2004年09月02日

LOTR「王の帰還」DVD発売記念 極私的ランキング【第四夜】

lotr_lank_4.jpgハリー・ポッターの第5巻が発売になっていた。・・・上下巻(しかし分売不可)で税込み4200円は少し高くない? 普通のハードカバー本二冊以上の分量だから、仕方ないと言えばそうかもしれないが。子供も買う本なのに、もう少しなんとかならかったものかねえ。

さて、そろそろ息切れである。ネタはあるんだが、腕がきついねえ。「それはどうかと思うシーン」と「ベストセット&ロケーション」の二つ。・・・ホントは一つにして早く寝ようと思ったが、書き始めると止められなかった。推敲を重ねたかった気もするが、ま、いいか☆

【それはどうかと思うシーン】

  1. ガンダルフ、デネソールをどつく(RotK ミナス・ティリス)
  2. アルウェンの鼻の穴がひくひく(TTT 裂け谷)
  3. ギムリ、執政の椅子に座る(RotK 最終戦略会議)
  4. フロド、サンマス・ナウアへ走って入る(RotK 滅びの山)
  5. 烽火(RotK 白の山脈)


第三夜でガンダルフがお気に入りキャラクターにならなかった理由は、ここにある。RotKでデネソールを杖でどついたばかりか、誰がどう見てもガンダルフがデネソールにトドメを刺したとしか思えないあの最期、目を疑ったのは全国に1000万人はいたはずである。それまでは、ずっとイメージ通りだった我らがガンダルフは、ここにきて急に白のガンダルフから、PJ印のガンダルフになったわけである(元からそうだと言えばそう。PJの映画だし)。あんな振る舞いではデネソールに「わしの後釜にすえるのは北方のレンジャーだろう!」と言われても仕方ない横暴ぶりである。ガンダルフ役のイアン・マッケランはどつくシーンをやりたがらなかったという話も伝わっているが、真相はどうだろう。SEEのオーディオコメンタリーに期待したい。

2位は、FotRでの「リヴ・タイラーのアルウェンじゃあなあ」という不安を、「リヴ・タイラーのアルウェンじゃあダメだ!」という不満に一気に昇華させた場面として記憶に残るシーンである。そもそも契約の問題で、本来出番が少ないのに使わなければいけない、それもキャスト中随一の大物ハリウッド女優(キャストの話からするとそうらしい)なのでさらに扱いに困るという難物である。おまけにこの前のシーンでノースリーブのドレスを着せてみたら、二の腕が実にエルフらしからぬ逞しさ。そこにきて、悲嘆にくれた顔をアップにしてみたら、鼻の穴がひくひくしていたのである。深窓の令嬢を演じるには、まずその鼻と腕をなんとかしてください。

最終戦略会議で、黒門前に軍を進めるという策を話し合っている場面である。ギムリに罪はない。ギムリの扱い方を間違った脚本家、監督に責任がある。監督お気に入りのボロミア以外の執政家、およびゴンドールのみなさんは、とにかく扱いがひどい。玉座ではないが、執政の椅子に執政以外を座らせるのは、執政を軽くみている証拠だ。だから執政の最期があんな火だるまでダイブなのだ。そして、ギムリといえばもう一つ、アラゴルンの戴冠式の役、なぜファラミアじゃなくてギムリなのだろうか・・・大将の晴れ舞台であるのに・・・これもどうかと思ったシーンの一つである。

4位。原作を知らない人でも「あれっ?」と思ったに違いないシーン。さっきまでサムに担がれて滅びの山を登っていたフロド。サムがゴラムと戦っているすきにサンマス・ナウアに入ろうと「駆けて」いく・・・。あれ、なんでこんなに元気なの?この人?なんだかなあ。それともSEE行きになった映像が前後にくっついて納得いく状況になるのだろうか?

