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Houdini de Fur !! 応用編

またまたやってまいりましたHoudini de Fur !!
以前、Furに関して少し書いてみました。でも実際の使用例など書いてなっかたので、
今回はその続きってことで、実際にこんな感じでFur生やしたらやった感あるじゃん?みたいな
ことをやってみました。

で、はじめに感想を言ってしまいます。

・・・・重いぜ、こりゃ、、、、。

はっきり言ってこれあまり実用的ではないのかもしれません。

でも使うと、なぜかすごく達成感のあるFur。最後までやりたいものです。
tr_1.jpg
膨大なカーブをコピーするなんて、何考えてるんだって感じですけど、今の私にはこれぐらいしか思い浮かばないんですよ。

今回、大活躍したのは、Paint Sop!これのおかげで、ものすごく視覚的に作業できました。
でもまだこいつの性質をちゃんと理解してないので、たまにわけがわからなくなるときも・・・。
tr_2.jpg
こんな感じに、Cdに別のアトリビュート、たとえばこの場合はlength(Furの長さ)などに設定して、
青は短く、赤は長いという設定にしておけば、視覚的にFurの長さなどを計算させることが出来ます。
これは長さだけではなく、密度など、考えれば応用法はいくらでもあります。しかもこの方法はFurにとどまることはありませんので、可能性は無限だと思います。たとえば、ボーンのウェイトとか。
最近はまってるんです、これ。

あと、前も書きましたけど、実際やりましたよって感じに、Combを使いまくってみました。
tr_3.jpg
実際やってみると、このコーミングって大事だな、って思わされました。リアリティーを出す大事な要素
だと感じます。エクスプレッションなどでは制御しにくい、より有機的な物体に対して、または、自分の思った流れを出したいときは、Comb Sopがお手ごろだと思われます。

今回、モデルはLightWaveにて軽く作ったんで、UVをどうしようか迷った挙句、今回はFurが主役なので、
体のシェーディングは気にしないことにしました。色がついてる程度で勘弁してやりました。
どの道、Furの色づけにもPaintSopを使うつもりだったので、それでPointColorをそのままモデルのシェーディングに流用しました。
tr_4.jpg
こんな肢、展開する気がわかないんです。でも逆に都合よかったんで問題ないです。Furで隠れちゃうし。

部分によってやり方が微妙に違ったんで、肢、胸部、腹部に分けてFurを生やしました。
tr_5.jpg
細かい設定などはほとんどしておらず、基本的には視覚的に攻めていった感じです。
Paintの弱点は、分割が少ないと細かく塗れないというところです。PointColorなので、そこは仕方ない部分です。回避する方法はいくらでもあると思いますが、正直にMapなどを使うのが無難なのかもしれません。逆に何かあれば教えて欲しいです。

で、レンダリングです。適当にカメラを設定して、ちょっと影が落ちるぐらいのライティングをします。
tr_6.jpg

・・・そう、重いんですよすごく。
最後に、PhotoShopで合成して完成。
あまり質感にこだわれなかったのは残念です。背景白ですし・・・。
tr_fin.jpg

でも、こんな感じでやれるんだと、自分で実感しました。
やはり、重いので仕事には向かないですね^^;

コメント

いつも拝見してますが、やはりHoudiniは素晴らしいですね。
大きな可能性を感じます。

ところで以前、
「SOPの名前を見ないで全部言えるようになる」
とおっしゃってられましたね。

その後順調でしょうか?
とても楽しみにしていますので頑張ってください。

毛はマントラでレンダリングされたんですかね?
RenderManのRiCurve使って見ては如何でしょうか?

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