先週末は久々のバイカーズだった。ゴールデンウイークにはまげん企画で行った「ゲリラ的プチバイカーズin二宮」以来。冷夏冷夏と騒がれる中、一番暑い日に延々館山までほぼ日帰りという強行軍。結局バイカーズの半数の5人が集まった。野郎ばかりの夏の海もまた、オツなものだ(笑)
それにしても、バイカーズでどこかへ行くたびに思うのが、「同じ楽しみを分かち合える幸せ」である。単にバイクでどこかへ行って帰ってくるだけなのに、何か大袈裟だろうか。いいや、そうは思わない。バイクに乗るまでは、よくバイク乗りが「この前友達とツーリングに行ってさぁ」というのを、「ふーん、バイクでぞろぞろ行ったって、目的地に着くまでは一人で行っているようなもの。そんなに楽しくないんじゃないのか」と本気で思っていた。車や電車で行った方が、途中でおしゃべりしたり、何か食べたりできて楽しいと思っていたのである。
ところが、モンキーという小さいながらもちゃんとしたバイクに乗って、どこかにみんなで行く、ということを実際に体験してみると、車や電車にはない「旅の過程」が見えてきて、実に楽しかったのである。移動中を考えてみよう。車だと、まず運転手は他の人とは明らかに役目が違うし、自由も制限される。小さい車ならともかく、大きい車だと後ろの話しまでは混ざれない。運転手はともすれば「なんでオレだけ運転しなきゃいけないんだ」と思うこともあるだろう。電車はどうだろうか。少人数なら同じメンツで会話できるだろう。でも大抵何人かは途中で寝てしまったりするはず。大人数ならそれはもう勝手気ままなものだ。もちろん、車や電車の旅にはそれぞれの楽しさがあるし、知ってもいる。否定する気などない。
では、バイクでの楽しさとは、何だろうか。バイク歴が浅いオレがおこがましくも思いついたキーワードは、「点」と「線」である。「点」とは信号や休憩している地点、つまり停まっている時、「線」はバイクで移動中の時である。
結局バイクとは、乗っているときは一人の作業だし、そこに会話などはほとんどあり得ない。だが、車と違うのは、「全員が運転している」ということである。みんなバイクの性能の差異こそあれ、暑ければ暑いなりに、道がでこぼこしていれば危険を感じ、渋滞に巻き込まれればイライラし、スムーズに流れて景色が良ければそれだけで気分がいい。同じ境遇を感じつつ走る。それがバイクなのであり、出発点から目的地までの移動という「線」の中での「平等」、なのだ。誰か一人がイライラすることもない。
移動中には信号で停まったり、休憩したりすることもあるだろう。そこで移動中に思ったことだとか、感じたこと、これから先のことを信号が変わる短い間で言い合う。「なんかちょっとブレーキの効きが悪いなあ」とか「今日はお前のバイクやたらと調子イイね」とか「さっきの看板見た? すっげえ気になる店なんだけど」とか「ずっと乗っててケツ痛い。次のコンビニで休憩しよう」だとか、ここぞとばかりに口を開く。停まっているという「点」でしか出来ない意見や感想の「共有」。
つまりバイクでの移動とは「点の共有」と「線の平等」の上に成り立っているからこそ、実に面白いモノになっているのではないか。目的地までの時間をみんな同じ作業をし、限られた時間の中で体験を共有しながら進んでいく、その繰り返し。それが「同じ楽しみを分かち合える」ことに他ならない。
なんだかやっぱり大袈裟になってしまった。毎回そんなに難しいこと考えて走っているわけではないのだし(笑) ・・・さて、次はどこに行こうか。バイカーズ諸君。
昼休みに有楽町MUJIに行ったら、伊賀焼の陶器のビアマグが売っているのを見かけた。そういえば前から買おうと思っていたことを思い出し、ついでだからと買ってみた。どんな釉薬を使っているのか、表面はざらざらした銀色で、ものによって色味やグラデーション具合が微妙に違って面白い。陶器のビアマグは内側がでこぼこしているから、ビールの泡がきめ細かでクリーミィになるらしい。
早速家に帰って試してみたら、なるほど、確かにウマイ泡が出来る。これでビールの旨味も逃げ出さず楽しめるというわけだ。それにこのビアマグは濡らしてから使うと、マグ表面の気化熱でビールが普通より長い間冷えたままらしい。さ〜、これからこれでうまいビールを飲むぞ〜(>_<)/
