2005年04月20日

●ひこ・田中さんの新刊本出ました

書店に「子ども」という文字があふれるこのごろにおいて、 タイトルにちゃんと「大人のための」と謳っているシャキっとした面構え、 山西ゲンイチさんの装画・中身ともに固すぎず甘すぎません。

児童文学がノスタルジーや子どもの情操教育じゃなくって送り手の大人が子どもにどう向き合ったかの歴史や背景、そしてこれからどう向き合うかを考える入口になると思う。

あらすじと作者紹介が丁寧に書かれていて、取り上げられた作品をもっぺん読みたくなります。読みものとしておもしろく、しっかりブックガイドとして重宝する一冊。

あーポポタムの店に積みたい。
でもbk1なら送料無料で届きます。(大林)

Posted by popotame at 2005年04月20日 22:13
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