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2006年04月30日

時差

いつのまにか意識を失うように眠って、深夜の3時頃に目が覚めてしまう。時差ぼけですな。認めたくないけど

今日はキルバーンのフリーマーケットへ行く。がらくたや洋服から電気製品まで、わいわいと軒を並べて結構規模が大きい。出店しているのはほとんどアラブ系の人たちで、ワゴンで集まってトランクを開けたところに商品を並べる。軽食もいくつかテントが出ていて、レンズ豆を潰して揚げたものをブリトで巻いたベジタリアンフードが凄くおいしかった。コリアンダーたっぷり。帰ったらぜひ作ってみよう。飲食は極力味に予測がつかないものを選ぶようにしてるんだけど、今日飲んだ麦とショウガのジュースはなかなか趣を理解するのがむずかしく、飲み干すのにまたひとつ心が広くなった

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耳の横にボリュームとEQが付いた昔のヘッドホンと、スピーカーをセットで1つと、魚の絵の本を購入。どれも安い。1ポンドで買った魚の本は絵柄がきれいでおかしい、自分へのお土産。ヘッドホンはちょっと面白いことが出来そうな気がする。スピーカーは、まあ、とりあえず必要かな。持って帰るのにかさばるので、途中の公園でボカーン、てやって中身のユニットを取り出してたら、りえさんが「デールってあんまりこういうことしないよねー」だって。普通やらないよ、こんなこと

1度帰って、ゆったりとした午後にささやかな演奏会。奄美の歌を歌うデール。りえさんがデールほど日本人らしいひと日本にはいないって言ってたけど、ほんとにそうだ。日本人じゃないけど

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今夜からステイは別の家にお世話になる。高橋さんという方の家で、ちょうど日本へ帰ってる間を自由に使わせてもらえるのだという。デールに案内してもらい、荷物を移動。街の建物が古く、さらに落ち着いた環境。部屋の作りや印象がなんとなくからほりに住んでいた頃を思い出す。いろいろと細かく親切に書き置きを残してくれていて、とてもありがたいです。ロンドンの家は鍵を2つも3つもかけるので、僕は鍵をかけずに出て来たことを話すとデールに相当びっくりされた。僕の部屋は今、福井に引っ越しを控えた小林くんが住んでる。人もこうして流通するのですね

夜は川口くんと僕の念願だったパブに行って、英国料理を食べる。とてもおいしかったけど、食べてる途中で眠くなって意識がもうろうとしていた。お店までの途中で歩いたカナル川のほとりがとてもきれい

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投稿者 umedatetsuya : 10:22 | コメント (0)

2006年04月29日

歩回

デールと川口くんと3人でスレードリサーチセンターへ。ここはロンドンのスレードスクール・ファインアーツにある実験的およびリサーチ中心の事業のためにつくられた新しいスペースで、今回の僕らの受入れ機関でもある。地図の本をもらったので、片手に見ながら歩いて駅まで。午前中から出かけて、ぽかぽかした中を歩くのはなんて気持ちがよい。途中、昨夜バスから見えた剥製屋さんを覗く。孔雀やオオカミの剥製の横にライオンやカバやキリンまであってものすごい迫力なんだけど、よくよく見てみたらうわっ!、ヒ、、、ヒトの頭が飾ってあるではないか!‥でもそうか、考えようによってはもっともわかりやすい志向とも言える。そういえば前に寿司屋でティムに「生魚は大丈夫?」と聞いたら「ワタシは何でも食べれます」と答えた後で「でも猿はダメね」と言われたことがある。猿は気持ち悪いが、あとはゾウでもキリンでもヒトでも蟲でも何でも食べられるのだそうな

スレードに着くと、まずスクールの方へ行ってりえさんのアトリエを見せてもらったり、ゴミ箱を案内してもらったり。りえさんは作品の素材にジャンク(+テクノロジー?)を使用しているので、話が早い。明日明後日、フリーマーケットへ行く約束をして、今度は僕らのワークスペースの下見。古いレンガ作りで、旧式のエレベーターがめちゃくちゃカッコいい。興奮して写真を撮りまくってたらデールに、月曜から毎日来れるよ、と言われたけど、なるほど、通称になるまで入れ込む人の気持ちがわかるような気がしました

