2004年11月28日

Mac OS X 10.3

talby.jpgヤフオクでMac OS X 10.3 通称「Panther」の、未開封アップグレード版を落札したら、すぐに届いた。・・・のだけれど、インストールしているヒマなんてない。うーんOSのアーキテクチャーから見直されていて、体感速度も向上しているらしい新OSなので、実は今が一番必要としているんだけれどなあ。F11キーで、デスクトップにちらかした色んなウインドウを瞬時にタイル状に並べて表示する「Expose(エクスポゼ)」も魅力。さらにF12キーを押せば全て画面外にどけてくれて、デスクトップにすぐアクセスできる。ううーん、まずデータの整理をしないととてもじゃないが、OSの引越なんてできない。やるのは年末か。

・・・とかなんとかやっているうちに、来年には10.4「Tiger」が出るんだけど。

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2004年11月26日

4ヶ月待ち

talby.jpg機種変するにしても修理するにしても、一度auショップに行かなければ始まらないので、とっとと行ってきた。ショップに行ってみたら、au design projectの新製品「talby」が明日発売だと書いてあるではないか。気になる・・・。モックがあったので触ってみたら、INFBARよりも一回り小さい気がする。厚さはそれほど変わらないと思うけれど、二層構造になっているせいか、見た目はずっと薄く感じる。いいなあ、これ。

・・・で、うっかりtalbyを買ったりせずに、普通に修理に。ショップのお姉さんに聞いてみたら、今の機種にしてから今月で21ヶ月で、25ヶ月目から機種変の料金が5000円くらい安くなる。それに、機種変の時に割り引きできるポイントが2480ポイント溜まっていて、今でも4000円割引になるのだけれど、2500ポイントになったら5000円割引になるらしい。むむ。

例えば今W21Sなどに機種変更すると、普通は19000円くらいする。ポイント割引使っても15000円。それがあと4ヶ月待つと最初から15000円になる。ポイントを使えば10000円くらいになる計算。・・・んま、そのころには新しい機種が出てて、意味なさそうっちゃあ意味ないかもしれないが。

修理はまだ保証期間だったので無料に。代替機を出してもらったのだけれど、同じA1301Sの色違い。・・・これ絶対、前に一回キーがきかなくてここに修理に出した時に借りたヤツと同じものだよ。ずいぶんくたびれたなあ。

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2004年11月25日

ジョグダイヤルが

3choume_no_roji.jpgついさっきまで帰りの電車の中でがしがし回して使っていた、auの携帯A1301Sのジョグダイヤルが壊れた・・・。押す動作は受け付けるのだけれど、回すのがダメ。電源切って、ぐりぐりやって、もう一度電源をオンにしたらしばらく復活したので、安心して放っておいたら、また動かなくなった。

今では日々の目覚まし時計から、電話、メールはもちろん、PCの方のメールチェック、備忘録、カメラ、と一台で色んなことをこなす自分にとっては秘書のようなもの。使えないと困るなあ。故意によるものでなければ2年以内なら保証が効くと言うが、一度ボタンが効かなくなったので直してもらったりしてるし、今回も直してくれるかどうかなんてわからない。

・・・とうとう機種変か? うーん、余計な出費は避けたいと言うところが本音なのだ。「talby」の外見でジョグダイヤルが付いてるんなら即買いなんだけどなあ。

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2004年11月24日

新札・・・?

nisenen.jpgコンビニで5千円おろして、その後喫茶店でお茶して払おうとしたとき。会計を1000円札で払おうと思って財布から札を引っ張り出したら、見慣れない色の札が出てきたので新五千円札かと思って次のを引っ張り出したら、次のも同じ札だった。

あれー、五千円が二枚もある状況では決してないのに、なぜ・・・?と思ってよく見たら、二千円札が二枚も入っていた。コンビニでおろした時に二千円札2枚と、千円札1枚で出てきたらしい。コンビニATMで二千円が出てきやすいというウワサは本当だったのかぁ〜。でも使いにくいし間違えられたらいやだから、さっさと使ってしまったよ。樋口一葉は一体いつ我が家においでになるのかしら。まだ見たことないよ。

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2004年11月23日

Forests Forever

forestsforever.jpg何ヶ月か前に「Forests Forever」というサイトの存在を知った。富士フイルムが作っている、森に関するグローバルサイトだ。全編Flashで作られていて、神秘的な音楽と共に、色々な「森」に関する事柄を紹介している。

