昨日まではまったくそれらしい話はなかったのに、今日ソフマップにふらりと行ったら店内アナウンスで「iTunes Music Storeが今日からオープンしました!」と言っているではないか! おおお〜〜っ、とうとう日本でもiMSが使えるのかぁああ!!
さっそくiTunesを立ち上げ、左側のカラム内にある「ミュージックストア」をクリック。今まではUSストアが表示されて、曲の検索・試聴は出来たものの、購入にはアメリカで作ったクレジットカードが必要だったのだ。そしてもちろん日本の曲もない。それがどうだ、日本のアーティストがずらりと並んだこの画面! ついに日本でも! なんだか今すごいことに立ち会っている気分だ。
ミュージックストア内では、アーティストの楽曲はもちろん、オーディオブックや、今話題の音声配信スタイル「Podcastiing」のコーナーもあり、とても充実している。あちこち眺めて試聴するだけでも十分楽しい。オーディオブックのコーナーはまだ海外のものが多いけれど、今ブームの落語の演目があったりして、なかなか面白い。
Podcastはストリーミングと違って音声ファイルを自分のMacにダウンロードして楽しむラジオのようもの、と言えば分かるだろうか。ちょっと覗いてみたら沖縄のラジオ局のものがあって、こちらはタダだった。早速後でダウンロードしてiPodに転送するのだ。音声を録音する機械とPCがあれば誰でもPodcastを始められるというのも新しい。海外ではもう爆発的に流行っているらしいけれど、日本でもこれで火がつきそうな予感。
さて、せっかくなので一曲買ってみようと思い、アカウントを作ろうと思ったら、以前QuickTime Proのライセンスキーを買った時にアップルストア(オンライン)で作ったのがあったのを思い出した。パスワードを忘れていたのでその変更だけする。
買う曲は、沖縄民謡の重鎮、嘉手苅林昌さんの曲・・・と検索してみたら、あるよ! すげぇ、iTMS! 「廃藩の武士」という曲名の横にある「曲を購入」ボタンをクリックしたら、あっさりダウンロードが始まり、そのままiTunesのライブラリに登録された。・・・簡単すぎる。以前アカウントを作った時に一緒にクレジットカード情報も登録したので、それを使って購入できたようだ。びっくりするほど簡単で、気を付けないとぱかぱか曲を買ってしまいそうだ。それくらい面白い。ちなみに一曲は150円〜200円前後。アルバムを一枚丸ごと買うことも出来る。
今までも日本にはネットの音楽配信はあったけれど、iMSのように簡単で多彩なサービスは無かったように思う。そして、何より、Mac + iPodという組み合わせが、iTMSを加えることによって真の意味での楽しさが味わえるようになったのは大きい。iMSでダウンロードしたものを、特に何もせずにMacにiPodをつなぐだけで外で聴ける。
あ、もちろんWindowsでも同じことができるよ。念のため。iPodユーザーなら使わない手はない。いやぁ、待ったかいがあった。やっぱりアップルはひと味違う。
投稿者 いづやん : 2005年08月04日 23:24 | トラックバックTBさせていただきました。
ほんと、appleは一味違いますね。
楽曲数が少ないのはこれからってことで。
> ゴリ蔵さん
TBありがとうございました。
最初で100万曲は頑張ったと思いますよ〜。
これからその波に乗り遅れまいと色んなレコード会社が参入してくるでしょうね。
楽しみです。