2003年06月11日

良い写真とは

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土曜のチャットできょうけんと話しをしていたとき、「どんな写真が一体良い写真なのか」という話題が出た。もちろん、人それぞれ捉え方が違うので一概には言えないけれども、オレに写真を教えてくれた人(師匠と呼んでしまうにはあまりにもおこがましい今の我がていたらく)が、「物語を感じることの出来る写真」と言っていたのを思い出した。例えばある写真を見て「あ〜、これが写ってるね」と思って終わり、なのはあまり出来た写真ではない、ということだ。「これはこういうことなのかな」とか「これはここからどうなっていくんだろう」といった、画面の外や流れていく時間に自然と思いを馳せられるものが良い、というわけだ。

そう考えると、風景写真、というのは実はとても難しかったりする。一枚の風景で人をうならせるのは「見る目」と「撮る術」の両方に高い技量が必要なんだと今さらながら痛感したりする。人物やスナップ写真が簡単とはいわないけれど、対象に動きを作りやすい分、物語を持たせやすいのかも知れない。それにしてもこのサイト、そんなスナップを載せているけれども、どうにも「物語のある」写真が少ない。これからはもっと考えてシャッターを切りたいもの。

・・・それはそうと、この話しをきょうけんにしたら、「なるほど、ようするに写真を見て、妄想するか、しないか、の違いね」と言われた・・・いや、そうかもしれないけど、違うような気も・・・(笑)

投稿者 いづやん : 2003年06月11日 02:08 | トラックバック
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