2004年10月21日

広漠とした風景に思う

ura_sabaku.jpg大島バイカーズは本当によかった。あと一日あればもっとゆっくりあちこち見て回れたと思ったりもするけれど、晴れてバイクの楽しさを満喫できただけでも意義があった。

帰ってきてから、「裏砂漠」で見た溶岩の砂漠地帯の風景が自分の中で大きくふくらんでいる。東京から船で少し行ったところに、何かの終末の景色というような眺めが見られるとは思っていなかった。それだけに、なんだかもう一度時間をかけて見てみたい、バイクと自分の足でくまなく歩いてみたいとぼんやり仕事場で考えていることに気がついた。

きっと昔は緑があったに違いない三原山の周辺は、茶褐色の溶岩の砂に覆われた荒涼とした風景が広がっていた。1986年の噴火はおぼろな記憶の中だけれど、こうして目の前にその跡地を見せつけられると、月並みな言い方だが人間はなんて小さいんだと思わずにはいられない。そんな、実にいい具合で非日常的な光景だからなのだろうか、こんなに気になって仕方がないのは。

今回あんな景色に出会うことができたのは、その場所を知っていた真壁さんと、バイクでもどんどん奥地に入っていってしまうはまげんやのぶのアグレッシブさがあってのこと。自分一人だったらなんとなく気後れしてバイクで奥に入っていくなんてことはしないだろう。そういった意味でも、バイクで仲間と連れだって出る旅は、思わぬ楽しさに出会える良さがある。その体験を共有できる素晴らしさがある。

仲間とバイクと忘れらない光景と、今回はちょこっと島の人の人情にも触れることができた。なんて上出来な旅だったことだろう。

投稿者 いづやん : 2004年10月21日 23:32 | トラックバック
コメント

伊豆大島には驚いた!
特にあの砂漠。
おれもまた行ってみたい。
いろんな島に行ったけど、こんなに近いところにあんな場所があるなんて!
目からウロコ。
東大もと早稲田。

Posted by: そのだ : 2004年10月22日 00:20

いいよなぁ・・通りすぎちまったからなぁ・・
今回の俺のうっかりだよ。
ああゆう場所は眺めるだけで、立ち入り禁止だと思ってたからなぁ。
ましてやバイクで走れるとはな。
いつかある楽しみにとっておこう。

Posted by: じゃあ二 : 2004年10月22日 00:55

また行ったらいいさ。
というかまたバイカーズで行くだろう!

オレも今度行ったらじっくり走りたいしのう。

Posted by: いづやん : 2004年10月26日 02:06
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