まだ引っ越しネタを引っ張ってみる。
今日ようやく7年間住んでいたアパートのルームチェックを終えて、その部屋はオレの部屋ではなくなった。部屋がどうとかいうよりも、色んな人が言うように、このアパートのある本一商店街の趣のあるたたずまいから離れなければいけないのが少しだけ淋しい。
活気なんて全くと言っていいほどないのだけれど、のんびりしていて、車もそれほど通らず、古びた店が立ち並び、愛想のないイヌやネコが昼寝をしていて、椅子に座ったおばあちゃんが日向ぼっこをしている、そんな空気が好きだった。
引っ越し場所はここからそれほど離れていないとはいえ、おそらく足を運ばなくなるだろう。違う場所で生活すると言うことは、そんなものだ。そして今まで住んでいたところの良さにまるで初めてのように気が付くのも、そんな時だ。もしかしたら、また、この辺りに住めたら素敵だなあと思う。
今までありがとう。行ってきます。
投稿者 いづやん : 2004年06月06日 02:56 | トラックバック