2006年09月19日
●ポポタムの版画展
ポポタムの版画展がはじまりました。
今週だけ、いろいろな作家の版画作品をあつめて並べています。技法も作風もみなさん違うのですが、意外にしっくりまとまった印象です。
上は、石井聖岳さんのモノタイプ作品。5点出品されています。
こちらは4月の「砂漠の中の赤い町」展が好評だった山福朱実さんの木版。
1つ1つはかわいらしいのですが、組み合わせて並べると独特の世界観がかんじられます。
わだときわさんのリトグラフ。
わださんは、版画を刷るうちに和紙に関心をもつようになり、現在は高知県伊野町で土佐和紙をすいています。この作品も、わださんの手漉き和紙に刷られています。
中口裕介さんの木版。
軽やかな色彩でうすいグラシン紙に刷ったものを、折ってアクリルの額にはさんでいます。窓辺などに置いて、背面からさす光で楽しむことができます。どんなふうに見えるのでしょう。