文句なしなのと、ガンダルフが一番原作に沿った戦い方をしている。本当は地底から無限階段を登るシーンも撮影の予定があったらしいのだが、予算の関係でお蔵入りに。残念。
3位は、原作ではあまりハイライトされていない戦いだが、PJがどうやらボロミア好きであるらしいので、ことさらに英雄的に、感動的に描かれている。執政家全員がこういう風に敬意を持って描かれていたならねえ・・・。ところで執政家の角笛の音を初めて聞いた時、想像とかけ離れていてびっくりしたのはオレだけだろうか?
4位。アラゴルンにはFotRに良いシーンが二つあった。風見ヶ丘のこのシーンか、アモン・ヘンでのウルク=ハイとの戦いなのだが、迷った。ただ、アラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンが撮影に合流してからすぐと言っていいくらいの時期に撮影されたものと考えると、こちらが素晴らしい殺陣と思えた。
5位は・・・2002年MTVムービーアワードで、「ベスト格闘シーン賞」を受賞した、栄えあるじーさん同士の決闘の場面(笑) 初めて見た時はあまりのことにたぶん口が開いてたと思う。念力?でのドツキ合い。イアン・マッケランとクリストファー・リー御大に拍手。
「泣けるシーン」「笑えるシーン」「ベスト戦闘シーン」を挙げてしまうと実はなかなか選ぶのが難しかったりする。上記三つのランキングはハイライトであるからだ。それ以外だと実はどこも好きだったりするのでどれもこれも挙げたいのだが・・・。
1位のセオデンの演説はもう本当に素晴らしい。セリフが原作通りというのもあるが、バーナード・ヒルの迫真の演技、王たる者はかくあるべきかと思い知らされる。何度も劇場で見ているとここまでの前半部分は眠くなってしまいがちだが、角笛と共に到着する王の勇姿が再び画面に集中させる。
2位は言わずもがな。世論的には「エピローグ長過ぎ」なのだろうが、LOTRはそもそも「往きて還りし物語(There and Back Again)」なのである。帰るところまでやらなきゃ。なぜフロドが灰色港から旅立つのか説明不足でも、ホビット庄からラストまでのシーンは心にじんわり染み込んでくる。
3位は・・・なぜこのシーンがTTTから省かれたのか、一度PJを小一時間問いつめる必要があると感じているのは、オレだけではないはず。ゴンドールの民に向かって演説するボロミア、兄と仲睦まじいファラミア、そのファラミアの人物像をより深くする父デネソールとの確執、兄を見送る弟の場面。どれをとってもよい場面ばかりではないか。これがあるだけでファラミアのTTT劇場版での評価は大分違うと思うだが。
4位は、エドラスのセットを凌ぐ規模を感じさせ、まるでミニチュアとは思えない精緻さと存在感のミナス・ティリスの中を飛蔭に乗ったガンダルフとピピンが駆け上がっていくシーン。BGMも場面を盛り上げるのに一役買っている。話的にはまったくいらない部分なのだが、スケール感に心躍る場面である。
この他には、旅の仲間の出発あたりがいい。それもFotR SEEでの、エルロンドから祝福を受けて出発するバージョンである。エルロンドの「エルフと人間、そして全自由の民の」というセリフ、指輪所持者の最初の一歩は右か左かと言う実に現実的な迷い、丘を登り次々と姿を現す旅の仲間。これから本当の旅が始まると言う期待を煽る名場面であると思う。他にもあそことかこことか、ああ、もう。
一作目、二作目に比べると随分早いが、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」のコレクターズ・エディションDVDが発売に8/4に発売された。そりゃ買ったさ。いくら「スペシャル・エクステンデッド・エディションDVD」(SEE)を買うことが決まっているとしても、買わないわけがない。だって心底ファンですもの。
