桜も咲いて、ホントに春が来たんだと実感出来る暖かさ。昼休みも、用がないけれどぷらぷら歩きたくなる。今日行った有楽町駅そばの東京国際フォーラムは、オレのお気に入りプレイス。大きな建物に挟まれた中庭のような空間は、木が植えられていて夏でも涼しい。周囲から隔てられたようなところだからだろうか、駅のそばにあるのに昼間でも結構静かだ。銀座でボーッとしたいなら、ここがおすすめ。
近所の川口神社の桜が、もうこんなに咲いていた。最近は一眼レフのカメラで何かを撮ろうと出かけることがめっきりなくなったけど、この季節だけは無性にカメラと三脚を持って出かけたくなる。やっぱりオレも日本人だったんだなと、当たり前のことを考えてみる。それにしても、携帯カメラは当然のようにあまり綺麗には撮れなかった。普通のカメラでも桜を被写体にして、その美しさをしっかり写すのは、実は難しい。毎年、撮影中の高揚感と、現像後の落胆の差が激しい。それでも撮りたいと思わせる桜の魅力。さて、今年はどこに行こうか。
今日は花見のはずだったのだけど、きょうけんが調子悪いと言うので、新宿で飲みだった。買ったばかりのオレの携帯のカメラで、撮ろうと思ったら「自分撮りする!」と言うので貸してみた。
・・・む、可愛いく撮れてる。彼女は自分の可愛い顔を知ってるんだなあ、と妙に感慨深かった。オレなんか、自分のどういう顔が一番「良い顔」なのかも知らない。それにしても、調子悪いなら、酒やめて休まなきゃダメだってば。
結局、買ってしまった、ソニー・エリクソンの携帯。最近は機種変更の作業も早い。ものの10分で終わってしまった。手に入れたつややかなボディが見てるだけでもうれしくなる。
夜、はまげんと飲んでる時にカメラ機能を使って見た。なかなかよく撮れてるんじゃないだろうか。・・・それにしても、妙な笑顔だ(笑)
昨日に引き続き、ソニー・エリクソン製携帯について、思案中。カメラ付き携帯はもうずっと、あれば便利だと思ってきた。このページだって、「ヤプース! メールでフォト日記!」なのだ。写真があって初めて本来の魅力が発揮されるのだ。まあ、デジカメで撮ってせっせと載せればよいかも知れないのだけど、いかんせんオレという人間は周囲のイメージに反して、かなりのものぐさだったりするので、そこまではしない。・・・決めた、明日ショップへ行って来よう。新しい表現の手段を持つことが出来る、それを使って何かが出来る、というのを想像するのは、いつも、かなり楽しい。
それはさておき、今日、毎日通っている有楽町駅京橋口前の東京交通会館1階&2階に、三省堂書店がオープンした。1階はそれほど大きくないと思ったけど、実はその二倍の広さの2階を持っていて、専門書まで置いトあったりするあなどれない書店だったりして、実に喜ばしい。それにしても、交通会館、あんなにスペースが余っていたのかとビックリした。毎日通っていたのに、全然気が付かなかったな。つい買うつもりじゃなかった本を買ってしまったりもした。唯一の難点は、平日は夜9時までの営業だと言うこと。10時までやっても人通りは多いから、お客は入ると思うんだけどなあ。9時まででは、ぎりぎり行けないじゃないか。残念。
ソニー・エリクソン製のカメラ付き携帯。ずーっと待ってたけど、いざ買おうと思ったときには金がない・・・。おまけに、職場の課長がノートPCを5万で買わないかと言ってきて、かなりお買い得な話しに、こちらも今日一日ずっと悩んでた。ウインドウズ機を一台欲しいと思ってたのは事実なので、まさに渡りに舟、なのだけど・・・。金が・・・。
月曜は予想通り忙しかった。やってもやってもゴールが見えない仕事は疲れが増す。その終わりの見えない仕事の最中、35ミリフィルムを切ってたら、見覚えのある蒼い海と島影の写った写真が何本か混ざっていた。そう、小笠原だった。
それを見た時なぜだか心の底から笑いたくなった。肩の力が抜けた。それの写真はもちろん数日前に撮られたものだろうけど、フィルムの前でイライラしながら仕事に追われてる自分に流れている時間と、そこの写っているイルカやクジラ、蒼い海にも、今この瞬間に同じ時間が流れているんだと思うと、なんだか可笑しくて、うれしくて、少し幸せな気分だった。すぐに行って見ることは出来なくても、彼らや、その土地のことを想像できる幸せ。