5位は、好きだ、お気に入りシーンに入れてもいいくらい。結構感動するし。ただ・・・いつくるかわからない有事のために、雲の上に頂が出ているような高い山に烽火台を作るだろうか・・・(笑) ちょっと標高が高すぎるんじゃないかなあ。にのも「ローハンに就職したい。ゴンドールはあの山の上の勤務があるかもしれないからちょっと・・・」と言っていたし(笑)


【ベストセット&ロケーション】

  1. ホビット庄
  2. エドラス
  3. ミナス・ティリス
  4. アルゴナス
  5. ニュージーランドの自然そのもの


1位はなんといってもホビット庄。初めてFotRを見たときの感動といったら! うわぁ本物のホビット庄だ・・・とのっけからヤラレた。生活している雰囲気が出るように、セットを丘に作ったら、本物の木や花、草を植えて、一年かけて世話をしたという辺りからもうすごい。そこまでして初めての生活感が出るのだろう。あちこちに転がる小道具もまた一から全て作ったもので、いい味わいを出している。

2位のエドラスは、初めて予告で見たときには、まあCGかなと思った。だが調べてみると原作のイメージ通りの丘の上に、8ヶ月かけて作られた実物大のセットだというではないか。ここでもまたヤラレるのである。こんな原作の描写にぴったりな場所が存在しているのからしてあり得ない。そしてそこにでかい黄金館を作ってしまうのがまたまたあり得ない。あちこちに施された彫刻も気合い入りまくりで脱帽。

3位は、お気に入りシーンでも述べたので簡単に。でかいミニチュアが本当に精巧に出来ていて、CGのみに頼った映像では得られないリアリティを作り出している。本当に巨大感の伝わってくるセットだ。そして何より美しい。7重の層には人が住んでいる様が見て取れて、頭上から俯瞰すれば、最上層の庭が空母の甲板のようにその偉容を現す。エクセリオンの塔の中が描写されていなかったのが残念。

4位。うちの母親をして「これ、どこにあるの?」と言わしめたリアルさ。黒沢も「この本物感はすごいね」と褒めていた。足下を通るときも、引いたカメラアングルから寄っていっても石の質感がすばらしい。

5位は、これがなくちゃ始まらない。つまり中つ国全土のセットだ(笑) ニュージーランドの自然がなければもっと無味乾燥な映画になっていたのは想像に難くない。ホビット庄も、裂け谷も、ロリエンも、エドラスも、ヘルム峡谷も、ペレンノールも、モルドールですら、ニュージーランドの自然がなければ作り出せなかったかもしれない。ニュージーランドの自然の勝利だ。

投稿者 いづやん : 2004年09月02日 02:24 | トラックバック
コメント

GJ!
おもしろいコメントだ。さすが穴が開くほど見てるなぁ。もっと続けて書いてちょうだい。(笑)

Posted by: hingen : 2004年09月03日 09:33

熱い夜が続いてますねー。
腱鞘炎にならないようガンバッテネー!

確かに リヴ・タイラーはちょっと 生きが良すぎる。
私のイメージでは グウィネス・パルトローです。

Posted by: れいこ : 2004年09月03日 17:44

> おもしろいコメントだ。さすが穴が開くほど見てるなぁ。

ハゲまし・・・あっ、励ましだ、ありがとう(笑)
結膜炎で死んでました。かゆかゆ。

> 私のイメージでは グウィネス・パルトローです。

こうなってくると誰がいいかが非常に難しくなってきますねえ。
そーだなあ、ペネロペ・クルス?
うーん、顔が濃すぎるか。
エルフというよりハラドの女みたいな感じだ(笑)

Posted by: いづやん : 2004年09月04日 12:29

このネタだとすっかり無口になってしまう俺だが、結膜炎とは穏やかじゃないねえ。俺が右目をだめにしたのも最初は結膜炎だったんだ。ものもらい(麦粒腫)と違って結膜炎は怖いから注意してくれ。

Posted by: まかたプ : 2004年09月04日 23:13

> 俺が右目をだめにしたのも最初は結膜炎だったんだ。

マジですか・・・。
眼科に行って薬をもらってきたのでもう大丈夫かと思いますが、
様子見であと一週間くらい大丈夫かななんてやってるのがいけないんでしょうね。
今回かゆくなってしかたなかったから早く行きました。

Posted by: いづやん : 2004年09月05日 22:24

【それはどうかと思うシーン】
デネソールの食べ方、汚すぎ(RotK ミナス・ティリス)
精霊山の亡霊軍、モルドール軍を一掃(RotK ペレンノール野)
アルウェンの抱きつきチュー(RotK ミナス・ティリス)

【ベストセット&ロケーション】
ミナス・ティリス
モリア
ホビット庄
アルゴナス
ローハンの草原

Posted by: かいちょう : 2005年01月08日 23:20

(追加)
【それはどうかと思うシーン】
灰色港にケレボルンまでが...(RotK 灰色港)

Posted by: かいちょう : 2005年01月08日 23:29
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