昼休みに外に出て仕事場のそばを歩いていて細い路地に入ったとき、思わず足を止めてしまう光景に出会った。そこはあまり人通りのないところではあったけれども、銀座2丁目なのは間違いなかった。けれど今目の前には、床几の上に仰向けになって頭をこちらに向けて寝ている、ランニングと短パン姿のオヤジが。・・・ここはどこかの下町か? でも正直言えば、むしろ少し微笑ましかった。平和だな。