報告集会は、10月11日、午後6時30分から生涯学習センターで開かれました。
大木了二代表、清水洋代表から、9月19日の連絡会の声明書、ならびに連絡会の記者会見での説明・発言に沿って今回の監査結果について、報告しました。
不十分な部分もあるが、結論部分で「台東区には今回の上野広小路駐車場建設を、期限内に定められた経費で遂行するためのプロジェクトマネジメントの思想が徹底していたとは言い難く『明確な目標が設定されておらず、そのための目標到達度を測ることができない』などと厳しく指摘していることなど、全体としては、全国初の住民請求による外部監査として、大型公共事業への「税金垂れ流しシステム」を解明する契機となるものであることが、具体的に報告されました。
杉山光男日本共産党台東区議会議員から、第3回台東区議会での代表質問や決算特別委員会での基本質問とその区長答弁のなかで、吉住弘台東区長が、監査結果を真摯に受け止めず、反省・謝罪の姿勢を見せていないことが、報告されました。
集会では、この監査結果を受けての台東区長、区議会への要請書を満場一致で採択しました。
また、この監査結果をさらに深く精査していくことと広く台東区民に広げていくことが、『はじめに大型公共事業ありき』の区政から、区民の生活・福祉を守る区政への転換につながると確認されました。
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