花粉症は、色々な要因が重なって症状が悪化するらしい。胃で消化しきれなかったタンパク質が腸まで達し、そこで腸の粘膜を荒らしたり、タンパク質の腐敗物質が吸収されたりすると、体の免疫細胞の活動が異常を来すそうだ。・・・なので、まずは便秘や下痢を引き起こすコーヒーを今日から控えることに。そして乳酸菌を摂る、というのもかなり効果的なよう。まだ症状が出てから日が浅いからこれでもしかしたら「花粉症はなかったこと」になるかもしれない・・・。それにしても、コーヒーをやめたら仕事中すさまじく眠くなるんですけど。まいった。
もしかしたら、本当に花粉症になってしまったかもしれない。昨日辺りからやたらと鼻がぐずぐずいって、クシャミが出る。夜のニュースを見てたら「今日は花粉が飛んでました」みたいなことを言っている。・・・不摂生のツケがこんな形で現れるとは・・・。まだ症状が軽いので確定できないけど、今のうちに対処できることはしておこう。あああ、花粉症だけはいやだ〜(T_T)
なんか、こう、胸の奥の方で、言葉にならない思いが積もっている。どこまでが自分の感じたことで、どこからが人の感じたことなのか。昔から人に流されやすくて、外からの情報を入れるたびに、いつの間にかそれが自分の意見にすり替わっている。もっと、芯の強い人間になりたい。
とにかく、好きなモノは好きだと大声で言ってみよう。
誰になんと言われようと。長い人生の一時期に、熱狂するモノがいくつかあったっていいじゃないか。
「アイツはちょっとオカシイ」と言われるくらいが丁度いい。
あなたも、君も、お前も、きっと見に来ているはずなのに、なぜ一言くらい言ってくれないのか。ああ、なんだかやる気が失せてきた。・・・と、思ってみたところで、それは単に自分の都合のいい解釈なんだと気が付いた。面白くなければ何も言わないし、来るのをやめてしまうだろう。それが普通なんだ。
ましてやプロの仕事なら、「なんで何も言ってくれない」とか「どーして来てくれない」なんてものは言い訳以外の何物でもないんだろう。仕事の評価はサイトのヒット数やメールでの感想・意見だけというのが当たり前だし、ECサイトならそれは売り上げだろう。
まあ、そんな大したサイトでは最初からないわけだし、肩の力を抜いて、サイト構築の練習を始めた頃の気持ちを思いだそう。「継続は力なり」が真だとしたら、このサイトの全てのページが取り敢えず完成する頃には出来ることはきっと増えている。
先週末「二つの塔」を見たけど、全然見足りない。品川プリンスホテルのシネコンだったらチケットをネットで押さえられるんだけど・・・。あまり大きい劇場ではないけどゆっくり見られそう。誰か行かないかなー。土日どちらでも。いや・・有楽町の大きいスクリーンも捨てがたい。どっちにしろ金ないけど。あ、前売り券持ってたわ。
さて・・・どこから書き始めたものだろうか。昨日、第二部「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」の先行ロードショーを見てきた。今年も去年のオランダに引き続き、はまげんやみさきちが一緒に見てくれて実に楽しかった。まあ、まだ映画を見て無くて、ここをのぞくことのある酔狂な人もいるのでネタバレは避けたいと思うのだけど、まずは一言。
「今回は前回なんか目じゃないくらい、スゲエ!」
と間違いなく言える。今作は字幕問題も事前に配給会社の努力で回避され、物語世界に十分入り込める配慮がなされている。第一部「旅の仲間」のあらすじなんか一切無し、いきなり続きからおっぱじめる潔さが、やはり「ロード・オブ・ザ・リング」は一本の長い映画を単に三回に分けて世に出しているんだ、と思わせられてうれしくなる。
・・・あのオープニングの度肝を抜く演出、原作では「ローハンでの戦い」と「フロド一行のモルドールへの旅」は全く別の側として語られていたけど、映画ではそれぞれの物語が入り組んで、展開のスリリングさをあおる。まあ、原作を知らないとめまぐるしく変わる場面に話しの展開を見失いそうになる危険はあるけども。
原作では歴史物のような淡々とした人物描写がほとんどだったが、映画では監督が「登場人物それぞれに心の旅をさせたかった」と言っているように、キャラクターの人物像がとても深く掘り下げられていて、第一部では希薄だった人間ドラマとして十分に楽しめるそして、どの場面からも、現実として描こう、リアリティを追求しようというこだわりが見えて、それだけで感動させられる。ローハンの首都エドラスの王宮メドゥセルドなんて、あれがCGではないなんて・・・○ョージ・○ーカスに見習わせたい。
戦闘シーンも、心拍数がどうしようもなく上がってしまう迫力があり、しかし単に悪を倒す戦争は誉れ高いものだとは言えない側面を、人手不足から老人、子供までも鎧や剣を渡され城の防備に当てられるシーンなどが訴えかける。このシーンはかなり悲壮感が漂ってリアルである。
あっという間の三時間なのは確かだけれども、これだけ話しが広がって、かつ原作の二部で終わるはずの場面まで映画が到達していないことを考えると、「第三部『王の帰還』はこれで本当にあと三時間で終わらせられるのか?!」という不安が頭をもたげる。映像のクオリティはもう安心して、いや期待しすぎても大丈夫だ。けれど、時間が、最後まで描ききる時間があるのだろうか・・・・??