スペースは5階建ての一番上、わりと広くて天井も高く、響きも自然で使いやすそう。屋根の遮光板をはがせば天窓から光が射すみたいで、先の展覧会でプランが流れた屋外用の作品を思い出した。これは相当カッコいい作品だと個人的には思ってるのでぜひやりたいのだけど、長期の展示ではないということや、12日に天気が悪くて光が射さないことなんかも考慮しなければ。そもそも、まず問題なのは材料となるパーツが手に入るかどうかで、これをやるにはソーラー電池と専用のモーターが必要。手に入るか、微妙だなあ

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その後はデールと別れて、川口くんと歩いてロンドン探索。コンパスと地図を頼りに電気屋街からチャイナタウン、ウエストエンドからロンドン橋、オフィス街までをぐるーっと回って、なんとなく土地勘を掴むことができた

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近代のあんな作品やこんな作品が無料で観れるテート・モダンミュージアム。とにかく巨大なので、相当長いこといて全部の1/4くらいしかまわれなかった。ここは入り口付近で、撮影OK。人が砂糖に群がる蟻みたい

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オフィス街で見つけたオムニ社、またはゴッサム・シティ

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日が落ちる前のオフィス街にて。空は夜の8時くらいまで昼のように明るくて、急に夕焼けになったかと思ったら9時過ぎた頃一気に暗くなる。オレンジの光のなかで、スーツ姿の人々がのりのりになって騒ぐ。超適当なDJがでかい音でマドンナの曲をかける

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http://www.thelisteningproject.info/

hpのトップにもリンクしたプロジェクトのURL、いつの間にか完成しておりました。500枚限定でcdも発売されます。僕は、去年の赤レンガ倉庫でのインスタレーションの音を2つで、どちらもお気に入り。現物はまだ手元にないけど、欲しい人には日本でお渡し(または郵送)できるかたちにしたいと思うので、メールください。その場合の料金ははっきりしたらまた書きますが、たぶん2000円でいけるかな
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あと言い忘れておりました、IMJから発売になる初ソロCD、盤面のプリントミスで延期になってます。5/14発売だそうです。よろしくお願いします

投稿者 umedatetsuya : 12:17 | コメント (2)

2006年04月28日

香港まわり、ロンドン行き

長い長いフライトも、前日寝てなかったのでほぼ寝てる間に到着。入国の審査はびっくりするくらい何も無く入れて、逆に拍子抜け。用心も兼ねて自作のツールは持ち込まないように、て話だったけど、これなら以外と何でも持ち込めたのでは?空港ではデールと、今回のプロジェクトのサポートをしてくれるというりえさんが待っていてくれた。地下鉄でデールの家まで案内してもらうが、最近は1日の気温の増減も激しいらしく、コートを着た人からノースリーブで裸みたいな格好の人までごちゃ混ぜでわけがわからない。途中の駅でモヒカンのパンクスを発見。ロンドン見っけ!と思って写真を撮ろうとしたらデールからNGのサイン。セキュリティの問題で、ホームは撮影禁止だという。テロなんかの影響か

デールはangelというところからバスで10分のロンドンの中心でもわりとのんびりした雰囲気の場所で、昨年のヨコトリなんかにも出展していた映像作家のさわひらき君と一緒に住んでいる。ひらき君は今ニューヨークに出展で留守中。デールも今朝帰って来たばかりで、今日はお迎えも含めて空港を1往復半したとのこと。ありがとうございます

プロジェクトは5月1日からなんで、とりあえず今日は寝ます。今回はリサーチと発表のプログラムなので、暇と環境があるときには少しでも何か書き留めようと思う

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そうそう、香港のおばちゃん、みんな同じ髪型だった。大阪のおばちゃんのちょっと伸びたくらい。大阪のおばちゃんも全員同じ髪型だからね。たいがい商店街で財布とか買ってる。あとね、ロンドンのバスって運賃タダなんですよ。知ってました?(注:もちろん有料です。間違って払わずに下りてしまいました‥)

投稿者 umedatetsuya : 10:21 | コメント (2)

2006年04月17日

cd

月末に、鈴木美幸さんのIMJからCDが発売になります。素材は主に工作スピーカーを使用して出力を運動させたようなもので、最近はあまりやってないようなこと、でも、確実に今とつながってるようなこと。そもそもは、どこぞより話をいただいて録音した音源がベースになってるけど、今回あらためて素材を引っ張りだしてきて、選び直して、マスタリングもやり直してます。それ以降の録音も2つ収録しました。前にこのblogでCDが出ると言ってからずいぶん長いことかかったな(調べたら2004年の5月でした)