・・・さて、本来ならSEEが出てから書くべきなのかもしれないが、DVD発売記念である(大分遅くなったけれど)。かねてからずっと考えていた「ロード・オブ・ザ・リング 極私的ランキング」を敢行することにしよう。あくまで「極私的」なのである。独断と偏見と偏愛と極論に満ち満ちていることをあらかじめ肝に銘じて読んで頂きたい。長いので今回は本文を別にした。下のリンクから読み進めて欲しい。なお、「ロード・オブ・ザ・リング」は「LOTR」、第一部「旅の仲間」は「FotR」、第二部「二つの塔」は「TTT」、第三部「王の帰還」は「RotK」スペシャル版DVDは「SEE」、監督のピーター・ジャクソンは「PJ」と略してある。
3位は、お気に入りシーンとかぶるが、フロドがホビット三人に順に別れを告げるシーンに泣ける。4位はTTTなかでも随一と個人的には思っている泣きポイント。シンベルミネのアップから、セオデンの悔やみ言、ガンダルフの慰め、膝から崩れ嗚咽を漏らす王。派手さはないがよい場面。
5位で泣ける人は、原作ファンか、食いしん坊か、真のホビットである。イシリエンの森でサムがゴラムからもらったウサギでシチューを作る。原作ならここで至福のごちそうタイムがあるのだが、映画ではこのあとハラドリムとオリファント観賞に夢中になり、ファラミアたちに捕まってしまう。ここで、誰もが思った。「あのシチューは食べたのか!?」「きっとSEEでは食べるシーンが追加されるに違いない!」と。だがSEEでも追加されなかったし、ファラミアに連れていかれたヘンネス・アンヌーンでも原作のように客人としてではなく、囚人として連れられていったので食事にありつくことなかった・・・。そんなとき我々は食べることが喜びのホビットたちの身の上を思って泣けるのである。
ところで、人によってはTTTの終盤、オスギリアスでサムが「この世には命をかけて戦うに足る何かかがあるのです・・・」と長々とセリフを言うシーンで泣けると思うのだが、残念ながらオレは泣けない。むしろ主人フロドに説教しているサムに憤りすら感じる。このセリフ自体はほぼ同じものが場面は違うが原作にもある。状況的にはもっとおだやかな口調で、サムが独り言のように主人に聞かせるものだが、脚本家陣は何を思ったのか、現実の戦争問題を明らかに意識させんばかりな使い方をしてきた。それが鼻についたので泣けるどころか違和感を感じたのである。
2位は、それ単体ではまあ可笑しいと言えば可笑しいが、FotRのバルログに追われて巨大な階段を下りる際、アラゴルンがギムリを向こう側に投げようとすると「ドワーフを投げるな!」と言う。それを覚えていたら、ここでさらに笑える。ヘルム峡谷の戦いで角笛城の門の脇でのやりとり。「Toss me(投げてくれ)」とおずおずというギムリに「ほほぅ、いいんか?」という目線を送るアラゴルン。吹替え版だとちゃんと「とんがり耳のエルフには秘密だぞ!」と釘を刺すセリフまで聞ける。
3位は、RotKでエドラスに戻って来て宴会が開かれる。そこでテーブルの上でメリー・ピピンが歌って踊るシーンがあって微笑ましい。だがよく見ると、踊り始めた時にテーブルに載っているマグの一つを蹴飛ばして、そのビールをかけられたギャムリングが渋い顔で何やら文句を言っている。芸が細かい。
4位も芸が細かい笑い。水浸しのアイゼンガルドで水に浮かぶリンゴを見つけたピピンはなぜか空を見る。なぜここが笑えるかと言えばそれはFotRに同じ場面があるから。FotRでアラゴルンと合流したホビットたち。途中ピピンがアラゴルンに「二度目の昼ご飯は?」と聞くがないといわれ、不服に思っていたら丘の向こうから飛んで来たリンゴが頭にヒット。思わずどこから飛んで来たのかと空を仰いでしまう。アイゼンガルドの場面はこれを思い出して笑ってしまうのだ。
5位は・・・笑えるというか、失笑。最後にやっちまったか、という感じで。
土曜色々やらなきゃいけないことを片付けていたら、夕方はまげんから電話があった。どうやら一杯やりたいらしいので、今まで行く行くと言ってなかなか行く機会がなかったはまげん邸にお邪魔させてもらうことに。
