2007年08月01日

ボルベール

せっかくの映画の日なんで何か観ようかなと思いたち、自転車で5分のシネコンのレイトショーへ。初めて行った館内のやたらバブリーな内装にびびってしまった。赤絨毯のまわりはLED電飾だらけでピカピカキラキラ。ひとりで行ってるのに「カップル用の2人掛けソファーも空いてございますが通常のリクライニングでよろしいですか?」だって。映画館もかわったなあ

僕のとなりに座った大柄の女の人は、上映前から居心地悪そうにもぞもぞ動きっぱなしで、大きなため息をついてばっかで、いつもは外に出るのも面倒なんだよ、みたいな感じ。どうしても気になるんでばれないようにそっとシートを隣りに移って観てたんだけど、上映が終わってふと気づくとハンカチをもって顔をぐしゃぐしゃにしておられた。ペドロ・アルモドバルの最新作を観たんだけど、帰りのエレベーターで居合わせた他のお客さんにしても、客層が独特というか、いわゆる映画をみる人たちの雰囲気と少し違ってて、もしかしたら、おっかけのような熱心な支持者がわりと多いのかなあと思ったり

こないだ漫譚のときも少し喋ったけど、この人の作品の、ポジティブに抜けるようでいて問題が何も解決していない終わり方がとっても好きです。近作はあまり観てなかったんで、さかのぼっておっかけてみようかな

投稿者 umedatetsuya : 00:00

2007年04月17日

万博プロバガンダ

かつて万博の際につくられたプロパガンダ映画の上映会へ。少し前に出かけてって、付近のアクエリアスというレコード屋さんに立ち寄る。ここは僕の音源も取り扱ってくれてると、もともとみっこにから聞いていたので。一昨日にもアメーバという面白いレコード屋さんに行ってずっと欲しくて手に入らなかったDVDを2つ買ったけど、そこがユニオンだとすると、アクエリアスはAMSみたいな感じ。あるいはロスアプソンか。日本の音楽コーナーも常設されていて、灰野敬二やハイライズ、AMTなんかのサイケ(と言い切ってしまうのもどうかと思うけど、お店全体がそんなテイスト)中心に紹介されてました

この付近ミッションという地区は、独自の文化や趣味思考の香り漂うセレクトショップが軒を連ねている。途中、通り沿いの壁越しにサッカーをする声が聴こえたので録音。あまり時間も無いので、周囲は後日またゆっくり散策してみることに決めて映画館へ

映画は無用なカットバックや原始的なオプチカルを多用した編集でハイテクノロジーを表現していて、役者の演技もやたらテンションが高い。ナレーションも会話も全く聞き取ら(れ)ず観てたので内容する情報はほぼ受け取ってないけど、そんなこととは関係なく、とても楽しめた。素材が素材なんで気楽だし、全編に浮かれたムードが蔓延していて、作り手もまた、ムードに流されて楽しんでいたということがよくわかる。映画っていいなあ。としみじみ

お客さんたちのリアクションなんかを見ていて、上映に自分自身も参加してる意識が強いと感じた。いいか悪いかは置いといて、こういう習慣の違いはつくる側には大きく影響するだろうと思うし、考えてみるといろいろ思い当たるふしもあり

映画館もいいところだったなあ。予想はできていたけど売店のポップコーン、めっちゃデカイ。映画はせっかくなんでこっちにいる間にあと何本か見に行ってみるつもり

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2007年01月09日

沈黙

大好きな「はなればなれに」をやるとあって七芸へ。そもそもの日本公開がそんなに前じゃないんだけど、ビデオでしか観たことなかったので、劇場(またはフィルム)ならではの発見がたくさんあった。たとえば1分間の沈黙。あれって、劇場で体感してこそ理解できることだったんだなあ。映画を見るとき周りに人がいるかどうかというのは、ほんと重要な要素なんだ。ショットのひとつひとつも、何度観ても色あせない。みずみずしさとはこういうことなんだろう

年明け早々に「鉄コン筋クリート」も行きました。作り手の愛が感じられて好きだけど、エピソードがとんとん並べられてく感じに違和感を感じてしまい、最後はフェイドアウトな印象。ともあれ、大好きなキャラクターたちが動くさまを観れてよかった。学生時代にフルCGアニメのパイロット版がイベントで上映されたり学校で回って来たりしてて、誰もが期待を膨らませてたのを覚えてる。あれから何年たったのかな

