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2005年10月01日

otodama circuit

bend++初日。bendingといえば真っ先に浮かぶのがおもちゃなどを改造して音を鳴らすcircuit bendingみたいなことだと思うけど、今回の企画はずいぶん拡大解釈されていて、ソフトウェアベンディングとかヒューマンベンディングとか何でもアリな状態。まあ電子工作カフェに電子工作してない作品が多発するのと同じようなことか。イベントはのっけから大暴投、僕のワークショップでスタート。ワークショップは初めてで参加もしたことないので、今回は大勢でやってみたいことをやるチャンスと解釈してオトダマの作曲作品を実践してみた。その名もオトダマサーキット。オトダマサーキットにおいて、参加者は一定の作業をこなす。これに付随して起こる副作用的な音の誕生、変化、運動と消滅に焦点をあててみる。最初にお話をいただいたとき‘スピーカーの改造みたいなやつで’と注文があったのを、こっちの希望で変更してもらった。イベントの趣旨と反れてる気がしなくもないが、そもそも改造することは目的ではなくプロセスなので何を素材にしようがやりたいことは変わらない。自分が詰めている分野でなければ僕がやる意味なんて無いし、その場合フォーカスすべきは最終的に生まれる現象そのものだったということ

序盤から中盤は無理に言葉で説明しようとしすぎて、自分でやりながらグルーブが掴めなかった。結果的に出来上がったものは僕に取ってとても刺激的で面白いものだったけど、参加してくれた人がいったい何人ほどキャッチしてくれたかは正直わからない。行程は至らないとこだらけで常時?マークが頭の上に灯ったままの人もたくさんいたように思う。?マークが何かのきっかけになってくれればいいけどなあ‥‥

続いて多摩美、工芸大、武蔵美の人たちがそれぞれにパフォーマンス。ここに来てやっとイベント全体のカラーが見えだす。皆技術と造形のクオリティが高くて、仕事のツメがしっかりしてるあたりやっぱ大阪とは違うなあ。出だしですでに洗練されてる。でも何をやってもある一定の枠からハミだして行かないところが勿体なさを感じざるを得ない。見ててハラハラドキドキしないというか

多摩美の(e)-BOMBERSがそれぞれにソロを回して行くパートはバカバカしくて面白かった。出力を一体化してるところにとても共感できるし、もっと全体を動き回ればさらに効果的で面白そう。工芸大の人(福沢さんて方かな)の、本人は一生懸命棒を振って暴れてるのに見てるこっちは何のこっちゃさっぱりわからないパフォーマンスも面白かった。おそらく加速度センサー(+α)制御で音と映像を動かそうとしているのだが、やりたいことが整理されてなさすぎて独特の空気を醸し出している。勢いだけは伝わる。こういうの好き

PIC_0116.JPG PIC_0117.JPG

最後に飛び込みのゲストも加わってビッグバンドみたいなアンサンブルもやっていたけど、これはまあガツンと盛り上げるための余興みたいなもの。明日から参加のIAMASの二人組が抜群に抜けの良いエッジの立った音を鳴らしていたのがカッコ良かった

投稿者 umedatetsuya : 2005年10月01日 21:31

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