電車は京浜東北で一本なんだけれど、横浜からちょっとだけ乗るバスがクセもので(笑)、少しだけ旅気分。まあそれでもバスに乗っている時間は賞味15分くらい。循環線なので、はま邸から横浜までは5分らしい。
お邪魔したお家は、噂通り高台にあってみなとみらいが見渡せたりして素敵な眺め。広々とした中はあちこちアジアンテイストで、これも素敵。ただ、はまげんが一人暮らししていた時に持ってたあのビジネス机は、ぐるりとカバーをかけられていてその上に板まで敷かれて、微妙に存在を否定されていた(笑) まあ、しーしゃんの気持ちも分かる。あの机はどーかと思う(笑)
さて、ビールに、はまげん特製のカレーとナンをごちそうになってとても良い時間でしたよ。しーしゃんとも会えたしねー。また、遊びにいきます。
モスでモスバーガーのサラダセットを頼んで、もしゃもしゃ食べていた時にふと、ついていたフォークを見て思う。
「なんで三つ又のうちの一つは、幅が広くて先が一段細くなっているんだろう・・・?」
フォークって言うと、そんな風になっているのが多くない? どうしてだろう。考えてもよくわからなかった・・・。
ハヤスが小笠原から帰って来てネタを作って来たと言うので、浜松町の「だるま」に集合して飲んできた。
・・・んー、話の長さの割りに大したことなかった気がするのはオレだけか?(笑) それにしても、2センチくらいの厚さのアルバムに満載な小笠原旅記録のなかで、問題の時間の写真はたった三枚。どーなの、実際? それが聞きたかったんですけど。キャッチ&イートぢゃなかったんですか? ハヤスさん?(笑)
ナンバーの下に何やらステッカーを貼っているバイクを発見。なになに・・・
切実で笑える。でもこれが読めるくらいおまわりさんが近付いて来た時には、もうアウトなんじゃないの?(笑)
先週はめでたく「R25」をゲットすることができた。頭からずっと読み進めていくと、「ウワサの半田屋が東京進出 激安&爆盛り定食を体験!!」なる記事が目に入って来た。
半田屋。聞いたことがないが、仙台を中心に全国に25店舗ある定食屋らしい。セルフサービス方式で、お盆を持って50種ほどのおかずのなかから好きなものを選び、ご飯と味噌汁などをつける。サイトのメニューを見てみるとバラエティに富んでいる。・・・と、ご飯が「中めし、小めし、ミニめし」の三種類。あれ、大めしは・・・? よくみると「※大めしはとても食べられません」との断り書きが・・・。
「R25」のその記事の中に「主な外食チェーンのご飯の量(普通・中)ランキング」なるものがあって、吉牛の「並」が約260g、カレー屋のCOCO壱番屋の「普通」が300g(両方ともご飯のみ)とあった。で、半田屋の「中めし」はどうかというと・・・520g!!(笑) やよい食堂なみだ。ぷぷ。
サイトに行くとまず子供がどんぶり飯をほおばる写真が出て来てそのキャッチフレーズが「生まれた時からどんぶり飯」・・・ってあんたりりやんかい!とツッコみたくなるような漢っぷり。それにしてもこの量で中めしは158円。おかずも42円から168円まで。安い。現在東京では北池袋しかないらしいが、これから増えそうな予感。
・・・そうそう、ネットでいろいろ調べてみたら、大めしがない!それでもむりやり大を頼んだという人がいたらしく、そうしたらラーメンどんぶりに大盛りで出て来たとか言う半ば都市伝説並みのエピソードもあるらしい・・・(笑) これから秘かに注目の店だ・・・。
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「つぶやき」がBlogに移行してからしばらくは当然トラックバックはなかったのだけれど、ここ最近は、こちらからもせっせとトラックバックを送っているせいもあって、他の方からも送っていただけるようになった。ちょっとうれしいし、楽しい。
なので、ページに「最近のトラックバック」の欄を設けてみた。はっきり言って管理人が便利なだけなのだけれど、時間があればぜひトラックバック先のBlogに飛んでみてみると楽しいのではと思う。
・・・ところで、サメの人はBlogしないの? 無料のBlogサイトはいくつかあるよ。「はまログ」とか「まかログ」とか「りかログ」、読んでみたいなあ。
