2005年04月24日
kid
今回のツアーは途中でキャリーが壊れて無理な運搬をしていることもあって、各地でスピーカーが死んでいく傾向にあるようだ。僕のスピーカーはもともと真っ当に機能するものは1つもないので、音具としての使い勝手がなくなった地点で何の意味もなさなくなってしまう。でも、使えないものをひいひい言いながら運ぶのもどうかと思うので、昨日から磁石付き灰皿として物販コーナーに置かせてもらうことにした。一個300円。
昨日までとは違うことを試してみたかったので、秋葉原に行ってパーツ屋さんを物色。あらたに適当なサイズのウーハーを購入し、早めに今日の会場であるキッドアイラックに行ってカスタム。ザヴィエと宇波くんと一緒に演奏してきた感触を踏まえて、出来たての新作を導入しつつ、いらないものはバッサリ省いて切り捨てたセットを組むことにした。初めて行ったキッドアイラックは思っていたよりも小さなスペースだったけど、天井が高く足場もあって僕にとっては使い勝手が良く、何よりも音の響きが素晴らしい。高さと場の鳴りを意識した音の配置でセッティングを済ませる。ザビエと宇波くんもおのおのに自分の指向性を意識したセッティングを施し、これまでと同じく中心に3人が顔を合わせて座る。相手のことを一切無視した自分勝手なサウンドチェックをしながら、今日はすごくいい演奏が出来そうな予感がしていた
まずはザヴィエと大友さんのデュオから。ザヴィエのクラリネットを見るのは初めてだけど、あらためて彼が効果としての生音というか、現象として聞かせることを詰めてるような印象を持った。彼はCDの作品もそうだけど、演奏に対するアプローチが独特で面白く、話をしてキャッチしあえるポイントも多い。座ったまま音質や位相を変えてしまうクラリネットを見てあらためて、彼が彼のスピーカー奏法に向かうのも理解できると思った
ほんでスピーカートリオ千秋楽。脳内きれぎれ。その場でやれること、やりたいことを明確に掴んで丁寧に連打する感じで、それが3人分混ざって表面が混沌としたものやマシーンなものとしてコーティングされたかのような、ハチャメチャでいて惚けていて攻撃的な、そんな演奏。ではなかったか?どうなんでしょう。少なくとも僕は、このツアーでいちばん手応えを感じました。楽しかった
売れ残った灰皿は見に来てくれた恵一くんと八代くんに無理矢理プレゼントしました
投稿者 umedatetsuya : 2005年04月24日 04:06
コメント
投稿者 うなみ : 2005年04月29日 00:52