なんだか最近、Yahoo!BBのCMに出ている広末がイイ。なんでだろうと思ってジーっと見てたら、髪が黒いことに気が付いた。実際は真っ黒、ではないらしいのだが。この頃は黒い髪の女性を見つける方が少なくなっているからだろうか、むしろ新鮮に感じる。それに、オレには無いモノだし、黒い髪。
この前も書いたけれど、近所のヨーカドーの食品売り場が23時まで営業になったので、早速というかようやくというか、行ってみた。鮮魚売り場は確かにもうあらかた品物が引っ込められてはいるが、刺身なんかはまだ出ていてどれもこれも50パーセント引きになっている。今日なんてカツオの刺身を半額の260円でゲット〜。平日なのに家で刺身が、しかも半額で食べられるなんてステキ〜♪
注文してたSnapMemoryが来た。これで、携帯で撮った写真をパケ代をかけずにMacに転送できる。ついでにアドレス帳のバックアップなんかもできるらしい。そうそう、SnapMemoryの話しを職場でしたら、課長が使ってないカードリーダーを安く売ってくれた。コンパクトフラッシュはもちろん、スマートメディア、メモリースティック、SDメモリーカードにも対応しているスグレモノだ。定価は8000円くらいするらしいけれど、2000円でゆずってもらった。いつもすみません、W課長。
SnapMemoryにコンパクトフラッシュをつっこんで、ケーブルを携帯に差し込み、電源を入れるとすぐにデータ転送モードになるので、必要なファイルを選択して送信ボタンを押すだけ。コンパクトフラッシュだから転送も早い。終わったらそのコンパクトフラッシュをカードリーダー経由でMacに。ちょっとメンドくさいが、これで来月から目んたま飛び出るような状況は避けられるはず。しかし、これから携帯は全機種なんらかのメモリーカードを搭載して欲しいものだ。まあ、パケ代で儲けたいという携帯各社の思惑も分かるけれどもね。
バイカーズ前夜祭ということで、一人で勝手に風呂上がりにビールで乾杯。キリン「秋味」は味が濃くてなかなかよい。
さて、夏場のバイクは日差しとの戦い。ずっと前から何かにつけてサングラスがあったらなあと思っていたから、今回は忘れずに買っておいた。いや、似合わないとかいうのは分かってるから・・・。カッチョいいかどうかじゃないのである。
まず、バイクに乗るから「視野が広いか」どうか。それと、オレのまつげはマスカラなんぞ付けなくてもばっさばさに長いし多い(他の部位の毛はともかく)ので、「まつげがレンズに当たらないか」の二点で選んだら、ご覧のようなヤツになった。MLBのマリナーズ仕様、らしいのだけど・・・。イチローも使ってるのか? それにしても、なんだかMr.○リックみたいだな。胡散臭さバクハツ。
まあ自分が神経質だと言うことは分かり切っているけれど、なぜ最近さらに色んな音が気になって仕方ないか、考えてみた。要するに原因としては、一日の大半を騒音に溢れた環境で過ごしているからみたいだ。仕事場なんて、四六時中機械の動く音が続いているし、最近は行きも帰りもヘッドフォンをして音楽を聴きながら移動している。だから、かえって静かな自分の部屋にいると、ほんのちょっとの音が気になるのだろう。
今、お二階はいびきをかいて寝ている。慣れたのか、そんなに気にならなくなってはいるけれど。この落ちつかなさはきっとあれだ、線路がすぐそばを通っているような家に住んでいる人が、急に静かなところに引っ越したら絶対落ち着かないのと似ている。・・・もっと静かな職場がいいなあ。いや、引っ越ししてさらに静かな住環境を手に入れるか? 振る袖ないけど。
ガマンならん。このiMacの画面の狭さ、処理の遅さ。今一番使いたい、使い込みたいソフトは「Flash MX」だけど、がっつんがっつん落ちるのだ、途中で。で、振る袖もないのに夜更けにアップルのサイトにあるアップルストアで、お安くなったPowerMac G4の1.25GHz、OS9起動可を、17インチモニタと一緒に買うとどれくらいするのか計算してみる。もちろん36回払いで!! 虚しい。果てしなく虚しい。
川口駅前で、モトラを発見。やっぱりカッコイイなあ、このデザイン。武骨で、色々載せられて、ハイとローでそれぞれ三速ずつあるギアなんか、そんなに使い分けないけど、そそられる。にのは「ズーマーじゃみんな乗ってるし普通すぎる」って言ってたけど、だったらやっぱりコレに乗るしか!
