2009年11月16日

●美しい古書と切手の展示、はじまります

デュラックweb用.jpg
11月18日(水)~28日(土)
12時~19時(最終日は~17時)
11月22日(日)のみ休み
入場無料(希少本の閲覧は別途料金がかかります)

20世紀初めのイギリスで活躍した挿絵画家、エドマンド・デュラック(Edmund Dulac 1882-1953)は「アラビアン・ナイト」「アンデルセン童話集」など豪華本の装丁や切手のデザインも手がけました。
幻想的で繊細な線と色は、橋口五葉や岡本帰一など日本の挿絵画家にも影響を与え、その美しさは100年前とは思えないほど普遍的で、現代の私たちの心も動かします。
本展では当時の印刷技術のすべてを注いだデュラックの本と切手が並びます。

★ふみの日企画イベント「希少本鑑賞会」
100年前の希少本を手に取ってご覧いただけます。
マスクと手袋で古書を扱いながら本展企画主催・田辺龍太氏のお話を伺います。
11月23日(祝)14時~、17時~(2回。各定員20名)
参加費1000円(お茶つき)

主催;田辺龍太(たなべりゅうた)
1964年、東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。株式会社便利堂を経て、現在「切手の博物館」(東京・目白)学芸員。切手趣味雑誌『スタンプマガジン』に「切手とミュージアムグッズで楽しむ 素晴らしき日本美術の旅」を連載(2007.10月号~2009.8月号)、『切手 NHK美の壷』に執筆。 

Posted by popotame at 2009年11月16日 22:15