圧巻なのが、世界のあちこちの森を、大きなサイズの写真を使って紹介していく「Forest Gallery」だ。仕事柄毎日写真を見ているし、こういう森や自然の写真を目にする機会は本当に多いが、さすがにクオリティが高い。ブラウザウインドウをモニター目一杯にして見ると、天地左右が黒だからだろう、写真を表示するたびに違ったモーションの効果も相まって、余計なものに視線を奪われることなく、森の姿が目の前に迫ってくる感さえある。

デジタル全盛だけれど、フィルムの力をまざまざと見せつけられる写真群なのだ。そして、写真を見せるだけではなく、その背後にある歴史や文化も併せて紹介する。気が付けばその森に行きたくなっているという寸法だ。

一番最新のギャラリーは自然、とりわけ山や森林をメインフィールドにしている写真家の石橋睦美さんによる紀伊半島の「熊野」。他にも屋久島の縄文杉の森、カリフォルニアの世界一高いレッドウッドの森、コスタリカの霧に浮かぶ森、などなど、写真をぼーっと眺めているだけでも不思議と心が落ち着いてくるものばかり。

仕事に疲れたとき、なんとなくリフレッシュしたいときに、見るのがオススメ。

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2004年11月22日

○オスク

giosk.jpg昨日東京駅八重洲中央口から改札をくぐったら、入ってすぐのところにキオスクが・・・と思ったら「GIOSK」だった。ジオスク。キオスクがオレンジ色に縁取られていて、ジャイアンツグッズを置いている、というまあ何と言うか、東京土産にジャイアンツグッズどーですか的なあざとさというか押しつけがましさというか厚顔っぷりと言うかが、そこはかとなく漂うスポットなのだ。別にジャイアンツグッズに興味もないので写真撮ってすぐスルー。オチもなし。

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2004年11月20日

ワンコインでゴールまで

outrun_end.jpgどうやら「鉄拳5」のレイも弱キャラらしい。中段技が増えたのだけれど、あちこちの掲示板でも「減らない・・・」「ポールや仁にカモられる」という悲鳴が聞こえてくる。

それでも慣れればマシになってくるだろうと、帰りに少しやって帰ろうと思い仁に挑戦したら、全然手出しできなかった。手数が多くて技の回転が速いキャラが絶対有利だよなあ。あまりのやられっぷりにワンコインでやめる気になった。しかしなんとなく気分が落ち着かなかったので、「OutRun 2」をやって自分を落ち着かせることにした。

・・・そうしたらねえ、以前やったときはどんなに頑張っても、分岐を三つ超えたところでタイムアップになってたのに、久しぶりにやったら、ワンコインでゴールまで行ってしまったよ・・・。なんだかなあ。こんなことしてしまった日には、他の分岐も走って完全制覇したくなるのが正しいゲーマーってもんでしょうが。やらなかったけど。あ、写真はゴール後のスタッフロール。なんか隣に乗せて走ってた彼女ともめてます。いわゆるバッドエンディングってヤツか? 一番難しいコースを走らないとダメってことですかね?

やる気の神様はまだいらっしゃるみたいだけれど、ただいま他の場所で営業中。寒いのだけ、なんとかしてほしいと言っています。エアコンだけで暖まるかなあ。加湿器いるな、今年は。ガスじゃないから。

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2004年11月19日

モーターサイクル・ダイアリーズ

motorcycle_diaries.jpg10月の終わりに、京浜東北線さいたま新都心駅に新しくできたショッピングモール「コクーン」内にあるシネコン「Movixさいたま」で、「モーターサイクル・ダイアリーズ」を見てきた。この記事の下書きをしていて上げるのをすっかり忘れていたのである。今さら上げてみる。

・・・さて、告白すると、実はつい最近までチェ・ゲバラなる人物が誰なのか知らなかった。大変なことである。しーしゃんに刺されるかも知れないのである。はまげんなんかはきっと飛ばっちりで「いづの教育がなってない!」とご飯抜きになるかもしれない。いやPalm抜きになるかも知れない。ああこっちの方がはまげんには堪えそうだ。

・・・いや、ウソです。ただ、しーしゃんや、まかべさんも然りなのだけれど、こんなに自分の身近にゲバラについてよく知っている人がいるというのになぜ知る機会がなかったのかなあと不思議に思うばかりということを言いたいのだ。

