2004年03月02日

それはもううれしい

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7年の月日を費やした努力が報われた瞬間とは、こういうことをいうのだろう。我らが「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」のアカデミー賞11部門受賞は過去最多であり、ノミネート11部門全てを受賞という、これも史上最多のおまけまでついての快挙である。

さすがのピーター・ジャクソンもこの日はちゃんとしたタキシードでキメてきたが、例えばいつものように裸足だったらさぞかし面白かったのになあと意地悪く思ったりもする。

思えば原作ファンを15年ほどやってきて、映画化の話を知ったのが四年前。最初は本当に半信半疑どころか「納得のいく映像化は絶対無理!」と悲観的だった。それが少しずつ写真やら映像が見られるようになってきて、「これはひょっとするとひょっとするかも」と期待値がじわじわと上がり始めた。

そんな時にたまたまはまげんもかなりの原作ファンだというのを知り、お互い今まで一人で原作ファンをやっていた孤独に終止符が打たれることになった。そして二人して第一部「旅の仲間」の封切りを心待ちにしたのだ。

封切られた映画の中には確かに「中つ国」は存在した。それだけで今までの不安は吹き飛んだも同然だった。

その後は劇場に5、6回足を運んだり、気乗りしない人を見に連れて行き、今まで「読んでもすぐ挫折するだろうから」と勧めさえしなかった原作本を色んな人に読ませ、集まって指輪談義に花を咲かせるなど、まさに映画効果は絶大だった。

「王の帰還」も突っ込みどころは沢山あるが、そんなのが小さいことに思えるほど、素晴らしい完結編である。辛口で知られるアメリカの主要メディアの批評を集めた映画サイト「ROTTEN TOMATOES」では、素晴らしいとする評価が「197」そうではないとするのがたった「9」だった。そうではないとする理由のほとんどが「長い」だ けだっというから内容については文句のつけようがなかったといえるだろう。

たかが映画なのだが、監督や脚本家、美術スタッフ、編集などなど、スタッフの名前までを覚えた映画は、きっとこれが最初で最後だろう。そうした名前を知っているスタッフがオスカーを手にしているのを見て、それはもう、自分のことのようにうれしかった。さあて、祝杯だあぁ〜。

投稿者 いづやん : 2004年03月02日 01:54 | トラックバック
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