2004年11月03日
●【絵本ドリル】ぐるんぱはいつか、里帰りするでしょうか?
村のみんなに送り出され、いくつかの職を転々とした後に幼稚園を開業したぐるんぱ。身を立てた彼がいつか、里帰りすることはあるのでしょうか。
「ぐるんぱのようちえん」(西内みなみ=作 堀内誠一=絵 福音館書店)からの出題です。
正解はありません。みんなで考えてみましょう。
Posted by popotame at 2004年11月03日 15:25
コメント
ゾウが主人公のほのぼのした物語と思いきや、「児童虐待(ネグレクト)」からはじまっているじゃん。次はいじめに仲間外れかよ~。しかも一生懸命 働いているのに、どこでも評価が低いときたもんだ。なんだかずっと暗い気持ちで読んでしまいました。
救いは「出会い」があったこと。そして、「ようちえん」という仕事がつとまるゾウだったこと。「ようちえん」は子どもを愛せないとできない仕事だものね。愛せるということは、愛された経験があるということだものね。
「ようちえん」にたどり着くまでの経験が、しっかりと生かされているのも やるなぁ と思わせます。
救われる物語だから、また読みたくなるのですね。きっと。
でもせつないなぁ。
そうそう、ドリルの答えでした。
里帰りは、、、いつかするのではないかと思います。たぶん結婚したあとで。
私の希望なんですが、ぐるんぱの「愛された経験」はふるさとで家族に愛された経験であって欲しいから。
投稿者 かつら : 2004年11月08日 00:46
かつらさん、コメントありがとうございます。
大人になってから見えるものもあるのですねー。
ずっとマイナス評価だったぐるんぱを、はじめて何の評価もしないで受け入れたのが「ようちえん」の子どもたちだったんですね。
投稿者 大林 : 2004年11月08日 10:51