映画はまだゲバラが医学生の時に、親友アルベルトと、おんぼろバイクに二人乗りして南米一周旅行に出る、というロードムービー。南米の切り立った山々や、埃立つ砂漠、アマゾンの大河や森、インカの遺跡。そんな風景がまず心をとらえる。どう考えてもバイク、しかも二人乗り向きでない行程だけれど、それがまた面白い。時には力任せに乗り切ったり、口八丁手八丁で切り抜けたり、旅って言うのはこういうことがあってこそと思うようなシーンばかりだ。

そして南米の各地で見ることになる、搾取や圧政に苦しむ人たちの瞳と、それとともに聞かされる言葉の数々。特にペルーの砂漠を歩きで越えようとした時に出会ったインディオの夫婦の、静かな凪の海のような、だが深い無常観をたたえたまなざしが忘れられない。そうした出会いは青年のゲバラの心にいくつもの種を植えていく。

この映画のハイライトは、ゲバラが当初の目的通りアマゾンの森の中に作られたハンセン病の養護施設にたどり着いてからだろう。ここにたどり着くまでに彼の心に植わっていた種が、少しずつ芽を出し始める。それは彼の信念と、人への愛情となって、施設の空気を変えていく。患者たち、医師、最後は頑なな修道女までも。

結局ゲバラがどれだけの偉業を成し遂げたのかはよくわからない。なんとなく思ったのは、この映画はこの旅の後ろに待ちかまえている伝説的な英雄の話の序章ではなくて、一人の青年の、旅を経ることによってしかできない成長の物語と捉えた方が面白いのはないか。そうすることによって、自分にも「何かできるのではないか」と置き換えられるのではないか。男ならどこかで胸が熱くなる映画だと思う。

最後に。・・・かっこいいんだよなあ、ゲバラ役のガエル・ガルシア・ベルナルが。そして、旅に出たくなるんだよなあ。バイク、いっぱいに積まれた(そして犬までこっそり載っている)荷物を見ると、旅情をかき立てられる。罪な映画だ。

この映画が気になる方はこちらをどうぞ。
>>「モーターサイクル・ダイアリーズ コレクターズ・エディション」

投稿者 いづやん : 23:33 | コメント (6)

2004年11月17日

鉄拳5稼働開始!

tekken5_kadou.jpgネットでは「16日稼働!」という情報が飛び交っていたので、昼休みに有楽町駅前のいつもとは違うゲーセンに行ってみたら、確かに置いてあった! おおお、動いてるよー。待ちこがれたなあ。しかし渋谷や秋葉原ならいざ知らず、ここ有楽町ですよ? なんで真っ昼間の午後2時過ぎに、こんなに人だかりが出来てるんだ? 

順番を待ってようやく台に座り、コインを入れる。持ちキャラはもちろんレイ。グラフィックもかっこよくなっているし、打撃のエフェクトも派手でいい。・・・しかし、台が新しくてレバーが固いからなのか、微妙に設定が変わっているからなのか、普段出しなれている技が全然出ない! おまけに集まっている連中はうまいヤツらばかりで、「慣らし」をしているヒマなんてない! 操作感を確認しているヒマもなく瞬殺だよ・・・。

当然新技の確認なんて出来るわけもなく、三つの新技をそれぞれ一回出しただけ。使える技かどうかも分からずじまい。・・・つーか、今作からまあバーチャファイターとまるっきり同じようなカードシステム、段位認定があるんだけれど、稼働日にすでに二段とかいうヤツがいて、30連勝とかしているのは、一体どういうことなんだろう。しかも使ってるの「5」からの新キャラだし・・・。どうしてそんなに連携が使えるんだか。

のんびりできるようになるまでしばらくかかりそう。まずは新しいレイに慣れるまで、カードは買わないでおこう・・・ヘタレだし。頑張ってカード使ってる人もいたけど、30戦して0勝じゃあイタイ。

投稿者 いづやん : 00:51 | コメント (0)

2004年11月16日

横浜で

hama_naochan.jpg土曜は横浜に用事があり、ついでに行きたい店があったので、それならばとなおちゃんとはまげんを飲みに誘った。行きたい店というのは、横浜でも珍しいアイリッシュパブなのだけれど、夕方に予約でもと電話をしてみたらすでにテーブル席は一杯。夜、店まで行ってみたものの当たり前のように満席だった。

仕方ないので普通の飲み屋に移動して、はまげんが仕事を終えて合流するまでの2時間弱、なおちゃんとサシで飲む。結構色んな人とサシで飲んだり、ご飯食べたりして来ているけれど、なおちゃんとは初めてなのだ。

