2008年07月02日
●作家在廊日
菅原正映像展、はじまりました。
★作家在廊 毎日16時半ごろ〜閉店まで在廊です。
★土日は早めの時間からいます。
ぜひお立ち寄りください。
●エノアール&沢マン上映イベント7/19
7/19(土)午後2時より、インディーズ・ドキュメント映像2本立ての上映会とフリートークのイベントを行います。
日時:7月19日(土)午後2時会場、2時半開演
1)「エノアールカフェ We are living in the park!」(監督:吉田卓史)
2)「沢田マンションのかまんろうライフ」(監督;サワダトール)
4時より〜フリートーク
参加費:500円 定員:20名(予約者優先:電話またはメールにて)
※ドリンク販売します(ソフトドリンク200円、アルコール400円/スナック付)
※上映内容
1)「エノアールカフェ We are living in the park!」(監督:吉田卓史)
ホームレスたちとブルーテント村で暮らしながら、物々交換カフェをきりもりするアーティスト、小川てつオといちむらみさこ。公園暮らしの日々は、たんたんとしていながらお伽の世界のようにファンタスティック。二人のそれぞれの生き方と、テント村が立ち退き要求をされるまでを追った記録。
2)「沢田マンションのかまんろうライフ」(監督;サワダトール)
高知の九龍城、立体長屋とも呼ばれるセルフビルドマンション「沢田マンション」。“便利でキレイ”な暮らしとは対極にある手づくりマンションに集まってくる若者たちと、それを見守る大家さん。その沢マンに魅了され、惚れ抜いた男・Nの一日を、建築物のダイナミズムとともにレポート。“かまんろう”は土佐弁でtake it easy(まあ気楽にやりましょ)の意。
※推薦文
東京都心、高知、という離れた場で、私が出会ったそれぞれの二つの暮らしには、セルフビルド、物々交換(おすそわけ)、立ち話、井戸端会議など、日本の昔からある光景があたりまえに続いている。
家族や世間といったわずらわしい枠を飛び越えた、同じ場所でたまたま暮らすという関係は、私が「わずらわしい」として避けてきた、ご近所おばさんのおせっかいや親戚づきあいなんかとはどこか違って、どうにも魅力的にみえた。
人との関係の持ち方、交渉力、かわし力、話術、想像力、それらの力の使い方と抜き方、すべてにおいてゆるりとしていな
がらハイレヴェルだなあと思えるコミュニケーションが行われていました。もちろんこまごました問題はあるのだけれど。
「心豊かに生きるということ」「お金と仕事のない時代にどうやって楽しむか」「50代、60代になったときの自分の生活」「他人と暮らすこと」など、この2本の作品はいろいろ思いをめぐらせるきっかけになります。
上映会の後は監督を囲んでフリートーク (自由参加)。ビールやジュース等を片手に語らいましょう。ふるってご参加ください。(大林◎ポポタム)