写真家の故星野道夫さんは中学の時、通学の電車の中でよく、全然行ったこともないのに北海道のヒグマのことを想像したという。今こうやって電車に揺られているときに、北海道のどこかでクマが生きている、という・・・。自分とクマの間に等しく流れる時間の不思議さ。自分には、そこまでの想像力はないかもしれないから、あの海の蒼さや、イルカの優雅さや、クジラの巨大さを、記憶の中にある経験の力を借りて想像する。そんなことを思ってみたら、心が少しだけ緩くなった気がした。
・・・最後に行ってから4年半くらいか。小笠原は随分遠いところになってしまった。でも、心の中ではまた少しだけ、近くなったかもしれなかった。
川口駅前のセブン・イレブンにあるATMが、つい最近東京三菱銀行も24時間引き出し可能になった。これで土日の夕方5時前に銀行に駆け込むこともなくなった。早速今日夜の9時頃に引き出しに行った。いやぁ、便利だ。
昨日の晩にはにいさんから電話があった。今公開中の「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」のチケットが手に入りそうなんやけど、一作目を見てなくて大丈夫か? ということだった。「指輪物語専門家のいづやんに聞いておこ思って」とおっしゃるので、きっぱりと「まあ、マニアですから」と胸を張っておいた(笑)
「(OYHの)ひとしくんに勧められて原作も6巻全部持ってんねん。でも最初の50ページくらいで挫折した」・・・6巻で全部ってコトは、愛すべき旧版ですね! スゴイじゃないですか! とコーフンしたけど、挫折してるんじゃあねぇ。奥さんに突然電話を代わられて、それでもなお「三本で一つの映画という作品で、二部も前作のおさらいなしで突然話しが始まるから、一作目を見ないで行くのは絶対にナシですよ〜」とまくしたてた。
「今からレンタル屋に走って第一部を借りてきてください!」とはにいさんに説明し、『出来れば吹き替え版、それも出来ればスペシャル・エクステンデット・エディションのヤツを見て、「二つの塔」も最初は吹き替えの方が分かりやすいですよ!』と正しい(?)鑑賞法を伝授しようと思ったけど、はにいさんの言いたいことを聞いているうち、こちらの伝えたいことを伝える前に電話が終わってしまった(笑)
果たしてちゃんと見に行ったのかしら? 今回の布教は失敗か?
クロネコヤマトのCMだったか。「お〜金もないしぃ〜♪ じ〜かんもないしぃ〜♪ 車もな〜いしメンドくさいしぃ〜〜♪」と歌っているのは。今のオレそんな感じ。どこにも行けやしない。
それにしても、今月は何に使ったんだ? 全然無いどころかマイナスだぞ、口座の金。
多分オレは人並みに物欲の強い方だと思うのだけど、「買って安心してしまう」タイプであることには間違いない。「あ〜、アレ欲しい〜〜」とか「これ買うために頑張る!」など常日頃から思ったりしているのだが、実際買ってみるとわりとすぐ飽きてしまったり、ヘタしたら使わなかったりして、どうにもタチが悪い。特に油断ならないのが「本」! ソフトウェアの教則本の類などは、欲しいと思ったが最後、買うまで何日も落ち着かないのだけど、いざ買ったら全部読まないのが多いこと多いこと。買った教則本を全てやってマスターしてたら今頃それでご飯が食べられてるなあ、と遠い目をする午前1時。今日も今日とて、雑誌「Web Designing」を買ってしまったよ・・・。
プロのデザイナーの個人サイトをいくつか見て回ってて、日記に写真が並んでいるのを見つけた。そしてそのクオリティに目が覚めた気がした。デジカメで撮影して、大きさもせいぜい160×120くらいのものなのに、あきらかに細部のディテールが綺麗に出ている。きっちりレタッチして、元画像の質感を損なわないように気が遣われている証拠だった。・・・こんなのを見てしまって日には、昨日作り終わったばかりの奥多摩のギャラリーのトップページ画像を全部作り直したくなってしまう。
酔っぱらって帰ってきた金曜深夜に「2チャンネルリオン」の『好きな文章を手当たり次第に上げてみるスレ』を読んで号泣してるオレって・・・。