最初は話題が持つか不安だったけれど、なんだかんだいって結構お互い話すことがあって、楽しかったなあ。そういえば、なおちゃんからは以前から割と大切な話を聞かせてもらったりしていたので、もっと早くサシで飲んでおけばよかったと思ったりもしたさ。

はまげんは9時半頃登場。「おう! 久しぶりだなあ」とお互い声をかけるが、24時間ぶりだ(笑) 今日飲むことになっていたのに、金曜の夜に有楽町で飲んでたりするのだ。サシで。やっぱりいいねえ、飲んでバカ話をするのは。また、かまって下さいな、二人とも。

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2004年11月12日

ニューデザインパラダイス

new_design_paradise.gifフジテレビの木曜深夜は、以前から良い番組が放送されている。「禁じられた遊び」や「お厚いのがお好き?」など、知的で遊び心にあふれた番組作りで、いつも見ていて感心させられている。

今は「ニューデザインパラダイス」という番組になっていて、これは今までごく普通に利用されてきた色々なモノを再びデザインし直す、新しいデザインに挑戦する、という内容だ。毎回今注目を集めているデザイナー、クリエイターに依頼を出し、その過程と結果の産物を放送している。

今夜は「そろばん」だった。ほほう、こういうアプローチもあるんだなと思ったが、一番「そうきたか!!」と脱帽させられたのは、「救急車のサイレン」の回だった。「サイレン(の音)をデザインし直してください」と言われたら普通あの「ピーポー音」に色々手を加えようとするだろう。

デザインを依頼されたのは、あの「世界遺産」のテーマを手がけたことで知られる音楽家の鳥山雄司。まず色んな国の救急車のサイレンを聞き比べたり、サイレンの音の音程やリズムを変えたりして試行錯誤する。どうすれば今より良いサイレン音をデザインできるのか。

そして依頼から20日。救急車から聞こえてきたのは・・・普通の、今まで通りのサイレンだった。「この音は完成されていてこれ以上手の加えようがない」というのが結論だった。だが、すごいと思ったのはここから。カメラは救急車の内部に入る。そこでサイレンを再度鳴らす。しばらくすると車内にも多少聞こえていた「ピーポー」という音に色んな音が被さってくる。そう、サイレン音をベースにして、曲を作ってしまったのだ。

外に対してはもっとも認知度の高い普通のサイレン音が最適だろう。だが、中に乗っている患者には、サイレン音は不安をかき立てるものではないのか。そう考えたとき、デザインの方向が決まったのだ。目から鱗とはこのことだ。サイレン音の必要性は救急車外部の人間だけれど、望むと望まざるとに関わらず患者の耳にも入ってしまう。ならば少しでも不安を取り除く「音楽」にしてしまおう、という発想の転換。

モノを作ると言うことはこういうことなんだろうなあと、常に色々な側面から物事を捉えていかなければなかなか良いモノなんてできないんだと教わった。良い番組だなあと久しぶりに思った。夜更かしさんならば、ぜひ。

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2004年11月10日

シングルタスク

marunouchi_kouji.jpgどうしてこう、やることがある時に色々他のことやってるんだろう? 色々やらなきゃいけないことの他に、いいアイデアが浮かんだりするんだろう。あちこち思考が飛んでもどれもちゃんと結論が出る頭になりたい。

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2004年11月08日

大島反省会(?)

jaaji_shinsatu.jpgまあ要するに集まれる人間で集まって飲んだってだけなんだけれど。ちょうどオレが新しいプリンターの印刷具合をひけらかしたくて、大島バイカーズの写真を適当に見繕ってプリントアウトして持って行ったりして、新宿の魚や一丁で一杯、という具合。

やってこられたのは、のぶとまかべさんとじゃあ二。話は大島での顛末とか、色々場外でオチを付けた話だとか、りりバイクの是非などなど(笑) 

写真は新千円札。触らせてもらったら、ハイテクの固まりのような紙幣なのだ。じゃあ二が「これ偽造したら元取れないな」というのに素直にうなずける技術の高さ。

いやー、それにしても結構飲んだなあ。今度はもっとみんな来られるといいねえ。

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2004年11月04日

色々出ます

g4_dve_r.jpg二週間くらい前にヤフオクで落札したDVD-Rドライブを、今日ようやくG4に取り付けた。内蔵型なので中を開けて、光学ドライブキャリアを外して、所定の位置に差し込む。はじめは最初から付いているCD-R/DVD-ROMドライブを外してそこに付けようかと思っていたけれど、光学ドライブベイは二つあって、一つは空いているのでそこに付けることにした。

