どうにもコーヒーが体に合わないので、ここ一ヶ月くらいはほとんど止めているいるのだけれど、止めると消化器系の働きが実によい。実によいのでたまに飲むくらいならいいかと飲むことがある。すると、面白いくらい反応があって、やっぱり体に合わないんだなあと再確認。再確認するけれども面白いので実験・観察を致してみようと即実行。・・・いや、仕事、ヒマだからさ。
朝、職場で缶コーヒーをグイッとやる。すると、すぐに催してくる。家を出てくる時に色・形・固さ等申し分のないものをひねり出してきたのに、催してくる。その後二回も出た。下痢ではなくて、腸の中のものがスパーンと出た感じ。スカッとしてしまった。だが油断は禁物。三日以上続けて飲むとたぶんフツーに腹が下り始めるというデータが自分の中に蓄積されている。
さて、腹の調子は劇的に変わるのはいつものこと。お次はカフェインの効果で眠くなくなる。本当に退屈でも眠くない。そして止めていた時の三倍トイレが近くなる。あまりに近いので体の水分量は大丈夫なのかと心配になるくらい。ボルヴィックで水分補給しつつ、さらに観察。
しばらくたってから軽い胸焼けを感じる。コーヒーは胃の働きを活発にして胃酸の分泌を促す効果もあるそうで、空腹時に飲むと胃が出過ぎた胃酸によってダメージを受けるらしい。食後なら消化を助けるので良いらしい。これ、以前あるある大辞典でやっていた。
やたらと手足が冷えていることに気が付く。職場のエアコンは昨日と全く同じ温度。最後に、昨日とほとんど同じ仕事量、特に変わったことがないにもかかわらず、訳もなく「落ち着かない」状態に。どうもカフェイン、というかコーヒーの興奮作用が影響を及ぼしているのかなあとそわそわしながら考える。
ただ、これで面白いのは、例えばMacに向かってサイトの制作などをしているときにこういう状態だと、平気で休憩もなく5、6時間もモニターに向かっていられる、ということだ。カフェインには神経を高ぶらせて集中力を増す効果がある、というのはまあ昔から常識なのかもしれないけれど。
同じカフェインを含んだ紅茶や緑茶では、こうまで劇的に体調や精神的に反応が出ないのはなぜだろう。カフェインの他にもなにか要因があるのかなあ。
そういえば今月の「ナショナルジオグラフィック」にその名も「カフェイン」という記事があって興味深く読んだのだけれど、カフェイン常飲者の脳は、飲んでいる状態の時で、常飲しない人の通常の脳の血流とほぼ同じらしい。つまり、脳の働きを通常通りにするために、常にカフェインが必要な状態になっている、ということなのだ。カフェインを摂取することをやめると、血流量が元に戻ろうとするので3〜5日くらい倦怠感や頭痛に悩まされるのだそうだ。なーるほど、それでコーヒーを飲むのを止めたあと2日くらいで拍動性の頭痛が襲ってくるのか。
・・・色々分かったけれど、コーヒー、好きなんだよなあ。カフェインの効果には個人差があると思うけれど、自分の場合は笑っちゃうくらい色々効果が出るので我慢するしかないのか。でも体内の色んな組織という「民衆」からの声がいちいち届くのは、逆に長生きできるに違いない。ほら、急に大きな病気はしなさそうで。「民衆」の声を取り入れて運営する。まさに民主主義。・・・くあ〜、たまには独裁政治してみたいぞこんちくしょう。
投稿者 いづやん : 2005年01月22日 01:38 | トラックバック私はたぶんカフェイン中毒。
そっか、こういうわけで飲まないと仕事進まないのか〜。
カフェインが体に合わないなら、カフェイン・レスのコーヒーはどう?
おおっと、以前飲んでいたことがあったよ、カフェインレスコーヒー。
なんで今まで思い出さなかったんだろう。
ありがとう〜。早速買ってくるわ〜。
ところで、カフェインレスコーヒーといえば、
スタバにも「ディカフェ」という名前で置いてあるのを見たことがあるけれど、
あれは全店舗にあるものなのかしらん。
ほら、ソイ(豆乳)は置いてあるところとないところがあるじゃないですか。
もしディカフェがあるならスタバ通いも再開できるっすよ。
Posted by: いづやん : 2005年01月24日 23:48