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2006年05月29日
一品
夜中に日本音響を訪ねて、見せていただいた一品
再生用の自作スピーカー(あたりまえだ。と言われそうだけど、僕みたいに変なものじゃないという意味)。使用しているユニットは僕も一時期買いあさってた200円そこらのジャンク品で、直径は2〜3センチくらい。そこから塩ビパイプがすーっと伸びてるだけ。もちろん細部に工夫がこらされていて安易にマネできるものではないのだけど、スーパーで買い物レベルの制作費で、これがなんとびっくりするほど良い音がします。ハイの伸びがよく、低音もオシレーターで測ったところ30Hzまで聴こえていたのだそうな。投資型ハイファイ指向で、ユニットはどこぞのメーカーで/mいくらのケーブルが、とか吸音材はナントカでなきゃ、とか言ってるマニアの人々はこれを前にして何を思うだろうか。事務所や家庭のパソコン用とかでも使用できるし、なによりスマートでコンパクトでインテリアとして素晴らしい。ホワイトキューブでの映像の展示なんかにももってこいだと思う
投稿者 umedatetsuya : 00:00 | コメント (2)
2006年05月28日
大学いも(ポテト)
shin-biにて、大友さんとライブ
今回の企画は"いままでやったことの無いようなことを"という大友さんのリクエストで、展示とパフォーマンスの、あるいは空間と点の、継続と断片の境界を探るようなこと。ソロではこのところずっとやってることだけど、セッションでここまで突っ込んでやったのは3月に赤レンガの展示中ゲリラでやったヨーコさんとのセットくらい。でもヨーコさんの時に比べて場のつくり方が甘過ぎたという反省点もあり。一カ所で聴くのはもちろんありなんだけど、こういうやり方の場合、自由に動いてもらうことはより効果的だったと思う。あと会場が少し明るすぎたか
僕が準備したのはロンドンでやったlistening to this space(この場所を聴く)というコンセプトと同じもので、会場にワイヤーを張り巡らせて指や棒で擦ったりピンで止めて弾いたり。大友さんは出力付きのポータブルのターンテーブルが2つと、テーブルトップギター(+ギターアンプ)に、チャーシューを巻く紐で天井からソノシートやら五円玉やらを吊るしたチャーミングなセット。ロンドンのときのスペースに比べて響きがデッドな感じだったけど、大友さんの立体的で重厚なフィードバックと合わさって、部屋全体を鳴らすことは成功してたと思う。空間と点のイメージも、お互いが内と外を行ったり来たりしながらぐるぐるまわって、途中から僕は鼓膜と鼓膜の間の空間にもぞもぞしてる細胞のようなイメージに持ってかれそうになったのですが、、、て何のこと言ってるのかさっぱりわかりませんな
+
会場にはるさんちまんの南くんやMOBIUMのloziくんも来てくれていたので、終演後に園田さんと夏のとあるイベントのことをちょこっとだけ打ち合わせ。面白くなればいいな。打ち上げで行った中華料理のメニューで大学いも(ポテト)というのがあって()を付けて補足しておきながら逆にわかりづらくしてしまう気配りに妙な親近感を覚えたが、あらためて考えるとあれはサツマイモでなくジャガイモですよ、という意味だったのかも
++
すべての音が消えて、拍手が鳴って、しばらくして。ぽーって小さくなったオトダマの音が、いったい何だったか。僕は、そこに誰かがいたような気がしたのですが
投稿者 umedatetsuya : 00:00 | コメント (0)
2006年05月21日
発表の日まで
11日の朝、ぶんちゃんの訃報。音楽で盛り上がったというお通夜より少しだけ先に、ロンドンでソロのライブ。僕はこの日のためだけにツールを作って、この日のためだけのライブをした。内容的には最近やらないような、なんとなく懐かしい感じで、でもよかったと思う。人が多すぎて気持ちが悪くなり会場の隅で座り込んでしまったけど、ブロークンコンソートはとても丁寧でソリッドな演奏だった
翌12日、今回のレジデンスプログラムのスタジオ公開。ダンカンは自分の準備の落ち度と観客の反応に少しナーバスになっていたけど、独特で面白いアプローチを突き詰めてる真摯な姿勢が感じられてすごくよかった。デールがパフォーマンスの頭に奄美のうたを歌っていて涙が出た
リフトのインスタレーションは自分でも納得のいく良い出来だったと思う。パフォーマンス、精一杯やりました。発見も多いです。これからが楽しみ
13日、展示の撤収とラジオ用のレコーディング。デールが夜遅くまでほぼ孤軍奮闘してくれて、12日のパフォーマンスのとき客席にいたスーのインスタントレコーディングを素材にプログラムは完成。ひらきくんと3人でレゾナンスに持ってって、中華街で食事