+
福岡の展示、とても評判が良いとご報告いただきまして大変嬉しいです。今週末の14日まで。最終日は内橋さんのライブがあって、おそらく僕の展示とのセッションもあります
http://www.as-tetra.info/data/index.html
OPENPOOLという企画もスタートしました
http://openpool.jp/

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2006年11月05日

エリ・エリ・レマ・サバクタニ / 空中庭園

このところたてつづけにみた映画のうち2つ。エリエリ〜田村正毅さんのカメラはいつも大好き。ロケで人物を撮らせたら個人的にこんなに心をつかまれる人はいない。撮影だけじゃなく、美術も音響も皆やりたいことをやろうとしてる。でも浅野忠信は楽器を持たないほうがよかったなあ。草原とギターと長髪でぎゃーん、って、かっこいいのかな?音楽を撮るのってこういうことじゃないと思う。浅野忠信のキャラも、クライマックスの編集も、劇中の音も、もっとプリミティブな方向を目指してくれたらもっと好きになれたのに

青山監督作で『名前のない森』というテレビ用に撮ったやつが大好き。こわくてきれい

もう一本、オススメされて借りた『空中庭園』。この監督の人、前見た別の映画はぜんぜん好きじゃなかったけど、これすごかった。女性陣が怖すぎ。いろんな意味で。ぎゃ!と仰け反ってもう、活劇でした。エンドロール、選曲(だったかな)でzakさんの名前がでてた

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2006年10月26日

ガタカ

ビデオでガタカを見た。終盤のころ発覚する"主人公と誰ぞやの関係"に少し醒めてしまったけど、好きな映画だった。残酷な世界の、きれいな話。時おり打ち上げられるロケットのショットがとても美しい。観ていてアルファビルを思い出した

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2006年08月13日

AMS

アルケミーミュージックストアじゃなくて、アムステルダム。空港で乗り換え4時間待ち中なんで、ラップトップの内蔵電池が落ちるまでの15分くらい

飛行機の中で映画を4本。眠いときでも見れるを基準に選んだ中で、キングコング(リメイク版)はすごかった。でかいゴリラが出てくる映画だとばかり思ってたら、怖すぎる原住民にはじまって、恐竜やら怪獣やらでかい昆虫やらバケモノやら出るわ出るわ。そのどれも造形がやたらに恐ろしくって、とくに沼から出てくるベーコンの絵みたいな地底生物は不必要にグロすぎるし、筋や展開を考えたら確実に出る必要がないところに監督の偏った造形愛を感じたり

肉塊としての恐竜とか、物質としての昆虫とか、生命への執着の無さが行き過ぎると恐怖より先にカタルシスを生んでしまうところが怖いと思う。スターシップトゥルーパーズも、似た感覚を覚える映画だった

エイドリアン・ブロディーって良い顔してますね。フェリー二の映画に出て来そうな

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2006年06月19日

興味あることだけ

オペレッタ狸御殿、おもしろかった。人の動き絡みや、刻みよく鮮やかな画と画のつながりが楽しいし、あっちこっち連れ回される感覚も健在だった。狸の役になんの違和感もないチャン・ツィーに対し、オダギリジョーのキャラ定まってない感がハイテンションベストテンのふかわりょうを思い出した。でもふかわで十分。鈴木清順の映画に人物描写なんて必要ないのだ。他にも、ここは興味ないからこっちでいいやー。みたいなすり替えがたくさんあったりして。長生きして興味のあることだけを撮り続けてほしい

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2006年06月15日

功夫

カンフーハッスル観たけど、超人同士の戦闘描写により過ぎていて少林サッカーの方が好みだった。悟空が大人になってからのドラゴンボールにハマれなかった感覚と似てる。鳥山明は大好きで測り知れない影響を受けたけど、愛着が深いのはDr.スランプとドラゴンボールの11巻くらいまで。筋とは関係なく魅力的なアイテムや乗り物がたくさん出てくるあたりが自分にとってはとくに重要だったのだ

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2006年06月13日

少林サッカー

こないだるさんち南くんと行った定食屋に置いてあった新聞テレビ欄に写真付きで少林サッカーが載ってたので40分押しで見はじめたら、魅力的なショットの連続にスコーンと持ってかれてしまい、終盤、太極拳の女の子がボールを指先でしゅるしゅる回すところでは不覚にも感動して粒の涙をこぼしてしまった。ありえねー。てなわけで今日、カンフーハッスルをレンタルしてみた