DVD-Rドライブのフロント部分がひっかかってトレイが出てこないというアクシデントはあったものの、そのフロントベゼルを外したら、ちゃんと出てきた。アップル・システムプロフィールで認識状況を確認してみたら、「完全に対応しています」という力強いお言葉が。

それもそのはずこのDVD-Rドライブ、パイオニア製のもので、G4が「スーパードライブ」なる名称の、DVDを焼けるドライブをパーソナルコンピュータで初めて搭載して登場したときの、純正部品として使われていたもので、実際こうやって後付けしてもシステムには「スーパードライブ」として認識されているというわけだ。

これで大容量データをバックアップしたり、画像や動画などをメニュー付きのDVDソフトとして作成したりできるなあ。今日はこのほかにこれまた大分前に買ったキャノンの新しいプリンタも設置した。写真がねえ、綺麗に出るのだ、簡単に。速いし! そして静かだ。技術革新をびしびしと感じるなあ。

パワーアップしたG4で、これからも色々ひねり出して行きたいと思う今日この頃。Web、写真、DVD、などなど。物作りの幅が広がるって楽しい。

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2004年11月03日

新札チラリ

AppleStore_to_sora.jpgコンビニで買い物をした。600円ちょっとの会計で、財布を見たら小銭がなかったので一万円札で払った。レジががちゃこーんと開き、中のお札が見えた。・・・む、あそこにチラリと見えるのは、新千円札ではないか。だが店員は、その新札の横に分けられている旧千円札を四枚と、旧五千円札一枚でお釣りをくれた。

なんだよー、一枚くらい新札くれよー。まだ現物見てないんだからさー。つーか、なんで新札分けてんだ? 同じ千円だろうが。差別はいかんよ、差別は。

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2004年11月02日

誰も知らない

dare_mo_shiranai.jpg見たのはもう一ヶ月半以上前になる。何か書こうと思うのだけれど、うまく言い表せない。見終わったあと、頭の芯がしばらくしびれてなかなか言葉にできなかった。初めての経験だった。こうして書いていても一体何を書いて良いのやら。

誰も知らない」は、実際にあった、子供置き去り事件を元に作られている。父親の違う長男、長女、次男、次女の四人兄弟。母親が一人で育てている。ある日母親は「仕事で出張するから」と言い残してそれきり帰ってこなくなってしまう。子供だけの生活が始まる。

子供だけの生活は過酷だ。だが画面からは、こんな状況だから大変です、母親がいなくなってからこれだけ経ちました、という説明がほとんどない。ただただ淡々と日常が過ぎていく。だが、観る者は画面の端々に映し出されるなにがしかの兆候や、目印を拾い上げていくことで、状況の深刻さと子供たちの心の機微を知ることになる。

その兆候は、あまりにさらりとしすぎていて、見逃してしまいそうだ。だけれど、いやだからこそ、観ている者は、今何が起こっているのか躍起になって探し出そうとするだろう。例えばそれは、いつの間にかちびてしまったクレヨンだったり、気が付けば落書き帳代わりにされている請求書だったり、小さくなった服だったり、ベランダから地面に落ちる鉢植えだったりする。

そうするうちに、物語の最初の淡い好奇心はぼんやりとした焦燥へと変わり、最後にはあきらめを含んだ絶望感が静かに心を覆う。こんなに淡々としているのに、このすごい求心力はどうだろう。脚本とカメラワークの見事さというのだろうか。

子供たちの演技も光っている。意識的にそう演出をつけたのかどうかは分からないが、抑え気味に、だが実際の子供ってああだよな、と思わせる無邪気さがいい。そして主演の柳楽優弥のあの目がいい。

・・・やっぱりうまくこの映画の良さを伝えられそうにない。「考えさせられる」という次元で語れる映画ではない気がする。画面の中に、これから子供たちを待つ運命の兆候を探し出そうと躍起になって、目と心を総動員してくたくたになって、わかったつもりになって、でも最後の子供たちの後ろ姿に何と言葉をかけてあげればよいかもわからないまま、映画は終わった。

傑作だと思う。観てください。

DVDが出ます。気になる方はこちらをどうぞ。
>>誰も知らない

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