バッグに着替えとか歯ブラシとか本とかDVDとかPS2とかを突っ込んでえっちらおっちら元旦の夜中に実家に帰り、二日、三日とだらんだらんしてきた。ホントに本を読むかTVを見るかDVDを見るか食うか飲むか寝るか、の半径5メートル以内生活を励行してきた。動かなすぎて、むしろ腰が痛い。
おふくろの味、というものに実は全くといっていいほど懐かしさなどを感じることがない。いや母親の料理はうまいと思うのだけれど、これは!というのがない。それでも一つだけ、正月の雑煮だけは、ああおふくろの味って言うのはこういうのを言うんだなと思う。
去年見てお気に入りになった映画「スクール・オブ・ロック」のDVDを帰るついでに買って、実家の大きいテレビでゆっくり見ようかと思ったけれど、荷物もなんだか重いしやめて帰ったら、弟が持っているのだ。しかも「もう何回か見たからいらない。やる。」というではないか。新年からツイてる! 話は単純だけどクレイジーなジャック・ブラックの演技と全編ロックな感じが最高だなあと再確認。「ロックとは反抗だ!」
霜降り牛のすきやきをごちそうになる。うまかったのでがつがつ食ったら食いすぎて、次の日やっぱり腹が下った。せっかく用意してくれた両親には「あっという間に体外に出ちゃったよ」とかは間違っても言えなかった。根性のない体だ。
二日にTV東京で放映された大河ドラマ「国盗り物語」をうっかり見てしまう。見始めると止まらない。昼の2時から始まって終わるのが夜の12時前。斎藤道三の立身伝から始まって、織田信長の台頭、明智光秀の浪人時代などなど、幾重にも話が重なっていて面白い。面白いのだけれど、一日中見ているとさすがにつらくなる。明智光秀が信長に仕官するところまででやめにしておいた。それでも午後7時過ぎ。渡部篤郎の明智光秀は幸薄そうで良かった。
三日は昼間に興味のあるTVがやっていなかったので「王の帰還」の吹き替え版を通しで初めて見る。吹き替え版もいいわあ。昨日電話があったはまげんちにいくつもりでいたのだけれど、見始めたらこれまた止まらなくて結局実家を出たのが午後4時過ぎ。もっと早く行くつもりだったんだけどな。
正味二日間だったけれど、ゆっくりできてよかった。
投稿者 いづやん : 2005年01月03日 23:55 | トラックバック