ともかく、まだまだ自分の中では未消化の部分もあるのでちゃんとした感想を書くには何度も映画館に足を運ばないと無理だけども、これだけは言える。「今回の敢闘賞はギムリだ」と。「俺を投げてくれ」と「内緒だぞ」は必見(笑) 第一部のモリアのシーンをよく見てから劇場に足を運びましょう(笑)
ああああ〜〜〜〜っ。「二つの塔」先行ロードショーまで、後何時間?! 明日なんか起きたら他のことが手に付かないな、きっと。 そんな今のBGMは「二つの塔 サウンドトラック(輸入盤)」・・・ビョーキだな、オレ。
音楽のアルバムとか小説なんかは、「あの人のが欲しい」と思って買うことが動機の大部分を占めていると言える。最近は全くと言っていいほどやらないが、ゲームはどうだろうか。オレには大分前から「この人だったら」と思う人が一人だけいる。スクウェアのゲームデザイナー松野泰巳氏だ。スクウェア以前はクエストという会社にいて、「伝説のオウガバトル」「タクティクス・オウガ」を作り、スクウェアに移ってからは、「FFタクティクス」「ベイグラントストーリー」や最新作「FFタクティクス・アドバンス」を作っている。「タクティクス・オウガ」は本当に面白かったし、「ベイグラントストーリー」は設定と世界観の奥深さにうなった。「FFTA」はゲームボーイアドバンスのみ。それだけのために買っても良いと思えるソフトが、持ってないハードで出ると本当に悩む。
自分と、自分以外の人間は、例え親兄弟であっても、どこまで行こうが他人だ、というのが持論。だからよく聞く「ああして欲しい」だの「なぜこうしてくれないの」という一方的な期待は、するだけ無駄ではないかと思っている。一種のあきらめなのかも知れないけれど、そう思ってみたら、時折人が差し伸べてくれる手がやたらと暖かかったりしてよけいにうれしい。たまに人と酌み交わす酒がやたらと旨かったりする。
ありがとう、どうやらまた元気でやっていけそうです。
今日ようやく、ギャラリーの最初のページをリニューアルできた。公開してから、いや、アップロードするときからずっと直したかったのだけど、まずは写真の公開が先だろうと思ってたので、後回しにしてた。大分スッキリとしたページになったので、わりと満足。以前のは一番悩んでかなり時間をかけたけど、ごちゃごちゃしてて、他のページとも調和がとれてない。色々盛り込めばいいってもんじゃないのねと、気が付いた良い例だった。
昨日のテレビ朝日「スマステ2」で、おすぎが「二つの塔」を大絶賛したとか。テレビは見逃したけど、HPがあってそこの「スマムービー」のコーナーで、「5万円払ってもいい!」とのコメントが。そ、そんなにいいのか! と思ってしまった。過去の記事を見ると、マイノリティ・リポートが3000円、ハリポタの2作目は2500円と至ってフツーなのに、この金額。一作目よりは遙かに良い、というのはだけは確かなようで。
家計簿をつけなくなってから一年くらいになる。一人暮らしを初めてからずっとつけていたが、もうつけなくても一ヶ月にどれくらい使うのかを感覚的に把握できたと思ったからだ。確かに、そんなに毎月収支は変わらないと言えば変わらない。けど、ここのところ大分買い物がへたくそになたものがある。食べ物だ。なんだかエンゲル係数がここ数ヶ月やたらと上がってる気がする。今日なんか帰りにコンビニで1500円も買い物をしてしまった。以前ならあり得ないことだ。自炊をしなくなったのも大きいかも。もう一度、生活を見直すためにつけてみようかなあ。
「神は細部に宿る」とはよく言ったもので、徹底的に妥協無く作ったモノは、それだけで雄弁だったり、説得力を持つ。だから「ロード・オブ・ザ・リング」の(以下略)。
さて、Webデザインの神はどこに宿るのだろう。 ロゴ? ボタン? イラスト? 最近思うのは、やっぱりタグの中、ではないかと。この前のOperaの表示問題も、テーブル内の位置指定の属性タグを、ほんのちょっと、打つ位置を間違えただけで思った通りに表示されない。もちろん、Webページのビジュアルを決める色んなグラフィックはとても大事で、それ抜きにして語ることはナンセンスだけども、せっかく苦労して作ったものを意図通りに並べることが出来なければ、そこに神は宿らない。
えらそうに言ってる自分のサイトはよくもまあこんな稚拙なものをと思うばかりだけども。そして、並べるだけではなくて、使い勝手も同時に考えなければいけない。平面的なデザインなんだが、使い勝手を視野に入れたとたんに「道具」みたいなモノにも感じられる。そんなことを考えれば考えるほど、辛くもあり楽しくもあり。