以上のどれか一つでも当てはまる人は、一日メシを抜いてチケット代をひねり出してでも、映画「マッハ!!!!!!!!」(「!」はいくつでもいいらしい)を見に行くべきである。とにかくスゴイ。
映画のキャッチコピーはこうである。
主演のトニー・ジャーの肉体から繰り出される数々のアクションに、自分の顔の表情は上映中二通りしかなかった。あまりにスゴイアクションに驚き呆れてのニヤニヤ笑いか、あまりに痛いアクションに微妙な笑いを含んだトホホ顔か。だが共通していたのは人間の体は鍛えればここまでできるのかという感動だ。
以下はネタばれだが、はっきり言って話の筋なんて、知っていようがいまいが関係ない。トニー演じるティンの村から大事な仏像の頭が盗まれた。それを取りかえすために都会に出て、色んなトラブルに巻き込まれるも、最後は取りかえしてめでたしめでたし。
映画の核は間違いなくムエタイのアクションシーンである。そして随所にかつてアクション映画の模範とされて来た、ブルース・リーやジャッキー・チェンへのリスペクト、オマージュと言うべきシーンが満載である。前半の街中での逃走シーンなんてジャッキーの映画を見ているようだし、敵のアジトに潜り込んで武器を持ち替えながら次々と相手を倒すシーンはブルース・リーのものだ。そこにちりばめられた笑いはかつての香港カンフー映画のものを彷佛とさせる。ただ、それは懐古ではなく、それらの格闘映画が失ったものへの挑戦状のように見える。アナログでもここまでできるぞ、と。
それを支えているのがトニーのムエタイ技。スゴイとしかいいようがない。跳んで跳ねて回転して蹴りを繰り出し拳を突き出し、ヒジが、ヒザが、相手の急所を狙う。昔の香港カンフー映画の演舞のような美しさはないが、本当に骨を砕く音が聞こえる、そんなアクションである。もちろんスタントなし。見ててイッタイのである。思わず「うわぁ・・・」と言ってしまう。そして「スゲェ・・・」と笑ってしまう。映画館を出たらマネしたくなる。なぜなら本物のアクションだから。
必殺のヒジに、炎のヒザ(ホントに燃えている・・・あはは)、不屈の闘志。しかして純朴で敬虔な仏教徒。あなたを虜にする要素があちこちにあると信じてやまない。とにかく予告だけでも見て欲しい。行きたくなること請け合い。
なんだか今週に入ってから携帯の充電の減りが急激に早くなった。夜帰って来て充電器に載せて、朝家を出る時に持って出て、メールを少し、ネットを少しするだけで、帰る頃には残充電マークが一本しか残らない状態にまで減っている。まあ、ソニーエリクソン端末の電池は、最後の一本表示になってからが長いのだが。
さて、使っているのはauのソニーエリクソン端末初のカメラ搭載機「A1301S」だけれど、最近こちらも初のWIN端末「W21S」が出た。7月末に出たと思ったら朝にのから早速メールが届いて絶賛の嵐。ソニエリ端末はデザインも使い勝手もいいのだが、いつも「あと一つ」何かが足りないことがほとんど。今回それがないくらい、スキのない仕上がりらしい。
パケット定額で、カメラも130万画素、電子コンパス付きのGPS搭載、動画もメディアの容量があれば、30分も撮れるらしい。そうそう、メモリースティックDuoなのだが外部メモリもさせるようになった。Flash Liteも搭載されているのでFlashコンテンツも見られるし、携帯の普段のメニューもFlashでするする動く。アプリも高速で動くから、ゲームなんかも快適らしい。
・・・うわ、めっちゃ欲しい・・・。仕事場のバイトの人が今まで使っていたのを無くしたからやむを得ずこれに変えたらしいけれど、楽しそうだった。見せてもらったらやっぱりいいのだ。笑ってしまったのが、一番小さいサイズとその次のサイズの写真なら、9連写で撮影することができること。ボタンを押しっぱなしにすると「バシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ!」と撮れてしまう。楽しい!!
