2005年08月06日

●土佐路カップのこと

PICT2661.JPG
私がもっとも好きな「高知のもの」のひとつです。

2年前、自由民権記念館からgraffitiめざして迷い込んだ町の一角の
ドブというには水のきれいな水路とともに曲がりくねった路地の脇に
土佐路カップの自動販売機が、すくと立っていたのでした。

見た目が可愛らしいのはもちろん、
カップ酒に野の花の絵柄という組み合わせの妙が
一瞬にして私の心を射止めました。

真っ昼間っから赤い顔をしている荒くれたおんちゃんが
この土佐路カップを手にしている姿を想像すると
私はカップもおんちゃんも愛おしくてたまりません。

酒のみのお伴カップ酒に野の花。
手づくりマンションの屋上に巨大クレーン。
日曜市の売り物に犬猫。
不思議としっくりくるようで、でもやっぱりへん。

調和や洗練といった言葉からは遠い場所にある
「美しいもの・可愛らしいもの」にひかれる私にとって
この土佐路カップは、まさに高知の入口になったのでした。

☆高知遺産展・イベント期間中のみ販売

Posted by popotame at 2005年08月06日 14:49
コメント

なつかしい!!
昔、家にごろごろ転がってました。
もちろん父が飲んだ後、我が家のガラスコップとして使ってましたよ。
飲み口の縁のとこがくるんとまるく分厚くなってるんですよね。こうやって見たらとっておけばよかった、って思います。

投稿者 たんぽぽ : 2005年08月14日 12:58

たんぽぽさん、お父さんはなかなかの飲んべえだったのですね。
カップ酒のグラスだから熱くても大丈夫だし、少々のことでは割れません。優秀ですよね。
私は今回入荷したアネモネ、水仙、菜の花のほかにレンゲと椿を持っています。(自慢)

投稿者 大林◎ポポタム : 2005年08月14日 15:53
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