先週からFlash MXのAction Scriptの、とある例文とにらめっこ。オブジェクトの色を決定するsetRGBメソッドには、普通三つの16進数を使うんだが、なんでこの例文はわざわざ24桁の2進数に直してるんだろう。全っ然、わからん。知恵熱出そう。
またです。また携帯のパケット代がえらいかかってしまって、どーにもならない。原因は「ここ」を更新するのに携帯で撮った画像をメールで毎日せっせと送っているから。長い文章を打つときは、というより最近はほとんど一度Macに送ってからそれをMacのメーラーで送っている。だったら、携帯からMacに直接転送できないものか。・・・そういうアイテムが確かにあるのだけれど、WINDOWS用のみ。ちっ。
だが、デジカメのカードリーダーみたいなアイテムはあった。携帯に差し込んでコンパクトフラッシュにデータを移すことができる「SnapMemory」なるモノが! だけど人気らしくてどこも品切れ〜。メーカーの在庫もないらしい。しかたがないのでメーカーのアイ・オー・データのサイトで注文して待つことに。初期投資は確かにかかるけど、これでパケ死しなくて済む。
・・・でもさぁ、こんなサイトにお金かけてアホみたい、って気が付いた。こういうことは気が付いたらダメなんだろうなあ。でもアホみたいだ、オレ。
昨日出掛けた帰りに川口駅前のイトーヨーカドーに寄ったら、入り口に「食品売り場は23時まで営業」という看板が立っていたので、「ヨーカドー、エライ!! 今日はくたびれて何買うか考えるだけでも億劫。23時だったら仕事の後でも寄れるから、明日来よう!」と喜びつつ帰った。で、今日。バカみたいに忙しくて川口に着いたのが、23時ちょっと過ぎ。まあ、よくあることだよね。こんなこと。とほほ。
引き続きサイト更新のやる気はデフレスパイラル状態。いっそCD-Rでもしてばらまくか。でも焼くのもメンドくさい。あああ、くたびれた。
以前、仕事場のそばのうどん屋がまずくなってきている話しをした。先週その店に行ったら、まずくなっているばかりか、うどんの量があからさまに減っていた。「あれ〜、小じゃなくて中を頼んだのにな」と思ったけれど、これが今のあの店の中盛りらしかった。悲しい。
今週は8月とは思えないほど寒かったので、たまに行くラーメン屋「桃園」に行った。ここの塩ラーメンは、特にうまいというわけではないのだが、時々無性に食べたくなるのだった。さて昼休みになって店の前に行ったら、果たしてメニューやら店の外装やらが違っていた。塩ラーメンはあるものの・・・。
だいたいトッピングにもやしがなくなってから足が遠のいていたのだが、今度こそいよいよ味まで変わってしまったのか。周りには何軒もラーメン屋があるからこの店も企業努力をしないことには生き残れないのだろう。だけどあのなんとも言えない味わいの塩ラーメンだけは、変えて欲しくないなあ。・・・と思いつつ、注文して出てきた塩ラーメンをすすったら、全く別物になっていた。
途端に色んな感情が押し寄せてきて、スープの塩味の他に鼻孔の奥にしょっぱい何かを感じながら食べるハメになった。いや、まあまあうまいかもしれないけれど、味が上品になり過ぎ。ゆずの皮なんか香りづけに載せられた日には、どんぶりを三回回して「よいお点前でした」とのたまうほかない。悲しい。
仕事場に置いてあるこの二つの飲み物の名前。なんだか似ていると思って薄ら笑いを浮かべていたが、よくよく考えてみると「Vittel」と「Bikkle」で、最初の一時が「ヴィ」と「ビ」で割と違っていることに気が付く。・・・それにしても、世間はお盆だってぇのに、仕事が多いのはナゼだろう。
酔っぱらうと各種感覚がマヒするというが、自転車に乗っている場合はやたらと動きがキレる。電柱をギリギリでよけたり、ドリフト気味に停車してみたり。飲酒運転がいけないワケが、少しだけ分かった気がした。
やっぱり、この8月8日のこの日は、これについて書かずにはいられない。今年も星野道夫さんの命日がやってきた。去年は確か、作家の池澤夏樹さんが書いた『旅をした人』を手に入れる顛末を綴ったように思う。星野さんが亡くなってからもう7年も経ったというのに、書店には未だに新しい本が並んでいる。星野さんの文章を新しくまとめたものや、未発表写真集、第三者から見た星野道夫論などなど、その人気の高さが伺える。今年もそれらの本についてでも書こうかと思ったが、最近いささか食傷気味の感が否めない。
思えば、亡くなってから出版された未発表文の本は結構買ってきたが、写真集は生前彼が、自分の写真を自分で選んだものしか持っていない。別に買うつもりがなかったわけではないのだけれど、気が付けば生前に出版されたものより、亡くなった後に出版されたものの方が多いことに気が付いた。
そのほとんどに目を通しているけれど、「これだけは」と思う写真集はやはり『アラスカ 極北生命の地図』だろう。星野さんの代表的な写真集で、写真家なら誰もが憧れる「木村伊兵衛写真賞」を受賞した作品でもある。図書館で初めて見たときは説明しようのない興奮に鳥肌が立った記憶がある。そこには、アラスカの大地で今も描かれ続けている生命の地図、すなわち、金色に染まった芦原に佇むグリズリーや、もの凄い数の群で季節移動するカリブー、仔を育てるムース、彼方まで続く氷河の原、極北の空を舞うオーロラ、そして人の営み、があった。
13年前に初版が出てから、今もなおそこにある写真の数々は色褪せていない。むしろ、彼が生前よく文章に書いていたように「行くことの出来る自然と、行くことは出来ないが想像できる自然を持つことの素晴らしさ」を今も鮮やかに伝えている。・・・ページを手繰りながら、そこから得たものの大きさと、7年前に失ったものの大きさに、思いを馳せてみる。