2006年06月10日

高知県民の90%が購読しているといわれる(ホント?)高知新聞夕刊にて連載中の4コマ漫画1年分・第1巻が発売されました。リアルでおかしみのある表現に当初は「老人を笑いものにしている」という声もあったそうですが、読めば読むほど作者の老人・子供・高知への愛がじわじわと伝わり、土佐のあっけらかんとした太陽と空気を感じます。

作者は「ウッフンポックリ」「運脳会」(ポポタムで発売中)などアンダーグラウンドな作品で知られる地元の漫画家・村岡マサヒロさん。持ち味であるエッチ&ブラックをほんのりと感じさせる回もあり、地方新聞でこんなマンガが毎日読めるなんて、県民の懐を感じます。まだまだ自由民権とカオスを残す土佐だからできることでしょう。
子供も老人もお楽しみいただけます、全コマこってこての土佐弁ですが。

オビは西原理恵子。編集は「高知遺産」で活動を広げたアートNPO[TACO]。

<予告>
「高知遺産」「TACO」の母体となったギャラリーgraffitiの移転・新規オープンを祝して、ポポタムで「土佐の本と雑貨フェア」を開催します。高知で生まれた本、高知県民がつくった本のほかオリジナル雑貨の販売も。フリーペーパーやチラシ、ショップカードも集まってきます。どうぞお楽しみに。
graffitiのホームページ

Posted by popotame at 2006年06月10日 10:25
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