上野広小路地下駐車場問題とは?
 
 
 
 
 
 
       
上野地下駐車場とは? 地下駐車場問題ーこれまでの経過 
上野広小路からABAB〈アブアブ)前の中央通りの地下に、歩行者専用道路〈地下1F)と地下駐車場〈地下2、3F 機械式300台収容)をつくるために2002年より、台東区が東京都と一体になって進めている「上野広小路地下駐車場」のことです。〈場所
当初は、2006年中に完成するはずでした。
2000年
平成12年 準備工事費予算化
2001年 平成13年 準備工事繰り延べ
2002年 平成14年 東京メトロ(東京地下鉄株式会社)と委託契約
2003年 平成15年 「工事順調」報告
この年度までの工事決算額4億5千万円
2004年 平成16年 「工事順調」報告
2005年 平成17年 2年工期が遅れ
35億円の台東区の負担額増額
上野地下駐車場への税金投入のかげで…
これだけ削られた区民のための予算
420事業 41億円
工事は順調 → 35億円もの増額 !?
敬老祝い金の廃止
子育て支援手当ての廃止
障害者団体まで補助金15%カット
伊東の保養所(たいとう荘)の廃止
ぜん息児童のサマーキャンプ補助縮小
高齢者入浴券を50円に有料化 …
当初〈2002年〉、区の負担額は約99億円ということでしたから、35%もの増額ということになります。
台東区は「財政が厳しい」ということで,「財政経営推進プランを」実施しています。
福祉・生活関連の予算で削られたものも多いのです。
松坂屋駐車場は60分の1の建設費?
1台あたりの建設費、1億円の駐車場?
 御徒町駅南口広場の再開発で、320台収容の松坂屋駐車場(立体駐車場)建設費がわずか5億円であることがはっきりしてきました。
今回問題になっている地下駐車場の60分の1の工事費です。
現在わかっているだけで、駐車場の工事費は総額183億円(うち、区負担は133億6千万円)です。
地下道は、約100億円〈東京都の負担)といわれています。
その他機械設備に約26億円〈区負担)で、総計309億円にもなります。
収容台数300台ですから1台あたり約1億円かかることになります。
助役が「反省とお詫び」 矛盾・不明朗な35億円の増額
工事着工後、議会に、工期の延伸につながる説明が不十分だった。そのため、昨年秋の工事費増額、工期延長を唐突に受け取られた…
2006年3月第1回定例区議会本会議最終日
2005年9月の台東区の負担分約35億円増額が発表され、区理事者の答弁に不明朗の批判があったが、同年9月第4回定例区議会で議決されました。今年3月第1回定例区議会で助役が「反省とお詫び」の発言はありましたが、区民の不明朗な35億円増額への疑問・疑惑が解消されたといえるのでしょうか?
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