昔はアニヲタをやっていたのだけれど、ガイナックスの「ふしぎの海のナディア」で一時代終わったと痛感してからアニメからはすっかり遠のいてしまった。その後「エヴァ」で一時こっちの世界に戻ってくるわけだけれど、やっぱりそれ以降はほとんど見なくなった。そうはいっても「鋼の錬金術師」は気になるねえ。また深夜に再放送やってるよな。
さて、フリーマガジン「R25」にちょっとだけ記事が載っていたので気になっていたのが「創聖のアクエリオン」というロボットアニメ。メカのデザインが「超時空要塞マクロス」の河森正治というあたりでほほう、と思っていた。もっとも河森正治、と聞いて自分は「アーマード・コア」のメカデザインの人、という印象なのだけれど、どっちにしても覚えはよい。
ストーリーはこんな感じ。
「創聖紀0000年。南極の氷が溶け出す異常事態が発生した。12000年前に絶滅したはずの「アトランディア」が出現し、「堕天翅族(だてんしぞく)」なる有翼族が蘇生。彼らは「神話獣」なる生物機械兵器を送り込み、人間を捕獲。目的は人類の生命エネルギー「 プラーナ」を採取するためである。それから11年後の0011年、3分の2を失った地球の人類は、海底の遺跡から3機からなるハイブリッド戦闘機「ベクターマシン」を発掘。それは12000年前に「堕天翅族」を滅亡に追い込んだとされる伝説の兵器「機械天使アクエリオン」に3機が合体する。しかしアクエリオンを動かすにはマシンの機械生命と感応、共鳴できる「エレメント」と呼ばれる人間が必須。特に鋭い五感や純真な魂が要求される。そこに集まった10代半ばの少年少女らがパイロットとして召集された。「堕天翅族」滅亡のため、戦いの火蓋が切って落とされた…。」
月曜の深夜25時からテレ東でやっているのだけれど、普通に起きてテレビに向かえる時間なので、リモコンが相変わらず壊れていてビデオ予約ができなくても見られてしまう。で、つい第一話から見てしまう。
・・・メカはいい。実際の模型を作って三機の戦闘機が完全に合体・変形するのをシミュレートしたらしいけれど、そういうだけあってさすがの合体・変形っぷりである。最近のロボットアニメはロボット部分に3DCG使ってんのな。そりゃリアルだわ。それに全体の作画のクオリティが高い。二昔前だったら間違いなく劇場公開レベル。深夜にこんなにハイクオリティで予算大丈夫なのか、と思ったけれど、最近は作画にコンピューター使うのは当たり前みたい。時代の流れだなあ。ラストで破綻したエヴァが懐かしいよ。
ああ、話しはまあ面白いと言えば面白い。というかなぜ合体シーンで「ウソ、気持ちイイ・・・」とか身悶えるんだろう?(笑) 狙っているとしか思えない。ま、よくわからないままメカに乗った主人公が敵をやっつけるというお約束もあったりで、実際どうストーリーを膨らませていくのか気になるところではあるな。二話まで見たところだと、一万二千年前の過去生の話しもからんできたりとか、ちょっと視聴者を置いていき気味なの気がしなくもないけれど。
なぜか今手元にサンライズのロボットアニメ主題歌の数々があって、「ダンバイン飛ぶ」とかヘビーローテーション中。イントロ聞いていきなり小、中学生の頃にタイムスリップ。そしてなぜかすらすらと歌えてしまう。記憶に染みついたものとは恐ろしい。でも結構楽しい・・・。ああ、アクエリオンも気になったらどうぞ。
投稿者 いづやん : 2005年04月12日 03:05 | トラックバック