14日、ひらきくんに車でストーンヘンジへ連れてってもらって、何てとこか忘れたけど巨大な馬の絵がある山とかお風呂の言葉の起源になったバースとかいろいろぐるっとまわって、久々にのびのびとできて気分がいい日。川口くんは翌日の夜大阪へ発って、僕はしばらくぶらぶらすることに
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昨日までの3日間はハンガリーに行ってて、今日はウィーンのかえさんとこにお世話になってます。ぶんちゃんのことは今でも毎日たくさん。メールをくれる人たちどうもありがとう。お通夜に600人!ってすごいね
いろいろ、話が絶えません
投稿者 umedatetsuya : 15:08 | コメント (0)
2006年05月20日
石切り場

右下の人(家族連れ)が基準。大きいのだ

中は広く、ひんやりと寒い
投稿者 umedatetsuya : 04:16 | コメント (0)
2006年05月15日
プログラム終了しました
ぶんちゃんへ。と思って全力でやりました
明日からちょっとぶらぶらして来ます
レジデンス期間中の日記は書いてあるのでそのうちアップします
チャオ
投稿者 umedatetsuya : 09:36 | コメント (2)
2006年05月10日
記録
一昨日の仕切り直しはロンドン大学正門正面にある屋根付きの屋外スペースで行うことになった。石造りの柱が魅力的でパルテノン神殿みたい。今度は僕も参加して、というかほぼ僕ひとりがオトダマを使用してのゲリラパフォーマンス。ここだと普通に通行人や無関係な人々にも見えてしまうので、全体としてのプロセスの変化を個々人の無意識に求めるotodama circuitは難しい
終盤はその辺にいた人が何人かが興味津々に参加してくれた。デールがダンカンのガンマイクで録音してくれました。きっと面白いものが録れたと思う
投稿者 umedatetsuya : 22:05 | コメント (0)
2006年05月08日
ベル
スペースでotodama circuitをやるために、朝から準備。予定時間にレコーディング用のマイクが遅れて1時間近く時間を持て余してしまい、参加者との禅問答のような会話劇を繰り広げたのちスタート。古い建物で電熱は電力的に怖いかもと気を使ってガスバーナーのみ購入。が、、、 気を使うべき焦点が違った。サーキット開始後すぐに、釜の蒸気に反応した警報装置が作動。場内にベルが鳴り響いてあっという間に消防車が到着。え、えらい騒ぎだ‥。あとで聞いた話だと、この辺一帯の古い建物はすぐに火災警報が作動してしまうのだそうで、パスタをゆでただけで消防車が来てしまう騒ぎなんかもあったらしい。調理をするような人はセンサーをビニールで覆ってたりするそうで、それってどうなんでしょう
+
結局、建物管理の人や参加してくれた人たちの助言や好意で、別の場所で仕切り直しすることになった
投稿者 umedatetsuya : 23:03 | コメント (0)
2006年05月07日
パレード
おとといから連夜つづくイベントのため早めにICAに来てみたら、またもチケット完売で入れず。しかたなく辺りをぶらぶら散歩してると周囲にどんどん人が増えて大きな人だかりになって、あれよあれよという間にすごい人の渦にのまれてしまった。これはいったい何ぞや?と思っているとバッキンガム宮殿の方から超巨大な操り人形の少女とゾウが歩いてくるではないか。これはすごい!数人のパペティアがそれぞれのパーツを操って、びっくりするほど多彩な表情をつくって本当に生きてるみたい。ゾウはときに大きく吠えたり、水を吹いたり。ゾウを導く女の子は目をパチパチやっててオニそっくり
行進と一緒についてって、大きな広場で少女がロケットにのって飛んでくのを見送る。すごい人。これまで生きて来てこんな人の数、見たことがない。自分も渦の中にいるのに拍手や大歓声が遠くから聴こえる
すばらしいもの観た。なんて得した気分だ
+
じつはこれ、昨日もデールと一緒に通りを歩いてるとき断片を目撃していて、どうやら続き物の一大パフォーマンスらしい。あとで聞いた話だと、フランスからやって来た大道芸集団だったとのこと。何の話をモチーフにしてるか、わかる人いますか?(追記:オリジナルのストーリーだったのだそうです)
その後帰る前に公園を散歩していたらばったり一週間ぶりくらいで川口くんに遭遇。こんなとこで出くわすとは。お互いのステイ先からはかなり遠い

投稿者 umedatetsuya : 06:05 | コメント (0)
2006年05月06日
ov
