| 天が開いている 02/06: 矢吹 博牧師 |
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いわゆるリストラ世代の自殺が増加していると報じられています。一昔前なら、五十代は企業人としての総まとめの時期。これまでの努力がいろいろな面で実を結ぶ、悠々の時と考えられていました。しかし今、多くの五十代の方がこれから先のことに不安を感じている、と言うれます。行き詰まりを感じて自ら死を選ぶということになるのです。「団塊受難時代」と言うべきでしょうか。 旧約聖書出エジプト記は、題名の通りにイスラエル民族がエジプトを脱出する出来事が中心です。モーセに導かれてエジプトから出たイスラエルの大集団は、神が彼らに約束したカナンに向けて、荒野を旅することになりました。神は、昼は雲の柱、夜は火の柱で彼らの行く手を導かれました。ところが、大切な労働力であるイスラエル人を出て行かせたことを後悔し始めたエジプト王は、大軍を率いて追跡します。イスラエルの行く手には紅海、背後にはエジプト軍。彼らはパニックに陥りました。進むことも退くこともできないのです。 けれどもこの日、イスラエルの人々は神の驚くような力を体験することになりました。モーセが杖を持つ手を海に差し伸べると、神が一晩中強い東風を送り、水を退かせて、海の中に乾いた道をつくったのです。イスラエル人はその道を通って対岸に渡り、後を追ったエジプト軍は波に呑み込まれてしまいました。 「八方ふさがり」「絶体絶命」「万事休す」「四面楚歌」・・・これらは、行き詰まった状態を表すことばです。確かに、どうしようもないと感じることがあります。しかし、「天」は開かれています。困難なことに心を奪われ右往左往しても、ますます絶望的になるばかりです。 「ひどい!」と嘆く時、一息入れて、目には見えないけれどもこの天地万物を、そしてあなたを創造し、すべてを知り、あなたを愛している神を見上げせんか。あなたのことばで「神様。・・・」と心にあるすべてを訴えてみませんか。 |
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