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2005年09月30日
ローリー・アンダーソン「時間の記録」 展
イベント前日、新横浜からそのまま町田の国際版画美術館へ直行。今回の企画の首謀者である沖さんや久保田さんと明日のワークショップの打ち合わせと買い出しを済ませ、終了間際のICCローリー・アンダーソン「時間の記録」 展へ
CDロムの作品しか見たことがなかったので、それぞれがとても新鮮で楽しめた。全体にバラエティに富んでいて、映像の展示が多いけどそれぞれのループが短くて見やすい。思いついたことはとりあえずやってしまう人だな、という印象にGOD-Jや大和川レコードを思い出すあたり、我ながらめちゃくちゃな思考リンクだと思う。でも体にマイクを仕込んでぴょんぴょん跳ねたり頭をゴチゴチ叩いたりを大真面目にやってのけるのってまさしくそんな感じでしょ?
落ち込んでいるときのようにテーブルに肘をついて耳を覆うと骨伝導でテープに録音された音を聞くことができる作品や、色々な場所で眠ってみて夢に場所の影響が現れるか試した記録作品などがとても印象的だった
投稿者 umedatetsuya : 22:26 | コメント (1)
2005年09月29日
cafebridegecase#26-28
◇10.5 cafebridge case#26[ 漫譚 ]

◇act.稲田誠/石井もたこ+トメ田トメ吉/Won Jiksoo
司会:枡本航太
関西アンダーグラウンドシーンの人気者がお送りするユルユルで???な漫画浪漫譚
出演は、毎度なのに相変わらず全く馴染まない3組に加え、尾道より枡本航太が司会で参戦
ぜんぜん怖くない!皆で好きな漫画を持参しよう
◇11.11 cafebridge case#27[ 音楽VSテクノロジー再考 ]

◇act.宇都宮泰
7月に行われた『トクサノカンダカラ・エデュケーショナルライブ(レクチャー)』 の多大な反響を受けて、鬼才音響技師・宇都宮泰のライブ講義が『音楽の謎』を解き 明かすシリーズとして再スタート。第2弾となる今回は、1980年代ヨーロッパを中心に世界的な評価と支持を誇ったバンド『アフターディナー』を例にとり、音楽とテク ノロジーの真の融合とは何かを探る。DTM全盛の今だからこそ有効な、新たなテクノ ロジーの解釈を垣間みる内容となるだろう
◇11.25 cafebridge#28[ 正しい音のだし方講座 ]

◇act.澤居大三郎
◇guest.内橋和久、稲田誠
○予定項目
・ギターアンプ使用上の基本的なノウハウ集の実演(これがメイン)
・エレクトリックギターの高音質化改造例
・個人持ち運び用簡易型高音質ステージの実験
・高音質マイクケーブルの試聴
・DOMON CABLE20周年記念モデルの発表
・ウッドベースにおいての高音質生演奏
・ご自分のシールドケーブルや、エレクトリックギターを持参していただけると
比較試聴が可能です
・参加者には先着でスペシャル特典つき
・終了後に高音質化グッズ即売会あり!
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◇全日19:00start(18:00open)
◇フリーチャージのカンパ制
◇カレーもあるよ!
※cafe bridgeは、より多くの人に広く参加していただく意味でフリーカンパでのイベント開催を行っています
何かを発見された方、刺激を受け取られた方は、ぜひお気持ちを残して下さい
集まったカンパは、全額が出演者にバックされます
◇@新世界BRIDGE内カフェスペース
06-6634-0080
http://www.beyond-innocence.org/
地下鉄 御堂筋線・堺筋線「動物園前」5番出口直結
JR 環状線・大和路線「新今宮」下車 徒歩すぐ
南海 本線・高野線「新今宮駅」下車 徒歩5分
駐車場 10:00〜23:00/60分600円
投稿者 umedatetsuya : 14:49 | コメント (0)
2005年09月28日
竹鳴り
うちから一番近いお店は将棋の駒屋さんで、反対側には偉人や魔除けを掘る木彫り屋さん、ひとつ通りへ出ると着物用の履物屋さんがずらっとあって、中国物産だらけのビルや韓国人向けのカフェなどもある。ほとんど家から数歩とか数十歩で行ける範囲。最近は老舗っぽい喫茶店を探して行く時代(個人史)のなか、近所の竹材店で竹を衝動買いしてしまった。いやー、欲しかったんだよ竹。お店のおじさんがすごく親切で、叩いたり擦ったりして遊ぶのをおもしろがって付き合ってくださった
来月後半のNOONで使う素材にと思って買ったけど、嬉しくてぺちぺち叩いてたらたまらなくなってきたので、大急ぎで作品に仕上げて明後日東京に持って行くことにした。竹そのものの響きに焦点をあてた、エコータワーの竹バージョン。名前はまだ無い
投稿者 umedatetsuya : 19:15 | コメント (0)
2005年09月26日
bend++
bend Anything! 何でもベンドしてみよう!