THURSDAY 11TH MAY
9PM, ON DONATIONS
Small But Perfectly Formed
and The Fleapit present:
TETSUYA UMEDA (Japan)
hand-made electronic sound objects
+
BROKEN CONSORT (UK/Germany)
Rhodri Davies - harp, electronics
Burkhard Beins - percussion
Angharad Davies - violin, electronics
Mattin - laptop
Demetra Kotouza - laptop
www.londonimprov.com
www.thefleapit.com
The Fleapit
49 Columbia Road
London E2 7RG
tube: Old Street
bus: 55, 26, 48
投稿者 umedatetsuya : 23:37 | コメント (0)
2006年05月05日
フィッシュ&チップス
出発前に空港のスターバックスで抹茶ラテのソイにはまってしまい、最近は近くのスタバに毎日通ってる。抹茶は無いのでティーラテのソイ。ソイはソヤと発音するのですが、注文すると毎回毎回ソヤ!チャイティーラテ、とやたらソヤ!を強調されるので、そのつど三枝がよぎる
デールとICAでのフィリップ・ジャックのコンサートに出かけたらソールドアウトで入れなかったので、近くをぶらぶら散歩。帰りに、デールおすすめのお店でフィッシュ&チップスを食べる。フィッシュ&チップスが全部で10種類くらいある専門店。他のお店よりあっさりしていて、とてもおいしい

投稿者 umedatetsuya : 23:39 | コメント (0)
2006年05月04日
ポエトリーリーディング
ロンドン南部ブリクストンでDavid ToopやSteve Berefordが参加するイベントがあると吉田さんに教えていただいたので同行。会場は図書館のようなところの広間。JG Thirlwell(ジム・フィータス)やダニエル・ダックスなど、このイベントの出演者はキャリアのある「その筋ではちょっとした顔」の人たちだそうで、そこそこ広いスペースにたくさんの人が集まっていた。僕が入ったときには打ち込みピコピコのヒップホップでラップをやっていて、その後は不必要にテンションの高いおじさんのビートにのせたアジテーション(個人的にはこれが一番面白かった)、女の子のサンプラーDJと続く。客席はいす座りなので、テンションのギャップがすごい。続いてデイビット・トゥープのパフォーマンス。リクライニングのいすに座って、自分のCDをバックに朗読。終わると同時に、今まで無表情だった最前列の若い人々が熱心な拍手。PAはとりあえず大きい音で場内に行き渡れば良いか、くらいの配慮なので、音だけを聞いても僕には何が面白いのかわからない。続いてのエレクトロニクスのデュオも、ミキサーのフィードバックやらいろいろつまみをいじりつつ、その上に何だかのスピーチの音源が乗っかっていて、トリの前に登場したダニエル・ダックスも、シンセの横で叫んだりささやいたり、てなところで、なるほど、これはポエトリーリーディングのようなことをテーマにしたイベントなのだ、とやっとこさ気づいた。だから会場が図書館なのか。そう思うとなかなか味わい深い。でも英語力の貧しい僕にはちょっとハードルが高い。最後にJG Thirlwellのバックで演奏していた、ちょっとフルクサスみたいな匂いのするバイオリンはとても印象的だった
帰り際、吉田さんが連れて来たハリーポッターみたいな人からフライヤーを受け取ると、そこには僕の名前が。11日にマッティンらとイベントを企画してくれてるオリバーだった。皆すごく楽しみにしてくれてるとのこと。僕も楽しみ
投稿者 umedatetsuya : 22:37 | コメント (0)
2006年05月03日
食事
ひきつづき展示とパフォーマンスとワークショップ用の材料集め。来週の月曜日に学生のワークショップも予定されているのです。パターンを少し書き直したotodama circuitをやるので、UCLの学食に空き缶をもらいに行く。ゴミのトレーラーや資材置き場でも使えそうなものが見つかって、なんとか目処が立ってきたかな
スープのある麺が食べたくなってりえさんと中華街へ行くと、日本人のビジネスマンらしき人がたくさん。そういえば食事は皆中華街へ行くという話を聞いたことあった。イギリスの食事は日本人の口に合わないとはよく聞く。スーパーやテイクアウトのお店では確かにそうかなとも思うけど、ロンドンは移民だらけで中華だけでなくインドやトルコやイタリアの料理屋さんがたくさんあるので気になりません。デールの家ではみそ汁やお茶漬けが普通にあるしね