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南くんとは卓球の合間に打ち合わせをしていたのですが、今度ドイツへ同行することになりました

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明日はカフェで漫譚、漫画好きな人あそびに来て下さい。枡本食堂も出店するそうです

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2006年02月11日

ミュンヘン

きのう"ミュンヘン"見た。スピルバーグはすごいなー。考えてみたら、個人的に小さな子供の頃から大好きで、未だに新作のたびに足を運んで何かすごいモノを見せてくれて、なんて人は他にいないような

いつも思うけどドリームワークスってすごい名前だ

投稿者 umedatetsuya : 23:44 | comments (0)

2005年10月22日

シガテラ

ライブの間我が家に滞在してた航ちゃんが尾道に帰るので、門出を祝ってお寿司を食べに行く。と言っても8巻赤出し付きで500円。恐るべし新世界価格!
夜は明日の展示の仕込み。途中脱線して「シガテラ」を読破。なるほどこういう終わりだったのか。古谷実の漫画は「僕といっしょ」以来ずっとそうであるように、シガテラにも寓話的要素を読みとれる。そういう面で、同じ町、同じ人物で事件を引っ張り続けてだらだら長く続いても面白かったろうなと思う

投稿者 umedatetsuya : 21:48

2005年10月12日

シン・シティ

久々に大きい映画館行ったら、大作の予告編が早すぎてあれあれあれ、って全然ついて行けなかった。今の標準速度なんでしょうか。ハナから端まで何のこっちゃで、どの映画もさっぱり覚えてない。そのまま狐につままれたような気分で本編が始まったので序盤なかなか入っていけなかったけど、細部へのこだわりと原作や役者への愛情がにじみ出た映画だった。デボン青木の女侍がカッコよかったなあ

sincity.jpg

投稿者 umedatetsuya : 08:07 | comments (0)

2005年09月05日

ブルーハーツだ!

思春期より、階段を上るときや風が強い日などに女の子のスカートを覗けないことに疑問を抱き続け、最近その原因が背が高すぎることにあると気づいた宮本くん(つまり女子高生好き)とリンダリンダリンダを観る

これはもう面白い。なんかいい。ボーカルのぺ・ドゥナとベースの子がすごくいい。ドラムの子の岡江久美子のような昼ドラ演技も、こういうべたべたな設定だからぎりぎりセーフ。ヒロトの弟が先生役で出てる。歌うまで全然気づかなかったけど湯川潮音も出てる。監督の山下さんて、全然面識無いけど実は大学時代の先輩だったりする。卒業制作のどんてん生活もすでに独特の空気観が出来上がっててすごく面白かったな

投稿者 umedatetsuya : 23:32 | comments (2)

2005年08月31日

ゾンビ

目的の映画の上映時間が都合と合わなかったため、予定を変更して「ランド・オブ・ザ・デッド」を観る。ゾンビ映画はジャケが怖すぎるので、最近あったドーン・オブ・ザ・デッドのリメイク版で初体験したばっかり。これが予想外に面白かったので観てみようかな、くらいの軽い気持ちで入ったけど、全編が権力の不条理に対する毒に満ちていて驚いた。ゾンビ映画って全部こんなに政治的な内容なんやろか。ジョージ・A・ロメロがそういう人なんかな。残虐なシーンもめちゃくちゃ濃密で編集で誤摩化すようなことはいっさいしてないし、骨太な意思に貫かれた傑作。ちょっと短い気がしたのとゾンビに感情移入する仕掛けが多すぎる気もしたけど、こんだけの大作ともなるとそこは仕方ないのかも

帰りのエレベーターで一緒になったのがいかにもゾンビ好きそうな、なんとなく宇波くんみたいな雰囲気の人だった

lotd.jpg

投稿者 umedatetsuya : 23:13 | comments (3)