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僕は10月1日の『12:00〜14:00 魅惑のbending:bending入門ワークショップ』でおよそ90分前後のワークショップを、2日の『15:00〜17:00 スーパー・ベンダーズ—bendingの鉄人』で20~30分前後のパフォーマンスを行います
ワークショップは定員制と聞いてますが、サイトに記載が無いので会場か関係者に連絡すれば大丈夫だと思います。あるいは直接僕にメールで連絡ください。ホームページのcontactにアドレスのリンクがあります。音霊のオーケストラをやる予定です。誰でも参加できるのでお気軽に
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「ベンディング」とは、身のまわりにある既成のものを改造して、そこから新しい音や光を生みだすことだ。改造するものは何でもいい。電子回路を改造すればサーキット・ベンディングだし、スピーカーを改造すればスピーカー・ベンディング。ファイルを改造すればデータ・ベンディングで、プログラムを改造すればソフトウェア・ベンディングだ。人間を改造してしまえば、それはきっとヒューマン・ベンディングと呼ばれるだろう。重要なのはベンディングによって、それまで隠されていた未知の機能を発掘し、そこから予想外の使用法を発見したり、新たな意味や美学を創造することだ
◇主催 町田市立国際版画美術館
◇参加大学:多摩美術大学、東京工芸大学、東京造形大学、武蔵野美術大学、IAMAS
○第一部 レクチャー/ワークショップ/コンサート
◇2005年10月1日(土)〜2日(日)
◇10月1日(土)※11時30分開場
12:00〜14:00 魅惑のbending:bending入門ワークショップ
14:30〜17:00 bending天国:bending アンサンブル (事前エントリー制)
◇10月2日(日)※11時30分開場
12:00〜14:00 インターカレッジ bending フェスティバル
・auranoisazzzzz('&"}zz*+!=0)$#'&ΩΩzzzΩ(東京造形大学)
・歌代紘(東京工芸大学)・デブゴンアッシュ(東京工芸大学)
・多摩美術大学 情報芸術コース(サウンド&メディア・アー ト研究室:久保田晃弘、三上晴子)
・武蔵野美術大学映像学科シャルルゼミ(メディアアート)
・The Breadboard Band (IAMAS) ・・・ほか
14:00〜15:00 ドークボットアワー byドークボット東京
15:00〜17:00 スーパー・ベンダーズ—bendingの鉄人
・梅田哲也
・SASW + Asuna
・The Benders (沖 啓介、久保田晃弘、堀尾寛太)
・クリストフ・シャルル ・・・ほか
++
10月7日(金)〜10(月、祝) ※11:00〜17:00に第二部 メディア・インスタレーション展示もあります
詳しくは↓
http://www.geocities.jp/b_e_n_d_2005/
投稿者 umedatetsuya : 14:38 | コメント (0)
2005年09月22日
世界物理年
今年は物理奇跡の年からちょうど100年を迎える世界物理年らしい。物理奇跡の年とはアインシュタインが『ブラウン運動の理論』『光量子仮説』と2つの『特殊相対性理論』を論文として発表し、物理学に大変革をもたらした年のこと。変革をもたらすほど驚異的影響力をもつ論文を全く関係のない3つの分野で同時に発表してしまうあたりまさに奇跡的なわけだが、アインシュタインは僕よりちょうど100歳年上なので、今の僕と同じ歳でこの全ての論文を発表したことになる。んー、、す、、す、すご。でも何がすごいのか聞かれたとこで、ほとんど物理を勉強したことのない僕には何のこっちゃよくわからんというのが本音。アインシュタインはいったい何を発見したの?自分自身のこんな疑問に答えを見出すべく、ワークルームで行われた菊池誠さんの勉強会に参加しました
今日のテーマは『ブラウン運動』。なんじゃそら。聞いたことくらいあるけど、そういえば何のことなのか全然知らない。そもそもロバート・ブラウンというウイスキーみたいな名前のおじさんが発見した微粒子の運動のことをそう呼ぶのだそうで、これを素にアインシュタインは分子の存在を明確にした、というのが今回の講義の内容。顕微鏡を使って確認する事のできる微粒子の運動を観察することで、未確認の分子の存在とその運動の原理から公式まで導き出す。この過程を順を追って解りやすく解説していただきながら、その面白さにゾクゾクした。見えるものを綿密に観察することで見えないものの存在を浮き彫りにするなんて、吐き気がするほどロマンチックだ
