2006年07月15日

The Day of Web Standards [Web標準の日]

webstanderds01.jpg最近仕事の案件でページ全体をスタイルシートでコーディングすることが段々多くなってきて、来週から本格的にコーディングが始まる案件も、初めてサイト全体をスタイルシートで、ということになっている。

そこにきてとてもタイムリーなセミナーが今日開催されたのだ。「The Day of Web Standards [Web標準の日]」と銘打って、スタイルシート(CSS)とXHTMLをメインに、これからのWebの標準となる技術を様々な講師を呼んで、一日かけて解説してもらうという充実ぶり。時間にして朝11時から夜の9時までと言う長さ。

webstanderds02.jpgうちの会社はこういったセミナー参加にはとても理解のあるところで、「行きたい!」と手を挙げたら費用も出してくれた上で快く行かせてくれる。内容がタイムリーだったこともあるし、こういった大規模なセミナーに参加すること自体初めてなのでとても楽しみにしていたのだ。

場所は六本木ヒルズ内にある「アカデミーヒルズ」。49階全体がそういったセミナーなどに使うためのスペースになっていて、今回参加したセミナーの他にあちこちでいくつかのセミナーやワークショップをやっていた。

webstanderds03.jpg午前11時の基調講演から参加しようと思ったけれど、なんだか胃が痛くてうだうだしていて、結局午後の最初のセッションから参加した。ま、午前中は基調講演と特別講演なので、本編は午後からなのでいいのだ。セッションは以下の通り。

セッションA: Web標準を最大限に活かすディレクション&ガイドライン
セッションB: Web標準テクノロジーの上手なマッシュアップ
セッションC: すぐに役立つWeb標準テクノロジーの効率化テクニック
セッションD: Web標準、SEOにも通じる“攻め”のアクセシビリティ
セッションE: Dreamweaver 8/Contribute 3を使ったWeb標準実装ガイド

ついて行けない内容が多いかと思いきや、結構分かるし参考になった。やっぱりなんだかんだ言って、実務でサイト制作に携わっていると知識も勝手に増えて行っているみたいだ(笑)

webstanderds04.jpg一番よかったのは、「B」のセッションかなあ。CSSとHTMLをどう記述すればあとあとメンテナンスしやすいか、とか、CSSのパターン化・モジュール化の話しはすぐに現場で使えそうなノウハウだった。それとさらに実務向きだったのが「E」のセッション。DreamweaverでのCSSコーディングが便利になるTipsが満載だった。コードスニペット、今度からちゃんと使おう。

それにしても、会場には500人あまりの人が集まって、「これだけの人がみんなWebの制作に携わってるんだなあ」と妙な感慨を感じることしきり。それに、やっぱりWebの業界が若いのもあって、みんな自分と同年代かちょっと下かちょっと上、というのを実際に目の当たりに出来て良かった。技術的にもまだまだ発展途上のこのWeb業界、一昔前のような勢いはないかも知れないけれど、それでも結構アツいと思ったよ。

写真は会場内と、外の眺め。こんなところで仕事してたら自分が偉いと錯覚しそうだよ(笑)

投稿者 いづやん : 2006年07月15日 23:33 | トラックバック
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