2005年10月07日

気持ち乱高下

seisan_tekkannon.jpgさて、明日と来週、面接が控えているのだけれど、今週に入った辺りから、それら自分の進退に関してやたらと考えるようになる時間があった。

「このままここに籍を置きながら就職活動を続けてよいものか」、「辞めて一気に勝負した方がいいのではないか」、「しかし収入のことを考えるとなあ」、「でも無駄にする時間の重さを考えると悠長なことは言っていられない」などなど。

もちろん半年以上前から自問自答してきたけれど、今までの活動の結論から言えば、「安定した収入という後ろ盾があったから、自分の希望と違うところを蹴ることができた。状況を冷静に見られる余裕はあった」ということが言えるだろう。

ここにきて「辞めるかどうか」が心を大きく占めるようになったのは、「もう十分助走はしたのではないか」と心のどこかで思っているからだろう。プールの飛び込み台の上から水面を見続けて何ヶ月。あとは、ちょっと背中を押す何かがあればいい。それは、たまたま今週読んだ本だったり、誰かさんのメールに書かれた一言だったり、この前一緒に飲んだヤツの言葉だったり。

で、昨日、飛び込み台からプールに飛び込んだ。辞めることにしたのだ。勤務は11月の中頃まで。

不安になって仕方ないと言えばそうだけれど、やればなんとかなるもので、早速有給消化の件で課長の取り計らいでなかなかうれしいことがあったりして、幸先はいい。経済的にやばくなってもどうにかなるし、どうかできると思う。「できない」と思うことが一番いけないことなんだと、ここ数ヶ月の自分の成し遂げたことを振り返りながら思う。なんとかなるって。割とそう思える。

昨日のそれも不安だし、今日も今日で少し凹むことがあったりして、気分が落ち着かなかったりする。しかも今週初めに上の部屋の人が新しいコンポだかを買ったらしくすごい大きな音でかけるものだから、注意しにいったことがあった。言う方も言われる方もあまりいい気分ではないと思うけれど、それから全然音がしなくなったので、「ちょっと言い過ぎたかな」と思って反省。ちょっとしたお菓子を持って今日一言謝りに行った。

そうしたら向こうも悪かったと思ってたらしく、一言言いに行こうと思っていたらしい。お菓子を渡したら、「ちょっと待ってください」と言って、中国のとてもいいお茶をくれたのだ。彼は中国の人だったのだけれど、日本語ペラペラ。仕事で日本にいるそうだ。その場はお互い謝って丸く収まった。言ってみるものだ。とてもいい気分になった。

結局、どれも、不安を感じながら行動してみると、思ったよりいい結果が待っているものだ、というのを今週はあちこちで感じたのだった。この気概を持って明日の面接をやっつけたいものだ。

・・・はあ、まあ、でも、正直、気分的にはくたくたですよ(笑)

投稿者 いづやん : 2005年10月07日 23:37 | トラックバック
コメント

飛び込んでみないと見えてこないものってあるだろうな。

Posted by: その : 2005年10月08日 01:24

ご近所さんとうまくいってよかったですね。

とうとう一歩、踏み出しましたね。
私も経験しましたが勇気のいることだと思います。
貧乏生活でしたが、それも今となってはいい経験だったと思います。
がんばってください!

Posted by: tae : 2005年10月09日 01:57

> そのださん
そうですね。ようやくそこの行く決心がついたというか。

> taeさん
taeさんのお話もすごく参考になりましたよ、ありがとうございます。
フリーで4年も頑張ってこられた人の話は説得力がありましたね。
自分も勇気を持って前進しますっ。

Posted by: いづやん : 2005年10月11日 01:40
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?






Trackback