こうして改めてオレのつぶやきを見てみると、ホントーに、つまらない文章ばかり。だからつぶやきなんだろうけど。最近はさらに面白くない上にクドい。・・・なんてことをつらつら考えていたら、昔付き合ってたコにふられた時、「あなたの話しは面白くない」と言われたことを思い出した。その言葉はそれから、言われてヘコんだもの上位三つ以内にずっと入ってる。・・・そんなこと言われたってねぇ。そもそも面白いって何だろう? 他人に迎合したり、流行りに乗ったりして面白がらせたものでもいいのだろうか? そんなの性分じゃない。・・・しゃべりも文もダメだから、写真やWebといった別の表現方法で内側のモノを吐き出しているのかも知れない。いや、そんな難しいことですら無いのかもしれない。
この「ロード・オブ・ザ・リング 公式メイキングブック」は読めば読むほどに、この映画に関わった人たちの気持ちが伝わってきて、自然と顔がほころんでしまう。モノを作るときのこだわり(行き過ぎて強迫観念という場合もあるけども)というか愛情を、どの部門の人からも感じることが出来る。
そういう話ししか載せてないんだと言われてしまえばそれまでかも知れない。表向きだけの話しなのかも知れない。けど、出来上がった映画が、そうでないことをちゃんと見ている人には伝えている。
全てのモノに共通している精神、それは「全てはリアルに」だ。ファンタジー物と聞いて、なんだか綺麗でふわふわしてたり、余計な飾りがついてたりするような衣装や小道具大道具を想像するかも知れない。でもこれはファンタジー物ではない。監督のピーター・ジャクソンは「今の人類が歴史を書き記す前に現実にあったことを映画に撮っているんだ」と言っている。つまり、幻想ではなく、現実の歴史物を撮っているのだと。
現代の話しだったら、その辺に売っている物を買ってきて、セットに置けばいい。ちょっと前だったら、博物館に借りるなり出来るだろう。でも何千年前の、それでいて実際の歴史として作る場合は? 全部一から作るのである。コップ一個、イス一脚、その他画面に映る(時には全く映らない)ものはなんでも、である。しかも、いい加減にではなく、その国や種族の文化の様式を考えて。武器なんて、カッコよさ、ではなく、ちゃんと「相手の腹にぶち込む」ためにはどう作られていないといけないかを最初に考えたそうである。だから、主人公達の武器や身に帯びる物はあんなに質実剛健で、かつ本当に相手を倒せそうなものなのだと感心する。実際、何百という剣がほぼ本物として作られているので、15ヶ月の撮影中に壊れたのは、20も無かったそうである。
そうやってスタッフ全員が、何千年前の「歴史」を「現実」として描き出そうとしている。そういう気概がこの本から伝わってくる。そういうスタッフの仕事を目の当たりにしたキャスト達も、自然と演技にのめり込んでいく。「タイタニック」で船長役だったバーナード・ヒルは、今回第二部「二つの塔」でローハンのセオデン王役だけども、小高い丘の上に建てられた王の宮殿を見たとき、「息をのむような絶景が広がっていて、我々全員の精神が鼓舞されるようなスピリチュアルなものがあった」と絶賛したとか。
建物や場所も、極力CGに頼らず、セットを作れるところは作る、ダメなら一センチまで寄っても細部がよく分かるミニチュアを作る。スターウォーズなんて、今はどれくらいのCGが画面を覆っているのだろう? やはり実際に形のある物を撮影した方が説得力が違う。映画を見たときに漂う現実感の違いを感じる。
エルフだ、魔法使いだ、と聞いて拒絶反応を起こして見ないのは、損だと思うのはオレだけだろうか? それは、ゲームとか安っぽいライトファンタジー小説の乱発という弊害から「ファンタジー物=子供の物」という図式が今の日本では出来上がってしまっているからなんだろうなあと、思った。この映画では、魔法使いといえども、簡単に魔法を使ったりしない。監督が「指から稲妻出てるような陳腐な表現は絶対にしたくない!」と言っているのを読んで、この人が監督で本当によかったと思った。
メイキングブックを読んでいる限りでは、二部、三部も期待してよさそうだ。そして、「指輪物語」の映画がこのスタッフで作られて本当によかったと、心から思っている。
土曜の晩に飲み過ぎて、日曜はまっすぐ家に帰って寝るつもりだったのだけど、家に帰ってちょっとネットをしてたら、以前から気になってた「ロード・オブ・ザ・リング 公式メイキングブック」が発売されてると言うので、いそいそと本屋に出掛けて買ってきた。いやぁ、DVD収録のメイキング風景も確かにいいけど、こうして活字になって、かつまだスクリーンで見たことのない風景や場面が写真で出ていると嬉しくなってしまう。小高い丘の上に建てられたローハンの王宮メドゥセルドなんて、絶対CGかと思ったら実際に8ヶ月もかけて作られたものだし、剣や鎧は本当の刀剣職人が丹念に作った上に、美術品かと思うくらいの美しさだし。こんなに裏側が楽しい映画もなかなかないと思う。ああ、そしてオレの財布はどんどん軽くなる・・・。