第一回目(6月)のアロペの会の事
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自分をふりかえり語る作業は、慣れるまでは少し恥ずかしく緊張するかもしれませんが、「心の叫び」を吐き出していただきたいと思います。 時には涙を流しながら語るような状況になるかもしれませんが自分の気持ちを正直に語る事によって癒される感覚を知って欲しいと思います。 私はこの病気になってから沢山の皮膚科を受診しました。 数々の皮膚科の先生に出会い、中には治療というより、逆に精神的に辛くなる事もありました。 例えば、写真を撮られて「記録に残しておかないと・・」と言われた時、2度とその病院へは行かなくなりました。 症例として文献に載せられるのは嫌だったし、まるで自分が実験動物になったような気持ちでした。 どこの皮膚科でも同じ様な治療だったので西洋医学では無理なのかと次は、漢方薬とハリ治療を受けました。 こちらは健康保険が使えないので費用がかかりました。 ハリの痛みもストレスになるのではと、一年位でやめてしまいました。 漢方薬は5年位は続けたでしょうか。 そのように色々と治療を行った中で一番「楽」になったのが精神科でのカウンセリングでした。 日常の近況、人間関係、仕事の悩みなどいろいろと話をし、カウンセラーはずっと私の話に相槌を打ちながら聞いてくれます。 そして、話終わった後にいつも感じていたのが、「お風呂上がりの爽快感」だったのです。 私は語る事は癒されるという事を知りました。 このカウンセリングは7年位続けていました。 直接、この病気の治癒には影響はなかったのですが、日々暮らしてゆくのが「楽しく」「楽」になりました。 だから、皆さんにも自分を語る場所を持って欲しいと思っています。 でも、病気の事をそうでない人に話ても分かりあえない事ってあると思います。 そこで、同じ病気をかかえている者同士が話し合い分かち合う事。これが精神面でのケアになると思っています。 気持ちが動いたら是非参加して下さい。 最初はとても緊張するかもしれませんが、普通の人よりあなたを理解し、愛することが出来ると思います。 |
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第二回目(7月)のアロペの会の事
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聞くことの意味(ケミのメッセージ)
2002年7月
人の話をきいていると、自分の体験と類似した話と、全く自分には思いも及ばなかった話があります。 自分と同じ事は共感を得て、安心感と仲間意識が芽生えます。それまで孤独で自分一人が不幸のどん底にいたと思っていたのに、同じ様に体験している人に、他人とは思えない親近感を覚えます。 病気ではない家族や友人よりも分かり合えるという一番近い人と感じるようになるかもしれません。 反対に自分とは全く別の境遇や考え方の話を聞いた時には、新しい発見や驚き・反発などを感じます。 自分よりずっと不幸な体験談をきいたとすれば、それまで一番不幸だったと思っていた自分が、まだまだ幸せだったという事を知ります。 自分より楽に生きている人の話を聞くと、何故そういう風に楽になれるのかと考えるキッカケをもらえます。 また、自分の考え方や方針と違う人の話を聞いた時、最初はそれに反発するかも知れませんが、徐々に何故そんな風に考えられるのか?そういう考え方もあるんだと気付く事もあるでしょう。 最後にどうしても自分に合わない話を聞いた時は、無理をして分析しようとはせず、その部屋の中に置いて帰ればいいと思います。 その意見はそれを述べた人の話であり、全てをなんとかしようとは思わないでいいのです。 人が集まれば、好き嫌い・合う合わない人が出来ると思いますが、嫌いな人から、学べる材料が沢山あるということをご存知でしょうか? あなたが嫌いだと感じている嫌な部分を反面教師にして自分から排除してゆきましょう。 ついつい自分と合う楽しい人としか意見をかわさない傾向になりがちですが、嫌いな人の話の中に大きな発見が隠れているかもしれません。 色々な人の話を沢山聞いて、生きる事が「楽」にも「楽しく」もなれますようにと願っています。 |
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最初はホントにどうなる事と主催者のケミさんも心配したでしょうけど、また、いろんな事も起こるかもしれませんけど、凹みながら、凹みながら、(笑い)
どんどん大きな輪になって、発展して行く事と思います。
みんなで渡れば怖くない!! あいつ(円脱)をたたきまくりましょ〜〜〜 By−PAM