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last update 06.11.23
 
 
 
   
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区民が台東区政を動かした!
全国初のムダな大型公共事業の是非を問う住民請求による外部監査の実施に、地元の上野・御徒町地区をはじめ、台東区全域で、区民の大きな話題になっています。

「新聞で読みました外部監査、通ってよかったね」
「心配でたまらなかったけど、本当にうれしいです」
「ムダな公共事業の見直しが必要だね」
「上野地下駐車場を見直すだけで、『障害者自立支援法』で押し付けられた、障害者の自己負担分は、日本中の分を補填できるのにね」
「議会では、情報公開が不十分な中で、ごり押ししてきたのが、私たちの声で動き始めましたね」…

しかし、問題がこれで解決したわけではありません。
  外部監査とは?  台東区の外部監査の問題点 

 
 
上野地下駐車場建設個別外部監査にあたって
  区民の納得する監査人選定を
     推進連絡会の台東区長への要望書
上野地下駐車場外部監査請求署名推進連絡会は、11月9日、吉住弘区長に、議会で全会派一致して採択した上野地下駐車場建設の個別外部監査について、今回の外部監査は、住民からの請求で実現したものであることを重視するべきであるとして、次の5項目の要望書を提出しました。
1 外部監査人の選定委員会は、区の職員だけででなく、高い独立性を保持するために、住民の代表が半数を超える構成にし公開制にしること。更に、選考結果についても公開すること。

2 選定基準は公開し、その内容を制度成立の趣旨に則り、前例にとらわれずにかいぜんすること。(保育事業の外部監査は、審査項目などきわめて問題あり)

3 応募者の企画書の内容を公開すること。また、審査項目の配点や外部監査人の得点など公開すること。これらの点を募集項目に明記すること。

4 連絡会および監査請求署名代表者からの意見聴取を義務づけること。

5 その他、あらゆる面でできうるかぎり透明性を確保すること。
第3回定例区議会で区立保育園の外部監査人選定が決まりましたが、与党の「民間委託」の強い要求を背景に、選定資料・経過も明らかにされないままに行われました。
 上野地下駐車場建設の外部監査は、法定数をはるかに超えた区民の署名で、大型公共事業を告発する全国初のケースとして実施されます。当然、監査人選考基準及びその経過においても、区民の前に明らかにされた形で行われるべきです。

参考  台東区議会議員さんのHPから  (抜粋)
田口はるよし区議会議員 (自民党)
      全文はこちらにあります。
堀越秀生区議会議員  (チェンジ台東)
    全文はこちらのサイトの「堀越日記」にあります
現在の監査制度を守り育てるという姿勢は基本ですが、補いきれない課題については外部監査に委ねるべき・・・と、私たちは会派として「個別外部監査の導入」を提案してきたのです。
 既に「保育園」について、コスト・効率だけではなく効果などについて、客観的な<外部監査>が行われる予定ですが、この制度を<上野地下駐車場>でも活用することで、議案は全会一致で可決されました。

 上野の活性化を願い、社会資本整備の一つとして進めてきた大多数の会派と、計画段階から地下駐車場反対で、今でも中止・凍結を求める一部の会派とでは対応が正反対です。
 当初の予定より工期が延長され、経費が追加となるなど、行政の計画/契約に際してのツメの甘さ、土建に関係する業界の慣行・・・などは、街の感覚からは理解に苦しむのは当然です。・・・が
 一台あたり建設費1億円などと不正確な情報を流したり、選挙利用のみの動きにも理解できません。
 策動/煽動からは何も生まれません。(以下略)
全ては・・・”8000人以上の区民の署名”、そして”多くの区民の声無き声”が「与党・行政」を動かしたのです。  (中 略)
議会全員の一致で可決されたことは、正に台東区議会の歴史的変化と言っても過言ではないでしょう。     (中 略)

これからが、いよいよ本番です。
問題は入札(プロポーザル方式?)で決定する”外部監査人”の選定問題です。他の入札同様、呼ばれる”業者・会計事務所”を指名する権限は経理課を中心とした行政にあるわけで、指名業者の中に”行政側の意を汲みやすい方達”だけを呼ぶ懸念も無きにしもあらず。

今回、与野党が呉越同舟した”可決”の裏を探れば・・・
『選定過程で”問題のない業者”に外部監査を委託できれば、外部監査しても大した弊害はないだろう。
 ならば・・選挙を考えて、”外部監査議案”に賛成の姿勢を示した方が得策だ。
 そして、”賛成”によって”野党との対立軸”を消しておけば一石二鳥!』と考えた”与党議員”が居ても不思議じゃありません。
最初は外部監査に否定的だった行政幹部も、その辺りで落とし所を探ったのかも。
まあ、仮にそんな”企み”があったとしても、我々には”想定内”です。
”呉越同舟の真意”を探って、万が一に備えているのは”我々”も同じなのだから。      (以下略)

「税金のムダ遣いストップ!」の区民世論の高まりの中で、選挙目当てで、態度を変えのたのは誰でしょか?
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