2005年06月18日

ミリオンダラー・ベイビーを観た日

アメリカは都市と郊外に経済や文化の落差がはげしい。たまに入ってくる郊外のニュースには、僕の知ってるアメリカとは別の顔が垣間見られたりもする。ちょっと信じ難いようなことや、あり得ないと思うようなこともちょくちょく耳にするけど、これは僕の知ってるアメリカが偏っているせいだろう。僕の知ってるアメリカとはおそらくほぼニューヨークとロサンゼルスのことで、美術や言論も、映画や音楽のような娯楽も、ほとんどはこの巨大な2都市かその周辺より発される。当然、新しい音楽や美術がその他の都市から生まれることは多くあるだろうけど、限られた都市であることが多く、郊外の田舎であることは本当に希らしい

アメリカ郊外を描いたりアメリカに毒を盛ったアメリカ映画はたくさんあって、アメリカという国を知るヒントとしてはとても有効だけど、映画もまたアメリカの中枢都市より発信される文化だ

それでも映画をみたいと思う。無い客観性をうたうテレビや雑誌より、遥かに正直なものが多いから。掘り下げて行けば、必ず返って来るものがあるような気がして

クリント・イーストウッドは映画に対して真摯だなあ。映画を信じるってこういうことなんだろうな

投稿者 umedatetsuya : 02:09 | comments (0)

2005年03月27日

森山と近松

馨子引っ越しの日。極端な微音系でもある(※)森山くんと手伝いに行く振りをして、お菓子を食べに行く

身内に医者がいたら相談できて良いという話になったので、馨子の親はお医者さんだと言ったら森山くんがえらい驚いた。知らなかったのかと確認したら「病院で働いてることは知ってた」のだそうな。おしい!あと一歩だよ森山くん


普段は爆音で知られるが、先日ライブでオフサイトに行った際、玄関で「ここがオフサイトかあ」と呟いたっきりひと言も言葉を発さなかったらしい。おそらく緊張のせいではないかという説もあるが、真意は定かで無い。昨年は円盤で出番直前に失踪してしまい、探しに行ったらギターを抱いて居酒屋の前に座り込んでいるという事件もあった

++

溝口健二の近松物語を観に行く。唐突で効果的な拍子木や太鼓の音にゾクゾクしたりもしたけど、正直、それほど楽しめなかった。でも、やっぱり古いフィルムは良いです。ロールを代える待ち時間も、最初に入るノイズも全て含めて美しい

中盤、おさんが長谷川一夫演じる茂兵衛に抱きすがる湖のシーンで、「茂兵衛!」が「萌えー!」に聞こえて以来、全編にわたって「萌えー」が頭から離れなくなってしまった。とっても美しいシーンなのに‥‥

投稿者 umedatetsuya : 22:28

2005年03月20日

タイトルはUNKE

Nippon Connectionのための映像が完成。パンフの締め切り(撮影前)に決定していた上映時間を合わせるのにちょっと苦労したが、結局一晩かけずに編集は終わってしまった

用事を済ませて富岡さんとこへ持ってくまでに少し時間があったので、ヨドバシカメラに寄る。最近壊れてしまったCDプレーヤーを買い直すまでの繋ぎで安いポータブルを買うつもりが、なぜかラジオを買ってしまった。後で家に帰ってみるとアレ?、すでに8台も所有していた。とは言っても、ほとんどが拾いものなんで音が歪んでたりまともに拾わなかったりするけど。今日買ったラジオは周波数の帯域をバンド分けで細かく指定できる作りなんで、短波から、隣国の放送までをばっちりキャッチ。使い勝手も良く、音もめちゃくちゃ格好良いで大満足

富岡さんの家に移動してDVを渡す。Nippon Connection、タイアップで行くと、最大一週間までの宿泊付きらしい。ホームステイが可能で、ドイツ人ファミリーと食卓でソーセージを食べている図を思い浮かべたら急に行きたくなってしまった。色々調整を試みたけど、さすがに急すぎて断念。色々興味深い話をして、シネアストの眼というドキュメンタリー(自分映画?)企画の作品を何作か見せてもらう。松江哲明と村上賢司の作品(どちらの方の作品も初見)は企画の危うい側面をさらりと抜けていてとても面白かった。他の作品も見てみたいな

投稿者 umedatetsuya : 23:44

2005年03月08日

ドイツ

来月、ドイツで一週間くらい日本の映画を特集するNippon Connectionという映画祭が催される。その期間中に上映される映画祭主動の企画に、‘ドイツのミュージシャンが日本をイメージして作ったトラックに日本の作家が映像をつける’という一見安易なコラボレート企画があって、これに出品することに