今も携帯のカメラは頻繁に使うからカメラの性能も気になるところ。にのに、一番大きい画像と、このサイトで使っている一番小さいサイズで撮って送ってもらった。あ〜、デジカメいらなくなるな、これ。細部は甘いけれど、十分使える。うわあ、欲しい・・・どうしよう。
先日「一蘭」というラーメン屋に行った。例の客席が一つずつ仕切られていて、目の前のラーメンに集中できるシステムで有名になった店だ。
入り口で食券を買い、入り口を入ったところで店員に麺の堅さ、スープの濃さなどいくつかの項目に分かれた「自分仕様」を注文する紙を渡される。仕切られた自分の席に着くと、すぐに店員がやって来て紙を渡して待つことしばし。
見た目にオーソドックスな豚骨ラーメンが出て来た。店員は「ごゆっくりどうぞ」と一声言うと、すだれを降ろして完全に目の前三方が仕切られる形となった。ラーメンはうまかった。独自の唐辛子トッピングが確かに効いている。麺を固めに頼んだのだが、そのせいかちょっと粉っぽかったのが惜しい。同じ博多に本拠を置く豚骨ラーメンのチェーンなら、一風堂の方がうまいと思ったのが素直な感想だった。
仕切られた中のぐるりとみると、目の前の暖簾に色々開店から今までのいきさつが書いてあったり、横の紙には「こう喰え」とか、「こう注文して」と所狭しと書いてある。一人でラーメンに集中できるが、色々と注文の多そうな感じではある。大体開店してしばらく経った後のある一時期、会員制でやっていたというところがどうも、な印象ではある。それでもしばしの「オレとラーメン」の一対一の対決を楽しんだ。
そんな中でも面白かったのが、替え玉などを注文する時も、割り箸の入っていた紙に書かれた注文票に書いて、目の前のボタンを押せば、一言も発せずに追加の注文が出来る点だ。仕切りに貼られた紙には「一言も声を出さないで注文できますので、女性の方でも思う存分召し上がっていただけます」と書かれていた。思う存分。なるほど、女性の羞恥心に訴えるシステムでもあるわけだ。
暑い。風が強いのに、どこかにデカイ温風機が鎮座ましましてせっせと熱風を吹き続けているようだ。先日のPHSオフの時に、まかべさんが例のヘビの話やら、他のネタやらを披露してくれたので、写真を送ってくれれば載せる旨を伝えたところ、「つぶやき」も一緒に送ってくれた。以下はまかべさんのつぶやき。
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『生来の生き物好きだと自分でも認めるが最近は妙な接近が多い。室内で脱走したアオダイショウは結局冷蔵庫の裏まで探したが見つからず。おかげで久しぶりに部屋の片づけが出来たが。と、ヘビの件が決着付かないうちに今度はバイクが狙われた。写真でわかるだろうか。蜂のおかあさんがせっせと私のバイクのエンジンに巣を作り始めてしまった。(トックリバチもしくはスズバチと思われる)
「こんなところに作ってもバイクだから動くし、エンジンだから暑くなるし」と初期の段階で卵を産む前に一回壊した。やれやれと思っていてもまた建て直しはじめる。これはいかんと置き場所を移しても見つけだして続きをはじめる。結局あれよあれよと言う間に出来てしまった。エンジン冷却用フィンがこれでは軒というかひさしである。あーあ(泣)。
「母蜂にバイク取られてもらい泣き」
次はどんな生き物が私を悩ませてくれるのだろうか』
週末、後楽園に行ってきた。んー、実はいわゆる「絶叫マシン」と呼ばれるものには縁遠い生活を送っていたので、ジェットコースターとかコワイのである。後楽園には例のスパ施設「ラクーア」がオープンした時に、周りのアトラクションも色々リニューアルされて、その目玉が「サンダードルフィン」というジェットコースターである。
