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2006年04月17日

cd

月末に、鈴木美幸さんのIMJからCDが発売になります。素材は主に工作スピーカーを使用して出力を運動させたようなもので、最近はあまりやってないようなこと、でも、確実に今とつながってるようなこと。そもそもは、どこぞより話をいただいて録音した音源がベースになってるけど、今回あらためて素材を引っ張りだしてきて、選び直して、マスタリングもやり直してます。それ以降の録音も2つ収録しました。前にこのblogでCDが出ると言ってからずいぶん長いことかかったな(調べたら2004年の5月でした)

自分がやってることをCDにおさめられるとは思ってないので、今のスキルで音源を出すことについてはいろいろ考えた。で、話が立ち上ってはぐずぐずしてる間に消えてゆき、忘れてしまったころにIMJの雑誌用の音源の話をいただいて(これも大変お待たせしました‥すみませんでした)、そのころには何となく余裕ができていたというか、それはそれで楽しめるような気分になっていて。とにかく鈴木さんと、マスタリングをやってくれた東くんの協力で作品として残すことができてよかったです。ちなみに東くんとやった作業はEQやコンプ、リミッターなどいっさいを使用せず、素材の響きをナチュラルに残した上で、録ったときの環境や質感にどれだけ近づけるか、というようなこと。東くんは既存のフォーマットに近づけることにあまり関心がないので、とても話がしやすくて楽しかった。この先音源として作品を作る励みにもなったと思う。鈴木さんにはいろいろ相談にのってもらい、パッケージも含めていろいろと自由にやらせてもらえて、本当に感謝してます

以下、ライナーノートより

殻 (shapes)
コンクリートを転がる大小さまざまな形状の瓶
手前は、粉になった瓶の破片をウーファーでぐつぐつやってます
隣りをジェットコースターが通過していきます
2004年4月の録音です

ねきり
ハウリングを起こし回転するスピーカーにステンレスの球を近づけてみました
周囲のノイズに対して録りが小さく短いのですが
良く鳴っているので収録しました
2003年11月の録音です

rotation
連続したフィードバックに、時間をおきながら少しずつ手を加えました
回るスピーカーの他にアルミ箔で作ったツィーターも使用しています
切り取った3つめは、当時のっていた自転車とのセッション
2003年11月の録音です

カエル池 (8 frogs)
8つのスピーカーとフィルターを使用したアンサンブル
音の運動をミキサーやスイッチに頼ったという意味で
他よりも作曲を強く感じとれるトラックだと思います
作曲と言っても "空間における立体の配置" のようなことです
2003年11月の録音です

across a bridge
ブリッヂというスペースは過疎化する遊園地の中にあり
ときおりジェットコースターが通過すると、大きく振動します
缶やバネで作った筒を、ひとつ転がし、もうひとつをゴムで叩きました
スピーカーフィードバックを使用していない唯一のトラック
2004年10月の録音です


空フォンというツールの最初のモデルを使用してます
ジャングルのCDを再生して、フィルターを通したフィードバックをミックスしていきました
唯一、音源を使用したトラックでもあります
なぜこんな音が鳴ったのでしょうか、未だにわかりません
2003年11月の録音です

ゾウ (electricphant)
写真家の直江くんが演奏風景を撮ってくれたときの音
発音にワイヤレスマイクとFM電波を使用してます
フィルムケースを落とす音や、シャッターを切る音も聴こえます
2004年4月の録音です

ar cut
扇風機を改造した、縦に回転しながら首を振るスピーカー
ハウリングを起こして放っておくと多彩で面白い効果が出ます
タイトルは "空気を切るような音" から
2004年4月の録音です

on と off (on, off)
ゴムとアクリル樹脂を施した2つのウーファーを縦にならべた状態で
マイクのスイッチを on, off する簡易インスタレーション作品
2004年10月の録音です

+
購入はIMJのサイトでできます

ぜひ聴いてみてください

投稿者 umedatetsuya : 2006年04月17日 23:45

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