自分がやってることをCDにおさめられるとは思ってないので、今のスキルで音源を出すことについてはいろいろ考えた。で、話が立ち上ってはぐずぐずしてる間に消えてゆき、忘れてしまったころにIMJの雑誌用の音源の話をいただいて(これも大変お待たせしました‥すみませんでした)、そのころには何となく余裕ができていたというか、それはそれで楽しめるような気分になっていて。とにかく鈴木さんと、マスタリングをやってくれた東くんの協力で作品として残すことができてよかったです。ちなみに東くんとやった作業はEQやコンプ、リミッターなどいっさいを使用せず、素材の響きをナチュラルに残した上で、録ったときの環境や質感にどれだけ近づけるか、というようなこと。東くんは既存のフォーマットに近づけることにあまり関心がないので、とても話がしやすくて楽しかった。この先音源として作品を作る励みにもなったと思う。鈴木さんにはいろいろ相談にのってもらい、パッケージも含めていろいろと自由にやらせてもらえて、本当に感謝してます

以下、ライナーノートより

殻 (shapes)
コンクリートを転がる大小さまざまな形状の瓶
手前は、粉になった瓶の破片をウーファーでぐつぐつやってます
隣りをジェットコースターが通過していきます
2004年4月の録音です

ねきり
ハウリングを起こし回転するスピーカーにステンレスの球を近づけてみました
周囲のノイズに対して録りが小さく短いのですが
良く鳴っているので収録しました
2003年11月の録音です

rotation
連続したフィードバックに、時間をおきながら少しずつ手を加えました
回るスピーカーの他にアルミ箔で作ったツィーターも使用しています
切り取った3つめは、当時のっていた自転車とのセッション
2003年11月の録音です

カエル池 (8 frogs)
8つのスピーカーとフィルターを使用したアンサンブル
音の運動をミキサーやスイッチに頼ったという意味で
他よりも作曲を強く感じとれるトラックだと思います
作曲と言っても "空間における立体の配置" のようなことです
2003年11月の録音です

across a bridge
ブリッヂというスペースは過疎化する遊園地の中にあり
ときおりジェットコースターが通過すると、大きく振動します
缶やバネで作った筒を、ひとつ転がし、もうひとつをゴムで叩きました
スピーカーフィードバックを使用していない唯一のトラック
2004年10月の録音です


空フォンというツールの最初のモデルを使用してます
ジャングルのCDを再生して、フィルターを通したフィードバックをミックスしていきました
唯一、音源を使用したトラックでもあります
なぜこんな音が鳴ったのでしょうか、未だにわかりません
2003年11月の録音です

ゾウ (electricphant)
写真家の直江くんが演奏風景を撮ってくれたときの音
発音にワイヤレスマイクとFM電波を使用してます
フィルムケースを落とす音や、シャッターを切る音も聴こえます
2004年4月の録音です

ar cut
扇風機を改造した、縦に回転しながら首を振るスピーカー
ハウリングを起こして放っておくと多彩で面白い効果が出ます
タイトルは "空気を切るような音" から
2004年4月の録音です

on と off (on, off)
ゴムとアクリル樹脂を施した2つのウーファーを縦にならべた状態で
マイクのスイッチを on, off する簡易インスタレーション作品
2004年10月の録音です

+
購入はIMJのサイトでできます

ぜひ聴いてみてください

投稿者 umedatetsuya : 23:45 | コメント (0)

2006年04月06日

7日8日

shihachi.gif

cafebridgecase#32
宇都宮泰のレクチャーシリーズ番外編
「映画の謎解き〜音楽に秘められたあけっぴろげな真実vol.1」
◇act:宇都宮泰
◆18:00 open 19:00 start
フリーチャージ、カンパ制
http://www.nihon-onkyo.co.jp/utunomiya.html

+
「4鉢」
◇18:30open 19:00start
¥1500(+1ドリンク¥300)
act:
雷蔵
山崎昭典
marsh+mallow
大城真
パーフェクトダンサー
FOOD:天然自笑軒
エンジニア:西川文章