作家の選考を行っている富岡さんがどういう意図で僕に声をかけてくれたのか分からないけど、とりあえず何をやってもよいとのことだし、いつでもやれるか、みたいな気分でいたのが、なかなか時間が融通きかないうえに、仕事で酷使しすぎたせいでコンピュータが動かなくなるという問題発生。あたふたしていたら、一週間ほど前に「パンフレットに載せるのでタイトルと時間と画像のデータを下さい」というメールが来て、さすがにまずいことになってきた気がしたので昨夜、自転車を飛ばして撮影に行って来ました

渡されていた曲は‘日本をイメージした’ってそのまんまかい、と突っ込みたくなるような、尺八を素材にした打ち込みのヒップホップ。映像を載っけることは興味が沸かないので、ワンショットで簡単な映画を撮って、曲はエンディングに使うことにする。撮影の場所はポコペンにお願いした。折角なのでイメージ返しのドイツっぽい映画を撮ろうと思い、はったりでなんとなくドイツ語を喋れそうなWonさんと、顔と名前がドイツ人なカントさんに出演オファー。あとで日本語っぽい字幕を入れるのでドイツ語で会話してください、と頼んで2人のやりとりを撮ってみたところ、当たり前だけどドイツっぽさ皆無の自分勝手な会話劇を繰り広げてくれた。ちなみに、ポコペンのマスター益山くんにはアクセル・ドゥナーの役で出演してもらった

演出は無し。40分くらい撮ったうちから5分くらいを抽出しなければならないけど、果たして映画になるのだろうか‥‥というか、それ以前に完成するのか?いや、させよう(反語)

撮影の合間にWonさんが益山くんと同じ工芸高校出身であることが判明。不真面目な生徒だったWonさんは卒業前に大ラスと呼ばれる最後の追試を受けることになるが、「これがほんまの最後やで」と言い残して教室を去った先生の机には答案用紙が広げられていたらしい。100点、卒業おめでとう、という感動秘話だった

投稿者 umedatetsuya : 22:04

2005年03月02日

データ

では僕の幼少体験におけるルーツなツールは、というと

まずはラジオ。幼稚園に入る前から5年間、民放が受信しづらいほど山と海に囲まれた田舎に暮らしていて、家にテレビが無かった。そのせいで、家にいるときはラジオばっか聴いて、テープに録音したりして遊んだ。以後、高校を卒業する頃までラジオは必需品で、通学中も授業中もずーっと聴いてた気がする

もう一つが、割と頻繁に連れて行ってもらった映画館、かなあやっぱり。昔の映画館は真っ暗で、それだけで存分に刺激的で、ぞくぞくわくわくしていた

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週末は買い出しで街に出て、知人の家を拠点にビデオを借りて見たり。写真はグーニーズのデータ。トレンチコートを着た発明野郎。めちゃくちゃ格好良くて、ぶるぶるシビレながら何度観たことか。大阪に着た後改めて見直してみたら、年齢をうんと追い越したチャンクがかわいくてかわいくて仕方なかった

その頃レンタルビデオは一泊500円が相場で1本を選ぶのに何時間も費やしたのに、レンタル落ちが100円で買えてしまう今って、ちょっと悲しい気もするな

++

大家さんが遊びに来てるとき近所の馨子がやって来て「馨子といいます」と自己紹介すると、大家さんは
「何が?」
と聞き返していた

投稿者 umedatetsuya : 21:11

2005年02月24日

破っ

あらゆることが、手を付けぬまま置き去り
後日にしようと置いといて、なんて思ったらもうやらない
優先されるのは瞬間であって、先のことではない
だから今を起きろ

目を覚ませ、私よ

++

地獄の黙示録の完全版を観る
学生の頃は撮影のヴィットリオ・ストラーロが凄いんやと思っていたけど、やっぱりコッポラも凄いです(あたりまえや)

これほど隙のない映画、最近観て無いなあ
でもやっぱり完全版じゃない方が好き

投稿者 umedatetsuya : 21:49

2005年02月16日

CO2

HEP HALL、CO2というイベント(?)の2日目に顔を出す

映画を観る気分で来てみたら上映は前日だったらしく、会場に入ると黒沢清、中島貞夫らのトークセッションの最中。「映画は教育できるか」みたいな話をしてたけど、テーマに興味が持てないのとポイントが掴みづらいので退屈してしまう