投稿者 umedatetsuya : 23:35 | コメント (0)
2006年05月02日
osaka
実は今回の展示にはもともとプランがあって、最初はその実現を考えていた。でも、現場に入ると別のやりたいことが出てきて、そちらを優先させることになる。いつだってそう。今回は最初に一目惚れしたエレベーターリフトに展示をすることに。ちなみにソーラーモーターを使うプランは、展示の時間帯が夜にかぶってることを思い出してあっさり却下
で、朝からりえさんとケーティに付き合ってもらって、レジデンスのスペース近辺で材料集め。DIYショップや登山具のお店、電気屋さんなどをハシゴして行くが、予想以上にモノが手に入らない。ここが日本橋ならとか、東急ハンズがあればとか、初めて祖国を恋しく思う気持ちになる。結局手に入った物もあればそうでないものもあり、でもそれはそれで、プランがとてもシンプルな方向に絞られてきた
収穫はすぐ近くにあるMAPLINというお店で、ここはパソコンのパーツ屋かと思いきや抵抗やらコンデンサやら圧電素子やら割と細かいモノが充実していて、基盤やブレッドボードも買うことができる。とりあえずコンパクトでバッテリー駆動のステレオアンプをつくることにした。ここにはこれからしばらく通うことになるであろう予感
+
お昼過ぎ、日本にいるとき山崎さんに紹介していただいた吉田さんから連絡がある。吉田さんはロンドンでイベントのキュレーションやオーガナイズなどをなさってる人。レゾナンスFMの日本の変な音楽を紹介するプログラムが今夜放送されるらしく、
当日のことなんでわからないが、音源を紹介してもらえるかもしれないとのこと。夜に会うことになって待ち合わせの場所に行くと、あまり時間がなさそうな感じでいろいろとラジオの番組のことや人や場所の説明を受けて、移動しましょうか、と別のカフェに行くと知らない人が3人現れて、適当な紹介などをしていただいたのですが情報量が多すぎてついていけず、そのまままたすぐにスタジオらしきところへ移動して吉田さんとは別れてあれあれ、なんて思ってたら生放送の番組がスタート。今夜は大阪からゲストが来てくれてます、なんて言われてズコー。なんじゃそりゃ。いや、でも冷静に思い返してみれば確かに、最初からそういう流れではあった。曲かけてる途中におかし食べながらだらだら自己紹介し合ったりして、DJの人は日本語で笑えないシャレとか言ってるし、僕の英語力の無さゆえ質問と答えがちぐはぐでちょっと禅問答みたいになってるし、これは、、この適当な感じは、、、ただの大阪だ!
アランさん、クライブさん、カムラさん、皆さんとてもいい方々。アランさんは日本文学の先生、クライブさんは尺八の先生なのだそうな。意味不明で楽しい時間だった
投稿者 umedatetsuya : 22:53 | コメント (0)
2006年05月01日
ダンカン
プロジェクトのお手伝いをしてくれるケーティとスレードで待ち合わせて、インスタレーションに向けて手に入れたい物を伝え、明日以降の行動の確認をする。ある程度予想はしてたけど、材料集めは結構大変みたい。もう1人のアーティストのダンカンもランチのあとで顔を出すというので待っていたら、ドタキャンで今夜会おうよ、だって。ダンカンこのやろう

材料を揃えようにもメーデーでお店が開いてないので自然史博物館へ。閉館まで2時間ほどしか無くて半分も見て回ることはできなかったけど、これはもうとにかく楽しい。動物とか人とか地球とかいろいろなカテゴリーがあって、その中でまた細かくブースをわけて、展示はどれもがさわれたり、何らかの仕掛けがあったりとインタラクションを設けてある。科学の体験コーナーや、地震の体験コーナー"神戸スーパーマーケット"なんてものまで。それから何といっても恐竜に圧倒されてしまいました。骨もツメもきばも本物がごろごろあって、存在した証としての説得力がすごい。動くT-REXはリアルで、目と目が合うと本当に怖い。去年長居でやってた恐竜博に行きそびれて、巡回先の滋賀まで行こうと画策しながらも行けず終いだった自分へのつけを十二分に返すことができた。クジラやダーウィンのブースを観れなかったので、また行くことにする
夜、デールの家でダンカンとも顔合わせ。15日放送のラジオの意見を出し合っておひらき。ごちそうになったパスタとピザがとてもおいしかった。関係ないけど、たけし軍団はラッシャー板前(ハイネーミングセンス!)とかそのまんま東とか居酒屋っぽかったり適当だったりなんとなく毛色がわかるのだけど、ダンカンって何ですか?
気分はわかるか