メリーは口を利くことができず、またもや涙を流して泣きました。「お許しください、殿よ」やっとかれはいいました。「殿のおいいつけを破りながら、殿のご奉公になしたことといえば、お別れに際してただ泣くしかない仕儀で」
老王は微笑を浮かべました。「嘆くでない! 許しているぞ。偉大なる勇気は拒まれることはないのじゃよ。これからは幸せに暮らすがよい。そしてそなたがパイプをふかしながら心安らかにすわる時には、予のことを偲んでくれ! なぜなら予は二度とそなたとともにメドゥセルドにすわることはなかろうから、予が約束したようにな。またそなたの本草学を聞くこともかなわぬ。」
・・・号泣。ああ、これ、映画で削られないといいなあ。
ああもう、誰にかは分からないが、とにかく謝りたい。なぜ今まで、正統派ブリティッシュ・ロックの旗手「THUNDER」を聞いてこなかったのかと。ごめんなさいごめんなさい。
・・・一昨年、「今のシーンに俺達のいる場所はない」と解散して以来、「MONSTERSOF ROCK」の出演に合わせた期間限定再結成、そしてアルバムレコーディングらしい。先日、その再結成アルバム「SHOOTING AT THE SUN」をレコード屋で試聴して驚いた。渋くてカッコよい。巧いヴォーカルと、ツボを知っているギター。最近のバンドじゃなかなかお目にかかれないキーボードソロ。派手さはないが、要所をしめるベース&ドラムのリズム隊。
一曲目の「LOOSER」を聞いてもう買う気になっていた。地味と言えばとても地味な曲ばかりかもしれない。でもロックはかくあれかし、とでも言うような佳曲が並ぶ。・・・今まで聞いてこなかったと言うより、聞いても良さが分からなかったと言った方が正しいかもしれない。ちょっとは「酸いも甘いも噛み分けた大人」に近づいたということか?(笑)
そして、最近の朝晩の通勤中に必ず思うのは「密閉型のヘッドフォンが欲しい!」ということ。それだけ細部に色んな息吹が感じられる一枚だ。
今回も思ったのだけど、予告編スライドショー。あれは、作ってる最中に「くぅっ、BGMに使ってる曲をフルコーラスでやりてぇ〜」ともだえる。でも使う写真の数から言って、5分の曲をやると公開中の予告編の3倍は必要になる計算に。そんなに使ったら予告編じゃないしー(笑) それにしても、今回は曲を選ぶのにエライ時間がかかった。楽しかったけど。色んな曲を当てはめたバージョンを作ったけど、思わず「プッ」って笑ったのもある。まあ、結構マッチしてるんじゃないんですかねー、Shaw/Bladesの「Straight down the line」。さわやか〜、で。肉ばっかり食うシーンだったらもっとヘヴィにして、「おらおら食え食え〜」って感じでも良かったが(笑)
この前はにいさんが来日した時の飲みで、オレが愛して止まない松山銘菓「一六タルト(イチロクタルトと読む)」の話しを、わーたんとはまげんにした。その週末川口のイトーヨーカドーに寄ったら、なんと置いてあるぢゃありませんか! そりゃ即買いでしたよ。ええ。最近じゃ一切れずつ包んであるオシャレなのもあるようだが、一六タルトと言えば、ロールケーキみたいなその一巻きを買って、好きなだけ食べるのが正しい!(たぶんオレだけ) 包丁がいらないようにすでに切れ込みが入っているその一巻きから、やさしく一切れを引き離し、慌てずにお茶を入れ、感謝の念を込めて合掌。然る後に口へ運ぶと、しっとりしたスポンジ生地と絶妙な甘さのこしあん、そして一六タルトを一六タルトたらしめている柚子の香りが口に拡がる。ああ、もう、うう、幸せ。
今日発売のHM/HR雑誌「BURRN!!」に再結成WHITESNAKEツアーのメンバー全員のインタビューが載っていた。知ってはいたが何がどうなっているのか、いまいち把握できてなかったので、取り敢えず立ち読みで内容をざっと確認してみた。Vo.はディヴィッド・カヴァーデール。これは当たり前。G.は・・・・ダグ・アルドリッヂとレブ・ビーチ。な、なぬ?! B.はマルコ・メンドーザ、Dr.がトミー・アルドリッヂときた。
