なぜ? 根拠あいまいな
    35億円負担増額
 
 
 
     
 「清水 洋代表の手記」へ   
 
区の説明 不明朗です、増額理由
[本格工事の着工の遅れ」
「地下水位の急激な上昇、予測外の支障物による地下鉄銀座線の補強工事で設計変更が必要になった」
「本格工事の着工の遅れや埋蔵文化財発掘調査」などを理由に挙げています。
この間議会には協定書や変更になった概算額や35億円の内訳の正式資料は提出されず、提出された資料もあいまいなものです。
また、「工事は順調に推移している」と約2年間も言い続けてきました。
 平成14年の協定書締結当時から増額や工期の延長はわかっていたのでは?
との疑惑が強まっています。
三者の「協定書」とは? 広がる疑問・疑惑 
2002年10月、東京都と台東区が東京地下鉄株式会社〈東京メトロ)に工事を委託するためが締結された「協定書」のことです。 三者の協定書によれば、歩行者専用道路と駐車場の一体工事および地下鉄銀座線の防護工事の工事費用は「東京地下鉄株式会社の基準に基づき、同社が算定する。」〈第7条2項)とされ、都及び区の工事算定の責任所在、適正と公正性に疑問があります。
多額の補助金がー台東区だけの問題? ◆ 300億円もの大工事が入札ではなかったのか?
◆ 建設費用は、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)のいいなりでの増額ではないのか?
◆ 東京メトロは、大手ゼネコンに丸投げしているだけのでは?
◆ 今後もさらに「増額」の恐れがあるのでは?


当初の建設費のうち台東区負担分約99億円ですが、その多くは国からの普通交付金などがあてられ、台東区負担分以外も国からの補助金などがあてられています。『日本一コストの高い駐車場』には、台東区民からの税金だけなく多額の国民の税金が投入されています。
35億円増額は予定通り? 税金のムダ遣いでは?
内部から出ている声…
当初の計画は浅草雷門駐車場と同じく200台がベースになっていた。「そのベースを300台に変更したときから増額はわかっていたはずだ」というもの。
したがって、増額の理由も曖昧にならざるを得ないという声が良く聞かれますが、この点での真偽は不明です。
国も多くの地方自治体も財政赤字の克服・再建が大きな課題になっています。
台東区もこの間、効率よい行財政運営をと「財政再建プラン」を実施しています。(そのかげで、前項で触れたように、『420事業 41億円』の福祉関係など区民生活に直結する事業の廃止・縮小が行われています)

全国的に「箱もの行政批判」「ムダな大型公共事業批判」が強まっています。
大規模な公共の(税金を投入した)駐車場が経営に行き詰まっている例が多く報道されてきたのが実情でしょう。
そんな中で、上野広小路地下車場は建設コストだけで「1台あたり1億円]と日本一コストのかかる駐車場」です。完成後の活用可能性やメンテナンス費用の負担も含めて考えると、長期的にも台東区の財政赤字を大きくする要因となる可能性が高いくなります。

◆ 上野広小路地下駐車場は、台東区にいま必要なのか?
◆ 「はじめに大型公共事業ありき」ではなかったのか?

 
   
     
  問題点2 「清水 洋代表の手記」
 
 
  
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