"しはち"と読むそうです
+
場所はBRIDGEですー
http://www.beyond-innocence.org/

投稿者 umedatetsuya : 13:01 | コメント (0)

眠る

刻々と時は流れ、ストーブでお餅を焼くのもなんだかしっくりこないなあ、と思っていたらなんともう4月だそうで。最近はPowerBookのバックライトが切れて、デスクトップにデータを吸い上げたりソフマップ行って新しい機種を調べたりしていたのですが、よくよく考えたら延長保証期間だったみたいで、何だ。と一安心。修理にしばらくかかるので、今は勝手に寄生してる某事務所に置きっぱだったiMacでこれを書いてます。それにしても、バックライト切れる瞬間は魅力的で
ビ‥
ビビ‥‥
ビピュン‥
てな具合に液晶にノイズが走って、そのままシャットダウン。ターミネーターが溶鉱炉に落ちてくときの映像みたい

+
東京では寛太くんとこにお世話になって、ひたすら眠る眠るの3日間。やたらめったら眠くて、夕方すぎまでぐーぐーやって、合間に円盤、てな具合。行きたいとこはいっぱいあったのに、時差ぼけでしょうか。月末からのヨーロッパが思いやられる。初日のポケットミュージック。謎のBONSAItから始まって、半野田くんの極私生活的ミュージック、よかったなあ。でもギターアンプは反則でしょう。植野さんはギターのチューナーでメロウなチューニング、中尾さんはテレコと声だけで"宇宙人来襲"を演じてました。僕は小っちゃな竹ではっぴいえんどをカバー。全員がわりかしさくっと終わって時間が余ったせいもあって、急遽別ネタで3回くらいやって、最後はお客さんも含めた全員で風船大合奏で終了。意味が分からんなりに楽しいイベントでした。あと本編では関係ないけど、打ち上げで聞いた中尾さんの話がマニアックで大変に面白かった。田口さんもそうだけど、いつかカフェにお呼びできればと思う。ちなみに嵐くんは借金のかたで強制労働中らしく、イベント終了に間に合わず。なんじゃそりゃ

2日目はソロで。この日出演していたelectric earはなんと現役高校生。もう一人服部くんという高校生が出演していて、普段から同じイベントに年下が出演する事は数あれ、高校生とでは10年近い開きがある。自分が中堅的な年齢として収まってしまう日がこんなに早く来ようとは‥‥。ライブは、落ち着いてやれたけど、制限の多い環境というのが久しぶりだったこともあり、場に入てくのがなかなか難しかった。でもいろんな方に声かけていただきました。ひさしぶりに再会できた人も、どうもありがとう。楽しかったです

帰ってきて4月1日、北浜ワークルームで"窓にうたえば"という"うたもの"イベントに参加。もともとは当日東京から戻ってそのまま出演するつもりだったけど、円盤のソロとツールを変えたかったので、前日最終で帰って、当日新たに仕込んで臨みました。フルアコースティックで、ガラスを吹いたり、釜をぶんぶん回したりして。"うた"ってたでしょ?
楽しかった、いいイベントでした

投稿者 umedatetsuya : 09:34 | コメント (0)

2006年04月05日

新旧大家さん

家に帰ると大家さんが僕の部屋のドアをノックしていて、大根を煮たからおたべ、とお裾分けをくれた。今までも何度か持って来てんけど、あんた晩におらんことが多いやろ。だって。そうかー。全然知らなかった。なんかめちゃくちゃ嬉しい

ちなみにこの大家さん結構ご年配なのですが、旅好きだそうで、いろんなところに行った話をたまに聞かせてくれる。でも最近はあまり旅行しなくなったというので理由を尋ねたら、一緒に行ってた友達4人組の1人がぼけて2人死んだ。のだそうな。はあ‥

翌朝、今度はex.大家さん(前の家の大家さん)から、近くまで行くから飯でも行こうと電話。会うの久々だなーなんて思いながら起きて歯磨きをしてたら、着いてもうたわ。って玄関に立ってんの。早!

近所で行きつけの定食屋さんで世間話をしながらごちそうになりました。今度たけのこ掘ったら持ってくるわ、だって。いい大家さんばっか巡り会えて本当によかった

投稿者 umedatetsuya : 12:06 | コメント (0)