コワかった〜。面白かったけど。見ててもコワイが乗ったらマジメにコワかった。最初から叫び過ぎて途中で息が途切れて声が出ないのに、口を開けたまま声にならない叫びを上げ続けていたら、風がごうごう入って来て口の中はカラカラ。ある精神的臨界を突破すると今度は笑いが止まらなくなった。きっと正しい「ジェットコースター使用後」のリアクションに違いない。
人間極限状態(?)になると、その人の素が出るだろうと思うが、例えば無意識に「きゃーーーーーっ!!!(金切り声)」とか、「いやぁあああーーーーーーーっ!!!(裏声)」みたいな声で叫んでなくてホントに良かった。最初から「うおぉおぉおおおおおっぉおおぉお・・・・・・ぉぉお・・・・っぉおおおお!!」という絶叫だった。日が暮れてから二度目を乗ったら、最後に「過度の喚声は近隣の迷惑になりますので・・・」という放送が入った。きっとオレのことだろう・・・。
星野さんの八周忌の記事を書いている時に、同じ記事を書いている人がいないかネットをうろうろしていたら、当然のように「地球交響曲」のサイトにぶつかった。星野さんは「地球交響曲 第三番」のクランクインの時にはすでに亡くなっていたものの、映画全体を貫く縦の糸としてその文章と、彼の友人が彼を語るという形で出演していた。
その後、「ガイア理論」のジェームズ・ラブロック博士や、チンパンジーの研究者ジェーン・グドールなどが出演した「第四番」が製作されて、もちろん見にいった。「面白い」という類いの映画ではなく、地球全体や人間そのものについて考えさせられるものなので、好みが分かれるところだけれど、他にない映画であるし、良い作品だと素直に思う。
・・・自分にとっての大事な日について書いていたら、また忘れていたものを思い出させられた、そんな気分だった。しかもロードショーが始まる半月前。
今までの4作とも、必ず一人は知っている人が出演していたが、今回の二人、「アーヴィン・ラズロー」と「石垣昭子」はどちらも知らない。それだけにむしろ興味を引く。東京でのロードショーは、8月28日(土)から9月12日(日)まで、有楽町の東京国際フォーラムであるそうだ。時間のある人はぜひ。くわしいことは、上記のリンクからどうぞ。
以前の「つぶやき」からこちら「think aloud」へのテキストの引っ越しが完了しました。まあグチとかなどはあまり移していませんが(笑)
過去の記事で何か言いたかったことがある方は、ぜひコメントを付けていただけるとうれしいです。
先週の水曜、仕事の合間にこっそり携帯メールを見てみたら、「オフ会やります!」とかいうメールがはまげんから届いていて、「何のオフ会?」と思ったが、深く考えないのはいつものこと。飲めればいいのだ。
実はその前の週にはまげんと飲む約束をしていたのだけれど、言い出しっぺのハマ−が調子が悪くなり今週の月曜に延期。そうしたら今度はオレが週末銚子で飲み過ぎて腹が下ってしまい(というか行く前から腹の調子が悪かった)、また延期。
そんなこんなで、水曜日。はまげんとまかべさんがアステルのPHSについてのやりとりをしていたことから飲むかと言う話になったらしい。つまり「PHSオフ」。はまげん、まかべさんの他に「オフ会? 行かねば(笑)」というレスとともにのぶも参加。このメンツで有楽町だと去年の年末に行った「ミルクワンタン」なのか!?(笑)と思ったが、オレが後から来るからいつも通り「南風」だった。
