2006年02月23日

ドラゴンランス「魂の戦争」

dragon_rance.jpg仕事でよれよれだったこの三週間。それでもどうしても読みたい本があったので、行き帰りの電車の中と、最近マイブームのお湯を張った湯船での読書を進めていたのだ。読んでいたのは「ドラゴンランス」シリーズの最新エピソード「魂の戦争」。

このシリーズ、最初は富士見書房から出ていて、それが確かオレが中学生くらいの時。当時自分の中での海外ファンタジー三傑はと言えば、「指輪物語」、「ドラゴンランス」、「リフトウォーサーガ」だったのだけれど、指輪以外は絶版だったのだ。それが指輪やハリー・ポッターでのファンタジーブームで「ドラゴンランス」はアスキーから復刊が決定。

ドラゴンランスは復刊される前は、最初の三部作「戦記」(日本版は六冊)と、次の「伝説」(これも六冊)、外伝的な「英雄伝」(六冊)、他に別の作者が書いた「序曲」などがあった。数年前から今まで刊行されていた「戦記」「伝説」は、作者の加筆修正と注を入れた新版が出たのでそれが発売になり、さらに未邦訳の続編「セカンド・ジェネレーション」(英雄伝に入っていたエピソードに二つの新エピソードを入れたもの)二冊と、今までのシリーズの総決算「夏の炎の竜」全三巻が刊行になっていた。もちろんそれらは押さえ済み。

で、去年翻訳された、世界が一変した後のさらなる戦いを描いた最高にして最長のシリーズ(らしい。まだわからないけど)「魂の戦争」の第一部「墜ちた太陽の竜」三冊を手に入れたので読んでいたのだ。

今までのシリーズで出ていた人たちはあらかたその役目を終えていて、最初は物足りないなあと思っていたけれど、新しいキャラクターも魅力的で、そして「変わってしまった」世界がどこへ向かおうとしているのか、タッスルが見てきたもう一つの幸せな未来はどこへ行ってしまったのか、「唯一神の使い」を称する少女ミーナの本当の目的は何なのか、読めば読むほど引き込まれてしまう。クオリネスティとシルヴァネスティの新しい二人の王の活躍も見逃せないし、随所に今までのシリーズを読んできた人には思わずにやりとさせられる場面が盛りだくさん! 

・・・って書いても、これ読んでる人いないんだよねえ(笑) にのも昔読んだか読んでないか、って言ってたしなあ(´・ω・`) というわけで、早くここまで来てください、はせがわさん(笑) あ、れいこさんが読んでも面白いと思いますよー。とにかく、ファンタジー好きなら読まなきゃ! 絶対!

それにしても、次の第二部「失われた星の竜」の刊行が夏くらいってどういうことですか? ブランクが長過ぎやしませんか?

投稿者 いづやん : 2006年02月23日 23:46 | トラックバック
コメント

「はせがわさん」は実は読み始めてますよー
語り合えるくらいになったら
コメントするらしいですよー
しばしお待ちを。

私は・・・
わたしは・・・
ワタシハ・・・・


ファンタジー引退します♪

本が、どうしても食指が動かないっていうか。。。
日本語あってるかな?
なんでかしら。読めないのねー。

映画はすっごく見たいのでそっちで頑張りまっす!
屈託無く言い切ってみました!

もしかして今 
 _| ̄|○  ←こんななってますか(^^;)

Posted by: れいこ : 2006年02月27日 12:49

> れいこさん
ンノオオオオオ〜〜ヽ(´Д`)ノ
残念無念ですよ。
はせがわさんもそういうに決まってますよ!
決めつけちゃいますよ!(笑)

くそう、こうなったられいこさんを間に挟んで
はせがわさんとファンタジー話で盛り上がるのだ!

> もしかして今 
> _| ̄|○  ←こんななってますか(^^;)

無念の余り、むしろこんなかんじに・・・
_| ̄|.......○


はせがわさんは今どの辺かなー(笑)
パックス・タルカスには行ったかなー。

Posted by: いづやん : 2006年02月27日 22:44

すごく長い話なんだねー。
指輪も顔負け!?

>はせがわさんは今どの辺かなー(笑)

まだ1巻の半分くらい(^-^;;
でもこれから加速するよー!

Posted by: はせがわ : 2006年03月01日 07:16

基本的には、
「戦記」「伝説」「セカンド・ジェネレーション」
「夏の炎の竜」「魂の戦争」の順で続きます。

「英雄伝」は、「夏の炎の竜」に続くエピソード以外に、
マーガレット・ワイス、トレイシー・ヒックマンの作者二人以外の
作家もたくさん参加している短編集、アンソロジー的なシリーズなんです。
「セカンド・ジェネレーション」は、その「英雄伝」から
重要なエピソードを抜いて、
さらにそれを補強する新エピソードを入れて作った橋渡し的な本ですね。
・・・いや、「英雄伝」に収録されていたエピソードが、
最初から「夏の〜」に続くと考えられて書かれたわけではないみたいです。

まあ、基本的には「戦記」「伝説」だけ押さえていれば、
このシリーズは語れると思います。

話しの長さで言えば、
第一紀から指輪戦争までを考えれば、
指輪の方がずっと長いですよ(笑)

Posted by: いづやん : 2006年03月02日 00:49
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?






Trackback