こないだプラネタリウムに行ったとき最近発見された観察法により次々と新しい衛星が確認されているという話を聞いたが、この原理とちょっと似てるなと思った。恒星の‘揺れ’から周囲を回る衛星の重力を確認し、揺れる恒星の光を遮ることで衛星の姿を捉えるのだという。万物はその鏡によって姿を確認できると仮定すると、学問や技術や美術を鏡とすることであらゆる世界に足を踏み入れることは可能なはずだ。あとはそれをどうアウトプットするかという話で、これが一番難しいんだけど
投稿者 umedatetsuya : 00:53 | コメント (0)
2005年09月20日
シネマージュ
赤レンガ倉庫、恩田晃さんの『カセットメモリーズ』へ。写真の作品を展示したスライドショーが面白かった。スライドに音声は存在しないが、回転するたびに背後で「カシャ」と心地よい音が鳴る。映写する間はジーっと静寂の音が持続し、また一定の時間が経つと「カシャ」と画が切り替わる。写真はモノクロで、ときどきはっと目が覚めるように色彩が復活したりする。具体的にうまいこと言えないけど、被写体を通して浮かび上がる作家の存在と空間における作家の不在、真っ暗な静寂と隣りの部屋から漏れて聞こえてくる作家自身の演奏が、写真によって切り取られた時間と空間を今は無きものとして、ただ淡々と提示しながら、それとは別に更新されて行く作家の今を並列してみせているような
偶然にも期を同じくして観たヴィンセント・ギャロのブラウン・バニーにもイメージが重なる部分があった。車のエンジンを切るたびに訪れる静寂と繰り返されるイメージに、なんとなく。この映画、音声がとにかく素晴らしいです。スローテンポでじっくりと見せるカメラも劇中にほぼフルコーラスで聞かせてくれる音楽もすごくいいのに、まわりで全然いい噂聞かないのはなぜなんでしょう。最終的に物語に帰結してしまうあたりに勿体なさを感じたけど、とてもいい映画だと思う
投稿者 umedatetsuya : 05:51 | コメント (0)
2005年09月15日
ディープ大阪
今年から新メンバーに誠ちゃんとronさんを迎え、年末に向けて映像の仕事の打ち合わせ
帰り際、若者とおじさんの乱闘寸前の状況に直面し、ヒヤヒヤしつつ通りに出たら今度は2人のおっさんがまさに乱闘の真っ最中。どっちかの連れの女の人がギャーギャーわめくなか「何みとんねんこら!」と言われ、その後寄ったコンビニでは見た目に解りやすすぎる愛人関係の中年カップルがもめるドロドロな現場に出くわし、外に出るとアベックが絡み合っていちゃついているという。様々な人間模様にあふれた帰り道だった
家で誠ちゃんの作ったパパ君主役の映画を見る。パパ君かわいいなあなんて思って見てたら途中で思っきり車に敷かれて死んでしまった。不条理で圧倒的な秩序の前に、あまりにもさくっと死んでしまう引きのショットがすばらしい
あとレンタルで『犬猫』を見た。なんて素敵な映画だ。これは気分いいなあ
投稿者 umedatetsuya : 22:35 | コメント (0)
2005年09月13日
オップ
口チンから教えてもらった北岡明佳さんの錯覚絵が滅茶苦茶におもしろすぎて、画像をラップトップに落として家に帰っても順繰りずーっと見てる。100個くらい。あーアタマくらくらする

宇都宮さんのライブ講義シリーズ化、11月11日(+-/+-)電池の日に第2回めの開催が決まり。中身のハナシも着々と進んでて、今度のテーマは『音楽VSテクノロジー再考』。面白いことになりそう
投稿者 umedatetsuya : 22:46 | コメント (5)
2005年09月07日
セッション
ユダヤジャズ相馬さんが、VJもPVも音楽が安易に想起させるイメージや世界観を映像でいかにぶっ壊すかが面白いという話をしていて、共感すると同時にそれを貫くにはすごく勇気がいると思った。セッションでも作品でも共同で作業する場合「合わせる」意識が沸くのは当然で、合う瞬間に立ち会った地点で記憶の断片と重なって「理解した」という意識も働くと思う。「合った」ところからたくさんの美しい瞬間が生まれて、人の記憶のなかで消費される。「合わせる」からこそ共同作業の意味があるとすれば、「合う」瞬間にこそ実感もある
