2013年02月06日
●ジュヌヴィエーヴ展&バレンタインフェア
HIVERS ~冬~
ジュヌヴィエーヴ・カストレイ コミック原画展
会期:2月8日(金)~2月19日(火)
時間:12:00~19:00(初日は15:00より/金曜日は20:00まで)
休廊:2月14日(木) 入場無料
ポポタムギャラリーで三度の個展、昨年shopスペースで絵画と陶のミニ展「奔放」(渋谷PARCOギャラリーで同時開催)をひらいたカナダ人米国在住アーティスト、ジュヌヴィエーヴ・カストレイの絵画展です。
新刊コミック『Susceptible』の発刊を記念して、コミック・アーティストとしての一面に焦点を合わせた原画展で、まさに「ベスト・オブ・ジュヌヴィエーヴ」な内容。
彼女の原点であるカナダ、モントリオールの冬をテーマに、悩んでばかりいるひとりの女性の足跡を追っていきます。昨年の二カ所展を見逃した方もぜひ。一部陶作品を展示します。
共催:Sweet Dreams Press
Hivers means "winters". Where I am from the winters are dramatic. Snow and ice cover the ground and on a clear day your nose feels frozen and you squint your eyes because the sun and the white together make so much light. When snow falls the air is warmer and at night it really feels like a blanket putting houses to sleep. When I was a kid, I struggled through the Montréal winters. I would wait for the school bus with tears in my eyes because I couldn't feel my toes anymore. Now that I live so far away from authentic Canadian winter cold, on the temperate West Coast, I miss my childhood winters more than ever. Winters are a good place and time to start over. A new piece of paper.
「Hivers(イヴェール)」とはフランス語で冬という意味です。私の故郷はドラマチックな冬のある場所でした。雪と氷が地表を覆い、晴れた日には鼻が凍りつくようで太陽と地表の白さがまぶし過ぎて目を細めてしまうような場所。雪が降ると寒さが緩み、夜になると家々が眠るためにブランケットにくるまっているように見えたものです。モントリオールの寒さが身にこたえた子ども時代、スクール・バスを待っているときなど、寒さでつま先の感覚がなくなり自然に涙が流れたものでした。今ではカナダ特有の寒さからは遠く離れ、温暖な西海岸で生活するようになりましたが、なぜか無性に子どものときに体験した冬の寒さが懐かしく思われるのです。冬はまたいちから何かをはじめるのに格好の場所と季節なのかもしれません。それは真っさらな白紙なのです。
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shopにて同時開催:バレンタイン♡フェア
ひとりが好きでも、甘いもの嫌いでも、2/14はバレンタイン。
色恋やカップル信仰、結婚や性について考える本、
好きな人にプレゼントしたらうけそうな絵本や画集、
いい感じのCD、ラブリーなアートグッズのフェアです。
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バレンタインにちなんたいろんなカップル・つがいが登場します。
ファンの方、お見逃しなく!