数ヶ月前に注文した「地球交響曲 DVD-BOX」がとうとう我が家にやってきた。
第一番を見てから、おそらく10年以上。こうしてDVDとしていつでも見られる形で手元に置けるとは、実に感慨深い。第一番から第五番までと特典映像の計6枚のDVDと、ブックレットが付いている。パッケージには綺麗な写真を使われていて見る前から気分が高揚するようだ。
早速、一番思い入れのある「第三番」を少しだけ見る。亡くなって出演することが叶わなかった星野道夫さんを、友人が語るという不思議な、だが素晴らしい形でまとめている作品だからだ。
星野さんの友人であるビル・フラーさんが語り始め、白鳥英美子さんが歌う「there is the ship」が流れ始めるといつでも涙腺が緩くなる。ちょっと再編集しているのか、ビルさんが言葉につまって嗚咽を漏らすシーンがなくなっていた。冒頭から感動的な場面だと思っていただけにちょっと残念と言えば残念。
GWは、この「第三番」を含め、他のものも全てゆっくり見たいと思う。
それにしても、星野さんが亡くなって、今年でちょうど十周忌。このタイミングでのDVD発売。先日、彼の伝記も読み終えたし、まだまだ、色々彼と彼の仕事に思いを馳せる場面が今年はたくさんあるだろう。
投稿者 いづやん : 2006年04月23日 23:09 | トラックバック