去年からずっと気になっていたのだけれど、ようやく読んだのだ。「鋼の錬金術師」。
・・・すっげぇー面白ぇーーーー!!!
以前本屋でぱらぱらとめくった時は「画面が白い・・・」と思っていたけれど、そうではなくて、力を入れて描く部分と、抜いて描く部分のバランスがいいというか、絶妙なのだ。画力はかなりあると思う。
肝心のストーリーは、「亡くなった母を蘇らせるため、禁忌とされている『人体錬成』を行ってしまったエドワードとアルフォンスのエルリック兄弟。その錬成の時に兄のエドは左足を、弟のアルは全身を『持って行かれた』。エドは自分の右手を引き替えに弟の魂を錬成して鎧に定着。兄は国家錬金術師となり、失われた肉体を取り戻す方法を求めて旅をする」というところ。
いやあ、緻密な世界観、練り込まれたストーリープロット、魅力的なキャラクター達。ま、こう書いてしまうと凡庸な映画評みたいだけれど、実によく出来てる。話のキモである「錬金術」にしても、「一のものからは一しかできない」という「等価交換」の法則によって縛られている。それが実に面白い。「命とは、人間とは何か」という重いテーマも底辺に流れていて読み応え十分。
ぜひとも読んで欲しいなあと思える漫画なのだ。錬金術という味付けを嫌って読まないのは実にもったいないと思うなあ。
ちなみに一番のお気に入りキャラクターは「アレックス・ルイ・アームストロング少佐」だ! 豪腕の錬金術師、肉体の美、笑っちゃう錬成方法、むやみに脱ぐクセ、そしてエルリック兄弟への偏った愛(?)。すんげぇ素敵キャラ(笑)
10巻は、話も佳境に入ってきて大変なことに。次が楽しみだなあ。おっと、その前にDVD借りてくるかなー。深夜の再放送をちょこっと見たけれど、かなりクオリティ高かったので、こちらも期待。
投稿者 いづやん : 2005年06月23日 23:48 | トラックバックむひゃ〜〜
あんまりいづやんが熱いので
つい書いてしまう。
去年一昨年、がっつり見てましたTV。
最終回で泣いたよ。
いい大人が。アニメで。ものすご久しぶりに。
えーと、私自身は未見なのですが
海の向こう香港でも放映開始しました。ハイ。
プチ情報でした☆
さすがナツメ!反応早!d( ̄∇ ̄)
いづやんが熱くブログに書いたところを見ると
そうとう面白いらしい、の予感…。
> ナツメ
泣きましたか! アニメで!
そりゃあ期待できるなあ。
アニメはどこまでやるんだろう。
原作はようやく核心のかけらが見えてきたばかりだ。
> leiwaiさん
アメリカやヨーロッパ(多分フランスが中心だろう)ではすでにブレイクしてるんですって。
そうかあ、香港でもやりますかあ。
中国本土と違って日本のポップカルチャーに敏感そうだもんなあ。
> りかーちん
読みなさい、今すぐ読みなさい(ジャパネットたかたCM風)
漫画通のにの先生もblogで前書いてたね。にの先生もオススメしてました。
今思わず両手の平を合わせた錬成のポーズをしそうな自分が怖いです。
早くりかーちんもこっち側に来るのだ!だ!
そういや年明けにはまげんちにお邪魔した時に、
ハヤスがせっせとアニメ版をツタヤで借りてた。
「めちゃめちゃおもしろいよ〜」と言ってたなあ。
にのみ→潤さん経由で漫画 はまってます。アニメも見たい!
本厚木の有りん堂書店に3日まで大きなアルフォンスが来てます(^^)
http://www.yurindo.co.jp/info/hagaren_matsuri.html
Posted by: はせがわけ : 2005年06月28日 23:16すげぇ! でっかいアルだー!
アニメも見たいですが、最近映画を見に行くと、
今夏封切りの初映画化作「シャンバラを征く者」の予告がやっていて、
すごい見たいんですよ・・・。
はい、かなりハマりました。
暗明るいキャラが多いのがいいね、マスタング大佐とか。
11巻そろそろなハズだけど、まだ出ないねえ。
映画で忙しいのかな?
おおう、かいちょうだ。
マスタング大佐もいい味だしてますよね〜。
でも雨が降ると「能なし」呼ばわりされちゃうんだ(笑)
11巻は7月だそうですよ〜。
Posted by: いづやん : 2005年06月30日 00:40