上野地下駐車場問題 　 　 　 　
　 　
（運動の基礎資料・ネット上にない地元紙報道など）7		 　
　 　
　
　 　
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１０月２７日、台東区議会企画総務委員会は、全会一致で区民の請求した上野地下駐車場への外部監査請求の議案を採択しました。しかし、その後本会議での委員長報告は、一人の委員も発言していない内容を含むものでした。（当日の委員会のは、区議会傍聴ドキュメントを参照）推進連絡会の「抗議と申し入れ」及び委員長報告全文を紹介します。
　
　　　　　　企画・総務委員会委員長　　　　　　　　　　
　　　　　　木村　肇殿　　　　　　　　　　　　　　　　2006年11月10日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　上野地下駐車場外部監査請求
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　署名推進連絡会一同
　　　　　　　本会議での企画総務委員会委員長報告に対する抗議と申し入れ
　
　第３回定例区議会最終日、私たちが署名を行った「上野地下駐車場外部監査請求署名」の議案が全会派一致で採択されたことを大変喜んでいます。

　しかしながら、貴殿が本会議場で行った企画・総務委員会報告は、事実に反したもので看過できないのであります。

　貴殿は、委員長報告で「今後は、我々議員と理事者が協力し、(仮称）上野広小路駐車場の一日も早い完成に向けて努力していきたいという意見がありました。」と報告しました。当日は私たち連絡会の多くの方々が傍聴してましたが、このような意見を発言した議員はだれ一人いませんでした。貴殿が個人的にこの問題について早く幕引きする思いがあるのはご自由であります。

 　　
企画総務委員会の開催を待つ区民
しかし、ないものをあったようにウソの報告を、神聖なる本会議場で行ったことは許さされるものではありません。

　しかも、聞くところによると、委員会の委員長報告は、改めて委員会を開いて内容を確認したうえで、報告することがルールになっているいるとのことであります。貴殿は最古参の議員であり、こうしたルールは十分承知のはずであります。

　このような報告をする与党と区当局の姿勢が、大型公共事業優先の税金の使い方や、税金のムダ遣いを徹底解明しない原因になっていると指摘せざるをえません。

　貴殿の所属する民主党は、間近にせまった区長選で、立候補予定者を発表しましたが、現区長と全く変わらない体質と区政運営であることが浮き彫りになりました。

　真夏の１ヶ月で集めた八千人の方々の思いを、逆なでする貴殿の報告は、断じて許せないものであります。次回定例会での謝罪と取消を求めるものであります。
　　　　　　以上。
平成十八年　企画総務委員会委員長報告　（台東区の公式ＨＰの区議会検索システムに掲載後は削除する予定です）
　ただいま上程されました、第九十三号議案、「個別外部監査契約に基づく監査について」のき各総務委員会における審議の経過及び結果を報告いたします。

　本案は、平成十八年十月二十七日の本会議において、本委員会に審議が付託されました。
　同日、本会議休憩中に委員会を開会し、本案については個別外部監査契約に基づく監査によることがことが求められた地方自治法第七十五条第一項も請求が合った旨、監査委員から通知が合ったので同法第二百五十二条の三十九第四項の規定に基づき提出する旨、説明があり、審議を行ったところであります。

　それでは当委員会における主な意見について報告いたします。
　今、ある監査制度を否定するわけではないが、十分監査しきれない部分について、外部監査に委ねて公正な結論を導きだしたい。外部監査を提案した我々としては、この議案を了として外部監査をすすめるべきである。よってこの議案は可決したい。ただし、このことによって今ある監査制度をないがしろにすることなく、内部監査制度を育てていくことことも必要であるという意見がありました。

　現行の監査制度を補完し、より高い独立性、専門性を確保し、透明世で効率的な行政を実現する点から外部監査制度ができたのだから、この議案は可決するべきであるという意見がありました。

　事務監査請求書の内容には、納得できない部分もあるが、二年間の工期延長や工事費の増額については、区民も我々大変、大きく受け止めている。よって善意の区民から出されたものについては、どうどうと受け止め、この議案を可決するべきだとという意見がありました。

　大変な思いをして署名を集めて監査請求が出されたのだから、徹底的にやっていただいて、その結果を区民の皆さんにしってもらうのは当たり前のことであるという意見がありました。

　外部監査制度に委ねることですべてが解決する訳ではないが、区民がこれ以上不安にならないことを全会派が願っている。今後は、我々議員と理事者が協力し、(仮称）上野広小路駐車場の一日も早い完成に向けて努力していきたいという意見がありました。

　本案については慎重審査の結果、全員賛成で原案を可決すべきものと決定いたしました。
　議員各位におかれましては、本委員会の意のあるところをご賢察いただき、委員会報告書どおりご決定賜りますようにお願い申し上げます。
　 　
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