2003年07月10日

ハシ

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箸を新調する。別に何がどうしたというわけではないのだけれど。有楽町MUJIに行ったら、新しい器のラインナップと器に関するエピソードをまとめたパンフレットが置いてあって、その本の、指の長さと箸や器の関係を説明しているページに目が留まった。人差し指と親指を目一杯広げた間の長さを一咫(ひとあた)というそうだ。箸はその一咫と半分、つまり一咫半が丁度いい、とか、一咫はだいたいその人の身長の1/10になるらしいといった話しが載っていた。実際に測ってみたら、確かに広げた指の間は16.5〜7センチくらいだった。そうした人の体を基準とした単位から、器の大きさの必然を説明するというのが、忘れていた日本のココロを教えられた気がして、つい新しい箸を買ってしまったというわけ。まあ、感化されやすいと言えば、言うがいいのさ。

投稿者 いづやん : 2003年07月10日 01:14 | トラックバック
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