出ようかどうしようか、と迷いつつも辛抱強く待ってると、続いて始まった黒沢清と映画祭参加の自主映画作家5人のトークセッションというのが、こういう企画ではなかなかありえない緩い内容で面白かった。黒沢清は本当にすごいと思う映画人のひとりです

授賞式で登場した大阪市助役の女性を、凛としてユーモアがある素敵な人だな、とか思ってたら、大平光代さんという、波瀾万丈な経歴を持ったとても有名な方だということを後で聞きました

なんだか授賞式らしからぬリラックスした雰囲気で心地よかったです。受賞のときに断片しか観れなかった作品群も、いつか観ることが出来るといいな


投稿者 umedatetsuya : 03:55

2005年02月04日

次→

宮本くんが制作途中の映画を持ってやってきた。いかにも自主映画らしく切り取られたフレームが懐かしい。そういえば上映会や映画祭も随分長く顔を出してない。今月はいくつか招待券をいただいているので観に行こうかな

映画祭つながりで言うと、喜多村Mが去年アニメのセレクトで参加していたドイツのニッポンコネクションに、ちょっとだけ参加する、のか?しらんわい。詳細はそのうち.

外に出ろという声が(自分から)聞こえてきたので、窓でもあけるかー
と思ったら寒いなこれ。そうか、もうあびこ観音だ

投稿者 umedatetsuya : 23:57

2005年01月28日

千石

カリスマの役所広司、金融腐食列島の役所広司、カミカゼタクシーの役所広司に加えて、私のモノマネに新しいレパートリーが加わりました

レイクサイドマーダーケースの役所広司

何を隠そう私は「三匹が斬る!」の頃からずっと、役所広司の熱心なファンです

sngk.jpg

ヒゲの役所広司は西川くんと少し似てるな(おもに輪郭が)
と、思いました

lakeside.jpg

投稿者 umedatetsuya : 22:51

2005年01月02日

ターミナル

抜けのある画が好きだとか、コマの振れや素の立ち方が魅力的だとかいろいろ言い方はあっても
それ以前に結局、映画への愛に満ちた映画が好きなんだな、と再確認させてくれる好作品

ハリウッド型のヒューマンな映画に出るような役者は苦手な人ばっかだけど、トムハンクスは大味じゃなくて好き
こないだ深夜にbigをやってて10年ぶりくらいに見てみたら、演出の切り口がとてもしなやかでこちらもいい映画だった

結局、映画は映画的か否かでしか計れないというか、他に言葉にしようがないと思う

最近何かを見て分裂症かと思うくらい涙が出るのは歳のせいやろか

投稿者 umedatetsuya : 00:31

2004年12月09日

セクシーボイス アンド ロボ

1コマでスコーンと持ってかれる爽快感
黒田硫黄は渋滞を抜けなくても飛ばせる道を知ってる作家だと思う

ついでに
メッセンジャー黒田も結構好き

缶詰めでビデオ編集
そして今、THZに西川君が帰ってきた
おかえり!

投稿者 umedatetsuya : 01:51

2004年12月01日

v

このところ急に寒くなって部屋を出たくなかったのでDVDをだーっと見ていて
マッチスティック・メンが面白かったので、詐欺師つながりでCatch Me If You Can(単語数の多い映画は邦題をつけたらいいのに)再見
うちの大家さんのfavorite、役者も演出もいい具合に力が抜けてて素直な映画
冒頭の洒落たアニメーションタイトルはNexus Productionsのサイトで見ることができます
http://www.nexuslondon.com/

キルビル2も見たけど、個人的にはpart1より断然面白かった
バド役の(ミスターブロンドこと)マイケル・マドセンがクール
主人公は相変わらず不器用なアクションだけど、自分でやってるとこ多い分前作より全然いいと思う

投稿者 umedatetsuya : 03:15

2004年11月14日

アニメ

PLANETstudyo+1にインディペンデントのアニメを見に行く

アニメーションてのは世界観をわかりやすく伝えるにはもってこいのツールで
フレームにこれでもか、てくらいのイメージと美意識が詰め込まれてたりするけど
つくり込んだり構築していく手法だけじゃなくて抜いて行く手法もあるんじゃないかなあ、とか
思ったり。

面白かったけどね

投稿者 umedatetsuya : 00:56