知っている人は知っている、日本のあらゆる島が載っている辞典のような厚さの本、「SHIMADAS(シマダス)」が6年ぶりに改訂されて7月に出版されていた。98年度版を持っている身としてはやっぱり買っておかねばと有楽町駅前の三省堂に走ったら、最後の一冊が売れなかったのか、ちょっと高級な本をディスプレイする棚に申し訳なさそうに載せられていた。しかし、質素な表紙とは裏腹に、その厚さで存在感を放っている。
このガイドは、日本の有人島・無人島のほとんど全てを網羅している。その数1000以上。ページ数は実に1328ページ。今回の改訂で150ほど掲載する島が増えたが、どれが新しいのかわからない・・・残念。有人島の場合は面積や周囲の距離、人口、世帯数、年齢比率、産業、一年の来島者数といった基本的なデータから、島までのアクセス、見所、島自慢、くらし、島おこし、やど、みせ、みやげ、Uターン・Iターン情報などなど、その島の印象が分かる様々な欄が設けられている。
もちろん、その地域に特化した特定のガイドブックの方が役に立つ情報としてははるかに詳しいけれど、日本の島から島へ、北の果てから南の果てまでを一度に見て回れる唯一無二の本として、その価値は計り知れない。面白いのは無人島の欄で、いつ発見されただとか、いつ人が住み始めてこんな産業があって、でも何年に最後の住人が島を出て無人島に至る、といった記述がしっかりしているのだ。小さな島にも歴史あり、なのだ。
鉄っちゃんは、時刻表を見てあちこち旅に行った気になれるが、この本があれば、部屋にいながらにして島から島への旅気分が味わえる。そのうち南西諸島の小さい島々を渡り歩きたいなあと、今夜もページをめくりながらルートを考えてしまうのだ。
この本が気になる方はこちらをどうぞ。
>> 日本の島ガイド「SHIMADAS」(シマダス)
島には独特の雰囲気がある。
島が好きです。
シマダス、持ってます。
旧版だけど。
どうでもいいような情報が載っていて好きだな。
島の名物おじさん、とか。
ローカルなところが好き。
島を旅する仕事ってないかな?といろんな人に聞いたところ、有力候補は漁船のエンジンを修理する整備屋さん。無人島でない限り船は必ず島にあるから、島に出張して修理する。夜はその日とれた魚でビールなんて最高!でもおれ機械オンチなんだよね。ダメじゃん!
Posted by: そのだ : 2004年09月17日 23:17シマダス、いい本ですよねえ。
日本はやっぱり広いと実感させられる。
そしてかなり旅情をそそられます。
次は神島あたりに行ってみたい。
アクセスも思ったほど大変そうではないし。
初めまして〜。トラバさせていただきましたが、ミスにより3回もやってしまいました!ご迷惑をおかけし申し訳ないのですが、2回分消去してください。本当に申し訳ありません。
Posted by: みのる : 2004年12月07日 04:31