まあ会話はいつも通りとりとめもないものだけれど、四国遠征の疲れか、のぶが第一ラウンドで終了。写真はまかべさん、寝てるのぶ、真ん中にはまげん。実に楽しそうな一枚(笑) さ、次はバイカーズですかねえ。
今年もこの日になった。語呂が良いからか、8年前のこの日から、一度も忘れたことがない。8月8日は写真家の星野道夫さんの命日。
先週、ちょっとしたことから恵比寿で「白クマになりたかった子ども」というフランスのアニメ映画を見た。映画の出来不出来はともかく、映画の根底に流れるテーマが「昔は人と動物の境目が曖昧であり、人は望めばクマにもなれたし、クマは人にもなれた」という神話観だった。
奇しくも亡くなる何年か前から星野さんがアラスカで取り組んでいたテーマに一部重なるし、子供向けに書いた写真絵本「ナヌークの贈り物」の内容である、クマ(とそれに象徴される自然全て)と人との命のやりとりを伝える、という部分にとてもよく似通っている。
しかし、例えばその相似から自然保護だとか動物保護、懐古主義を論じるつもりはない。ただ、忘れかけていても、こうして毎年何らかのきっかけで大事な日を思い出す。そんな日が自分の中に一つか二つ、あったっていいのではないか。そうやって少しずつ積もっていった大事なものが、何十年後かにふとどこか全く違う生き方に繋がったり、思わぬ人に結びつけてくれるかもしれない。
星野さんはその著書「旅をする木」の一章「アラスカとの出会い」でこう言っている。
「人生はからくりに満ちている。日々の暮らしの中で、無数の人とすれ違いながら、私たちは出会うことがない。その根源的な悲しみは、言い換えれば、人と人が出会う限りない不思議さに通じている。」
星野さんは、アラスカに行くきっかけを作った写真を撮った人物と出会い、そんなことを考えた。・・・自分にとってのその「不思議さ」の一つが、毎年思い出す大事な日であるかもしれないと考えた。少し大袈裟かもしれないけれど。
8/4の発売日一日前に店頭に並んでいたのですぐさま買ってはおいたものの、ゆっくり見る時間がとれない・・・。仕方がないので、特典映像をつまみ食いしてお茶を濁す。ちらちらっとスペシャル・エクステンデッド版に使われるであろう映像が入っている。メリーがセオデンに士官するシーンなんかもあったりしてタマラン。
DVD発売を記念して、近々「LOTR極私的なんでもランキング」やります。色んな硬軟取り混ぜたお題で勝手にランキングを作って、独断でLOTR三部作を斬りまくり。それにしても、この日本版DVDのパッケージ、ホントなんとかしてよ・・・カッコわるいよ。
クローゼットの戸を取っ払って二つある本棚を縦に入れて、ロールスクリーンで入り口を覆ってみた。元から付いていた戸だと、観音開きだから何か前に物があると開けられないが、こうしてスクリーンにしておけば、取り出し簡単。中は本棚がメインだから普段は開けっぱなしでもいい。だんだん住みやすくなって来た。・・・でもあちこちまだちらかり中。次は押し入れの中の整理かな。
近所にとても趣のあるソバ屋を見つけて入ってみたら、中も実に落ち着いた民家風で、いかにも美味いソバが出てきそうな店だった。「ソバ屋で一杯」というのが大人のソバ屋の使い方、のようなことを言っていたのははまげんだったか?
この店「亥の刻」も酒と肴のメニューが充実していたので、まずは日本酒をと思い、飛騨古川の吟醸酒を頼んでみたら、よく冷えた錫(すず)で出来た徳利とお猪口が出て来て、美味い酒がことさらに美味く感じた。ちょっとした贅沢を味わえる店を見つけたのはこの週末の収穫の一つだった。ま、店に気が付いたのはオレではないけれど・・・。
もちろんソバもコシがしっかりあって美味かった。また近いうちに来よう。