●久保貴之個展、はじまります

4.1（水）〜11（土）　休廊日　4.6（月）のみ
12〜18時　最終日は〜17時
昨年６月のBLUE BOOK　Group展で好評だった
久保貴之の新作版画（メゾチント＊）とアクリル画の展示です。

しっとりと、なんともいえない質感のある銅版画をぜひ見にいらしてください。

＊メゾチントとは

メゾチントは銅版画の一つの技法で銅版に一度ベルソーという道具で全面に傷を付けスクレーパーやバニッシャーで
その傷をそぎ落として描いていきます。傷が残った所は黒く、きれいに磨いた所は白く出ます。
その削り具合で絵を描いていく技法です。
線を引き黒を描くのではなく面を取り白を描いていくものです。
わかりやすく言うと紙全面を鉛筆で真っ黒にしてから消しゴムで描いていくようなものです。

久保貴之プロフィール
1981 奈良に生まれる 　
2005 京都精華大学芸術学部造形学科版画専攻修了

個展
2003 感触の無いぬくもり（cafe.きさら堂）

グループ展2003
夏の思い出（ギャラリー床）
2004 版画生活（同時代ギャラリー）
2005 KINO PRINT05（平安画廊）
2006 KYOTO版画2006（ギャラリー三条）
2006 版画展（ギャラリー風雅）
2006 関西メゾチント銅版画家5人展（南天荘画廊）
2007 ひつじとおうち展（シャムア）
2008 二人展（シャムア）
2008 ブルーブック展（ポポタム）　
2008 森の絵本とボローニャの森展 （アートハウス）

出品・受賞他
2005 第73回 版画協会展 入選
2007 ボローニャ国際絵本原画展 入選（イタリア・ボローニャ）
2007　小説『エトルリアの微笑み』の装画を担当
2009 フランス・リベラル社より絵本を出版