反対に合わせないという強い意志でやれば合わないのかというとそうでもなくて、合ってしまうことは自然に起こるし、特に極端なものであれば案外記憶と照らし合わせて対極やその周辺の予測も付けやすく「記憶に合わせる」という言い方は出来たりする。まあ合わせるの定義は人それぞれの解釈によって差があるだろうからおいといて、一番シンプルな解釈に「同期させる」という意味があると思う。たとえば映像と音のコラボレーションで視覚と聴覚を合わせる場合、タイミングを同期させることは最もキャッチーな試みだろうけど、「あ、今同期してるな」という感覚や「全く同期してないな」という感覚の享受だけに試みの焦点を当てるとしたらなんてつまらない。もちろんそれだけではなくて「合わせる」の成分グラフにはもっともっと深い漠然とした何かが、言語化できないまま無数に散らばっている。だから多くの実験や挑戦も批評も可能なんだと思う
僕がヨーコさんとやってるプロジェクトでは、ヨーコさん(の動き)がまんま音声変換されているにも関わらず、音と動きとでタイミングが合わない。同期させようという意志を持っても、なかなかそうならない。電波の状況でまれにバシッと決まる瞬間もあるけど、30分動いてほんの数回でしかない。要するに視覚と音との同期を目的にするとめちゃくちゃやりづらく、そういう意味では構造上ヨーコさんの動きにとって僕の演奏はノイズにしかならないし、僕の演奏にとってヨーコさんの動きはノイズでしかない
水谷さんの弾くピアノの弦の上にワイヤレスマイクをばらまいて、拾った振動をまたピアノに伝えて最終的な弦の振動を記録するということもやった。ピアノを演奏することでマイクが振動するのだから完全に同期した音が鳴ることを予想しがちなのに、タイミングはバラバラで、箇所によっては演奏を妨害しているようにすら聞こえる。全く別個の音として自立しつつ邪魔しない状況なんかもあって面白く、この辺からまた新しい「合わせ」方が見えるかもしれない、なんてなことも思う
用意された状況が及ぼす直接の作用ではなく副作用として生まれる何かに焦点を当てることは、ひとつのテーマでもあり、作品を越えてもっと細かい日常の観察における主題でもある。作為的でない音と、作為的でない未然のドラマ(っぽいもの)と、これを準備する工作と。意志を離れた偶然性のなかで結果的に自分も存在してしまう、みたいな、なんかそういうこと
投稿者 umedatetsuya : 16:37 | コメント (2)
2005年09月05日
ブルーハーツだ!
思春期より、階段を上るときや風が強い日などに女の子のスカートを覗けないことに疑問を抱き続け、最近その原因が背が高すぎることにあると気づいた宮本くん(つまり女子高生好き)とリンダリンダリンダを観る
これはもう面白い。なんかいい。ボーカルのぺ・ドゥナとベースの子がすごくいい。ドラムの子の岡江久美子のような昼ドラ演技も、こういうべたべたな設定だからぎりぎりセーフ。ヒロトの弟が先生役で出てる。歌うまで全然気づかなかったけど湯川潮音も出てる。監督の山下さんて、全然面識無いけど実は大学時代の先輩だったりする。卒業制作のどんてん生活もすでに独特の空気観が出来上がっててすごく面白かったな
投稿者 umedatetsuya : 23:32 | コメント (2)
2005年09月03日
アンサンブル・ゾネ
海で拾った小石を一晩かけて選り分けして、竹編みの筒に入れるとこから始める。ゆっくりモノを考えて、外へ出てぶらぶらして、イメージして、材料を揃えて、またイメージして、手先と頭の中とで作品を組みたてて、完成をみないうちに会場入りして、あとは現場でできるところまで。本番は自分自身をまずびっくりさせることを忘れないのだ
今回のセットは現場で組む要素が多いため、荷物がコンパクトで小さめの段ボールにまとまってしまう。でもいざ出発の段階であまりの身軽さに不安になって古株のタワーを1個だけ持ち出すことに
地面の振動を拾い、圧着でアルミとステンレスのボールを振動させる。さらにそこへ電極を通してアルミを張らせることで小石をころころ動かしたりピンと跳ねさせたり。タワーを持ってったのも結果的には良かったと思う。本番中はほぼ何もせず座ってただけなので、それぞれの鳴りにヒヤヒヤしながらも発見あり
全体としては、あまりピシッとしてなくて良かったと思う。地面に座ってたこともあって、踊りの迫って来る息づかいや素振りで起こる風をばしばし感じる。稲田さんも信記さんもキレの良い動きに対してべったり音をのせるようなことは決してしないし、ばらけて生音で粒の立ち方が心地よかった