あれ? エイドリアン・ヴァンデンバーグは? ジョン・サイクスは? スティーブ・ヴァイは? ・・・いや、スティーブ・ヴァイはいいや(笑) 全然再結成じゃないんですけど。ダグ・アルドリッヂは、LION、BAD MOON RISINGの一枚目以降大したソングライティングをしてこなかったような感じがするんだけど、ギター自体はうまいからいいんだろうなあ。
それよりもかなり「どうして?」と思ったのは、レブ・ビーチがツアーに参加してることだ。ええっと、去年買ったレブのソロアルバム「MASQUERADE」、かなり聞きまくってて、「こりゃ再結成するっていうWINGERが楽しみだな、おい! またこのギターに乗せて、キップ・ウインガーの歌が聴けるなんて!」って思ってたのに、WHITESNAKEですかい! そりゃ80年代のWHITESNAKEは、AEROSMITHもかくやと言うビッグなバンドだったから、その歴史に名を刻みたいのはよく分かる。・・・まあ、インタビューを斜め読みした限りでは、WINGER用に曲も結構書いてるみたいだし、ツアーが終わったらやるようなことを言ってるので、まだ期待はもてるけど。
それにしても、再結成なんだったら、当時のメンバーを集めるべきだと思うんだけど、どうでしょう? まあ、DEEP PURPLEやRAINBOWなみに人の出入りの激しいバンドだったから、「じゃあ誰にするよ」と言われるととても困る。オレが好きなのはアメリカで成功した後のWHITESNAKEだから(あ、エセファンって言われるな)。
・・・と、ここまで書いて思った。こんな話し、誰がついてくるんだ???(笑)
沖縄のたかださんに「第一部は分かりづらかったかも知れませんが、第二部は面白いから、ホントに面白いから、見てください!」と電話営業をし、こんこんと原作世界の魅力について説いたのは先週。そうしたら、なんと吹き替え版の「二つの塔」を見てきてくれて、それだけでも感涙モノなのに、「良かったよー、書いても書ききらんと思ったし、書くのがもどかしいので電話しようと思ったんだけど長くなりそうだからやっぱりメールで。」というメールをいただきまた感涙。
鉄は熱いうちに打て!!と言うではありませんか。・・・オレから電話させていただきました(笑) そして映画の感想を語り合うこと1時間(やっぱり長くなってしまって。遅くまでありがとうございました)。ステキな時間でしたなあ。
スケールの大きな情景、セット、戦闘シーンもさることながら、たかださんが一番心を奪われたのが、各登場人物達の心の機微、だそうで、それはもう、ストーリーから見た映画が面白かったと言う証拠ではないかと。「アイゼンガルドから拡がった炎がバックランドやホビット村を焼き尽くす。逃げてはダメなんだ」(うろ覚え)というメリーの言葉や、サムのラストのセリフにジーンとなり、ガンダルフの復活に驚き、アラゴルン・レゴラス・ギムリの深まる絆に胸を熱くしたと、語ってくれましたよ。うれしいじゃないですか! 次は原作ですね。・・・それにしても、こんなに語った後はさらにビールがうまい。あ、また自分の感想、書けなかったわ・・・(笑)
今日は「LOTR/二つの塔」吹き替え版観賞会 in 新宿だった。字幕の誤訳が無くなったとはいえ、情報量がかなり多いので、やはり吹き替え版はなかなかによかった。残念なのは、ゴラムの声は生の声(アンディ・サーキスが担当)の方が断然よかった。あとは、登場人物が何か絶叫するような、そういうシーンの場合はおしなべて元の俳優の声の方が迫力があって良い。・・・まあ、そうは言っても、吹き替えは、やはり映画を深く理解する上で必要かなと。字幕で端折られているセリフも確認できた。
宙くんときょうけんも面白かったと言ってたので、オレ的には結構満足。一番の白眉はきょうけんが「やっぱり第三部の『王の帰還』も読もうかな」と言っていたことだろうか。きょうけんからもらった文庫版第二部までの新版。王の帰還はオレが買って貸すから、読んでください。ホント、第三部の前半は盛り上がるんだから!
・・・さて、字幕二回、吹き替え一回見て、そろそろちゃんとした感想を書きたいと思うんだけど、今日も例によって観賞後の飲みで酔っぱらっててダメ!(笑) 後日改めて。・・・一つ言えることは、今回は第一部より辛口です。原作愛好者にとってはツッコミ所満載。