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「朝ズバ!」で使用されていたフリップ
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台東区
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161億円
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東京都
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132億円
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東京メトロ
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17億円
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1台当たり1億円
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一般的な地下駐車場建設費用
1台当たり2000万円
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民間とはいえ、近隣の上野松坂屋の地上駐車場は300台で、5億円〈1台当たり166万円余)で作られています。
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台東区は、年間予算(一般会計)が約800億円の自治体です。「総額309億円うち、台東区負担分は、建設工事費133億6,305万6,000円(35億円増額後)と、駐車機械、建築設備工事約26億円余で約160億円になります。 |
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06年12月13日放映の「朝ズバ!」では、『地下駐車場の建設費用は、平均1台当たり2千万円』と報道されましたが、渋谷の地下駐車場は建設費用は1台当たり2496万円、葛飾区の亀有駅前の地上の公営駐車場では、1台当たり1190万円でした。
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本工事施工協定書より
(平成14年締結の概算総額を135億7700万円とした時のものです)
工事の費用は「メトロの基準に基づき、メトロが算出する。(第7条1,2項)
工事費用は、(1)工事の工程変更〈第3条) (2)工事施行中の支障物発生(第4条1項) (3)設計の変更〈第5条)により、「協議の上へんこうするものとする」(第7条3項)
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平成14年〈2001年)10月25日に歩行者専用道路・駐車場建設工事・銀座線防護工事の欠く施工協定書が、東京都、台東区と東京地下鉄株式会社〈以下東京メトロ)の三者で締結されました。この工事の委託に際して競争入札に付されることなく、東京メトロを指名で委託先としています。 |
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右の協定書の内容からも、わかるように、工事費用はすべてメトロの見積り次第で、台東区には、この工事費用についての査定基準(あるいは査定能力すら)がなく、「東京メトロ一任」という無責任な予算措置であったのでは?という疑問があります。つまり今後も、「東京メトロ側の事情」による工期延長・経費増額の歯止めすらない状態なのです。 |
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また、当初の工事費用の予算について行政執行部からは費用根拠となる資料や見積もり基準が区議会に示された経緯がありません。
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本事業については、平成12年〈2000年)11月17日に東京都、台東区と東京地下鉄株式会社(当初、旧 帝都高速度交通営団)との3者協定が締結されたのですが、当時の資料ー契約書などは、「5年間の保存期間がきたので、契約書はすでに廃棄処分」になっている。 |
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工事費増額・工期延長の理由は、
1) 東京メトロへの委託事務費〈9億9,000万円)
2〉 埋蔵文化財の発見
3) 銀座線防護工事
4) 地下水位の上昇
1)は、東京メトロに委託することが、はっきりした段階で判明していることであり、2)については、ほぼ当時から存在した地図通りであった。
また、3)4)については、「もう当初からかなりの調査をしていた、これは事実でございます。」が、「ただ、工事に入りまして、また新たな地下水の調査を継続して行っておりました。この中で、施工時になりまして、若干2メートルほど水位が上がっているというようなこともございます」〈理事者の議会答弁より)
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05年第4回定例区議会で突然、『2年の工期延長と35億円ー台東区負担分ー工事総額では47億円ーの工事費増額』が提起されました。(事実経過参照)
35億円もの予算増額と6年間もの工期が、メトロとの工期延長がメトロとの契約提案時に判明していれば、地元商店街や区民の対応も全く違ったものになっていたかもしれません。
行政側の説明は、2転3転し、不明朗な説明に終始しました。野党議員の資料提出・情報公開の要求には、まともに応じることもありませんでした。与党会派は、問題点を明らかにされないまま、「埋め戻すわけにも行かない」などと助役が「反省とお詫び」議会に提出したなる文書を。「了承」しました。 |
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たとえば、計画当初からだれもが予測をしてきたいわば「想定内の地下水位の上昇」を予測できなかった原因ー予測の甘さなのか、設計段階での対応が甘かったのか、工事工程の進め方の工事管理の甘さなのか、という原因が究明されたわけでもなく、「税金の追加投入」が行われたのです。 |
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